幻想郷に戻りし再現者   作:blackcat☆

10 / 10
ようやく、少しは落ち着ける……けどまだ色々とぉ……( ºωº )チーン




コラボ act3

夕暮れ時、並行世界の俺とその彼女、そして幽姉と一緒に太陽が沈む様を見ていた。

 

八幡(東)「そろそろ戻るか?」

 

八幡(六)「あぁ。そろそろ戻って休みたい。シルヴィもこんな感じだしな」

 

隣を見るとうつらうつらとしているな。まぁ色々なことがあったから疲れんだろう。

 

八幡(六)「誘ってくれてありがとうな」

 

八幡(東)「なに、誘ったのはゆか姉だ。礼ならゆか姉に言ってくれ」

 

八幡(六)「ひねくれてるな……」

 

うっせ。昔のお前もこんな感じだったろ。

 

幽香「さて、紫を呼ばないとね」

 

紫「大丈夫よ~」

 

ゆか姉はいいながらスキマから上半身を出してくる。

 

八幡(六)「……相変わらずスゲェ能力だな」

 

八幡(東)「幻想郷の中ではトップクラスの強さだぞ。まぁ弾幕ごっこじゃないやつだったらな」

 

確か弾幕ごっこだと力が制限されて全力が出せないんだっけか。

 

シルヴィ「八幡君……大好きぃ………」

 

八幡(六)「……はぁ。全く、俺もだぞシルヴィ」

 

彼女の寝言に答えながらキスをする。甘い。口の中が甘すぎる。やばい。また甘く感じた。

 

幽香「……甘いわね…」

 

紫「いやあなた達も充分甘いわよ?」

 

幽香・八幡(東)「どこが?」

 

紫「だったらいつまで腕を組んでるのかしら!?」

 

腕?なんだそんな事か。

 

幽香・八幡(東)「いたって普通だけど?」

 

紫「そ、そう……」

 

八幡(六)「それはさすがに甘いぞ……」

 

そうか?まぁ関係ないからいいけど。

 

八幡(東)「ゆか姉、そろそろ帰そうぜ」

 

紫「分かったわ。それじゃ、スキマオープン♪」

 

なんか音符が見えた気がする。そして謎の浮遊感。まさか……

 

八幡(六)「はぁっ!?」

 

シルヴィ「きゃぁっ!?」

 

八幡(東)「なんで俺も!?」

 

紫「安心して。あなた達の行き先はわけてあるから大丈夫よ。八幡は着いたら呼んでね~」

 

八幡(東)「またかよぉぉぉぉぉ!!??」

 

ゆか姉、後で絶対ボコる!!

 

 

***

 

 

スキマの中で俺達はまだ一緒に落ちていた。

 

八幡(六)「はぁ……スゲェ妖怪だな。あいつ」

 

八幡(東)「すまん……」

 

シルヴィ「あははは……けど大丈夫だよ。私達飛べるし」

 

八幡(東)「悪い……っと、そろそろ分岐のようだ。元気にしてろよ」

 

八幡(六)「お前もな。頑張れよ」

 

八幡(東)「絶対超えてやる」

 

そう言って俺達は別れ、並行世界の俺達は元の世界に。俺はある世界に戻っていた(・・・・・)

 

八幡(東)「……ここは、現代?なんでまた?」

 

まぁいいや。ゆか姉を呼ぼう。

 

八幡(東)「ゆか姉、出てきてくれ」

 

呼び声に反応してスキマからゆか姉が出てくる。

 

紫「さて、八幡。やり残したことがあるわよ」

 

八幡(東)「やり残したこと?」

 

紫「えぇ。

 

 

 

 

 

 

あの2人と決別することよ」


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。