終末のイゼッタ 黒き魔人の日記   作:破戒僧

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Stage.26 魔女と魔人(前編)

 

 

1940年8月26日

 

……ほんっとにもう……これだから統制のとれてない民兵は……。

 

一瞬、思わず国際法を解釈しなおして焼き払いたくなったりしたけども……まあ、どうにか鎮圧できてよかったよ。

 

切羽詰まってるのはわかるけど、時期考えろって話だ。

よりにもよって、結婚式場に殴り込んで『政略結婚による日和見など認められぬ! 国民たちに変わって異議を申し立てる!』『正義を通すのだ!』『この国は我々が守る!』とかなんとか……某アニメのCV緑○のロリコン中華軍人のクーデターを一瞬思い出した。

 

国際法で安全を保障してたはずのところでこんなことになって……いくら、主犯が、現政権とは何も関わりのない非正規兵の集まりだからってねえ。

死傷者も出ちゃったし……カルネアデス王国政府は、面目丸つぶれだったな。

 

それに、コレのおかげで僕が根回ししてた色んな計画も、ほとんど使えなくなっちゃったし……やれやれ、逃げの手を打ったからこそ、国際的な地位は下がれど、底には至ったと見た僕の見通しが甘かった……ってことなんだろうな。

 

しかし、この国にとってはここからさらに苦境だろう。

明日以降の会議、だーいぶ厳しいことになるだろうな……身内(って言っていいのやら)のバカのせいで、底をぶち抜いてさらに色々下がっていくことになったわけだし。

 

もしコレを事前に察知できてたら、それこそ他にやりようもあったんだけど……ま、過ぎたことを言っても仕方ないか。

 

……それに、悪いことばかりじゃなかった。

政治的な意味でじゃなくて、単に僕の個人的な感情として……っていう意味になるけども、この思わぬアクシデントのおかげで、思わぬ共同作業ができたので。

 

楽しい、というわけにはいかなかったけども……不謹慎を承知で言わせてもらうならば、胸が熱くなる展開、って奴だったことは確かだ。

ヒラコー節に則れば否定されちゃうんだけども……呉越同舟、危機に際して敵同士が協力して戦うっていう展開は……少年漫画では、王道のwktkパターンなわけで。

 

いや、まさか……一時的にとはいえ、イゼッタと協力して戦うことになるとはね。

 

 

☆☆☆

 

 

発生したクーデターは、銃火器を使い、周囲を容赦なく巻き込む形で実行されていた。

 

すでに何人もの死傷者が出る中……クーデター発生の報告を迎賓館で聞いた各国の首脳たちは、どうしたらいいかわからずに右往左往するばかりである。

 

部下に『自分たちを守れ』『賊を撃退しろ』などの指示こそ出せてはいるものの、漠然としたそれだけではどうしようもない。敵も、それ相応に周到な準備をしてきたのだろう。ただ立ちふさがって銃を向けるだけでは、鎮圧できずにいる。

 

今いる施設内に入り込んだ賊たちへの応戦こそ何とかできているものの、刻一刻と、賊の応援部隊がここに近づいてきている、という情報が流れる中……各国首脳の恐怖心は募るばかり。

 

中には、エイルシュタットのフィーネ大公のように、自らは冷静さを保ちつつ、パニックになりかけた者達を抑えようとしている者もいるが……このまま混乱は大きくなるばかりかと思われた。

 

そんな中で……言わずと知れた『エイルシュタットの魔女』イゼッタが、事態打開のために戦闘に打って出ようと名乗り出るものの、賛成する者は少なかった。

 

敵の布陣も装備も作戦も、何一つわからないまま出ても危険だと考える者が半分、ここにいてくれた方が自分たちが安全と考える者が半分、といった形。

彼女の主たるフィーネや、彼女以上に戦術に明るいジーク補佐官もまた、前者の主張であったため、イゼッタはその矛をひとまず収めることとなった。

 

そんな事態が動いたのは、さらに数分後だった。

不穏分子の排除が終わり、また施設内の外壁自体も強固な一角に、バリケードやトラップ等を設置して安全を確保したエリアを作り出せた、という知らせが飛び込んできた。

 

それが確かなものだとわかると、首脳陣はこぞってそこに向かったが……到着していよいよ避難する段階になり、そのエリアを利用するかどうかで、悩まされることとなる。

 

そのエリアを作り上げたのが……他ならぬゲルマニアの将校、テオドールだったからだ。

 

 

 

「信用できるか! いかに中立国での会談とはいえ、このような非常事態に、お前達ゲールの用意した避難施設など!」

 

「この機に乗じて我々を害そうとしているのではあるまいな!」

 

「……ですから、信用できないのでしたら無理に使ってくださいとは言えませんが、だからといって他に妙案を即座に提示することもできませんので、そこはご了承願います」

 

「ぬぅ……」

 

何人もの各国首脳の視線の先で、呆れたような疲れたような様子で言うテオは、腕時計で時間を気にしながら、冷静さを保って話を続けていた。

 

ただしその調子は、まるで駄々っ子を諭すかのようなそれである。

中々どうして、実際のところもまたその通りなのだが。

 

テオはクーデター発生の直後、即座に兵を動かして施設内の不穏分子を隔離ないし排除、そのまま、『現在首脳陣がいる位置から移動しやすく』『そもそものつくりが頑丈で』『敵が外部から攻めてきた際に守りやすい』位置を選んで安全地帯をつくるべく動いていた。

 

動き出して20分少々で一応形になったそこに、各国首脳をひとまず収容しようとしたわけだが……悲しきかな、ほぼ全世界共通の敵となっているゲールの将校であるために、信用されず、罵声の的になり、結果事態が進展しない……というのが、今の状況である。

 

かといって、ここ以外に現在安全に立てこもっていられる場所がないのも事実であり……首脳陣は、どうすればいいのかと頭を抱えていたが……そんな中、一歩前に進み出た者がいた。

 

首脳陣の、男性がそのほとんどを占める中において、数少ない女性の会議参加者であり……さらにその中において、間違いなく一番若い少女……エイルシュタットのフィーネ大公であった。

 

「確認したいのだが……ここの安全性はいかほどか? 具体的に……現在こちら側にある兵力で、事態の収束までの首脳各位の保護・防衛が可能かどうか、見通しを聞きたい」

 

その問いかけに、テオドールは……いち軍人という立場から、一国の国家元首を相手にふさわしい言葉を選んで、よどみなく答えた。

 

「比較的籠城戦に向いてはいますが、建物の密集した市街地という特性上、どうしても脆弱な部分は出てきます。防衛のためのプランは考えてありますので、それを実行して賊の侵入を防ぎつつ、外部へも兵力を展開させて、同時進行で事態の収束を図る必要があります」

 

「そうすれば、この場にいる首脳陣の身の安全は保障されると?」

 

「さすがに100%とは言えませんが、最も防衛成功の見込みがある方策と確信いたします」

 

「……わかった。ならば、その方策に乗るほかあるまい」

 

「お、オルトフィーネ大公!? げ、ゲールを信用なさるおつもりで!?」

 

驚き、慌てた様子の眼鏡の男……ブリタニアの代表者が、フィーネに問いかける。

現在戦争中の敵国の将校を信用すると言ったわけなので、当然ではあるが。

 

しかしフィーネは、わずかな迷いも、一転の焦りや戸惑いもない、堂々とした様子で、

 

「ことここにおいて、他に手もない以上はやむをえないでしょう。それに……信用ならできます」

 

「な……ゲールを、ですか?」

 

「ゲール『だからこそ』です。この状況だからこそではありますが……外にいる彼らは、どうやら帝国との抗戦派のようです。であれば、彼らにとって彼ら帝国の代表者は明確な敵……自身の保身のためにも、有用な方策をもって対応すると考えられます」

 

「そ、それは確かに……そうかもしれませんが」

 

「どの道、この場にて他に戦術指揮に精通した人物は……失礼を承知で申し上げますが、彼以外にいないでしょう。加えて、すでに現状を最大限把握している彼に動いてもらった方が、作戦に移るまでのラグもなく、それに比例して作戦の安定度も高いかと。であれば……」

 

その後しばしの説得の後、納得できない部分もありながらも、他に方策なしと判断した首脳陣は、テオドールが用意した退避区域に逃げ込み、事態の打開を待つこととなった。

 

その際、そして区域内に隠れている間も、ほとんどの国の首脳たちは、テオドールやその側近のゲールの兵士……アレスやニコラに対して、懐疑的な、あるいは忌々しげな視線を向けていたが………………その大半は、それから30分としないうちに消えて失せることとなる。

 

何が起こったのかと言えば、単純明快。

テオドールが、首脳陣の『期待に応えた』。ただ、それだけだ。

 

 

「この一角の耐火設備については? 防火扉の素材と経年状況、倉庫部分の荷物の量等もわかればありがたい。別館渡り廊下南端部についても同様の……ああそれと、こことここの扉のカギと、この扉をすっぽり覆える大きさの、できれば木製のキャビネットか何か……それに、ありったけの酒の手配を。アルコール度数の高いものから運ばせてください。60%より下は結構」

 

「設備等に関しては、今説明を……しかし、キャビネットと酒はなぜ?」

 

「バリケードと攻撃手段を兼ねて、炎上網……その起爆装置を兼ねたブービートラップを作ります。こちらの通路については、敵伏兵の予想侵攻ルート上にありますので、構造を利用して……」

 

カルネアデス側から提供された建物の図面を机に広げ……両利きのテオが、左右それぞれの手に持ったペンをすさまじい速さで動かして、必要事項・情報を書き入れていく。

 

それと同じ、あるいはまったく違う内容の会話を、よどみなくさらさらと、それも早口で続けて、絶え間なく報告を受けて指示を出して……を繰り返す光景に、各国の首脳は皆、唖然としていた。

『大道芸か何かを見せられている気分だった』『やっていることはでたらめなのに、内容がきちんと形になっているのが信じられなかった』と、その現場を目にしていた首脳らは、後に言う。

 

その時からすでに、この男が只者ではないと、帝国でプロパガンダ的に流布される噂が、ひょっとしたら誇張でも何でもないのかと、感じ始めていた。

 

そのさらに数分後、事態は誰の目にも明らかな形で動き出す。

 

 

 

『う、うわぁぁあああ!? 火が、火がぁ!?』

 

『何でこんなっ、お、おい押すなやめろ! こっちはだめぎゃあああぁあ!!』

 

「こちらK1。敵伏兵、罠にかかりました。通路の大部分が火の海につき、以後使用不能ですが」

 

「ご苦労、その通路はもう使わないから構わない。通路両端の防火シャッターを下ろして開閉装置を破壊してオーブントースターにしろ。あと、閉まる直前に手りゅう弾を投げ入れて出口付近も燃やすのを忘れるな。終了後K9の部隊に合流して2階へ向かえ」

 

「こちらG5、浸透中の敵伏兵の奇襲に成功。もう間もなく――」

 

『畜生! 何でばれて……』

 

『どこから撃ってきやがるんだ!? 何もぁ―――』

 

「――たった今動くものがいなくなったところです、少佐殿」

 

「よくやった。窓は空いてるな? それを聞きつけて隣の通路の伏兵共が来るはずだ。半分が降りたところで階段を破壊して分断、各個撃破する。君たちは下の階の連中を掃討せよ。上の階の残りは、K22の部隊に隣のフロアから壁越しにハチの巣にさせる。あと、今の私のコールサインはコマンドポストだ、そう長く使うものではないが、以後注意せよ。続いてR5、応答せよ」

 

「こちらR5。現在すでに、部隊全員作戦目標地点に到達済。指示を乞う」

 

「コマンドポストよりR5指揮下各位へ。敵伏兵、想定4番、5番の進行ルート上に、先程F3指揮下の部隊がトラップを用意している。それが発動したら……」

 

 

『うわあっ!? な、何だこれ……く、車が、車が突っ込んできた!?』

 

『畜生、何人も巻き込まれた……誰が運転して……え、だ、誰も……』

 

『お、おいそれより、その車何を積んでんだ!? 爆薬でもなければうわああぁぁああ!!』

 

『な、軍用犬……い、いや、ただの野犬か!?』

 

『こ、こいつら襲ってくるぞ!? 助けて、助けてくれぇ!?』

 

『撃て! 撃ち殺せああぁぁああ!?』

 

『なっ、銃げ、き……』

 

 

「こちらR5。保健所から調達した処分予定の野良犬共は実にいい仕事をせり。施設職員の怠業で飯をもらえず飢えていたのが逆に好都合だった模様。敵部隊総崩れです、反撃もない」

 

「コマンドポスト了解。……かわいそうだが、残った犬もろとも狩りつくせ。どの道処分されるはずだった命だし……人の味を覚えた獣を野生に放つことはできない。軍用犬にも適さない」

 

「R5以下了解。テロリスト共を撃つより良心が痛みますが、頑張ります」

 

 

奇襲をかけられた状況だったはずが……気が付けば、行っているのは、一方的なマンハント。

 

場所から攻撃タイミングまで、兵に的確な指示を出し、潜伏からの迎撃をメインに立ち回り、敵兵の行動をことごとく先読みして出先をつぶし、勢いを失った彼らを逃さず仕留めていく。

民兵たちが迎撃しようとしても、戦術をことごとく読まれ、妨害され、潰される。

 

真正面から攻め込もうものなら、各所に展開した兵力が火力で制圧する、あるいは罠を仕掛けられて閉じ込められたり、思わぬ場所から奇襲をかけられて即座に壊滅。

 

非常口などのルートから隠れて侵入しようとしても、読まれていて待ち伏せされて撃破され、あるいは分厚い防火シャッターなどを利用して閉じ込められる。

酷いものでは、その直前に通路を炎上させられて焼き殺されたりもした。

 

銃列を組んで弾幕で攻められるのを防ごうとすれば、放物線を描いて飛んできたグレネードによって木端微塵にされ、あるいは死角以前に全く見えない壁の向こうから撃ち殺された。

 

留めに、距離にして数百mのところにある保健所から、処分予定の野良犬……しかも、施設職員の怠慢で餌をもらえず、飢えていたそれらを輸送車に満載、それを無人で突っ込ませ、その際の混乱を利用して主力の大部隊を仕留めたりもした。

 

またたく間に壊滅していく、百人以上いたはずの敵の部隊。

対して、こちらの損害は……なんと死者0。重傷者が数名も、命に別状なし。

ただし、敵が攻め込んできた際に、警備に数人死者が出ているが……それだけだ。

 

無線の向こうからのダメージレポートに、驚きのあまり言葉も出ない首脳陣だったが……少しして、危機が去ったことに安堵し、現金ではあるが、口々にテオドールをほめたたえていた。

敵国の軍人ゆえに、素直に称賛はしない者も多かったが。

 

しかしその後すぐに、ほかならぬそのテオドールの口から、まだ事件は終わっていない旨を告げられ、その部屋の中の面々は緊張感を取り戻す。

 

ここを襲ってきた者達こそ全滅させたものの、まだ町の中には残党がおり――それもテオドールがカルネアデス警備当局経由で指示を出して狩り続けているが――さらには、このクーデターに乗じて軍事行動を開始しようとした者達の本隊が、どこかしらの拠点に残っている。

 

実は、『全滅させた』といいつつ数人無力化して捕獲していたテオドールは、先程ここからニコラを派遣し、尋問させて情報を集めている最中である。じきに、アジトも判明するだろう。

 

それらをどうにかしなければ、この件は終わらないし……最悪、劣勢と目的の達成不能を悟った本隊が何かしらのバカをやらかすかもしれない。

どうやら、ここにいる帝国側、反帝国側の首脳陣を狙った襲撃も、身柄を確保して人質同然に扱う目的だったようであるため、あまりいい予感はしないのだ。

 

中立国であるこの国には、戦争に関係のない各国の施設も多数ある。放置していて、それらに被害が出るようなことにもなりかねない。

 

何せ、相手は国際法を守る気のない……というよりも、国際法というものを理解しているかどうかすら疑わしい連中であるがゆえに、大使館すら標的になりかねないのだ。

 

……と、考えていたところで、帝国の大使館が襲撃され、しかし撃退したという報告が入る。

 

本気で放置できない連中だと皆が悟ったところで、このまま警察組織の動員に加え、安全確保のために引き続きテオやその指揮下の兵たちがこの件の鎮圧にあたることを了解したところで……事態の終結をより迅速かつ確実なものにするため、という名目で、エイルシュタットのフィーネから、とんでもない提案が飛んだ。

 

「い、今、何と……オルトフィーネ大公?」

 

首脳陣は、皆、仰天した表情で、絶句している。

 

テオドールや、その部下のアレスたちも絶句している。

 

それほどに、提案が衝撃的というか、予想外だった。

 

「お聞き及びのとおりです。この事態をより確実かつ、迅速に打開できる最善の手であると、確信しております」

 

「し、しかし……確かに、彼のその手腕は確かなものであることは、今もって証明されました。ですが、それとこれとは……」

 

「ご懸念等については最もですが……」

 

フィーネは、ここで起こる武力蜂起をこのまま放置することにより、今後の戦争に落とされる影について、補佐官と共に説明した上で、この騒乱を早期に収束させることに対しての重要性、そしてそのために今とれる最善の手が『それ』であることを、先程と変わらず説く。

 

他国の人間である以上、越権行為ととられかねないという反論も飛ぶも、この件によって誰より顔を青くしているカルネアデスから『許可』もとい『要請』が出ている点や、すでに同じく他国人、しかも同盟を組んでいない相手である帝国のテオドールらが協力している点を根拠に、メリットがデメリットを上回る点を強調してこれを説き伏せた。

 

そしてその上で……改めて、どうにか平静を取り戻しつつあったテオドールに向けて、再度フィーネは、言った。

 

 

 

「テオドール・エリファス・フォン・ペンドラゴン殿。この戦いの間に限り、そなたに、我が祖国エイルシュタットの最強の牙を……『白き魔女』イゼッタを預ける。指揮官として、その力を十二分に発揮し、本件の解決の一助としてくれることを期待する」

 

「ふ……不束者ですが、よよ、よろしくお願いします!」

 

「……え、あ、うん……はい、こちらこそ、どうぞよろしくお願いします」

 

 

 

イゼッタ、フィーネ、そして……テオ。

この三者が顔を合わせ……1人は堂々とし、1人は緊張し、1人は戸惑っている。

 

その表情の奥にある……世間一般的に見た推測とは異なるであろう、本当の感情やら思いを悟ることができる者は……せいぜい、アレスとマリー、それに、ミュラー補佐官くらいのものだった。

 

 

 

 


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