不遇な朝田詩乃に寄り添いたい   作:ヤン詩乃ちゃん( _´ω`)_

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ステージは原作予選決勝でのシノンVSキリトと同じステージです。

トラウマなしシノンちゃんは悠々とGブロック決勝戦でも勝ってます。描写外で。強い子ね〜


朝田詩乃とB.o.B予選決勝戦「大陸間高速道」

「高架線……」

 

 深い谷を見下ろしながら、そう呟く。

ステージは大陸間高速道。東から西にかけて大きな橋がかけられており、ほぼ一直線のマップだ。1km四方のマップに違いないが、実質一本道のマップ。もし第5回戦がこのステージだったら、あの緑髪の女性スナイパーに脳漿を貫かれやられていたかもしれない。あるいは、第4回戦のシノンちゃんのように、転がる車両や壊れたヘリコプターを盾に一本道を突き進み、楽に勝てたかもしれない。500m離れた所にスポーンするのはルールだから、自信のいる東側より西側に500m以上離れた位置にキリトくんは居ると考えていいだろう。

もちろん、キリトくんが第5回戦で負け、キリトくん以外が勝ち上がってきた可能性も考えるべきなのだろうが、ことキリトくんに至ってはその心配はない。なぜなら原作主人公(チート)なのだから。

 

 優れたAGIを活かし、車等の障害物をアクロバティックに乗り越えながら西の夕日に向かって駆け出す。

キリトくんは完全近距離型だが、僕は近・中距離型だ。サブマシンガンだが、射程はアサルトライフルに引けを取らないP-90(P)が獲物なのだから。

10秒ほど全速力で走って、遠くにキリトくんらしき人影を見つける。まだはっきりとは見えないが、あの黒髪に華奢な女らしいが男なアバターはキリトくんだ。しかし、その手には何も握られていないように見える。光剣の光が見えないのはまだわかる。光剣やフォトンソードにはエネルギー残量があり、長時間出し続けているとエネルギーパックの交換が必要になるからだ。極力節約する為に、見敵したら出すつもりなのだろう。と、僕は思っていた。

300mの地点から、片膝立ちになって射撃。P-90(P)なら完全に射程圏内だ。キリトくんの体を弾丸が襲う。それに伴う鈍痛も発生しているはずだが、僅かに身動ぎするだけで、光剣を出す素振りもない。というか、こちらを見ようともしていなかった。頭を伏せ、機械的に歩いていたのだ。

 

「……舐めてんのか……いや。確かこれは……」

 

 もう殆ど覚えていない原作を思い出し、悟る。

キリトくんに戦う意思がない事を。

その事を思い出すと同時に、立って全速力で駆ける。10秒も立たず直線距離を移動し終え、距離は5m。お互い動きだそう思えば1秒で敵を屠れる距離だ。

 

「どうした。キリトくん」

 

 知っていても、怒りを収めるような声でキリトくんに問いかける。原作を思い出した僕ならばどうした等と声はかけないが、生憎僕はまだキリトくんが《SAO生還者(サバイバー)》な事を確信できる要素はない。原作を知っているから、キリトくんが「斬りたくない」と思い予選決勝を実質「試合放棄」している事も納得出来るが、そんな事柊出雲は知っていてもシュウは知る由もない。

 

「……俺の目的は、明日の本戦に出ることだけだ。もうこれ以上戦う理由はない」

 

 予想通りの返答が帰ってくる。

 

「怖気付いたか?」

 

「好きに思ってくれて構わない」

 

「ならば何故自殺しなかった?ファイブセブンで頭を撃ち抜くなり、谷底に落ちるなり、試合放棄する方法はいくらでもあった。リザインするだけでも良かったはずだ。それとも、わざと撃たれてキルカウントを1つ献上しようとでも思ったの?」

 

「……」

 

 黙り込むキリトくん。知っているからこそ、その葛藤も分かる。もう人を斬りたくない。そう思うのは勝手だし、キリトくんの事情を知っている柊出雲は同情すら感じていた。間違った感傷で、キリトくんは望んじゃいないだろうが。

原作を思い出したがら、ゆっくりと言葉を選び慎重に話しかける。

 

「たかがVRゲームの、たかが1マッチ。目的は達したから戦わないと思うのは勝手だけど、その事情に僕まで巻き込まないで欲しいな。僕は今まで5人の強者と戦い、勝ってここにいる。君もそれは同じ筈だよ。キリトくん。」

 

「……」

 

「良いかい?キリトくん。君が行っている事は、そんな強者達への侮辱だよ。どんな気持ちで今まで相対してきたプレイヤーがこの映像を見ているだろうね。

戦いたくない事情を僕は知らない。だけどね。勝負から逃げるような臆病者だとは思わなかったよ!君は僕みたいな泥臭い「兵士」じゃなく、立派に戦う「戦士」だと思っていた!!誰の誇りも傷付けない立派な戦士だってね!!」

 

 キリトくんの事情を知っている身からすると、少し心が痛くなるな。

今行っているのは、双方の価値観のぶつかり合いだ。今まで戦ってきた強者達への侮辱だと思う僕と、SAO生還者(サバイバー)としてもう人を斬りたくないと思うキリトくん。どちらも間違っちゃいないのだろう。

そう勝手に責め続けると、弱々しい、だがしかし先程とは違って仄かな感情の籠った声が流れる。

 

「………俺も……。俺もずっと昔、誰かをそうやって責めた気がする………」

 

「…………なら、僕の気持ちは分かるはずだよ」

 

「………済まない。俺が間違っていた。たかがゲーム、たかが1勝負、でもだからこそ全力を尽くさなきゃならない……そうでなければ、この世界に生きる意味も資格もない。俺は、それを知っていたはずなのにな……」

 

 そういったキリトくんは、頭を上げ、しっかりと感情の篭った黒い瞳で僕を射抜く。そして、歴戦の戦士であり剣士であるキリトくんは綴った。

 

「シュウ。俺に償う機会をくれないか。今から、俺と勝負してくれ」

 

「今から……ね」

 

 ここで原作では、シノンちゃんと10mの距離を置き、弾を弾いて地面に落ちた音を合図に射撃、その弾を見事切り伏せ、シノンちゃんに勝つ……そういう展開だった気がするが、果てさてどうしたものか。

そこで、妙案が浮かぶ。

 

「それじゃあ、キリトくん。今ヒットポイントはいくつ残ってる?」

 

「6割くらいだ」

 

 適正距離からの銃弾を数十浴びて4割しか削れてないとは、中々体力の高いこって。そう思いながら、自身のP-90(P)で自身の足を撃つ。丁度6割くらいまで削り、キリトくんに向き直る。少し驚いた顔をしているな。

 

「これでイーブン。勝負は簡単だよ。100m離れて、僕は全力で君が近付いて来るのを阻止する。君は、全速力で僕を斬りに弾を避けるなり切るなりして来る。どうだい?悪くないだろう?」

 

「あぁ、分かった。それでいい」

 

 まぁ即席の案としては良い落とし所だな。そう考えながら、東側に歩いていく。

 

「合図は僕の投げる手榴弾だ。丁度僕とキリトくんの間に落ちるように投げるから、爆発したら勝負開始。」

 

 返答は聞かず、早足に翔る。目測だが100mは離れただろうという位置で、振り返る。夕日をバックにシルエットしか見えないキリトくんは、既に光剣を握り戦闘態勢に入っている。

 

「投げるよ〜!」

 

 そう叫びながら、ウェストポーチから破片手榴弾を取り出す。ピンを抜き、投げる。狙った通り中間地点に落ち、コロン転がる。投げたすぐあとに僕は片膝立ちに切り替えP-90(P)を構える。同時に、キリトくんの持つ光剣から光が伸び、1m程の光る刃が登場する。

 

 はっきり言って、勝てるか分からない。キリトくんの戦う姿は1度しか見てないし、相手はアサルトライフルだった。僕のP-90(P)とは初速も弾速も弾数も違う。全てを斬り捨てる事は不可能だろうが、それでも100mの距離を詰め切るまでに6割のヒットポイントを削りきれるだろうか。

冷や汗を背中にかくのを感じながら、銃身を握る左手に力が篭もる。そうして数秒後、ドカン!という音と共に、破片手榴弾が爆発。ほぼ同時に射撃を開始する。

 

 予想通り、猪突猛進するキリトくん。引き金に指をかけ50発もの弾丸をばら撒くが、頭や胴体に当たる弾は光剣により切り伏せられてしまう。しかし、腕や足には命中弾があり、確実にヒットポイントを削っているはずだ。

クンッと横にズレるキリトくん。合わせて銃口もそちらに向ける。100mの間に遮蔽物は無いので隠れること出来ないが、少しは弾を回避することが出来るだろう。2年のSAOで培ったステータスには圧巻される。しかし、8ヶ月とVR歴は圧倒的に負けている僕だが、「戦い」における経験値は負けてないつもりだ。

感覚で弾が残り10発を下回っただろうと言うタイミングでリロード。もうキリトくんとの距離は10mもない。僕は外した鋼鉄使用のマガジンをキリトくんに向かって投擲する。キリトくんはそれを切ろうとするが、伊達にP-90(P)のマガジンやってない。いかな光剣といえど真っ二つにすることは出来ず、キリトくんの顔面にマガジンが直撃する。目を瞑り、少し仰け反るキリトくん。その間に新しいマガジンを取り出し収め、初弾を薬室に送り込みリロードを完了させるが、その間にキリトくんは回復し光剣を突きのように刺しこんできた。

僕はそれをP-90(P)の腹で受けながら、回避する。流石はP-90(P)の耐久力だ。鉄さえ両断する光剣を受けながらもダメージエフェクトすら出ていない。

 

「セアァッ!」

 

 横薙ぎの一閃。それを前傾姿勢で大の字になりながらジャンプで回避する。地面に着くなり、P-90(P)をキリトくんの足に向かって発砲するが、バックステップでかわされる。

体制を建て直したキリトくんは、今度は右上からの斜め上段切りで攻撃するが、これを紙一重で右半身を後ろに下げることで回避。P-90(P)を繋ぐスリングのみ切られた。超近距離戦なら自由度が増して更にいいだろう。そして、左足でキリトくんの腹を横薙ぎに蹴る。

振り下ろした光剣からそのまま攻撃に転じようとしていたキリトくんはその衝撃で攻撃中止を余儀なくされ、ふらりと傾く。

ダメージレースではまだ勝っている。まだ一撃もキリトくんから攻撃を受けてない僕(勝負前に6割まで削っているが)と、重要器官への弾はかわしたものの腕や足に数発弾を食らっているキリトくん。予想残りヒットポイントは2割と言った所か。

 

 ここで僕は賭けに出た。

キリトくんが僕から見て右にふらつき、左足で何とか倒れるのは耐え、光剣で左下から右上へかけての切り付けをすると予想して、それに合わせるようにP-90(P)の銃身を這わせる。

そして……僕は、賭けに勝った。予想通りP-90(P)は光剣の1mもの刃を受け止め、僕自身へのダメージを代わりに受けてくれた。その間に右手で持っていたP-90(P)はもう左上に投げ捨て、そのまま右手ででキリトくんの右手を光剣の筒ごと掴む。

 

「ぐっ!」

 

 攻撃の手段を封じられたキリトくんは、僕の体重を前傾にかけた右手に負けるように体を反転させ、背中を晒す。そこを、僕の右膝がキリトくんの背中を穿つ。

 

「ぐはっ」

 

 そのまま押し倒し、僕の右手でキリトくんの右手を光剣ごと地面に縫いつける。体も右膝で抑える。うつ伏せのまま動けないキリトくん。

 

「捕まえたよ!」

 

 勝ち誇ったように言い、次の一手を打つ。

 

「ぐ……おぉおぉ!!!」

 

 しかしこのままやられてくれるキリトくんじゃない。覚悟ガンギマリな原作主人公は強いのだ。その優れた筋力値で左手を起点に起き上がろうとする。そんなことをされたら、貧弱な僕の体は徐々に浮いていく。

 

「……ッ!そうくるよな!キリトくんッ!」

 

 ガッ!と自身の右手ごとキリトくんの右手を踏み付ける。それだけして、あえてキリトくんを解放し、キリトくんの正面に立つ。バネ仕掛けの機械のように起き上がったキリトくんは、今度こそと光剣を握ろうとするが、力が入らない様子。その筈だ。その為に、自身の右手を犠牲にキリトくんの右手を思いっきり踏み付けたのだから。今頃じーんとした痛みで光剣をとりこぼしそうな所だろうが、流石はキリトくん。強い意志で握り続ける。

しかし、

 

「ごめんな」

 

 そう言って、僕はキリトくんの強い意志を宿す右目を、左手で握ったハンドガンで撃つ。眼孔を突き抜け脳漿にまで到達した弾丸は大ダメージを与え、ただでさえ少なかったキリトくんの残りヒットポイント2割を削りきり、バタンと倒れる。

 

 ふぅ。とため息をこぼし、痺れる右手を擦りながら、なんとか勝てたことに安心する。近接戦に持ち込まれた時点で負けは濃厚だったが、あのサトライザー譲りの格闘術が役に立った。まぁ、最後は拳銃だったが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 B.o.B予選決勝戦を終え、待機エリアに戻ってきた。相も変わらずザワザワザワザワと騒がしくモニターを眺める観客たちを見ながら、キリトくんを探す。と、少し離れたテーブル席にシノンちゃんとキリトくんの姿を見つける。

 

「やっほー。勝負は僕の勝ちだねキリトくん」

 

 明るく努めて笑顔でキリトくんに話しかけ、シノンちゃんの隣に座る。へにゃりと破顔したキリトくんは、

 

「あぁ……まさか、近接戦で負けるとはな。自信あったんだがなぁ……サブアームにハンドガンを持ってるとは考えてなかった」

 

 と零す。

 

「ん?持ってないわよね?」

 

 キリトくんの話を聞き、疑問を口にするシノンちゃん。

持ってないよ。と肯定の言葉を伝えると、驚いたように目を丸くするキリトくん。

 

「じゃあ、最後のハンドガンはなんだ?」

 

「アレは、キリトくんのファイブセブンだよ」

 

 そう。右膝でキリトくんを地面に縫い付け、僕が勝ち誇ったような言葉を吐いた時、僕はキリトくんの左腰からFN・ファイブセブンを抜き取っていた。「次の一手」とはこれである。

勝ち誇った「ような」言葉は吐いたが、だからといって油断してはいけない。相手が原作主人公ならば尚更だ。常に先手を打つ者が勝つのは、SAOでもALOでもGGOでも、はたまたリアルワールドでも同じなのだ。

 

「そういう事か……」

 

 落ち込むように項垂れるキリトくんを笑いながら、注文したアイスティーを飲む。勝利のアイスティーは美味い美味い。

 

「ま、これで一件落着だね。僕もキリトくんもシノンちゃんも明日の本戦出場だ。負けないよ。2人とも」

 

「えぇ。もちろん」

 

「…………」

 

 1人、暗い顔をするキリトくんに気付きながらも、気付いてないフリをする。

明日が本番だ。立ち回り次第によっては、僕とシノンちゃんは原作通りに行けばシュピーゲルこと新川恭二に殺されそうになる。

もちろん戸締りはしっかりするが、そんなものは簡単に破られる。

そして、優勝すれば祝勝会として、負けたらお疲れ様会として、新川くんが毒を片手に僕達の家に入り込むだろう。そして、それを断る理由を僕達は持ち合わせていない。なぜなら新川くんは「友達」だから。

完全に死銃の脅威を取り除くのならば、アパートではなく電子キーのマンションに住めばよかったし、新川くんとも関係を持たなければよかった。しかし家はシノンちゃんが先に決めていて、僕が知ったのは当日だったからどうしようもなかったし、「もっと防犯セキュリティのある家に引っ越そう」とわざわざ提案する理由も思い浮かばない。

新川くんとは、まるで神の悪戯のようにあれからも何度か落し物だったりクラスメイトの行事だったりで、外向的になったシノンちゃん……この場合は詩乃ちゃんの方が正しいか。詩乃ちゃんと仲良くなっていたりして、もう僕は止められなかった。

「新川恭二と仲良くするな」等と女々しい事をはっきり言えば、素直な詩乃ちゃんは僕の言葉を聞き入れ仲良くしなかっただろう。しかし、それでも新川くんは接触を続けてくるはずだ。逃げ場のない学校で。既に学校には詩乃ちゃんの起こした《事件》の事は周知されているから。遠藤とやらは直接的ないじめはしないにしろ遠回しに詩乃ちゃんを孤立させたがっているようだ。何故かは知らないが(遠藤が元々いじめっ子気質な事もあるが、事ある事にイケメン(柊出雲)とベタベタイチャイチャする姿が気に入らなかったという理由な事を永遠に知る事は無い)

 

「明日が本番だ。頑張ろう!エイエイオー!」

 

 そんな緊張を解すように、自分に喝を入れ直し、明るく振る舞う。

 

「オー」

 

 一応ノってくれたシノンちゃん。

 

「…………オー」

 

 相変わらず仏頂面なキリトくん。

 

「元気ないねぇ。明日が本番だよ?B.o.Bだよ!バレット・オブ・バレッツだよ!今から気が抜けててどうするんだい!」

 

「貴方が元気ありあまり過ぎなのよ。もう疲れたわ……先にログアウトしてるわね」

 

 そう言って、さっさとログアウトしてしまうシノンちゃん。

 

「俺も……もう落ちるよ。お疲れ様、いい戦いだった。シュウ」

 

 そう言って、返事も聞かずログアウトするキリトくん。

1人になるシュウ。

 

「…………明日が、本番だ」

 

 誰も居なくなったテーブル席で、笑顔を消して呟くシュウ。

波乱のB.o.B本戦になる事は間違いないだろう。死銃……デスガン。その他強豪プレイヤー達……課題は山積みだ。そう思いながら、ログアウトボタンを押し、リアルワールドへ帰還する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さっ、ストレス発散しましょ」

 

 そんなリアルワールドで待ち構えていたのは、全裸の詩乃ちゃん。

 

「えっ?」

 

 思わず困惑の声が口から零れる。これから起こる事柄を想像し、下半身が熱くなる。

 

「本番前のストレス発散〜〜♪」

 

 そう言って、猫のように僕の首筋を甘噛みする詩乃ちゃん。

いっそう守らなければ。と気を引き締め直……し、たい、が、詩乃ちゃんの僕の熱い下半身を弄る快楽が徐々に脳を支配する。

……むしろ守られるかもしれない。

そんな情けない事を考えながら、僕は諦めてアミュスフィアを外し枕元に置き、服を脱ぎ初める。

 

 

夜はまだこれからだ。




SAOで2年間近接戦を学んだキリトくんに近接戦で勝てるわけないだろ!いい加減にしろ!という声が聞こえてきそうですが、あのサトライザーにみっちり教えこまれたシュウくんも強いのです。
戦術勝ちです。このゲームはSAOじゃない。GGOですよ!銃は剣より強いんですよッ!!!!_:( _ ́ω`):_

実は初期設定では原作主人公をたてキリトくんを勝たせる予定でしたが、書いてるうちになんかシュウくんが勝ってました。自然な流れです。

さて、次回(多分)からB.o.B本戦です。
原作とは違う路線を突き進みますので、乞うご期待ください。
まぁストック切れたし展開も未定だから、次の更新いつになるか分からないケド!

サブヒロイン候補

  • ピトフーイ
  • レン
  • フカ次郎
  • 銃士X
  • 要らない!ヤン詩乃ちゃん一筋で行け!
  • 閲覧用(作者の好きにしたらいい)

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