外伝クトゥロニカ神話『4つの愛』 作:カロライナ
クトゥルフにおいて、神話生物もカルト教祖も一撃で屠る可能性のある最強のスキル発動!
ドール達にも勝る威力の攻撃を的確にブチ当てていく探索者。
響きわたるは、怒号、銃声、悲鳴、狂劇。最後に立っているのは誰か。
===2ターン目===============
クリスティーナは迷っていた。自分はロジーナを助けに向かうべきか、それとも少しでも脅威を減らすために敵の数を減らすか。いくらロジーナが微笑んだとしても、クリスティーナにとって家族同然の存在が目の前で悲惨に崩されていくのを見ているのは、決して心の良いものではなかった。そして一歩ロジーナの方に一歩踏み出した時。ロジーナの銃声がミートシュレッダー3を粉微塵に吹き飛ばす。そして走り寄って行こうとしたクリスティーナへ向けて可能な限りの笑顔を向けた。
先制射撃
クリスティーナ150→11,37【スペシャル、成功】
ゼロ距離射撃+2連ショットガン+貫通
対象ミートシュレッダー4[完全解体]
赤大178→50,96【両方成功】
ゼロ距離射撃+二挺拳銃+ホーロー弾
対象リフトバイス6[完全解体]
ロジーナの覚悟を受け止め、傍若無人に暴れ回るミートシュレッダーへ向けてショットガンを叩き込む。ミートシュレッダーは壁面からのショットガンの攻撃に耐えきることなく黒い煙を吐き出して機能停止した。
その先制射撃に続くようにしぶとく生き残っているリフトバイス6に向けて、赤大は二挺拳銃で応戦する。リフトバイス6もホーロー弾には勝てずそのまま停止した。
COUNT16
星乃
????80→22【成功】
対象ミートシュレッダー3[完全解体]
COUNT15
クリスティーナ
ショットガンリロード
修羅+赤大
移動【煉獄】→【楽園】
星乃もこぶしを振るいミートシュレッダーを解体する。血液の代わりに油が星乃の顔に飛び散ったが気にした様子は無かった。
クリスティーナは次の戦闘に備え、ショットガンに弾を込める。修羅はぬいぬいを追いかけるように、赤大は残るべくミートシュレッダー4を屠る為に走り出した。
COUNT14
『レイヴン』
レーザービーム→9【腕】
対象:飛鳥
ジャッジ
ぬいぬい
庇う
ダメージ
ぬいぬい
スチールボーン防御1+「切断無効化」
COUNT13
飛鳥
待機
COUNT11
『レイヴン』
レーザービーム→8【胴】
対象:纏
→ほね損傷 切断判定成功
『レイヴン』の猛攻は続く。
修羅は奴が攻撃するたび、傷付いて行くぬいぬいを眼中に捉えながら、少しでも近くへ走り寄って行った。
ロジーナ
対戦車ライフル→5+1【敵任】
対象:レイヴン
ジャッジ
うで支援+1
→以下のパーツを破壊
[脚] エンジン : オート : なし : 自身: 最大行動値+2
[脚] ブースター : オート : なし : 自身: 最大行動値+1
[脚] ブローター : オート : なし : 自身: 自身を対象とする肉弾・白兵攻撃判定-1。全体攻撃は自身に対してのみ-1.
[脚] ヒートブロウ : ジャッジ : 1 : 0 : 妨害1
[脚] オートバランサー : オート : なし : 自身: 転倒、移動を無効化してよい
纏
せぼね
ぬいぬい
せぼね
COUNT8
『レイヴン』
レーザービーム→6【任】
対象クリスティーナ
ジャッジ
ぬいぬい
庇う
ダメージ
背徳の悦び スチールボーン
やぶれひまく防御2
ロジーナは、自分の目の前に迫りくるミートシュレッダーには眼もくれず『レイヴン』に向けて射撃を試みた。ブレが激しくなかなか狙いが定まらないでいたが、残っている腕で、対象を狙い定めると不思議と吸い込まれるように弾丸が命中し、彼女の機動力の高そうな足のパーツを粉砕していく。
『レイヴン』が行ったことは意図してやったのか、それとも起動が逸れ偶然起ったのかは分からない。「レーザービーム」はクリスティーナに直撃しそうになる。ロジーナの顔にも絶望の表情が浮かび上がったが、それよりも早くぬいぬいがクリスティーナを庇い盾になることで事なきを得た。
COUNT7
ラピット
飛鳥
ワイヤーリール→ロジーナ
纏
号令
星乃
パス
クリスティーナ
ショットガン70→85、25【片方成功】
ミートシュレッダー2
ダメージ:正面装甲+1
→以下のパーツを破壊
装甲板
修羅
武道キック80→71【両方成功】
対象:ミートシュレッダー4
→以下のパーツを破壊
メインエンジン、サブエンジン
赤大
赤大89→88,93【片方成功】
ゼロ距離射撃+二挺拳銃+ホーロー弾
対象:ミートシュレッダー4
→以下のパーツを破壊
オートバランサー、スクレーパー、正面装甲
ロジーナ
対戦車ライフル→7【脚】
→以下のパーツを破壊
[頭] 狂気の浸食 : アクション : 3 : 0~1: 精神攻撃
[頭] のうみそ : オート : なし : 自身: 最大行動値+2
[頭] めだま : オート : なし : 自身: 最大行動値+1
[頭] リフレックス : オート : なし : 自身: 最大行動値+1
[頭] アドレナリン : オート : なし : 自身: 最大行動値+1
飛鳥
パス
ぬいぬい
日本刀→5+1【任】
うで支援+1
ミートシュレッダー4
→以下のパーツを破壊
多脚戦車、突進
『レイヴン』
レーザービーム→8-3【失敗】
対象 纏
ジャッジ
蠢く肉片
再び纏の号令が8人に対し呼びかけられる。リロードの終えたクリスティーナの射撃、赤大の連続射撃、星乃の肉弾攻撃、ぬいぬいの日本刀の白兵攻撃が正確にミートシュレッダーを粉砕していく。
号令と同時に飛鳥はライトセイバーを持つ手とは反対の手でワイヤーリールを射出。動けなくなったロジーナを撒きつけ花園側、ミートシュレッダーによって踏み荒らされた培養槽側へと引っ張るのだった。脚を破壊され動けなくなったミートシュレッダーは、ロジーナの居なくなった通路で悔しがるように軋るような機械音を鳴らしていたが、追いかけるための移動手段がない事を悟るとその機能を停止させた。
纏
パス
ぬいぬい
肉の宴*2
→あし、ほね回復
飛鳥
ボイスエフェクト
纏→飛鳥→6+2【成功】
飛鳥→纏→7【成功】
発狂停止
『レイヴン』
レーザービーム→10【敵任】
対象:飛鳥
ぬいぬい
庇う
背徳の悦び「やぶれひまく」回復
ダメージ
ぬいぬい=うろこ防御2
ぬいぬい
肉の宴*2
→こぶし。ほね回復
飛鳥
ボイスエフェクト
飛鳥→ぬいぬい10【成功】
ぬいぬい→飛鳥8+1【成功】
纏
せぼね*2
ロジーナ
対戦車ライフル→7【胴】
対象『レイヴン』[完全解体]
8人は『レイヴン』に向き直る。ミートシュレッダーの息の根を止めた今、驚異になるのは『レイヴン』ただ一人である。飛鳥のワイヤーリールでロジーナが引き摺られている間、『レイヴン』と敵対しながら飛鳥は纏とぬいぬいと僅かな会話を交わす。水を差す様に途中『レイヴン』のレーザービームが生じたが、それをぬいぬいが庇い うろこのような皮膚が硬化した個所に正確に当てる。
そして最後の一撃必殺のロジーナの鉛玉が『レイヴン』の残りパーツを“胎児ごと”粉砕した。
入手装備品
基本パーツ:16
強化パーツ:8
===戦闘終了===============
【後書き】
今回、戦闘シーンは長めとなっております。
実際コマを動かしながら小説を執筆するだけで、今回の2話分だけで3~4時間掛かっています。更にここから、マニューバ(ネクロニカドールのアクションパーツのこと。)ミスを見つけ出した場合 再び戦闘を展開しなおしたりしているので・・・実質2話分で8時間とか使ってそうです・・・。
クトゥルフのように1ターン(ラウンド)1回行動ではなく、ドールやネクロニカの敵対モブは1ターンの間に行動値内であれば何回でも行動ができますからね。
クトゥルフで言うところの戦闘卓(ハウスルール:回避無限)みたいな感じです。
そしてNCの管理の大変さが身に染みた瞬間でもあります。ドールと敵モブ・・・戦術も緩くなる理由もわかりました。
NCの皆さん、お疲れ様です。