蒼龍歪界録~Caeruleo depravavit draco insanit justítia~   作:ゆーれーあばたー

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特別編第一章『能力』のレポート

あれから数百年、不思議に僕は年を取らずに生き続けていた。

その数百年の間、霊力などを完全に制御出来るようになり、特徴があることを知った。

次はその特徴を纏めたものである。

霊力

・近くにある植物や動物が生気を帯びたように生き生きとなる

・物を出そうと考えると物を創れ、消そうと思えば消すことができる。

・傷が自然と治る。…etc

妖力

・出しただけで周りを無差別に破壊する。(制御可能)

・直接物に流し込むと弾け飛ぶ(人体への実験は無し)…etc

神力

・言霊の使用(神力を込めて発言するとその通りにさせる)

・幻想を操る(現代に実在しないとされる物を操る)

・能力を操る(触れたもの、見た物体験した事を能力とし操る)

・範囲を操る(破壊範囲などあらゆる範囲を操る)

・流れを制する…etc

 

 

この世界には『能力』というものがあり能力を持つものは能力持ちと呼ばれ、ある者は恐れられ、ある者は称えられ、ある者は無干渉といい、その能力、その者によって其々接し方が変わってくる。

そこで僕の持っている能力について書き出してみた。

 

『創造と破壊と能力を操る程度の能力』

・創造には霊力を使い、傷が癒える事なども考え、生命力を付与することができるのだろう

・破壊には妖力を使い、妖力に耐性の無い人間にはより強い攻撃となる

・能力の場合神力を使うのは強化を行う場合だけである。

《強化について》

・強化とは泥団子を鉄球並みに硬くしたりまたその逆も然り。

・限界まで強化したものには特性がつくようになる。次は一つの例である。

「リミットハードネス」

意味は限界硬度、付与される能力は『あらゆる力の干渉を無力化する程度の能力』

勿論、適用されるのは強化したもののみである。

 

 

現在覚えている能力は以下の通りである。

『自然を操る程度の能力』→草などに触れたため

『時を操る程度の能力』→時という概念に触れたため、時が進むのを体験したため

『言霊を扱う程度の能力』→言葉を使っているため

『万物を切断する程度の能力』→いつも持ち歩いているナイフのため

『狂う程度の能力』→両親の死など不幸が重なり気が狂れてしまったため制御不可

他、未発見の能力多数

 

《能力の変動について》

能力と能力を組み合わせて新しく能力を作ったり能力を操るには神力を使い、草木を操る程度の能力と大気を操る程度の能力などを合わせて、『自然を操る程度の能力』にしたりすることができる。

 

 

 

 

 

 

 

「こんなもんかな・・・・・・?」

 

「蒼空ぅーなにかいてるのー?」

 

「あぁ、諏訪子に教えてもらった能力について纏めておいたんだよ」

 

「へぇーー、でもさぁ、蒼空の能力ってさ、」

 

「僕の能力がどうかしたの?」

 

「いや、やっぱりチートだよねーって思ってさ」

 

「・・・・それは僕も思うよ」


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