イナズマイレブン さぁーサッカーやろうぜ!   作:野球マン3号

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3日振りに投稿します。なるべく毎日投稿したいのですが中々筆が進まず遅れてしまいましたが、これからもなるべく毎日投稿出来るよう頑張ります!




舞い戻った神!!

雷門からのキックオフでゲームがスタートし俺はボールを豪炎寺に渡した。するとダイヤモンドダストの選手は誰一人豪炎寺を止めにいくこともなく逆にゴールまでの道を空けた。そして豪炎寺はその場からゴールポストギリギリにボールを蹴り皆がゴールしたと思っていたが相手のキーパーはボールを見事にキャッチした。

 

「ふん!」

 

キャッチしたボールをそのまま円堂のいるゴールまで投げた。

 

「ゴールからゴールまで投げるなんてなんてやつだ」

 

「よーし...!?」

 

円堂がパスをしようとしたが既に相手チームは攻め込んでいて、もう味方のマークに着いていたのだ。

 

「くっ!土門!」

 

円堂は唯一マークされていなかった土門にパスを出した

 

「一之瀬!」

 

しかし、土門が出したボールを素早くリオーネがカットしガゼルにボールを回した。ガゼルはノーマルシュートを放ち円堂はキャッチ出来たがゴールラインギリギリまで下がってしまった

 

「ビリビリ来るぜ!」

 

「ふん。」

 

鬼道は相手選手からボールをカットしたがすぐにガゼルにボールを奪い返されてしまった。

 

「なんて動きなの」

 

「大丈夫でしょうか...」

 

「みんな、頑張って」

 

一之瀬から鬼道にパスをし攻め上がる雷門。そして鬼道がドリブルで上がり一之瀬にパスをしリカにパスが繋がったときゴッカの必殺技『フローズンスティール』が炸裂しリカが負傷してしまう

 

「それが闇の冷たささ」

 

ボールを奪ったゴッカはガゼルにロングパスをした。土門が止めようとするが簡単に交わされまたもノーマルシュートを放った

 

「ザ・タワー」

 

搭子の必殺技はすぐに破られ壁山が『ザ・ウォール』を発動しなんとかゴールを防いだ。防いだボールは観客席の方まで飛んでいった

 

「(これは辛い状況だな。俺と豪炎寺にはマークがついて思うように動けないし何かもう一手手があれば....)」

 

観客席に行ったはずのボールは何故かグラウンドの方に戻ってきた

 

「(やっときたか!!)」

 

「戻ってきた?」 

 

すると、空から神が降りてきた

 

「あっ!?アフロディー...」

 

誰もがアフロディーの登場に驚いていた。確かに神のアクアを使い帝国を潰し雷門を潰そうとしていたやつが現れればそりゃ驚くよな。アフロディーは影山と繋がっていたのだし

 

「また、会えたね。円堂くん」

 

「誰やのアイツ?」

 

「フットボールフロンティアの決勝で戦ったゼウス中のキャプテンだ」

 

「何しにきたんだ?」

 

「戦うために来たのさ君たちと....君たちと共にやつらを倒す!」

 

「何?」

 

ゼウス中のアフロディーが雷門のユニフォームを着てグラウンドに立った。

 

「ゼウス中の敗北者か?人間に破れた神に何が出来る?」

 

アフロディーの参戦はバーンやグランも予想していなかったためあの二人も驚いていた。

 

円堂はアフロディーがなぜここに来たのかというのを思い出していた

 

「頼むぞ!アフロディー!」

 

ダイヤモンドダストからのスローインで試合が再開しドリブルで上がってくるが土門の『ボルケイノカット』で防ぐ。アフロディーがフリーになっているが土門はパスをする前にボールを奪われてしまった

 

「(まだ、まだアフロディを信用しきれていないんだ。それはそうだろう。フットボールフロンティアの決勝戦、雷門は世宇子にあんな酷いことされたんだからな)」

 

それからは雷門はボールを奪いアフロディーにパスをしようとするがタイミングが合わないか又は、パスをする前にボールを奪われていた

 

「(みんながまだ信じきれていないのならアフロディーとの関わりがない俺が証明するしかないか!アフロディーは味方なのだと!)」

 

俺は一気に味方の方に戻った。ちょうどその時一之瀬がボールを奪った所だった

 

「一之瀬!俺にボールを来れ!」

 

「分かった!頼んだぞ!」

 

俺は一之瀬からボールをもらい駆け抜けるがすぐに囲まれてしまった。

 

「(っち...さすがに相手をするのはめんどいな。だが俺に集まったおかげであいつにパスが出来るぜ!)行け!アフロディー!」

 

俺がパスをしたことに対し雷門中のみんなや監督達、そしてパスを貰ったアフロディーさえも驚いていた

 

「....いくよ!」

 

パスを貰ったアフロディーはドリブルで上がっていく

 

『はじめてアフロディーにボールが渡った!』

 

(うおっ!?そういえばいたな実況者。今まですっかり忘れてたぜ。何気に初登場だな)

 

「お手並み拝見だな」

 

アフロディーの前にディフェンダーが二人立ちふさがる

 

 

「『ヘブンズ・タイム!』」

 

アフロディーは時を止めディフェンダー二人を抜き相手はいつ抜かれたのかすらわからないでいた。そして、二人が振り返った時にはもう既に吹き飛ばされていた。

 

そして、アフロディーはガゼルと対峙した。

 

「堕落したものだ。君を神の座から引きずり下ろした雷門の味方をするとは」

 

「引きずり下ろした?違う。彼らは円堂くんの強さが僕を悪夢から目覚めさせてくれた。新たな力をくれたんだ」

 

「君は神のアクアがなければ...何も出来ない!」

 

ガゼルがボールを奪おうとアフロディーに迫る

 

「そんなもの必要ない」

 

アフロディーは横から走ってきていた豪炎寺にパスをしガゼルを抜きそしてボールは豪炎寺からアフロディーに渡った

 

「見せよう...生まれ変わった僕の力を!」

 

アフロディーの背中から翼が生え、ボールに力を溜めた。アフロディーの姿は正に神だった

 

「『ゴットノウズ!』」

 

「これは!?」

 

「前よりパワーアップしている!」

 

ベルガが技を発動させる暇もなくゴールに突き刺さり雷門の先制となった。そしてゴールを決めたアフロディーとアシストをした豪炎寺はハイタッチをした。これを見た雷門イレブンはアフロディーのことを信用しパスが繋がるようになった

 

「ゴットノウズを神のアクアなしで決めたっす」

 

「あんな強烈なシュート見たことないぞ」

 

「この攻撃力を雷門のために....」

 

「最大の敵は最大の仲間になる」

 

「昔は昔。今は今って訳だ!」

 

「いいぞ!みんな!このユニフォームを着れば気持ちは一つ!みんなで同じゴールを目指すんだ!」

 

『『『『『おお!』』』』

 

「やるじゃないか。これは雷門と円堂守と戦っていた力だというのか...叩き潰してやるよ!」

 

相手チームが油断をしている内に得点出来たのはいい。このままいければいいのだが

 

試合が再開しボールを奪った鬼道が攻め上がる。

 

「見せてやろう。絶対零度の闇を!」

 

「『フローズンスティール!』」

 

「くっ!?しまった!」

 

『なんと!鬼道がボールを奪われた!』

 

そこから相手チームはパスが繋がり逆の展開になってきた。壁山が『ザ・ウォール』で止めようとするがドロルの『ウォーターベール』は破れてしまう。そしてボールはガゼルに渡った

 

「フッ...凍てつくがいい!」

 

「来い!」

 

「『ノーザン・インパクト!』」

 

「うおぉぉぉぉ!『正義の鉄拳!』」

 

円堂は正義の鉄拳で止めようとするが必殺技の威力を抑えきれずゴールを許してしまった。

 

「円堂さん!」

 

『ゴーーール!決められてしまった!正義の鉄拳が打ち砕かれてしまった!!』

 

「この程度とは...ガッカリだね。」

 

そして、ホイッスルがなり前半が終了した

 

 

 




ダイヤモンドダスト前半戦が終了しました。次回は後半戦をお送りします。

次回、正義の鉄拳が破られ新たなる強さを欲し始めた円堂。そして監督から以外な指令が出る
『新たなる挑戦』

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