Side of GGO&ALO   作:(´鋼`)

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デート?………はいはい砂糖rrrrrrr

~シヴァside~

 

「♪~///」

 

「……………」

 

 

………どうして、こうなった?いやね、デートする分には良い訳よ。でもね………さっき昼食べて、その後に………

 

 

「何でカフェ?」

 

「食べたいから」

 

「あ、そうなのね。そーなのか」

 

 

………詩乃ちゃんや、太っても知らないぞ?つっても、この頃は大丈夫なんだろうけど。

 

詩乃も意外にGGOで神経使うのか、リアルに戻った時に見ると少し疲弊している感が見えるんだよね。

 

まぁ、そん時は俺が必ず抱きしめて一緒に寝るんだけどな!!

 

ん?木綿季の事か?木綿季はその時ALOにダイブしてる時が多いな。たまに部屋に入って見られる時もあるけど、木綿季も一緒に寝る場合が多いな。

 

 

「それじゃ、行きましょうか♪」

 

「おっけい♪何を食べようかなぁ?♪」

 

「それじゃあ、食べあいっこする?♪」

 

「おっ、そりゃ良いね♪」

 

 

でも………詩乃の耳に近付いて、少しだけ囁く。

 

 

「でも、詩乃を一番食べたいな♪」ボソッ

 

「ッ!!!///………ぎ、銀~///」

 

「可愛いぞ、詩乃♪」

 

「………んもぉ///」

 

 

詩乃の手を引きながら店の中に入りまーす。いやね、可愛いったらありゃしないよ。

 

 

 

 

 

──────────────────────────

 

 

 

 

 

~詩乃side~

 

………店の中に2人で入り、銀は何時もの通りコーヒーを、私はチョコケーキとカフェオレを頼み、席に座る。

 

席に座った途端、少し離れた席から黄色い声が聞こえる。恐らく銀の事を見て判断しているのだろうが、銀は渡さないわよ。

 

銀は私を愛してくれている。それは事実。だからこそ、他の女に渡したくない。

 

銀のお茶目な部分も、その笑顔も、独占欲の抑えが効かなくなった時の銀の行動も………ここまで来ると重い女ね///

 

しかも、この様子だと私も独占欲が強い様だ。銀を渡したくないという欲求が自分自身でも感じられる。

 

そんな考え事をしていると、銀の顔が近付いていた。目と鼻の先まで。

 

後ろから黄色い声が響く。そんな事も気にせず、銀は私に話してくれる。

 

 

「詩乃、どうしたよ?何か思い詰めてよ」

 

 

どうやら心配してくれていたらしい。この優しさも私が惚れた理由なのだろう。今この瞬間、私の心臓の鼓動は良い意味で速くなっている。

 

 

「ううん、何にも♪」

 

「………そうか?でも何かあったら言えよ?恋人なんだし♪」

 

 

こんな感じに平気で嬉しい言葉を言ってくれるので、私も思わず笑みを溢してしまう。

 

その笑みを見た銀の表情も、笑っていた。

 

こんな銀の全ての表情が見られるのが良い。こんな銀の笑顔が見られるのが良い。こんな銀の可愛さが見られるのが良い。

 

そうこう考えてる内に、ウエイトレスがテーブルに注文した物を置いていく。

 

その時、そのウエイトレスは銀に言った。

 

 

「凄い可愛いですね♪彼女さん♪」

 

 

対し銀は………

 

 

「えぇ。一番の彼女ですよ♪」

 

 

………多分顔が赤くなっているだろう。というか、銀はどんな時でも誰とでも私との関係を包み隠さず言うので、時と場合も考えてほしい事も少し。そのまま全部言ってしまえ!!というのが大部分。

 

そんな考えも通用せず、ウエイトレスは笑顔を向けながら帰り仕事に戻る。

 

銀はコーヒーを手に取り、1口飲む。私もチョコケーキを1口頬張るのであった。

 

 

 

 

 

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会計を済ませた後、何故か入る直前に言われた事を思い出した。

 

何故この時に思い出したのか、それは分からない。だが、思い出して顔が赤くなり、銀の背中で顔を隠す。

 

その事に銀は何も言わず、家に向かい歩き出す。

 

途中、私の目にラ○ホテルが見えてしまうが、銀の歩みは止まらなかったので家に帰った。

 

そして、家に帰ってみたものの誰も居る気配が無かった。

 

また想像してしまったので、また顔を赤くしてしまう。

 

だが、その直後に銀が私の体を掴み部屋まで運んで行った後ベッドに押し倒して覆い被さる様に銀はマウントポジションを取る。

 

 

「詩乃」

 

「な、なに!?///」

 

「………最初に言った事を思い出してたでしょ?」

 

 

バレていた。いや、よく冷静に考えてみれば………

 

 

「態々覚えてもらうように傍を通って良かった♪どうやら、ちゃんと見てくれていた様だし♪」

 

 

………あぁ、そうだ。銀はSだった。つまり、苛めるのが得意で、その気にさせるのも得意。しかも………ちょっと正直。

 

銀は私の耳元に近づき、囁いた。

 

 

「GGOにログインするか」ボソッ

 

「………うん♡」

 

 

彼の思惑にまんまと嵌まってしまったが、私の何かが軽くなったと同時に心臓の鼓動が速くなった。

 

 

 

 

 

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『GGO プレイヤーホーム』

 

「それじゃ………シノン、大丈夫か?」

 

「………お願い………しましゅ………///♡」

 

 

その日は、お互いに決して忘れる事の出来ない日となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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