蒼龍歪界録~Caeruleo depravavit draco insanit justítia~ 作:ゆーれーあばたー
これから忙しくなるので、時間を見つけて投稿していこうと思います。
あと今回はかなりチート臭いのと、主人公の酷い一面が多量に含まれます。
正直、大和政権の神様がとても残念な事になります。
「イメージを崩したくない!」という方は見ない方がいいかと、
それでもいいよ、という方はどうぞ。
「さてと、じゃあ、開戦の狼煙を上げましょうかね」
そう言って僕はC4の起爆装置を手に作り出す。
まぁ神奈子さんと天照さんには迷惑かもしれないけど他の奴等はどうなってもいいからね。
「ポチッとな」
起爆装置のスイッチを入れると同時に背後から爆音と倒壊音が聞こえる。
「おーおー派手にいきますなぁ」
さて、帰って報告かな?正直羽はやして飛べるけど、片方の羽クトゥルフに出てくる化物みたいで僕には影響無いけど、普通に諏訪子レベルなら気を失うから人に見られたらその人死んじゃうしなぁ。
「まぁ何とかなるでしょ」
因みに、破壊や切断といった能力は目に見えない物も対象となる。
だから自分に対しての理解や意識などを破壊するか、視線など切断すれば別にいいんだけどね。使い続けるとしんどい、と言っても片方の羽だけにすると某最後の幻想的ゲームのキャラみたくなるからなぁ。
「見られなきゃ平気か。」
そう言って羽を生やし飛び立つ。因みにもう一つの羽は何処かの大天使を彷彿とさせる羽になっている。ふつくしい・・・
「よっと、」
神社前に着地して羽を仕舞う。諏訪子に見られたら大変な事になる。
それにしてもこれなんとかならないかなぁ。
今度アーマードスーツみたいなの作ってみようかな?格好良さそう。
「おーい諏訪子ー?」
「なに!?」
「うわっびっくりした!何なの急に?何で上から落ちてきたの?」
因みに着地から素の人格。
人格の変更には仮面みたいなものに能力とかいちいち書き換えるような力が篭っている。
なので着けるだけで自身の消費はゼロになっている。
素なので上から落ちてきた時にはびっくりした。
「もう少しまともな登場はできないのか、この、この、」
諏訪子の頭を拳骨でグリグリする。
あ、可愛い
「痛い痛い!やめて!頭が割れる!」
「やめると誓うか?」
「誓う誓う!!」
「よろしい、ならばフィニッシュだ!」
「ぬわーー!?!?」
諏訪子の頭にグーを振り下ろす。此れは軽く見えるかもしれないが諏訪子を基準とした力加減なので一般人にやったら文字通り柘榴のようにハジけるので悪用禁止だろうね。
罪の無い人を殺すのは嫌だからね!
と言っても、処刑用BGM流しながら悪役にグリグリしたら頭が弾ける光景は何ともシュールだと思う。
「あーうー・・・ちょっと酷く無い?」
「酷くなーい、それよりも開戦だから準備してよ」
「え?何それ聞いてない」
「そりゃ言ってないもの」
「鬼畜だ、鬼畜がここにいる」
鬼畜で結構ですとも。
それと今回の諏訪大戦に関する『交渉』というのは、洩矢諏訪子と八坂神奈子の一騎討ち。
さらに、眠龍蒼空こと僕と、大和政権の全総力と天照大神の一騎討ちである。
これから僕が行くのは、とても広い平原だ。
正直、今回は確実に負けるということがわかっている。
神奈子さんを選んだのは現在の守矢神社の祭神だったはずだからこっちの方がいいと思ったので選んだ。
問題は僕の役目が終わるまでに諏訪子が耐えてくれるかにある。
どういうことかというと、神奈子さんが何処までやるかわからないからだ。
もしかしたら、諏訪子が『殺される』ことになるかもしれない。
まぁ、速攻で終わらせればいいだろう。
今回の不安要素はだが他にもある。
飛んでも、恐らく此処には平原からではどうしても間に合わないので、一瞬で行く必要があるということだ、なのでテレポーテーションをぶっつけ本番でやるということだ。
辿り着くことは出来るけど体はどうなるかはわからないのだ。
実際人形でやったら布と綿の塊になって到達地点にたどり着いていた。
人でやるとどうなるのかわからないから不安だ。
僕は天照さんと神奈子さんと諏訪子を無傷とは言わないが死なせずにこの戦争を終わらせるのが優先すべき事だ、これが出来なかったら彼岸にでも乗り込んでってやる。
「ねぇ蒼空」
「ん?なに?諏訪子?」
「さっきから何ブツブツ言ってんの?」
「いや、別に」
「気になる~気になる~教えてよ~」
「グリグリ行きますか?」
「遠慮します。」
まさかの警告詐欺です。
次回でした。すいません。
次回は戦闘パートですが、スペカルールが無いので大技はありません。
次回で終わるかなぁ、諏訪大戦編。