やはり俺が小学生と青春するのは間違っている。 作:雨上がりに咲く花
…はいすみません、なんか意味のわからないラブライブ小説投稿してましたね、あれが番外編です( ← )
嘘です夏休み編がおわったらやりますすみませんお待たせしました本編どうぞぉ!!( ゴリ押し土下座← )
「はぁ … どうしたもんかねぇ … 雪ノ下は完全に凹んでるだろうし、トップカースト組には喧嘩売っちまうし … 」
俺は体育館の外の段差に座り込み、一人考え事に浸っていた。
今朝の出来事から先程の出来事 … 何時もの俺なら上手く回避できてたあろう事案も、智花達が絡むと妙に感情的になるのは俺が智花達にそれだけ入れ込んでいるって訳で …
「ま、それ自体は寧ろ良い事なんだけどな」
「おーい、はっちーん」
一人で考え事をしていると、後ろから真帆が俺を呼びに来た。
「お昼ご飯出来たよー、早く食べよ??」
「おう、任せっぱなしにして悪かったな」
「何言ってるんの、これくらい任せてよ??あ・な・た♡」
「俺には愛妻が五人も居んのかよ、一気に勝ち組だな」
そんな冗談混じりの会話を交えながら、俺は考え事を一旦やめた。
「おー、おにいちゃんきた - 」
「比企谷さん、お待たせしましたっ」
「おにぎりとお味噌汁だけですが…」
「いや、助かる。ありがとな?皆」
それぞれが微笑みを浮かべる中、智花だけは浮かない顔をしていた。
「あ、あの … 比企谷さん…さっきはその … 」
俺はそんな落ち込む智花の頭を優しく撫でやり、優しく微笑みかけ
「気にすんな、皆の為と俺の為に怒ってくれたんだろ??俺は嬉しかったよ」
「比企谷さん…えへへっ」
智花の悩みを解決した所で、俺達は昼食を取り始めた。
「はっちん!私のおにぎりあげる!!」
そう言って差し出してきた真帆のおにぎりを見る、恐らく手作りなのだろう。
真帆は嬉しそうにこちらを見てくる。
「あ、ずるい!ひなもあげる - !」
と今度はひなたちゃんの出してきたおにぎりを見る。いやこれ、明らかに砲弾サイズだよね??雪だるまつくーろー的な勢いでおにぎり作ったね??でも可愛いしえらいね、ひなたちゃんっ
「「あ、あの … 私のもどうぞ!!」」
そう言って智花と愛莉が同時に差し出してきたおにぎりは、通常サイズと極端に小さいおにぎりが一つ。
「あ、お … おう … 全部食うの、俺が??」
「当たり前じゃん!はい、はっちんあーん??」
ここから先の記憶は俺には残されていない。残っていたのは、JSにおにぎりの過剰摂取で窒息させられそうになった事だった。
昼食の後、俺達は美星先生に誘われたレクリエーションに参加することにした。
レクリエーションは森の中にいる先生達から出される問題に答えながらキャンプ場に戻ってくるという、ハイキング形式な物だった。
「よ - し!皆、頑張って一番を目指して行くぞ - !」
一番にゴールしたチームにはアイスクリームが支給されるという事で真帆は一気に気合を見せている、あ - まじ無邪気で可愛い嫁にしてぇ俺を養ってくれ。
「お - おにいちゃんといっしょにがんばるぞ - !」
「頑張ろうね?ひなちゃんっ」
「ふふ,山の中を歩くのは体力アップにも繋がるしこれは悪い話じゃないわねっ」
「八幡さん、頑張りましょう!」
「おう、一位目指すかっ」
「よーし!皆、えんじん組むぞ - !」
俺を含む女バスメンバーは円陣を組み
「チームRO-KYU-BU!、行くぞー!!」
「「「「おう!!」」」」
乗せられてやったけど…待って俺めっちゃ恥ずかしい。
「ロリぃちゃん…」
ちょっと小町ちゃん、後ろで呟いても聞こえてるからね。
ごみぃちゃんに変わる新たな称号を得た俺達はそのまま山の中を進み、レクリエーションを始めるのだった。
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(「全く、姉ちゃん大人の癖に人の事を傷つけちゃいけませんって簡単な事も分かんないのかよ!ほんっとムカつく!はっちん、こんなババァほっといて行こう!!」)
「… … はぁ」
「ゆきのん、大丈夫??」
「あ、由比ヶ浜さん…大丈夫よ、心配かけて悪かったわね」
私、雪ノ下雪乃の頭の中は今朝彼女に言われた台詞が何度も頭の中を巡っていた。
そう、確かに比企谷君は怒らず受け入れ返してくれる … 私は満足でも、彼の親しい人が見ていれば気持ちの良いものではない … と云うか本人も気持ちのいいものではない、そんな事は分かっていた、重々と。
「 … あんな子供に言われるまで、自分で気付けないとはね」
私は、己の驕りに酷く落胆した。
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「んんーアイス美味しぃ!!」
俺達は無事、一番でゴールしてアイスにあり着いていた。
「お - 、勝利のあとのあいすはかくべつっ」
「ふふ,ひなたちゃんは難しい言葉良く知ってんな??」
やべぇ、この天使本当可愛い。もう何やっても許せるわ、つかなんなんだよお - って、やめろよ俺の中の何かがフィーバーするだろうがっ。
「お - 、おにいちゃんにほめられたくていろいろべんきょうしましたっ」
「まじか、凄いな - ひなたちゃんはっ」
俺は恐らく気持ち悪い笑みを浮かべながら天使の頭を撫でていた。
「よぅ、比企谷コーチ?楽しんでやってるねぇ - ??」
「み,美星せんしぇい!?」
「おいおい、あんまり変な声出すなよ…私が怖いみたいだろ」
「す、すみません…」
いやタイミング的にそう思うでしょーが …
「あ、お前達。暫く比企谷コーチを借りてくからそこで待ってろよ - ?」
そう言う美星先生に連れられ、物陰に移動するとそこには平塚先生がいた。
「さっきの件、悪かったな。完全に私の監督ミスだ。」
「さっきの…あぁ、葉山の件ですか」
「あぁ、あそこには使用関係者がいるから近付くなと伝え忘れていてな…あの子達の練習を邪魔するような真似をしてすまなかった」
「いえ、構いませんよ。正直そういう流れになるような気構えをしてなかった訳では無いですし」
「そうか…美星も悪かったな」
「んにゃ?私の監督不行き届きでもあるしそこはお互い様よ、一応証拠映像は撮らしてもらってるから…何かあった時は出さざる負えなくなるが」
「あぁ、そういう事が無いようにこっちでも見張っておくよ、葉山にきつく言えば大丈夫だろうから」
「それでだ、比企谷。先程のお詫びという訳では無いが…」
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「えへへ,おりゃ - !」
「きゃっ!?もう - やったわね真帆!!」
俺の目の前で、水着の幼女達が戯れている…いやいや、どうしてこうなった!?
というのも、葉山達の乱入で気分を悪くしただろうからという先生達の計らいで俺達は近くの川辺で遊ぶ許可を貰ったのだ。
だから決して、俺がJSの水着姿を覗き見るロリぃちゃんではない事を弁明しておこう。
「お - みずがきもちいいっ」
「ふふ,気持ちいいね?ひなたっ」
「あ、あの … 八幡さん」
そんな女バスメンバーが遊ぶ中、見守る俺の隣に愛莉が腰掛けてきた。
「ん??愛莉は遊ばないのか??」
「あ、いや…私泳げなくて」
「ふ - ん…でも、あの深さなら足も余裕で着くし大丈夫じゃないか??」
「あ、いや … その … 実は小さい頃、船に乗ってたら池に落ちちゃって … そこから水辺が怖いんですっ」
「ほう … そりゃ、確かに怖いな … 」
「でも、乗り越えないと今度の授業で皆の足を引っ張っちゃうし … 」
「 … 愛莉、俺は女バスのコーチだが別にバスケ以外も教えられるぞ??」
「ッ!!」
言いたい事を先に言ってくれた事への感謝か、愛莉は笑顔で
「なら時間が空いている時にでも教えて下さいね、比企谷さんっ!」
嬉しそうにそう答えた。
「やっぱり、比企谷さんは愛莉推しなのかしら…」
「はっちん!やっぱりほんめいはもっかんじゃなくてあいりーんなんだな!?」
おいお馬鹿2人、折角のムードを壊すんじゃないよ!!
「おー、これがよにいうしゅらばですなー」
ひなたちゃん、声が可愛いけど生々しいからやめようね?
「かっ、勝手な事言わないでよ真帆!?そ…そんなの関係ないもぉん!!」
下らない言い合いをしていると、揶揄われた本人は感情爆発させ皆に大量の水を被せていきました。
… その際に智花の水着が外れて大惨事になった事は、胸のうちにしまっておこう。
「大丈夫か、愛莉?」
「は … はい、服はびしょびしょですけど … 中に一応水着は着てるのでっ」
俺と愛莉は、大惨事の後、遊ばないならジュースを買ってこいというまほまほ殿下の名を受け自販機まで足を進めていた
「そ、そうか…」
しかし透けたシャツから覗かせる愛莉の水着が何とも厭らしく、本当に小学生かと疑いたくなるものがあるな …
「あ、あまり見ないで貰って良いですか … ?恥ずかしいので…」
「す、すまんっ」
俺は頬を赤く染めながら急いで顔を逸らす。その時物陰からこちらを覗き見て居た物には気づかず …
「成程 … ヒッキーあぁいう子が好みなんだ…ライバル出現かなぁ、これは」
もう少し更新頻度が上がれば … すみませんすみません、駄文の癖にすみません … ((