『2025年4月2日』
~シヴァside~
「シノン!!スキル発動を!!ストレアとキリトは双方からの攻撃を同時にパリィ!!アスナは攻撃UPのバフ魔法をシノンに!!フィリアとユウキは周囲のザコ敵Mobにデバフ効果の魔法を使用!!シリカとリーファはザコ敵Mobを排除せよ!!」
はい、皆様どうも。シヴァですよ。今ね、【新生 奇兵隊】メンバーでクエストを行っているんですよ。ついでに……
「ノーチラスは火属性魔法を放て!!ユナは防御UPのバフ歌をキリト、ストレアに頼んだ!!」
『了解!!』
今回のクエストが【ザコ敵従えてる頭がライオンの4足歩行獣を殺せ】というクエストだった。………決してゼル○のライオ○ルじゃねぇぞ。名前も【The Lion King】だもん。………決して劇団○季じゃねぇぞ!!
そんな事は置いといて、皆が指示通り動いてくれています。
ノーチラスも魔法要素のあるALOに来てからは普通にモンスターと戦えているし、ユナも安心しているし。
あ、因みにだが、ノーチラスは『サラマンダー』。ユナは『プーカ』にしたそうだ。んまぁ合ってるしね。
おっと、そんな事より………今度は俺に突進してきたよチクショウ。んま、俺は死の直行便なんだがよ。
【神壊刀・壊無】を居合いの型で持ち、迫って来た瞬間の所を一閃する。
【The Lion King】の唯一固いとされる角は壊れ、額にも大きくダメージエフェクトが出現した。
これまた因みにだが奴さんはHPゲージ3本あるんだが、さっきの俺の攻撃で最初の1本が1/3は減っていたよ。やはり壊無は強し。さて………次の司令と行きますか。
「アスナ!!ノーチラス!!リーファ!!攻撃魔法でザコの撃破!!ユウキはボスに毒のデバフを与えろ!!フィリアとシリカはシノンの護衛!!シノンは弱点を狙い撃て!!キリトとストレアは俺とkaimuがスイッチに回る!!」
『了解!!』
直ぐ様壊無のアクティブモードを移行させ、kaimuはキリトに、俺はストレアの後ろに回る。
そこで俺は新しい刀武器【天下五剣 鬼丸国綱】を装備し、kaimuはこれまた刀武器【柳生の大太刀】を装備してスイッチを待つ。
「「スイッチ!!」」
俺とkaimuは直ぐ様2人と入れ替わり、俺は普通に振り回し、kaimuは通常攻撃の後、刀スキル『朧月夜』を放つ。
それだけでもHPが残り1本で3/4程残っている。
さて、仕上げと行きましょうか。
「総員!!モンスターの隙を見つけしだい攻撃を叩き込めえぇぇぇぇ!!!」
『オオオオオオオオ!!!』
結果 全員がスキルを叩き込んでポリゴンとなって消滅=クリア
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「うーい!!お疲れさーん!!」
『お疲れ様ー!!!』
今ですか?態々ALOのホーム買って祝いですよ。祝い。
どうやら、あのボスはサラマンダーたちが行っても歯が立たない位の強さだったので、一時はどうなるかと思ったが無事にクリアしたんですよ。
っと、それよりも………
「ノーチラスゥ!!戻ってきてくれて嬉しいぞぉ!!」
「のわっ!!総督殿!?」
一応ノーチラスの方が年は上なんだけど、ここでは無礼講だ!!いやー戻ってきてくれて本当に嬉しいんだよなぁ!!
「ユナもありがとな!!ノーチラスを戻らさせてくれて!!」
「いえいえ、幼馴染み「じゃなくてお前らも恋人関係だろ」だから………そのぉ………///」
少し弄ったらユナがうずくまった。ありゃりゃ。
「総督殿、あまり困らせないでくださいよ」
「ん、そうしとくか。結構初なんだな、ユナって」
「ぬぁあああ!!」
あ、ユナが発狂した。誰だ!?発狂させた奴は!?(すっとぼけ)
「お前以外に居るかァァァアア!!」
「ねぶりんどッ!!!」
キリトからの強烈なドロップキックがクリーンヒット!!そのまま地面に倒れ込んじゃったんだお。
「いてぇ………痛くないけどよ」
「お兄ちゃん、さっきのはお兄ちゃんが悪い」
「う~む、お兄ちゃんのせいか。そうか………だが私は謝らない」
「謝れよ!!何さらっとネタに持って行ってんだテメエは!!」
「銀魂要素ですしお寿司」
「もう何でもありですね、この小説」
「アスナぁ!?お願いだからそっち方面には行かないで!!」
「そうですよママ!!」
「ユイ!!ナイスフォr「もう少しボケてください!!」いや、そっちィィィイイ!?」
「相変わらず騒がしいというか………何と言いますか………」
「でもでも、それでこそ【奇兵隊】だよね!?シリカ」
「………そうですね!!ここでは普通ですもんね!!」
「マスター、出来ればもう少し突っ込んだボケをお願いしますよ。例えば………って、そういえば皆さん」
何故かkaimuが皆を呼んで、勝手にアクティブモードになる。その注目はkaimuに集まる。
「知ってました?マスターとシノンさん、別ゲーでs」
その言葉を言い終わる前に、俺はナックル【トンファー】を装備し、シノンは【アッキヌフォート】を装備して、俺はトンファーでkaimuを叩き、シノンは弓矢を1発ずつ放つ。
さしずめ、銀魂で言う武市変○太がボコられてるシーンを想像すれば良し。
「「ふぅ~すっとしたぁ~」」
「な、なじぇ………?」
「当たり前だ。言って良いことと悪いことがあるだろうが、知らねぇのか?」
「知ってて言おうとしました」
「最もタチが悪いわよ、それ!!」
「てか、何でお前が知ってんだよぉぉぉおおお!!?」
「記憶データをちょちょいのちょいと」テヘペロ
再度同じことを繰り返していく俺とシノン。
「………まさかの!!?///」
「ん?リーファどうした?顔赤いぞ?」
「な、何でも無いよお兄ちゃん!!そう、何でもない!!」
「???」
「シヴァとシノンが………アハハヒャハフヒェホフハ#&*@§☆◎」
「フィリアさん!?何か壊れてませんか!?」
どうやら一部の女性キャラには知られていた様です。頼むから忘れてくれ!!思いでは2人で残して置きたいんだよ!!
そんな時、嫌に鳴り響くメッセ着信音。どうやら俺らしいな。
kaimuへの攻撃を止めて、俺はメッセを見る。
「んぉ?領主からの直々ってか」
その場の全員がビックリマークを浮かべていた。どうでも良いので中身を読むと【新生 奇兵隊のメンバー全員で来るように】という内容だった。
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『ウンディーネ領主館』
「つー訳で来たぜ、ブラザー」
「Yeah」
「じゃねぇだろぉぉぉおおお!!!」
キリトからの『スリング・ストーン』が直撃!!ダメージ減らないし、痛くないし大丈夫だわ。
「それよりよブラザー、今度もディスりあい勝負、やってくれるかい?」
「O.K.Here we go」
その合図で領主館の、この領主の間だけノリの良いラップ音楽が聞こえ始めた。
「おーい、お前ら何やってんだ?こんな場所で?」
んなこと聞きませーん。
「Yo,Yo,お前、何時も、遅すぎだ。多すぎ、連れすぎ、かかりすぎ。それより俺の………あ、メイス知らね?」
その領主は後ろに居た御付きにハイタッチをする。
「Foo.Foo.」
「Fooooo!!!」領主に向かってビンタ
「お前も参加するんかいぃぃぃ!!?何これ!?そういう勝負なの!?」
今度は此方の番だ!!
「Yo,Yo.お前こそ、会議、長すぎだ。篠○、猪○、小○、あご○」
「誰ディスってんだ!?長いというより全員顎長い奴ばっかじゃねぇか!!」
「それよりこのメイス、道端落ちてたファキナー!!!」メイスを窓に投げる
「お前が持ってたんかいぃぃぃいいい!!!」
「Oh,NO!!!」
領主は窓から出ていって武器を取りに行きました。
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『約3分後』
領主が帰ってきました。
「へへっ、また負けたぜ。ブラザー」
「何が?俺から見れば2人共敗者なんですが?」
「っと、それより『シー』。何だ?メンバー集めてよ?」
「そう、そこが今回の重要pointなんだよブラザー」
「単刀直入に言うぜ。シヴァをこのウンディーネ領の領主とする。そこで新生 奇兵隊の諸君には新たにギルドリーダーを決めておく様にという事だ」