Side of GGO&ALO   作:(´鋼`)

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絵文字注意報発令!!


菊岡のキャラ崩壊ワロチww

『7月23日 東京 銀座』

 

「…………ふむ、成る程。実に興味深かったよ、和人君、銀先君」

 

「「この話何十回もしたぞ菊岡」」

 

 

はい、今回は何故か菊岡に呼ばれてアインクラッドでの2年間の話をしていた。本来ならば詩乃と木綿季、和人で明日奈たちとプールに行く予定だった………筈だった。

 

この菊岡から何処でどう知ったのか、俺のスマホの番号を知っていたのでメールしてきた。それがこれだ。

 

 

 

 

 

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To  坂倉銀先

件名 来て来てщ(゜▽゜щ)

 

 

やっほー銀先君♪ちょっと和人君連れてザギン来てくれない?( `・ω・´)ノ ヨロシクー

あ、場所は○○っていう店だからね。それと、スイーツおいぴー(*´∀`)ノ

 

あ、何で銀先君の連絡先知ってるのかというとね。君のお父さんが普通に教えてくれたよ。優しいお父さんだね(σ≧▽≦)σ

 

返信を待ってるんだお(^_^ゞ

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この文面を見た時思った。うぜぇ。そんで、この文面を和人に見せると俺と同じ事を思ったそうだ。

 

そして、直ぐ様メールが着ていた。

 

 

 

 

 

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To  坂倉銀先

件名 緊急連絡

 

ショコラケーキ♪ギザウマス(≧∇≦)b

早く来ないと銀先君と和人君の分が無くなっちゃうんだお。

 

PS.もしテイクアウトしたかったらメールしてね(^-^ゞ

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絵文字は見ずにスマホの画面を黒くさせる。んで、詩乃と木綿季に断りを入れて東京銀座へと向かう。

 

その途中、電車の中でスマホがバイブする。んで、またもや見てみると。

 

 

 

 

 

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To  坂倉銀先

件名 緊急連絡2

 

少しメールが来るのを祈ってみたんだお。

 

PS.ウサギって寂しいと死んじゃうんだお。

 

 

 

 

 

 

 

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その文面の後、頭だけ黒く塗り潰された状態で首吊りの写真があった。

 

 

「「!!!!??」」

 

「ギザウザスぅぅ!!!」

 

 

俺は電車の中ということを気にせずスマホを折った。

 

 

「どんだけメール欲しいんだ!?携帯依存症か!?あのバカ!!」

 

「ちょ!!銀落ち着け!!ここ電車!!」

 

「ゼェ……ゼェ……ゼェ………つーか何でメールの時だけキャラ変わってんだよ、あのバカ!!こっちの都合も考え………ん?」

 

 

持ってきていたバッグからバイブの音がしたので、直ぐ様漁ってみる。すると、俺の機種と同じスマホがあった。今度は電話なので出てみる。

 

 

『壊しても無駄だお』

 

「無駄なのはテメエの用意周到さだわ!!!」

 

 

隣に居た和人を殴りつけ、菊岡を怒鳴りつける。その直後、和人からキュウゥゥゥという音が聞こえたが関係無い。

 

 

「ってか!!何で俺の水着入れに入れてんだよ!?お前何か!?未来予知でも出来んのか!?」

 

『…………それより、そろそろ着く頃だと思うよ。早く準備した方が良いんじゃ無いのかな?』

 

「んぁ!?どうして分か」

 

 

直後、電車のドアが開いたので俺は何も反応出来なかった。倒れている和人と和人の荷物を持って指定された場所まで向かったのだ。

 

 

 

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んで、今はこうして店に居る。ついでに、俺が折ったスマホは俺のスマホじゃなくて用意されたスマホだったらしい。用意周到過ぎて不気味だわ!!

 

という訳で、菊岡の財布で一番高いヤツを頼んだ。

 

菊岡は涙を流していた。

 

 

 

 

 

 

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それから話が終わり、和人に先に行かせる様にして俺は菊岡と話をする。

 

 

「…………何故君は残っているんだい?」

 

「…………プロジェクト・アリシゼーション」

 

「!!?…………何故君が?」

 

「…………」

 

 

俺は顔を少し動かし、席に座らせる様にさせる。

 

 

「………それはkaimuから聞いてないのか」

 

「その件はどうも。君の従えてるAIは凄く優秀で此方の出番が無いよ」

 

「………そうか。なら話を進めるか」

 

 

俺は話した。自分が転生者という事、この世界に来る前の世界の事を。こうでもしなければ信じてくれなかったので、仕方なくだ。

 

その話を聞いた菊岡は頭を抱えていた。

 

 

「………君みたいな子が、まさかの転生者って訳か。どうりで精神年齢が平均の大人よりも老けている訳だ」

 

「………んで、話の本題に入るが簡潔に言っとく。『俺を試験体にさせろ』」

 

「………それは、君が我々の研究を手伝ってくれると。そういう事かい?」

 

「和人たちを巻き込まない条件でな」

 

「そこは変わらないんだね。まぁ、検討しておくよ」

 

「意外にあっさりだな。もう少し唸ると思ったんだが」

 

「まぁ、君みたいに人外並みの強さとダイブ時間が長い被験体は欲しいからね」

 

「そうかい、んじゃあな」

 

 

そう言って店から出ていき、学校のプールへと足を進める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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