あ、ここからは台本みたいに名前入れます。ご注意ください。
こっちの八幡は(東)を付けて、生焼け肉さんの八幡は(六)と付けて分けます。
さて、このスキマの中を進むにはいいんだが……
八幡(東)「……外って言う可能性が高いんだよな」
そう、俺達があちらの世界に来る際にゆか姉がやったことが原因である。後でシバく。
八幡(六)「……本当気持ち悪ぃ」
シルヴィ「う、うん……」
ゆか姉、不評乙!
紫「酷くないかしら!?」
八幡(東)「あ、いたんだ」
紫「もっと酷いわよ!?」
ゆか姉で弄るの楽しいな。もっといじろうかな。
八幡(六)「……俺ら空気だな」
シルヴィ・彩加・葉山「あはは……」
雪ノ下姉妹「全く……」
八幡(東)「ゆか姉この行き先どうなってるんだ?」
紫「太陽の花畑よ。その方が都合がいいでしょ?」
八幡(東)「ナイスだゆか姉」
異世界に行ってからそんなに経ってないが会えるのは嬉しいな。
八幡(六)(……随分いい笑顔になったな。その場所に何かあるのか)
シルヴィ「そっちの八幡君はその場所だとなんで嬉しいの?」
八幡(東)「あぁ、小さい時に約束した人でな……そして、俺の好きな人で今付き合ってる人だ」
雪ノ下姉妹「ムッ」
葉山「ほほぅ……」
彩加「そうなんだ!八幡」
八幡(東)「おい葉山お前なんだその顔は。そして彩加ありがとうな」
そして2人怖いです。あと怖い。
八幡(六)(……いきなり正直になったな。まぁそれほど好きなんだろう。まぁかくいう俺もシルヴィのこと愛しているんだがな)
シルヴィ「フフ、私もだよ八幡君!」
八幡(六)「そうか。俺もだぞ」
5人(八幡(東)以外)「そこ!イチャイチャするな!」
八幡(東)「砂糖を吐くってこういうことなんだな……」
てか以心伝心ってこういうことを言うのか?心読んでたから知ったけど。
紫「そろそろ着くわよ。あ、それと花畑を傷付けないようにね?傷付けたらなにがあっても私や八幡でも対処できないから」
八幡(六)「どういうことだ?」
八幡(東)「幽姉は花が好きなんだよ。前に花に傷付けられて三日三晩傷付けた奴を探し回って殺したから」
シルヴィ「え……」
八幡(東)「そっちの世界にはいないだろうけど、こっちでは妖怪がたくさんいる。中には殺し殺されることだってあるから気を付けろ」
八幡(六)「……それでも俺はシルヴィを守るだけだ」
どうやら大丈夫だな。てか俺勝てるかなぁ…。
八幡(東)「……そうか。まぁ妖怪退治を専門にする奴がいるから大抵はそいつに任せればいいぞ」
紫「霊夢忙しくなるわね……」
あ、そっか。あいつ巫女だから退治しなきゃいけないのか……大変だな。
雪乃「結局人頼りなのね…」
陽乃「けど人を頼る八幡君って前じゃなかったよ?」
葉山「確かになかったな」
彩加「だね!」
……ちょっと恥ずかしいからやめてくれませんか!?
紫「それじゃ出るわよ〜」
八幡(東)「ガン無視!?」
ゆか姉に無視されながらも、スキマから出るとそこは一面綺麗な向日葵の花畑が見えた。
シルヴィ「綺麗……」
八幡(東)「幽姉が聞いたら嬉しがるな。あ、ゆか姉」
紫「えぇ、分かってるわ」
八幡(東)・紫以外「?」
紫「ようこそ、幻想郷へ」