『7月6日 ALO内 央都アルン』
はい、皆様どうも。オリジナルレースですよ………ん?何故オリジナル?………オリジナル展開タグあるでしょーが。
つー訳で、オリジナルレースだお。作者の妄想たっぷりだから覚悟決めとkるびんッ!!!
「バカやってないで行きますよマスター。解説貴方でしょーが」
「つつつ………だからつって、殴るのはねぇだろ」
「マスターが準備しないからでしょ。はい、さっさと行った。今回は私も参加しますからね」
「おーkaimu、頑張れよ。このレース『妨害はアリ』だしな」
「ルールは既に把握済みです。マスターみたいに寝て話聞いてないよりかマシですよ?私は」
「………おい、今すぐセーブモードにされたいか?」
「そん時は自らアクティブモードにして、マスターからの命令を効かない様にします」
「………そうかい、なら今すぐお前殴るわ」
「どうやっtンペストッ!!!」
kaimuの頭に『エンペラー』撃ちました。流石にAI、しかも俺の記憶持ってるから簡単に殺られたりはしないだろうけどよ。
「………危ないですねぇ。弾丸掴んでなかったら死んでた」
「いや弾丸掴むって何よ?一応弾丸もスタンドなんだけど?」
「それは知ってます。では、私は行きますね」
「………なぁkaimu」
「はい?」
「どんな願いを叶えるんだ?」
「………何、それは後でのお楽しみです」
「………そうかい、んま派手に暴れてこい」
「了解せずとも」
そう言ってkaimuはレース開始地点のアルンの入り口まで歩く。さて、kai無双の始まりだねぇ。楽しみだわ。
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~キリトside~
「さぁさぁ!!始まりだヨ!!『第1回!!アルヴヘイム大陸横断レース』開催だヨー!!!」
『オオー!!!』
「司会は猫妖精領主『アリシャ・ルー』!!そして解説は、新たに水妖精領主となったばかり!!『シヴァ』ちゃんだヨー!!」
「うっす!!おらシヴァ!!レースワクワクすっzぶしゃぁッ!!」
急に奇声を挙げたシヴァを見ると、闇妖精領主がシヴァにドロップキックを構していた。
「い、いきなり何ドロップキックしてんだテメエは?」
「何でじゃねぇだろ。どう聞いてもさっきの挨拶あれだろ。悟○だろ、銀魂と同じジャンプ作品何勝手に引きだしてんだテメエは?」
「良いじゃん、銀魂も“ピーーー”ボールのパクリ出してただろ。銀魂でも出てたから使っても良いでしょ」
「良かねぇんだよ!!しかも何で前半ピー音なの!?誤解を招く場所にピー音してどうしたいんだお前は!?」
「えー………マジ?ドミナって何の誤解したのぉ?あ、もしかして………ポケ○ンのゴールデンボール?うっわぁ恥ずかしいww」
「何でお前に笑われなきゃいけねぇんだよ!?つか懐かしいなポケ○ン!!ってか何で態々ゴールデンなんだよ!?普通に金の玉で良いだろ!?」
「皆さ~ん、ゴールデンボールって俺言ったのにコイツは金の玉って言いました~。とんでもない変態がここに居ますよ~」
「俺を指さすな!!つか誤解もクソもねぇだろぉがテメエなぁ!!」
「………ゴホン。さて解説役も紹介したし、早速レース始めちゃお~!!」
『いや待たんかいぃぃぃぃ!!!』
色々と突っ込み所が多いが………先ず言っとこう。
ネ☆タ☆満☆載☆ダ。
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~三人称視点 アルン~
各々の種族がスタートラインに立つ。
火妖精、風妖精、土妖精、水妖精、闇妖精、影妖精、猫妖精、鍛冶妖精、音楽妖精がそれぞれお互いに最初っから火花を散らしあう。その場の空気は誰しも近寄りがたいオーラを放っていたという。
そして、スタートライン上空に1匹の風妖精が旗を持っていた。
「さてさて!!残り後10秒だヨ~!!」
残り時間がカウントされる。次第に緊張感も増え続ける。
そして、最後のカウントッ!!
「ゼロー!!!」
その言葉と同時に持っていた旗を振るう風妖精。
各々が上空に向かって飛んでいく中、たった1匹。たった1匹が言葉を放った。
「ザ・ワールド!!!」
次の瞬間、あれほど大量に居た妖精たちが瞬く間にエンドフレイムとなっていたッ!!!そして、その闇妖精『kaimu』は集団が居た場所から遠く離れて飛んでいた!!その光景に映像を見ていた妖精たちも驚く。
「うおっと!?こ、これは一体どういう事だー!?一気に妖精たちが壊滅状態だー!!しかも、闇妖精のkaimuが既にリードを取っているぅぅ!!解説のシヴァちゃん!!」
「はいはい。呼ばれて来ました。さて、あの一連の行動ですが………すべて幽波紋です」
「何ですとッ!?あの幽波紋と!?」
「はい、正解です。今回kaimu選手は【幽波紋による妨害】を仕掛けています。先程のは時を止めてナイフをジェネレートし、計算してナイフを頭に投げて刺したんでしょうね」
「時を止める!?それって卑怯じゃないか~!!」
「ご心配なく。あくまでも【妨害のみ】、即ち飛行に関してはあの時の1回限りでしょう」
「おおっと、ここでまたもや波乱の展開が起きているぞ~!!モニターチェック!!」
皆がモニターをチェックすると、そこでは風妖精の『リーファ』土妖精の『ストレア』がkaimuを追っていた。
しかし、一向にkaimuに追い付けないので魔法で墜落させようとするも、その魔法が当たらなかったのだ。
その事に苛立つ2人に、kaimuが仕掛ける。
「ハウリングウルフ!!ソニック・ユース!!」
その言葉の直ぐ後、リーファとストレアはダメージを受け出血状態に陥った。
「今度は一体何が起きてるんだぁぁ!!?」
「あれは『ハウリングウルフ』と『ソニック・ユース』ですね。『ハウリングウルフ』は咆哮を衝撃波に変換して攻撃でき、『ソニック・ユース』は所持しているギターを弾くと真空波が起きる幽波紋ですね。つまり2人とも攻撃を受けたんですよ」
「おっと!!何という事だぁぁ!!ついにストレア選手とリーファ選手が脱落ー!!これでシルフとノームは脱落です!!そして、今度はぁぁ!!?」
またもやモニターを見てみると、今度はkaimuにデバフとして暗闇と移動速度低下が追加されていた。
そう、影妖精の『キリト』と『フィリア』がデバフをかけていたのだ。
「よし、何とか上手くいったな」
「勝ってシヴァと~♪ムフフフフ♪」
「中々恐ろしい事を考えるな………ん?何か変だな」
「どうしたのキリト?」
「いや、何か減ってないか?」
「何が減って…………うぇ!?HPがッ!?しかも既にレッド!?」
「あ、俺もだ。これ………終わったな」
2人ともエンドフレイムになった。その場で急に。
そして、デバフの効果が切れ再度本来のスピードで飛行するkaimuの姿があった。
「驚きの連続だぁぁ!!」
「今度は『ソニック・ユース』から『ハイウェイ・スター』に変えてHPを吸いとったな。『ハイウェイ・スター』は匂いで追跡するタイプだから、目が潰されようが意味無いって事ですね。しかも、これで影妖精も脱落ですね」
「………影が薄くなりそうだ」
「傷心の影妖精領主エイドは無視して、モニターチェック!!」
「泣きますよ?」
今度はノーチラスとユナ、ユージーンとクリスハイトが近付いていた。しかし、何処か迂闊に近付けない所を見ると魔法で落とそうと企んでいる。
しかしながら、その魔法も落とされなす術が無かった。
その集団に、突如として接近する5人組。
その5人組は、一気に頭を狙いに定め4人をエンドフレイムとさせた。
その正体は、水妖精の【バーサクヒーラー】もとい『アスナ』、闇妖精の【絶剣】もとい『ユウキ』、猫妖精の【狙撃主】もとい『シノン』と【ビーストテイマー】もとい『シリカ』、鍛冶妖精の『リズベット』だった。
その5人はkaimuに向かい飛行していく。
「ここで共闘だぁぁ!!何とここで、シヴァちゃん率いるギルドメンバーの5人が出揃ったぁぁぁ!!」
「これだと共闘でkaimuを倒すんでしょうね、つまり願いを叶える為に態々」
「でもでも、kaimu選手は余裕だね。だって全部の魔法も弾いてるし、死角からの攻撃も全部避けてるねぇ。同じ闇妖精のユウキ選手は攻撃してないけど」
「あらら、しかももうすぐゴールですよ。速いですねぇ」
「おぉっと!!ここでデッドヒートしているぞ~!!でもkaimu選手の差は縮まらないッ!!」
「おっとここで『マジシャンズレッド』で炎の壁を作った!!そして皆燃えてエンドフレイムです!!」
「という訳で、勝者はkaimu選手に決定だ~!!」
「次回もお楽しみに」
[少し文字数多めで疲れたんだお]