今回は短いですね、文字数を増やすのは中々難しいものです
それではどぞ(っ´∀`)っ!
頭ん中がパニックです!
「世界を守る」昔そんな事を言っていた奴がいた
そいつは大人になって「愛する人間が守れれば十分だ」と思う様になった。
しかし、愛する者も家族も友人さえも守ることが出来ず壊され、奪われ、殺された。
何一つ守れずに、そいつは全てを奪われた後、小さい頃の夢を思い出した「世界を守る」そんな夢を再び思い描く様になった。
でも、少しズレがあった。そいつは世界全てを守るのではなく、『害ある者を殺さず、心を砕き打ちのめして、普通である人を守る』という自己満足に満ちた望みを抱いた
元々事件に巻き込まれやすい体質だったのもあり、色々な事件に巻き込まれた。
そして最期は広場でテロ行動を起こした犯人の精神が崩壊する1歩手前まで追い込みそして――――――止めとこう、これ以上思い出す必要はない
それでも忘れたくない、もう届かない、届けられない過去にひとつだけ言えるのなら。なぁ『桜架』俺はお前との約束守れてるかな?
入部パーティーから数週間たった、あれから変わった事はほとんどない。が2つ程変化があった所を挙げるのなら。
まずひとつ。イッセーとアーシアが使い魔をゲットしに行った、この時に生徒会の悪魔メンバーとオカルト研究会の
まぁそれなりにカオスな空間になったとだけ言って置こう、具体的に何かあったという訳じゃ無いけど、匙にめっちゃ睨まれた。
親の敵を睨むくらいに睨まれた、特に俺が生徒会長をソーナと呼び捨てにした当たりから特に。
その後イッセーやアーシアと話していて、自分が少しポーンの中でも特別だと思っていたようで「俺は四つも駒を消費したんだぜ!」と高らかに宣言していた
まぁスグにイッセーが駒八個消費と聞いてガックリしていたが、感情表現の豊かな元気な奴だと思った
オカ研(研究会)の面子は全員と知り合いで、それとなく俺の正体を知っている。朱音や小鳥、ちはやにルチア、今年入学した静流
俺としてはどうしててこの五人が同じ部活で活動しているのか分からない。
というのも原作では瑚太朗に引き寄せられて集まった五人が自然とオカ研に集まっているという不思議な点だ。事実、俺は集まる様にはしてない。
間違いなく、ちはやはオカ研に来るって分かってたけど他の奴の理由が分からん
因みにだが、ガーディアン及びガイアに関してはこの世界に来て、最初の転移の時に完膚なきまでに破壊して、二度と組織を再生出来ないようにした。ドルイドに関してはそれらしき物が確認出来なかったから放置だ
そして、それが関係しているのかは知らんが、朱音とちはやは悪魔。
ルチアと静流は教会関係、小鳥は堕天使の三つの種族に分かれている。
「どうしてこんなにも敵対組織に分かれるのかなぁ!?」と一時期いたたまれない時があったが、お互いがどの組織に属しているか知っているみたいだったから、何もしなかった。と言うか普通仲悪いはずなのに、それどころか仲良いし、特に静流と小鳥は二人で良くスーパーで秋刀魚を買っている所を目撃している。七輪で秋刀魚を焼いて食べるのがとても美味いらしい。静流、小鳥によると
そうだ、ガーディアンで思い出したけど、俺のクラスの担任は西九条先生だ。因みに目は閉じている、開くと怖いと噂が立っているが実際はどんなモンなのかはしらん。
ただ、うちのクラスの一人が問題起こして、西九条先生に怒られて帰って来た時、某たけしの様にガタガタ震えていたのは覚えてる。
ついでにオカルト研究会の顧問をしている
そして、原作通りイッセーは使い魔を手に入れられず、アーシアはスプライトドラゴンを使い魔にしていた
ついでに匙だが、奴は幼体のバジリスクに「美味そうだなー」という視線を向けられ、全力で逃げ回って、使い魔にしたそうだ
そして変化した事もう一つ。最近リアスが良くぼーっとしている。
俺を見ては溜息を吐いたり、空虚を見詰めて、何かを夢見ているような顔をしたと思ったら、途端に現実に返ってくるという事を繰り返していた。
特にアーシアが「花嫁修行、頑張ります!」と初々しく癒しオーラを放ちながら宣言した日からそれが増している様に感じた
リアスが何に悩んでいるのかは分からない。
「花嫁」という単語に顕著に反応しているから、何かあるのだろう
原作知識を引っ張り出せば、簡単に分かるけど、そんな事をしたら物語の楽しみが無くなるという個人的な見解でストーリーにおいてあまり関係ない所の原作知識や過ぎた話の所だけを記憶している。
幾つかどうしても思い出せない部分があったんだけど。そこはラグナさんによると「今の君が知るのはダメかなぁー」と言われたのでどうせ碌でもない事だろうと割り切った。
という訳でリアスの元気が無いのでオカ研全体の雰囲気が重い。
何時もなら直ぐにケーキに飛び付くのに最近では反応すらしない、っていうか俺と目を合わせてくれない。
イッセー達がチラシ配りから帰って来ても空返事だったり、気が付かなかったりする。
おかしくなっているのは一目瞭然だった
おかしくなったと言えば今日、イッセーもアーシアの初仕事の時に、尋常じゃない程に過保護な一面を見せていた。
アーシア自身は心配させてしまった事にあたふたしていたり、他のメンバーもイッセーの過保護具合に苦笑いだった
そしてイッセーとアーシアが部室に帰って来たのを見て、スムーズに行ったと喜びあっていた二人を見て俺は帰った
その日は珍しく黒歌がソファーの上で眠っていた。
こんな所で寝かせると風邪を引いてしまうのでちゃんと、黒歌の部屋のベッドに寝かせてきた。
今日は一人で寝られる、そう思って汗を流した後、ベッドで横になっていたらグレモリーの魔法陣が部屋に浮き出てきた
そこから出てきた人物はリアスだった。
切羽詰まった様子でキョロキョロして、
俺を視界に収めるとあっという間に距離を縮めてこう言い放った
「瑚太郎、私を抱きなさい」
・・・・・・・・・・・・はい?今何と?
「私の処女を貰って頂戴、大至急お願いするわ」
「・・・・・・・はい?」
そして今度こそ俺の思考はショートした。
そして――――――
『キャー!、ゼル!見ちゃ駄目よ今すぐ目を瞑りなさい!さぁ早く!潰すわよ!』
『いや、ま、待て、今瞑るからま、アァー!目ガーー、目ガァァーー!』
『さぁマスター!これで邪魔する者はもういません!思う存分楽しんでください!キャーッ!』
(いや。しないから、楽しまないから)
――――――俺の神器達はテンパった。本人以上に
瑚)おいおいおい!お前ら二人が俺以上にテンパってどうすんだよ、おい!
アン)面目ございません、久々のそう言うイベントが発生したのだと思って、つい
瑚)いや、ついじゃねぇよ。ゼルめちゃくちゃ叫んでたじゃん
ゼル)目ガァーーー
瑚)ゼル、大丈夫?
アン)大丈夫です、この程度次回には治っていますから
作)こらそこ、メタい発言はいかんぞ!
アン)うふふ、何のことでしょうか♪