満身創痍の英雄伝   作:Masty_Zaki

64 / 99
結構変化しています。


霧と影

 視界を塞いでいた霧が少しずつ晴れて、段々と周囲の風景が色彩を取り戻していく――これは夢なのだと清隆は気が付いた。

 古臭い屋敷が見える。その屋敷の門を潜り抜ける二人の少女。この夢は、昨日と同じ人物の夢だろうか。そこにいたのはその夢に出てきた少女と恐らく同じである。生憎同じように輪郭がぼやけていてはっきりとは分からない。

 屋敷の中は埃が被っているものの、そのつくりは結構豪華なものであった。天井には破損したシャンデリアがぶら下げられてある。もちろんそれは既に光を失ったものである。

 二人の少女は何かを示し合わせたように頷き合い、一人は階段を上って上の階に、もう一人は階段を上らずに正面に続く廊下を進んだ。

 階段を上がった少女の方についていくと、周囲を慎重に見渡しながら廊下を歩いていく。懐から棒切れのようなもの――恐らく魔法使いの扱うワンドだろうか――を取り出して、ゆっくりと廊下を歩いていく。その様子から察するに少女は魔法使いであると推察できる。恐らくは魔法に関するトラブルを処理する役職の魔法使いではないか。

 ゆっくりと先に進んでいく。そして、長い廊下にある無数のドアの内の一つ、その前で立ち止まっては、ワンドを構えて光を放った。

 同時に、ドアが光と共に爆散した。ドアに魔法的なロックがかかっていたのを強引にこじ開けたのだろうが――中には目的の人物と思われる女がいた。

 

「――――」

 

「――――――」

 

 何かを会話している。しかしやはりその会話の内容を窺い知ることはできない。ノイズが音声の邪魔をして聞き取れないようにしている。

 登場人物の輪郭がはっきりしない、声が聞き取れない、この二つから辿り着くことができる仮定の一つが清隆の脳裏に思い浮かんだ。

 恐らく、この夢を見ている人物は過去の記憶を失っている。だからそこに誰がいたのか思い出せない、その会話の内容と声を思い出せない。しかしその事実があったということだけは、自分の記憶の奥底に閉じ込められている。

 記憶がない――清隆の知る人物で該当するのは、十一月頭にリッカの手伝いで駆り出された時に出会った少女、さくら。彼女は自分の名前すらも思い出せず、唯一の手がかりは手に握っていた桜の枝だけだった。

 しかし、恐らく彼女の夢ではない。登場人物の三人の少女の内、彼女と同じくらいの小さな体躯をしている少女はいない。魔法使いは見た目と年齢が合致しないケースが多いが、しかし肉体年齢が遡行することはない。記憶を表す夢とは必然的に過去を写し出すものであるため、さくらがその三人の内誰かであるということは考えにくい。

 だとすれば誰だろうか。

 しかし、考えている内にまた視界がぼやけていく。夢の主が夢から覚める。

 少女がワンドと思われる棒切れを突きつけている映像が次第に遠ざかっていった。

 また、朝が始まる。この夢の主は、一体どのような過去を持ち合わせていたのだろう。

 また夢を勝手に覗き見てしまったことを密かに謝罪しながら、清隆はその夢から浮上していった。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 どっかりと椅子に腰を下ろしたリッカは頭を抱えて唸っていた。

 対して椅子浅く腰掛け、もたれるように座って枕代わりに腕を後頭部で組んでいるクー。彼は今、リッカに呆れられ怒られていた。

 理由は二つ。一つは昨日頼んでおいた(押し付けておいた)仕事を何の断りもなく放置して退散、巴の追跡を振り切ってどこかに逃げ隠れしていたことによる作業の遅延、もう一つは無論、今朝の騒動であった。

 早朝から登校する生徒のいる中で乱闘の騒ぎ、普通の喧嘩なら単純に誰かが押さえればいいだけの話だが、片方が『八本槍』である男である以上、口を挟むわけにもいかず、物理的に鎮圧するなどどう足掻いても不可能だ。

 そして、『八本槍』が巴と乱闘したということ自体は大問題だが優先して責任問題を問うところではない。むしろ今リッカが唸っているのは、その後に巴を押し倒して性的な意味で襲い掛かっていたという話が出ているということだ。

 ここはあくまで王立ロンドン魔法学園、すなわち教育機関である以上、道徳的価値や貞操観念にも正しい方向にとは言えないが、少なくとも人道を外れた方向に向かわないように指導してやるべき場所である。そんなところで公衆の面前で男が女を力で捻じ伏せ襲うなど大問題にも程がある。その場では巴がすぐに生徒を散らしたから大事には発展しなかったが、実際各教室ではその事件で話題は持ちきりだった。

 

「うるせーな、全部そっちのせいだろうが。仕事押し付けたのもそっち、突然攻撃してきたのもそっち、マセガキが誘惑してきたのもそっち、平和的解決に努めたことを褒めてしかるべきだ」

 

 早朝から槍や刀を振り回して剣戟の音を周囲に響かせ火花を散らしていることのどこが平和的解決なのだろうか。人が死ななければ平和なのだろうか。やはりバトルジャンキーは思考回路がおかしい。リッカは説教を半分諦めかけた。

 

「誘惑したと分かっていてあそこで背を向けたのか。つまり私は振られたのだな。嗚呼寂しき哉」

 

 大袈裟に嘆くようなポーズをとりながら場を掻き乱していく巴。相変わらず面倒なことをする女である。

 先程まで同じようにリッカから小言を言われていたにも拘らず、今ではケロッとして馬鹿にするような笑みを浮かべていた。この裁判において被告はクーのみである。

 

「ともかくだ、今日は俺様は他に用事があるんだよ」

 

「用事って?」

 

 クー・フーリンとて『八本槍』であり公的な存在である。たまには、そうたまには忙しくなることもあるだろう。しかし、『八本槍』としての任務がある時は事前に学園長であるエリザベスから生徒会に通達があるはずである。この時点でクーが生徒会に飼い慣らされていることには反論できないと思われ。

 何にしろそう言った事情がある以上、つまり私的な用事があるということになる。だからシャルルが口を挟んだ。

 

「生徒会の仕事でもなく、『八本槍』の仕事でもない私的な用事って何ですか?」

 

「フラワーズの手伝いだよ」

 

「はぁ?」

 

 クーから出てくるとは思えない喫茶店の名前が出たことに、リッカは心底呆れた。リッカはクーがあまりフラワーズに赴かないことも、増してフラワーズに誰か特別な知り合いがいるという訳でもないことを知っている。

 しかし何かを言おうとしたリッカはクーの表情を見て、彼の平然とした態度に何か理由があるのだろうといち早く察した。伊達に長年同じ時を過ごしてない。

 

「昨日巴から逃げる時にフラワーズに隠れようと思ってな、ちと立ち寄っていればなかなか混雑しててな、身も隠せるし折角だから手伝ってやったんだよ」

 

 そこで、実際に対面して話したことはないものの存在だけは知っている葵との出会い、そして自分は厨房に潜んでオーダーを上手くさばいていたことを簡潔に話す。

 どれだけ混雑していたかは知らないが、そのことを話している時のクーの満足そうな顔を見るに、それなりに多くの人数を相手にしていたに違いない。そしてリッカは気が付いた。

 

「え、あんた料理できるの?」

 

 目の前の、まるで戦うことにしか興味がない思考回路が明らかにおかしい戦闘狂。その右手に包丁を持ってエプロンを腰にかけて食材を捌く――まるで想像できない。

 どちらかというとその包丁を振り回してならず者を片っ端から料理して建物を挽肉と人血の残骸(ミックスジュース)で満たしてしまうところが頭に浮かんで離れない。

 

「あ、知らなかったのかよ」

 

 さも当り前だと言わんばかりに不思議そうな顔をしているクーに、シャルルも巴も唖然として動きを止めた。二人とも完全停止して視線だけこちらに向けている。

 

「いやぁサバイバルしてるとたまには贅沢したくなるんだよ。少ない食材でいかに豪勢なもんが作れるかってな。川魚とか手に入った時はそりゃもう何を作ろうか小一時間悩んだね」

 

 なるほどだから知らない訳である。リッカもジルも彼と共に生活していた時はほとんどサバイバルをしていない。強いて言うならシャルルの家に泊まる直前の数日程度だ。それ意外は基本的に二人がクーに衣食住を提供する約束であったのもあり、クーが料理をするところを今まで一度も見たことがない。無論、風見鶏は衣食住が全て完備されているので、全くと言っていい程料理をする機会がなかったという訳だ。

 

「も、もしかして、あたしより上手かったりする?」

 

 困惑した表情でクーを見ているシャルル。しかし周りは全員シャルルに視線を向けて首を横に振っていた。

 

「シャルルはね、その、ほらアレだ、ちょっと人とは違う感性してるから料理も独特なのよね。時代を先取りし過ぎているというか――」

 

「はっきり言っちまえよ。テメェはヘタクソだって」

 

 シャルルは料理が下手である。いや既に下手という次元を超えているというか、そもそもそれが料理という言葉で表現できるかどうかも怪しいところである。

 食べ物としての色をしておらず、泡の出方は妙に不自然でねっとりしている。一般人のイメージ上の悪い魔女が作るような体に悪い薬を作っていると言われた方がよっぽど納得できる。

 しかしそんな代物を、シャルル本人が食べたところで美味しいという。見た目が明らかにおかしいのに美味いとはこれいかにと思ったリッカとクー、ついでにジルは彼女の料理という名の危険物を口に運んだところ、毒物その他に耐性があるクーは二日寝込んだ程度で済んだが、リッカとジルは二週間近く高熱を出して寝込んだ。うち初めの二日程は気絶して目を覚まさなかった。そんなほのぼのしたワンシーンがあるくらいである。

 

「ね、ねぇ、今度私たちにも作ってくれない?あんたの料理の腕、女としては気になるわ」

 

 急に態度を変えたと思えば、近くまで来て物凄い剣幕で胸倉を掴むリッカ。お互いに吐息が感じられる距離にいるが、しかしそんな青春ムードを感じていられるような雰囲気ではない。

 

「ケッ、嫌だね。なんで俺様がテメェらに施すんだよ。作りたい時に作る、それだけさね」

 

 結局説教の内容からかなり話が逸らされているような気もするが、しかし既に話題はクーの料理の腕前でいっぱいである。偶然にも小言から脱出できたことには彼にしては運がいいことだったが、しかしその時シェルに連絡が入った。

 

「もしもし?」

 

 こんな時に呼び出しを食らうとは気分が悪い。口から出た声は低く不機嫌なものだった。

 

『緊急事態です。地上に出てきてください。事情は後で説明します』

 

 聞こえてきた声は、『八本槍』の纏め役にて、騎士王の二つ名を持つ女性、アルトリア・パーシーのものだった。彼女が緊急事態と表すのなら放ってはいけない。

 だるそうだったクーの表情が真剣なものになる。その表情を見た周りの人間はすぐに重大な事件だと察した。

 シェルを閉じたクーは力強く立ち上がり、脇に置いてあった槍が入っている筒を肩にかける。

 リッカはすぐにクーが通れるように道を作った。

 

「何が起きたのかは聞かないわ。しっかり働いてきなさい」

 

「無論だ」

 

 リッカに返事をした後、急ぎ足で生徒会室を後にした。シャルルが窓から外を見ると、人にあるまじき速度で空中を跳躍し飛翔するクーの姿があった。

 そしてその姿は、小さな点となってどこかへと消えた。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 黒、黒、黒。

 その視界に映るのは、いつものロンドンの風景に墨汁を落としたかのような黒の風景。そしてまるでそこから滲んでいくような猛烈に濃い、むせるような霧。

 蠢いていた。数多の人の形を成した黒の化け物。

 

「こいつは……」

 

 ウエストミンスター宮殿屋根上からの光景。

 魔法というものをたくさん見てきた。リッカも使っていたし、ジルも操っていた。その程度では驚くことすらしなかったが、しかし、これは――

 魔法などと言う生易しい現象ではない。悍ましく、恐ろしい。見ているだけで、その存在を感じているだけで気分が悪くなる。

 すると、ウエストミンスター宮殿の正面から光が走った。一直線に光が迸り、そこにいた黒い人影が纏めて消滅する。その光の前に立っていたのは、クーどころかロンドン市民ならだれもが知る少女の姿だった。

 彼女がこちらを見つけ、そして急いで跳躍し隣に降り立った。

 アルトリア・パーシー――『八本槍』の一人にして、騎士王と呼ばれる少女である。

 

「突然、このロンドンであのような黒い影が大量に闊歩するようになりました。原因正体共に不明、人に触れると何かしらの条件でその人物が昏睡状態に陥るようです」

 

 そして、クーも感じている通り、今ここには人避けの結界が張られてある。同時にこれだけの大量の影が集まっているということは、アレをここにおびき寄せるための策を講じているのだろう。

 

「緊急措置としてこのような方法を取り、次第に沈静化しているのですが、いつまた増えるか分かりません。あなたには、少し力を貸していただきたい」

 

 なるべく人のいない空間を結界によってつくり、そこに黒い影をおびき寄せて殲滅する――悪くはない手だがしかし後手後手の戦法である上に範囲が拡大すればそれだけでこの作戦は破綻してしまう。その前に次の策を講じなければならないが。

 しかしクーにとってそんなことなど無用。槍を振るう相手がいるのならそれだけで構わない。おまけに今回、訓練でもなく手合せでもなく、全力ではしゃいでいい相手だ。

 ふと、口元が綻んだ。

 彼の微笑をみたアルトリアは呆れるように苦笑いを浮かべた。

 

「ほどほどに、お願いします」

 

「言われなくとも――!」

 

 ウエストミンスター宮殿の屋根上を力強く蹴り飛ばす。軽く罅が入ったような気がするがそちらに構っている場合ではない。

 着地と同時に前方半周振るった槍が力強く唸りを上げる。強烈な圧が黒い影を薙ぎ払い消し飛ばした。

 

「手応えねーな」

 

 少々がっかりしながらも目の前の有象無象を見据える。

 正面に槍を構え、飛び出した。

 黒い景色の中に紅い閃光が瞬く。一つ、二つ、確実に黒い影は消えてゆく。

 背後から強烈な魔力を感じる。周囲の敵を無視しつつ上空へと高く跳躍し背後を確認した。

 

「≪約束された(エクス)――」

 

 アルトリアの握る聖剣、エクスカリバーが周囲から光を集め熱く光り輝いている。

 まるで一つの恒星がそこで全てを照らしているかのような圧倒的な力。そして次の瞬間には、アルトリアが剣を振り抜くと同時に陽光の斬撃が景色を焼いた。

 

「――勝利の剣(カリバー)≫!」

 

 上空からでも分かる強烈な威力。いくらクーでもアレを受ければひとたまりもないことはすぐに察することができた。

 直線攻撃故に単純に避けることは楽勝だろうが、彼女の剣術の中に織り込まれた時には既に光に飲まれているかもしれない。

 そう考えれば体の底から――熱く漲ってきた。

 

「何だよあんなの使えるなら早く言ってくれよブッ倒し甲斐があるじゃねぇか!」

 

 しかし今の敵はそちらではない。焼けた地面に着地すると同時に再び地を蹴り黒い影を蹂躙する。

 黒、黒、黒。

 その黒は一向に姿を消すことはない。斬っても突いても薙いでもなお、その姿を現す。

 群れを作ろうが大したことはない、しかし地面にぶちまけたバスタブ一杯の米粒を一粒一粒バスタブに戻すのは非常に時間のかかる作業だ。アルトリアの光の斬撃でさえワイングラス程度の力にしかなり得ない。

 ひたすらに直進していたクーは、ついに敵の軍団の切れ目を見つけた。

 黒い影の方位の外側、そこから見る景色はまさに圧巻だった。国の象徴となる建物であるウエストミンスター宮殿が黒く染まっているようにも見えてしまう。

 ふと、視線を後方から感じた。振り返ってみると、背後には彷徨うようにふらふらとしている黒い影。集団と離れてはいるが、一応ここに呼び寄せられているのだろう。

 そしてもう一つ人影。そちらは人として、そして洋服としての色彩を保っていた。何かしらの切欠でここに迷い込んだのだろう。

 黒い影が人間を襲っているような構図にも見える。クーは頭を掻きながら右手だけで真紅の槍を軽く投擲した。視界外から襲われた影は、槍に貫かれて消滅、槍はそのまま建物の壁に突き刺さり停止した。

 

「おい、そこの、無事か――って」

 

 接近して安否を確認しようと思えば、そこにいたのは見知った少女だった。

 栗色のショートヘアに赤いリボンの小さなサイドテールで飾り、白い長袖のブラウスの上に同じく赤を基調としたチェック柄のワンピーススカートを着て、地面にぺったりと尻餅をついている少女は。

 紛れもなく、陽ノ本葵その人だった。

 

「た、助かりましたー……」

 

 先程まで黒い影に絡まれて強張っていた体から緊張が解れて力が抜けていく。

 クーは周囲の安全を確認し、殲滅作業をアルトリアに丸投げして葵に問いかけた。

 

「何でこんなところにいるんだよ?」

 

 人避けの結界が張られてあるこの中で人がいるのは基本的にあり得ない。あるとすれば最初から結界の中にいたということか。

 よく見れば、葵の足元には紙袋とその中から転がっている果物などのいくつかの食材が目に入った。ついでにふらっと真紅の槍を回収しておく。

 

「えーっと、フラワーズの買い出しに行って戻ってきたところを、急に黒い影のような人たちに出くわして、会わないようにあれやこれやと遠回りしていたらこんなところに……」

 

 そして運悪くここに来て徘徊していた黒い影の一つに目をつけられて絡まれていたところをクーに助けられたという経緯だそうだ。

 一応王室直属の騎士ということになっている『八本槍』の一員としては、一般市民の安全を最優先にしないといけないという小言はアルトリアやエリザベス、そしてアデルからも耳にタコができるくらいに聞いている。

 

「あんま柄でもねぇが――」

 

 昨日彼女をお姫様抱っこした時と同じように肩と膝裏を抱えて、そして空へと飛び出した。

 

「騎士は姫を守らないといけないんだとよ」

 

 葵は瞼を力ませ目を閉じている。

 相変わらずこの跳躍の初速度には慣れないようだが、しかし脚力も尋常ではないクーならばこれくらい普通である。体感速度はテーマパークのローラーコースターの最高速度を軽く上回り、それによる風の圧力は想像を絶する。

 葵にはこの速度が続く限り我慢してもらわなければならなかったが、無事にウエストミンスター宮殿から、地下の風見鶏に送り届けることに成功した。




シャルル・マロース
保有スキル 料理の天災:C
作った料理を食べさせることで相手にダメージを与える。死に至らしめる程の毒性や刺激は持たないが、屈強な戦士や高レベルの魔法使いを昏倒させる極めて高い危険性を誇る。

ちなみにAは人を殺す。EXとか多分その料理の不味さで地球がヤバい。料理の不味さが引き金で世界大戦とか始まるかも。
多分初代メインヒロイン朝倉音夢もCに相当。見た目は美味しそうなのに味は地雷級。主人公純一曰く、暗殺家業の人が秘密裏に取引してきそうな代物。Ⅱの由夢は見た目からアレで食べても一日で回復できるようなのでDからEくらい。初音島るる姉は味はとことん悪いが気絶するほどではない。そこまで高いものではなく多分ランク適応外。
AとかEXとか他の作品でいるのだろうか。Aはどこかにいそうですね。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。