イナズマイレブン さぁーサッカーやろうぜ!   作:野球マン3号

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昨日に続き投稿します!

今回はかなり長くなりました....おかげで頭がパンクしそうだし手がプルプルしてます...


復活の爆炎!

グングニルを止められなかった円堂はただ呆然とすることしか出来ず、そこで1対1で前半が終了する。

 

(あれじゃあ完成じゃないのか?なら一体どうすれば…。)

 

円堂は正義の鉄拳が破られたことに動揺を隠せない。まぁー確かに究極奥義って言われてるくらいだから破られたら同様はするよな。俺だってデス・スピアー止められたら同様するしな

 

「なぁーに!正義の鉄拳が効かないなら俺達が頑張りゃいい話だ!だろ!?」

 

綱海がみんなを鼓舞する。それによってチームにまた活力が出た。

 

「そうっすね!俺、頑張るっす!」

 

「だが点を取れなきゃ勝てない」

 

「点なら俺が取る!俺がゼルからゴールを奪って見せる!だがら俺にボールを回してくれ!」

 

「ああ。確かに黒崎のデス・スピアーならゴールを奪えるかもしれない。だからみんな後半はなるべく黒崎にボールを集めよう!」

 

俺の必殺技ならゼルからゴールを奪えるかもしれない。俺の力は神様からもらったものかもしれないがみんなの役にたてるなら存分に使わせてもらう!

俺達が後半戦の作戦を立てている時に立向居ただ一人は円堂の元へと向かった。。

 

「円堂さん。正義の鉄拳はすごい技です。ただ、初めてマジンザハンドを見た時雷みたいな衝撃を感じたんです。でも正義の鉄拳ではそんな衝撃を感じませんでした。まるでライオンはライオンでもまだ子供のような感じです。すみません。感覚的なことしか言えなくて」

「いや、ありがとう立向居。後半、頑張ろうぜ!絶対勝とうな!」

「はい!」

 

しかし、円堂にはそれをまだ理解することは出来なかった。

 

そして後半が始まる前にデザームが話す。

 

「ここまでだ。私はお前達に対する興味が無くなった。よって、今からはお前達を潰しに行く。覚悟しておけ」

 

後半戦が開始され、浦部がドリブルで駆けていくが、いきなり現れたデザームに一瞬でボールをとられる。

 

「速すぎや!?」

 

「(確かに早いな。今の雷門では止められないか!)」

 

そのままデザームは鬼道、一之瀬、立向居の3人のディフェンスを抜いていき、『グングニル』を放つ。

 

それに対し、壁山は『ザ・ウォール』塔子は『ザ・タワー』を発動し、ボールを止めようとするが、ボールの威力を弱めることしか出来なかった。

 

「正義の鉄拳!!」

 

しかし2人がかりで弱めたはずのグングニルは円堂の正義の鉄拳を易々と破られてしまうがゴールに入る直前に綱海が体を張りボールを止め円堂がキャッチした。

 

「サンキューな綱海...大丈夫か?」

 

「これくらいどうってこと...ないぜ。みんなで守って勝とうぜ円堂」

 

「綱海...」

 

「グングニルを止められた。これは潰しがいがありそうだな。」

 

次もう一度綱海があれを喰らったら体が持たないぞ。こうなったら俺もディフェンスをするしかないか...今は兎に角耐えるんだ!

 

しかし、ボールはまたデザームに渡り物凄い勢いでドリブルをしディフェンス陣を近づけさせない

 

「行くぞ!グングニル!」

 

「正義の鉄拳!クッ....グワーーー!」

 

再び正義の鉄拳が破られたが人の壁を作りそれを防いだ。そしてそのボールをデザームが拾おうとしていた。

 

「渡すかよ!」

 

「何だと!?」

 

俺はデザームがボールを取る前にボールを拾いドリブルで上がるが雷門選手達は相当なダメージが有り立つことが出来なかった。

 

「クソッ!」

 

「そういえばまだこのチームには貴様がいたな。さぁ!私を楽しませろ!」

 

「(クソッ!まだ誰も立ち上がっていないからパスも出せない...こうなったらもう一段階ギアを上げるしかない!)」

 

ボールを奪いにきたデザームを交わし相手の陣地に攻め混んでいく。パスが出せないためドリブルで上がるしか方法はないためドリブル1本で攻め上がる。

 

「絶対にお前達にはボールを渡さない!」

 

「やはり、お前は私を楽しませてくれるな!」

 

クッ!しつこいな!俺はボールに回転を掛けデザームを抜き少し遠めからシュートを放つ

 

「くらえ!デス・スピアー!!!!」

 

「グラビテンション!」

 

「アースクゥエイク!」

 

敵チームは少しでも威力を落とそうとシュートブロックをしにきたが俺のデス・スピアーはその程度では止まらない!

 

「俺のデス・スピアーはその程度では止められないぞ!!」

 

「ワームホール!!クソッ!」

 

ゼルはデス・スピアーを止められなかったがいつの間にかデザームが戻ってきておりシュートを防いだ

 

「クッッッッソォォォォ!!」

 

デザームは直ぐにパスをし再び攻め上がる。

 

「まだまだだ!まだ終わってねーぞ!」

 

俺は直ぐにボールを追い掛け、マキュアの前に立った。

 

「ボールは渡さねぇ!ディメンションカット!!」

 

俺はマキュアからすぐさまボールを奪い返したが敵に囲まれボールを奪われた。

 

「そうだ!まだ試合は終わってない!俺がこんなところで諦めてどうするんだ!」

 

「ああ。その通りだな」

 

「俺も負けてられないっす!」

 

「おっっしゃあ!いっちょやってやろうぜ!」

 

雷門の選手達は蓮のプレーを見て 鼓舞され立ち上がっていく。

 

「面白い!ならば、止めて見せろ!グングニル!」

 

 

(ライオンは子供…。究極奥義は未完成……!)

 

円堂はその言葉の意味を理解する。

 

(そういう事だったのか!究極奥義が未完成というのは完成しないと言うわけじゃない!)

 

『正義の鉄拳!!』

 

先ほどより回転の増した正義の鉄拳がついにグングニルを破る。

 

「何!?パワーアップしただと!?」

 

「そうだ!これが常に進化し続ける正義の鉄拳だ!」

 

「円堂…!」

 

「楽しませてくれるな。だがいくら止めようも我々からゴールを奪わない限り勝ち目はない」

 

そしてその弾かれたボールの先に赤いフード付きのパーカーを被った少年が現れる。

彼はフィールドの中に入り、円堂の前に立つ。

 

そこに立っていたのは....

 

「豪炎寺!」

 

雷門のエースストライカー。豪炎寺修也の姿だった。

 

「待たせたな!円堂!」

 

「お前はいつも遅いんだよ!」

 

「豪炎寺…!」

 

「豪炎寺先輩…!豪炎寺先輩が帰ってきたっす!!」

 

「監督!」

 

「選手交代!10番豪炎寺修也が入ります!」

 

「これが豪炎寺さん。この存在感...この迫力!

 

ついに豪炎寺が試合に出る。この威圧感...これが試合での豪炎寺の姿なのか!!豪炎寺が入ってくれたおかげでのこの安心感!そしてチームを鼓舞させてくれる圧倒的存在感!凄すぎる!

 

デザームは豪炎寺に興味を持ち始める。

そしてイプシロン改からのスローイン。デザームがボールを持ち、豪炎寺に向かって走る。

しかし豪炎寺はそれに動じず、更にデザームからボールを奪う。そしてそのままゴールへと向かっていき鬼道との連携によりディフェンス陣を交わしフリーになった。

豪炎寺の必殺技ファイアトルネードが炸裂する。

 

「ワームホール!

フッ!この程度か!....なにっ!」

 

ゼルはワームホールを使用し、一瞬シュートを止めるがファイアトルネードは再び燃え上がり、そのままゴールに突き刺り得点は2対1になった。

何て威力なんだ!?この間会ったときよりもパワーアップしている。

 

「審判!ポジションチェンジだ。私がキーパーに戻る!いいな!そしてお前を止める。お前らの全てを叩き壊す!」

 

そして、イプシロンボールからスタートしたがすぐさま一之瀬がフレイムダンスでボールを奪いそして鬼道にパスをし豪炎寺と鬼道はアイコンタクトをし鬼道は豪炎寺にパスをだし再び豪炎寺がフリーになる

 

豪炎寺の後ろに炎の魔神が現れ、爆炎を纏った新シュート。爆熱ストームを撃つ。

 

それに対しデザームは鉄壁の防御を誇っていた『ドリルスマッシャー』を使う。

しかし爆熱ストームの威力は凄まじく。そのままドリルを破壊し、ゴールを決めた。

 

「流石豪炎寺!!」

 

円堂は豪炎寺の新必殺に喜んでいた。

 

3対1になった所で試合終了のホイッスルが鳴った。

 




今までで一番長く書きました。
次話も早めに投稿出来るよう頑張ります!

次回、豪炎寺がチームに戻り遂にイプシロン改に勝利した。だがまだ戦いは終わっていなかった。そして新たなる敵が現れる!
『マスターランクチーム』

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