7Game   作:ナナシの新人

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大変お待たせしました......。


game48 ~気迫~

 五回裏一死二塁カウント1-0からレフトへ特大ファウルを打った矢部(やべ)は、ファウルゾーンへ放り投げたバットを拾い、悔しそうにバッターボックスに戻っていく。

 そんな矢部(やべ)とは対称的にマウンド上の伊達(だて)は、涼しい表情(かお)で受け取った新しいボールを手の中で転がし、感触を確かめている。

 打席に戻った矢部(やべ)が構え、球審のコールで試合再開。カウント1-1からの三球目、一球前よりやや甘いインコース。球種はシュート。

 

「ファール!」

 

 大飛球を打った一球前のストレートよりも低めに食い込んでくるボール球に手を出して、三塁線へ弱い当たりのファウル。カウント1-2と三球で追い込まれてしまった。矢部(やべ)はバッターボックスを外し、険しい表情(かお)でバティンググローブをつけ直す。

 その様子をベンチからあおい、芽衣香(めいか)瑠菜(るな)の三人は少し心配そうに見ていた。

 

「今のボール球だったんじゃない?」

「ええ、かなり低かったわ。いつもなら簡単に見送っているコースよ」

「なにしてんよ、あいつ。まさか、代打を出されたことをまだ引きずってんじゃないでしょうねっ?」

「さあ、どうかしら」

 

 芽衣香(めいか)の推察は外れていた。矢部(やべ)はもうすでに代打を出されたことなど頭から消え去っていた。今矢部(やべ)の頭の中を支配しているのは、二打席連続でチャンスで打てなかったこと。もともとチャンスに強いタイプではないとは言え、初回二死一,二塁のチャンスで見逃し三振。三回裏に回った二打席目もアウトカウントに違いはあったが一死一,二塁のチャンスでまたもや凡退と、先制のチャンスを二度も不意にしてしまっていた。

 

「(今のは、ボール球だったでやんす......。ここまで三球ともインコース、次は外でやんすか......? それとも裏をかいて四球続けてインコースでやんすか......? って、ダメでやんす......!)」

 

 考えれば考えるほどドツボに嵌まる。それこそ相手の思うつぼ。それは普段のメンタルトレーニングや今日までの試合で嫌と言うほど経験していた。頭を振って必死に雑念を振り払おうと矢部(やべ)は試みる。

 

「(矢部(やべ)のヤツ、相当テンパってるぜ。普通に打ちゃ打てねぇボールじゃねぇのにな~)」

 

 セカンドランナーの奥居(おくい)は、バッテリーに目をやった。

 

「(......よし、狙うか。荒れてるし、上手く盗みゃ行ける......!)」

 

 関願バッテリーはサイン交換を行っている最中、奥居(おくい)は通常時よりもスパイク一歩分三塁側へリードを取った。その動きを察知したキャッチャーが手首を返した。直後プレートを外した右足を軸にして、伊達(だて)はクルッと素早くと踵を返した。

 

「セ、セーフ!」

 

『スンバラシイ牽制球! 際どいタイミングでしたが判定はセーフ! 奥居(おくい)、命拾いしたましたー!』

 

「あっぶねぇ~......」

「オッケー、ナイス牽制! おしいおしい!」

 

 ベースカバーに入ったショートからボールをもらい小さく頷くと、まるで何事もなかったかのようにすまし顔でセットポジションに着いた。

 

「すごいタイミングの牽制球だったねっ」

「ええ、捕球と同時に滑り込んでくるところへタッチできる完璧な牽制だったわ」

「てゆーかリードが大きすぎなのよ。矢部(やべ)がダメでも、鳴海(なるみ)とあたしが居るってのに、まったくもうっ」

 

 芽衣香(めいか)が名前を出したその鳴海(なるみ)は、ネクストバッターズサークルから今のサインプレーにとある違和感を覚えていた。それは元々長年ショートでプレーしていた彼だからこそ感じた違和感。

 

「(今のショート、まったく動かなかった。まるであそこへ来るのがわかってたみたいだ......。それにセカンドも、センターもバックアップに来るのが遅かった。どういうことだろう......?)」

 

 内野手としての視点、捕手のしての視点から今の一連の動きに疑問を持った鳴海(なるみ)は、その疑問を払拭するためネクストバッターズサークルを離れ、急ぎ足でベンチへ戻っていく。

 

「どうしたの?」

 

 神妙な面持ちでベンチへ帰ってきた鳴海(なるみ)に、あおいは小さく首をかしげて訪ねる。

 

「うん、ちょっと気になることがあって。片倉(かたくら)くん」

「あ、はい、なんですか?」

「あのピッチャーだけど、牽制上手いの?」

「はい。ああいう投球スタイルなので、牽制とか、フィールディングには特に力を入れてました。投球と比べるとコントロールはかなり良いです」

「そっか......ありがとう。監督」

「なーに?」

奥居(おくい)くんに、サインを出してもらえますか?」

「サイン?」

「はい。ちょっと調べたいことがあります......!」

「わかったわ」

 

 鳴海(なるみ)の意見を聞き入れた理香(りか)は、サインになっていない空サインを出した。

 

「(おっ、七瀬(ななせ)からのサインだ、珍しいな。えーっと......)」

 

 マネージャーのはるかが出した本当のサインは、思い切りリードを取って牽制を誘え。

 

「(マジか......さっきのも結構ヤベータイミングだったんだけどなー。けど、ここで答えなきゃ男が廃る、全力の帰塁を見せてやるぜ......!)」

 

 ――了解、と勇ましい表情(かお)でヘルメットのつばを触った奥居(おくい)から、伊達(だて)はただならぬ気迫のようなものを感じ取った。

 

「(なにかサインが出たのか......? このチームのサインは何度ビデオを見返しても共通点を見つけられなかった。しかも今ままでの試合、四番だろうが平気でバントや右打ちをしてくるタイプのチーム。正直、ある程度決まった役割で仕事をこなす強豪校よりもやりづらい相手だ)」

 

 セカンドランナーのの動きに細心の注意を払いつつサイン交換を行い、セットポジションで構えに入った。

 

「(行くぜ~?)」

 

 奥居(おくい)は、ススッと然り気無くリードを広げる。

 

「(あのランナー、調子乗り過ぎだろ? 伊達(だて)......!)」

 

 その動きを見てキャッチャーは、伊達(だて)に牽制のサインを送った。先ほどと同様に素早くプレートを外して反転し、セカンド方向へ身を翻す。

 

「(――来た! ってあれ......?)」

 

 手から素早く滑り込んでセカンドベースへ帰塁した奥居(おくい)だったが、伊達(だて)は牽制球を実際には投げず偽投で留めていた。投げていれば牽制アウトを奪える可能性も十分にあるタイミングにも関わらず――。

 

『おや、どうしたのでしょうか? 握り直し損ねたのでしょうか? 大きく飛び出していた奥居(おくい)にとってはラッキーな結果になりました』

 

「違う。今のは投げれなかったんじゃない、投げなかったんだ」

 

 東亜(トーア)たちと同じく、ネット中継で試合を観戦している高見(たかみ)は、実況とは違う見解を示した。その意見に彼と一緒に観戦しているトマスが訊いた。

 

「どういう意味だ?」

「今一瞬だけど写ったんだ、誰もバックアップに来ていなかった」

 

 高見(たかみ)は動画を巻き戻し、問題のシーンで停止させる。

 

「ホントだ。センターも、セカンドもショートのバックアップに間に合ってない」

「そのくせショートはキッチリ同じポジションで構え、一球前の牽制を受けた場所と同じとこにグラブを差し出している。牽制時における制球力には、それだけ信頼があるんだろう。だが、投げなかった。その理由(ワケ)は――」

 

 偽りの投球スタイルを悟られないため。

 

「なるほど、二球も続けて同じところへ投げば悟られかねないってワケだ」

「そう。故意に暴投や逆球を投げるという手段もあるけど、バックアップがないとなると暴投はリスクが高い。奥居(おくい)くんの走塁センスなら、ショートが後逸でもしようものなら一気にホームを奪い去ることも難しくない」

「さっきのタッチアップが効いてるな」

「ああ。それとこれは僕の推測だけど、おそらくあのピッチャーは――」

 

 東亜(トーア)と同様、伊達(だて)のピッチングスタイルを高見(たかみ)は既に看破している。

 東亜(トーア)高見(たかみ)、この二人の天才は同じ結論に至っていた。

 

「誰にも本来の制球力を教えてないだって?」

「監督は知っているだろうが、今ベンチ入りしてるヤツらには間違いなく伏せている」

「なぜだ? 制球力が良いと知っていればシフトも敷きやすいだろう」

 

 児島(こじま)の言うようにアウトコースなら流し打ち、インコースは引っ張りと、コースなりに強い打球が飛んでくることを念頭に入れて守備に着くことが出来る。

 

「普通の関係性ならな」

「普通の......?」

「――フッ。まあ俺はないが、お前たちは経験してきたんじゃないのか?」

「俺と出口(いでぐち)が?」

渡久地(とくち)が経験ないって言うと、部活特有の事情......あっ、上下関係か!」

 

 学生の部活働、特に運動部における上下関係は重い。その証拠に実力で勝ち取ったレギュラーとはいえ、一年生でエースナンバーを背負うことを面白く想わない上級生も少なからずいた。

 

「なるほど。確かに、渡久地(とくち)は経験していなさそうだ」

「むしろ上級生にも“さん”付けで呼ばせてそうだ。俺は苦労したなぁ~、嫌がらせみたいに何度も首振られて球審に注意されたこともあったけ......。しかも結局は、最初に出したサインのボールを投げたんだよなぁ~。まあ打たれたんだけど」

 

 学生時代の体験を遠い目で語る出口(いでぐち)には触れることなく、東亜(トーア)は話しを続けた。

 

「キャッチャーが構えていたコースをすべてチェックしていたが、あのキャッチャーは良くも悪くも長打を避ける無難なリードしかしない」

「一発勝負のトーナメント戦でそれは普通のことじゃないのか?」

「問題は、そのリードが得点圏内にランナーを背負った状況においても変わらないと言うことだ。打者に寄って多少差違はあるが大きく分けて三パターンほどしかない。つまり引き出しが少ない。そんなキャッチャーにコントロールが良いと知れて見ろよ、気づくチームなら試合中盤以降滅多打ちを喰らう」

 

  運動部の部活働における主導権は大抵の場合上級生が握る。長い伝統のある古豪関願の場合も例外ではない。主導権は三年生のキャッチャーの方が握っている。コントロールが良いと知れれば自分のリード通り投げろと言われることは明白。そのため伊達(だて)は、それを悟られないよう意図して構えとは違うコースへ投げ、時おりサイン通り投げるようにして上手く制球難を演じてつつゲームメイクを行っている。

 

「敵を騙すにはまず味方から、か。まさにペテン師」

「てか味方を信頼しないで自分でゲームメイクするだなんてどんだけ自信家なんだよ、コイツ」

「逆だ。自信がないからこそ今のスタイルになっているんだよ」

 

 画面に映る伊達(だて)から目を外した二人は、勢いよく東亜(トーア)へ顔を向ける。

 

「どういうことだ?」

「どうもこうも見ての通りじゃねーか」

 

『おおっとまたしてもインコース! 矢部(やべ)、大きく仰け反って避けましたー! これでツーエンドツー平行カウント』

 

「今ので四球連続インコース、進塁打は打たせないって配球だ」

「ふむ。しかし、今のは......」

「どうしたんですか? 児島(こじま)さん」

「今の、あれほど大袈裟に避けるほどのボールだったか?」

 

 確かに今のボールは、大袈裟に仰け反って避けなければならないほど厳しいコースではなかった。

 そして今のボールこそが、伊達(だて)と言う投手を紐解き、攻略へと繋がるカギとなる一球。

 

「フッ、それに気づいたのならもう分かるだろ」

「え......?」

「あんたが自分で言ったじゃないか、『両サイドの出し入れだけでも十分勝負できる』ってな。じゃあどうしてそうしない。なぜ過剰なまでに制球難を演じる必要がある。その答えが、今の一球だ」

 

 そう。今の一球こそが敵味方を欺くためだけではなく、抜群の制球力を持ちながらも制球難を演じる本当の理由を物語っている。

 

「そしてそれが分かれば、次投げられる勝負球もおのずと読める――」

 

 東亜(トーア)の読みは、外角低めボール球のストレート。

 

 

           * * *

 

 

「(四球続けでインコースだったでやんす。ここまで攻められるとヒットはおろか右打ちも難しいでやんす......)」

「タイムお願いします!」

 

 鳴海(なるみ)はタイムが認められると、ベンチ前から矢部(やべ)の元へ駆け寄った。

 

矢部(やべ)くん、靴紐がほどけそうだよ」

 

 指摘されて足下を見る。だが、靴紐はしっかりと結ばれていた。

 

「(そのまま打席外して)」

「(......了解でやんす)」

 

 鳴海(なるみ)に言われた通り矢部(やべ)は、打席を外してしゃがみ込み、球審に背中を向けて小声で訊いた。

 

「で、なんでやんすか?」

「ん? 別に、ただ少し間を取りに来ただけだよ。矢部(やべ)くん今、相当テンパってるでしょ」

「そ、そんなことないでやんす......!」

 

 図星をつかれ、とても分かりやすく取り乱した。

 

「とりあえず落ち着きなよ」

「お、オイラは、常に冷静沈着でやんすよ......!」

「そう見えないから言ってるんだけどなぁ、まあいいや。あ、そうだ、芽衣香(めいか)ちゃんから伝言があったんだ」

 

 ネクストバッターズサークルに戻りかけた鳴海(なるみ)は、預かった伝言を伝える。

 

「『一人でやってんじゃないわよっ。また同じことしたらひっぱたくわよ、根性見せなさい!』だってさ」

「――りょ、了解でやんすー!」

 

 すくっと立ち上がって、ベンチに向かってビシッと敬礼した矢部(やべ)を、芽衣香(めいか)は満足そうな表情(かお)で見ている。

 

「よかったの? 逆に萎縮しちゃうんじゃ......」

「いいのよ、あれくらい言わないと効かないんだから」

 

 心配するあおいをよそに芽衣香(めいか)は平然と言ってのけた。

 

「効果テキメンだったみたいね。新海(しんかい)くん、肩作りたいから受けてくれる?」

「はい」

 

 バッターボックスへ戻る矢部(やべ)の姿を見た瑠菜(るな)は、芽衣香(めいか)の意見に同意し、新海(しんかい)に声をかけ、ベンチ横のブルペンで軽いキャッチボールで次の回に備えて肩を温める。

 

瑠菜(るな)、すごい気合い入ってるね。まだワンナウトなのに」

「そうみたいねぇ。さてと、あたしも準備しよーっと」

 

 次の打席に向けて芽衣香(めいか)が肘あての準備を進め始めた時、グラウンドではちょうど試合が再開された。

 

「(あれこれ考えてる場合じゃないでやんす......! オイラは、来たボールを打つだけでやんす!)」

「(眼鏡(バッター)の雰囲気が変わった? でも、体の方はそう簡単に切り替えられないハズ......)」

 

 先ほどまでとは違う空気を感じ取った伊達(だて)は、キャッチャーとサイン交換を行う。

 キャッチャーのサインは、東亜(トーア)の読みとは違う外角低めのスライダー。四球続いたインコースを効果的に使いボール球を振らせようというリード。

 しかし伊達(だて)は、首を横に振った。

 二度目のサインに頷いてセットポジションに入る。セカンドランナーの奥居(おくい)を目で牽制し、ややクイック気味で投げた。バッテリーが選択した勝負球は――。

 

 ボール1個分外した外角低めのストレート。

 キャッチャーが構えたコースへ向かってまるで糸を引いたようにまっすぐ飛んでいく。

 

「(完璧だ、ナイスボール!)」

「(そんな腰の引けたスイングじゃ届かねぇよ......!)」

 

 矢部(やべ)は、ボール球を強引に振りにいった。だが、伊達(だて)の狙い通り届かない。

 

「――や・ん・すーッ!」

「な、なにッ!?」

「ウソだろ、当てやがった!」

 

矢部(やべ)、打ったー! いや、当てた! まさかの片手打ちー!』

 

 とっさに右手を放し、左腕一本でボールの上っ面を叩いた打球は、ホームベースに当たりマウンド前方で大きく弾んだ。

 

『なかなか落ちてきません! その間にセカンドランナーはサードへ、バッターランナーの矢部(やべ)はファーストへ走る!』

 

「サードは無理だ、ファースト!」

「くっ......!」

 

 マウンドを降りた伊達(だて)は、落下地点より前でジャンプして捕球し、着地と同時にキャッチャーの指示通りファーストへ送球した。

 

伊達(だて)一塁へ投げた、これはきわどい勝負になりそうだぞ!』

 

「......やんす、やんす、やんすっ、やんすーっ!」

 

矢部(やべ)、跳んだ、ヘッドスライディング! そして今、ファーストが捕球! 判定は――』

 

 二メートル以上手前からヘッドスライディング。その衝撃でファーストベース付近に舞い上がった砂ぼこりはしばらくして治まり、一塁塁審の判定に注目が集まる。

 

「......セ、セーフ!」

 

『セーフ、判定はセーフです! 矢部(やべ)、正に気迫のヘッドスライディング! 内野安打をもぎ取りましたー!』

 

「やんすー!」

 

 ファーストベースを叩き喜びを噛み締める。

 

矢部(やべ)くん、ナイスガッツだよっ」

「なによあんた、やればできるじゃないっ」

 

 チャンスに沸き上がる恋恋ベンチとは反対に、関願ベンチはすかさす伝令を送った。

 

「まさか片手で打って来るなんてな......」

「......すみません、スライダーで勝負すべきでした」

「今さら言っても遅いだろ。それで監督はなんて?」

「はい、『一点は仕方ない。次のバッターでひとつ確実にアウトを取れ』と」

「わかった。中間守備でホームアウトとセカンドゲッツーを狙う。ただ無茶な勝負はするな、基本近いアウト優先で行くぞ」

「オッケー!」

 

 伝令は頭を下げベンチへ戻り、関願ナインは守備位置へ着く。打ち合わせ通りの中間守備。

 

『さあ恋恋高校は六番バッター、鳴海(なるみ)がバッターボックスへ向かいます。ここまで1安打1四球と二打席ともに出塁しています。この場面は、どんなバッティングを見せてくれるのでしょーカ?』

 

鳴海(なるみ)ー、あたしが居るんだから気楽にいきなさいよーっ」

「りょーかい。でも大丈夫、なんとなく見えてきたから」

「ん? なにがよ?」

 

 芽衣香(めいか)の問いかけに鳴海(なるみ)は小さく笑って答え、バッターボックスへ向かった。

 


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