ドラゴンボールUW~記憶を失くしたサイヤ人~   作:月下の案内人

19 / 58
技と技のぶつかり合い!夢想天生に打ち勝て!

 霊夢はこれ以上ホウレンとの闘いに時間をかけられないと判断し、博麗の巫女の切り札とも言えるスペルを発動した。だが見た感じではとくに変化は見られず、ホウレンは困惑していた。

 

「なんだ……?(なにか変化があったわけでもない。どんな技だ?)」

 

「はあ!」

 

 霊夢は無数の弾幕をホウレン目掛けて放った。

 

(?スピードに変化はない。)

 

 ホウレンは放たれた弾幕を全て弾き飛ばした。

 

(威力も大差ねえな。一体何が変わったってんだ?)

 

 疑問に思うホウレンへ霊夢はさらにホウレンを包み込むように弾幕を放った。

 

「こんなもんじゃ俺は倒れねえぞ!だあっ!」

 

 ホウレンは自らの周囲全てに向けて衝撃を放ち、向かい来る弾幕を打ち消していく。

 だが霊夢の弾幕は止まることなく次々とホウレンへ飛んできた。

 

「チィッ!キリがねえな……!こうなったら一気に決めさせてもらうぞ!」

 

 ホウレンは弾幕を手で弾きながら霊夢へ向けて突撃した。

 

「一気に決める?無理よ。だって__」

 

「だああああ!!」

 

 勢いよく霊夢に殴りかかるホウレンだったが、なんとホウレンは霊夢をすり抜けそのまま通り過ぎてしまった。そして通り過ぎ間に霊夢は耳元で呟いた。

 

「__貴方は私に触ることすら出来ないんだから。」

 

「なっ!!?」

 

 まさかの出来事に一瞬思考が止まったホウレンだが、すぐさま体制を整え霊夢から距離をとる。

 

「ど…どうなってんだ?今確かに俺は……。」

 

「よそ見は禁物よ。」

 

 混乱しているホウレンに霊夢は再び包み込むように弾幕を放った。

 

「またそれか!そんなもん全部吹き飛ばして__ッ!」

 

 先ほどと同じように弾幕を弾き飛ばそうとしたホウレンだったがそれをする前に霊夢の弾幕の一つがホウレンの頬をかすめていった。

 

(スピードが上がった。まだ本気じゃなかったってことか……?)

 

 ホウレンが考える間にも弾幕はどんどん加速していく。

 

「くそっ!どうなってんだこりゃあ!?どんどんスピードが上がってきてやがる……っ!」

 

「さっきから驚いた顔ばかりね。そろそろ諦めたらどう?」

 

「んなわけねえだろ……っ!これなら……どうだ!」

 

 ホウレンは霊夢に向けて気弾を連続で放った。その気弾は霊夢の弾幕の間を潜り抜けて霊夢へと飛んでいく……が、その気弾もすべて霊夢の体をすり抜けていき霊夢の後方の岩が砕け散った。

 

「触れないって言わなかったかしら?」

 

「駄目か……!それなら次はこれだ!」

 

 ホウレンは弾幕を避けながらも更に霊夢へと気弾を創り出す。今度は少し大きめの気弾と小さな気弾を時間差で飛ばした。

 先に撃った大きな気弾はスピードが遅く、後から撃った小さな気弾はスピードが速かったため霊夢をすり抜ける瞬間に二つの気弾がぶつかり合い、霊夢をすり抜ける瞬間に大爆発を起こした。

 

「すり抜ける瞬間の爆発だ!これなら避けようがねえはず……!」

 

 だが煙の中からはまるでダメージが入っていない霊夢が立っていた。

 

「無駄よ。たとえ私の中で爆発を起こそうとも、全方位からの一斉攻撃をしようとも、私に一切の攻撃は当てられない……いいえ当たらないのよ。」

 

「くっ……!」

 

 一方的になってきた闘いを見ながら悟空たちはそれぞれが霊夢の力を観察をしていた。

 

「ほー!あいつすげえ技使うんだなぁ!おどれぇたぞ!」

 

「徐々に速く、そして強くなっていく技。攻撃を完全に無効化してしまう絶対の守り。あれがこの幻想郷最強クラスの実力ってところか……だが。」

 

「隠してはいるようだが体力の消耗が激しいようだな。あんな諸刃の技を使うとは、やつも随分追い詰められているらしい。」

 

「ああ。実力的にはホウレンで丁度良かったかもしんねえな。」

 

 悟空に続いてピッコロ、ベジータの順に霊夢の技の感想を言う。そんな様子を見て妖夢は小さな疑問が頭をよぎった。

 

(あの技を見てこの余裕……ひょっとしてこの人たちはみんなホウレンさんよりも実力が上なの?)

 

 そんな疑問を胸に妖夢は再びホウレンと霊夢の闘いに意識を向けた。

 

「はあああ!」

 

 ホウレンは弾幕を弾きながら霊夢に近づき、今度は接近戦で霊夢を攻める。

 だがいくら拳を重ねてもすべては空を切るばかりで霊夢に当てることはできなかったがそれでもホウレンは攻撃をやめずに殴り続けた。

 

「無駄よ。いい加減あきらめなさいっ!」

 

 霊夢は一瞬だけホウレンの拳をかわして、逆にホウレンを殴り飛ばした。そこでホウレンは一つ疑問に思った。

 

(なんで今攻撃をする前に俺の攻撃を避けたんだ?……試してみるか。)

 

 ホウレンは再び霊夢に向かって突撃し、何度も拳を振るった。

 

「ああもうしつこいわね!こうなったら……!」

 

 諦めずに何度も向かってくるホウレンに苛立ちを覚えた霊夢は短期決着を狙い、直接攻撃を繰り出した、するとどういうわけかホウレンはその霊夢の腕を掴み取った。

 

「しまっ……!」

 

「つかまえた!オッラァアア!!」

 

「キャッ!?」

 

 ホウレンは捕まえた霊夢をそのまま一本背負いで地面に叩きつけた。そしてすぐさま追撃を加えようとするも攻撃は再び霊夢をすり抜けてしまい失敗に終わり、仕方なく少し距離をとった。

 

「どうやら予想が当たったみたいだな。おまえのその技は遠距離の攻撃をしている時ならば問題なくすり抜けさせることが出来るみたいだが、自分の体を使った攻撃をする瞬間だけはその技の効果が消える。……そりゃそうだ、なにせすり抜けちまったら自分の拳も当たらねえもんな。」

 

「……ご名答。この技を見切ったのはあんたが初めてよ。でもわかったところで状況は変わらないわよ?だって私が体を使った攻撃をしなければいいだけだもの。」

 

「いいや、変わるさ。だっておまえ、もう体力が限界近いんだろ?さっきから小さいが呼吸が乱れまくってるぞ。」

 

「……うっさい。あんただって人のこと言えないんじゃないの?」

 

「……まあな、正直言うと体中ガタガタだよ。」

 

「当たり前よ。というか、あれだけの弾幕を受け続けてまだ立ってられる方がどうかしてるわ……。」

 

「褒め言葉として受け取っておくぜ。」

 

「ご自由にどうぞ。」

 

「だけど、俺はまだまだ負ける気はねえぞ?」

 

「私だって負ける気なんかないわよ。……でも流石にもう限界。だから次で終わりにさせてもらうわ。」

 

 霊夢の勝利宣言にホウレンは小さく笑みを浮かべた。他のサイヤ人よりは温厚な性格のホウレンでもその流れる戦闘民族としての血がこのギリギリの闘いに興奮し、熱くなっているのかもしれない。

 

「望むところだ。最高の技でおまえの全力を打ち砕いて俺が勝つ!」

 

「ふふ……やってみなさい!博麗の巫女の全力、とくと味わうがいいわ!」

 

「「はぁあああああ__!!」」

 

 ホウレンは右拳を突き出し、残ったすべての気を集中させ始める。そして霊夢は周りに数えきれないほどの弾幕を創り出し残る霊力のすべてを込め始めた。

 これが最後のぶつかり合い。どちらが勝つかわからない真剣勝負のはずだがこの勝負を観戦していた妖夢たちにはなぜか二人の表情が楽しそうに見えていた。

 

「__これで……終わりよ!!」        神技『八方龍殺陣』

 

 そしておびただしいほどの数の弾幕がホウレン目掛けて発射された。

 

「__ガーネットインパクト!!」

 

 ホウレンの突き出した右拳の先に赤い気が集まり、特大の球体となって放たれた。そして二人の技がぶつかり合い、辺り一帯にとてつもない衝撃と爆風が発生した。

 

「はぁあああああ!!」

 

「うぉおおおおお!!」

 

 激しいぶつかり合いの末、お互いの技が打ち消し合い大爆発を起こした。爆発の衝撃により大地が吹き飛び、辺りに飛び散らかる。

 

「ケホッ、ケホッ!ど…どうなったんですか!?」

 

 煙に包まれた戦場を妖夢は見渡すがいまだ二人の姿は確認できない。

 するとこいしが二人を見つけて指を指した。

 

「ねえ、あれ!」

 

「え…あ!ホウレンさん!霊夢さん!」

 

 こいしが指さした場所には大きなクレーターが出来ていて、その中心部に二人は中腰で立っていた。ホウレンはボロボロの恰好で超サイヤ人からもとの姿に戻っている。

 霊夢は夢想天生の効果で傷を受けてないようだが疲労が激しく大きく肩で息をしていた。

 

「はぁ…はぁ…呆れたわね。まだ立っていられるなんて……。」

 

「へ、へへ……まあな……。だが、もう動けねえよ……。」

 

「……ふふふ、実は私もよ。……こんなに長い時間夢想天生を使いっぱなしで闘う日が来るなんて思いもしなかったわ。まさかこんなに強い人が外の世界にいるなんてね。」

 

「それは俺にも言えることだな……。地球にこれほどの力を持った女がいるなんて考えもしなかったさ……。」

 

「どうするの?お互いに闘う力が残っていないんじゃ、決着がつかないわよ?」

 

「……そうだな。ここはひとつ引き分けってのはどうだ?」

 

「引き分け…か。いいの?引き分けじゃ私に話を聞いてもらえないんじゃないの?」

 

「あ~…そうだったか。どうしたもんだか……。」

 

「ふふ、いいわよ?引き分けだったけど貴方たちの話…聞いてあげるわ。」

 

「本当か!助かるぜ……でもなぜだ?おまえ、俺たちを異変の元凶だと思ってるんだろ?」

 

「ええ、最初はね。でも貴方と闘っている時にその諦めない姿勢と真剣で楽しそうな表情を見ていたら、だんだん貴方が悪い人間には見えなくなってきたのよ。それが理由。」

 

「そうか……。ありがとな霊夢。」

 

「やめてよ。そもそも貴方たちに喧嘩を吹っ掛けたのは私のほうなんだから。むしろ私のほうこそ久々にいい運動が出来て少しだけ楽しかったわ……その……ありがとね。」

 

「へへっ。」

 

「ホウレンさん!」

 

 ボロボロになったホウレンの元へ妖夢が駆け寄った。

 

「おう、妖夢か。悪いけど肩貸してくれ。フラフラでさ……。」

 

「は、はい!どうぞ。」

 

「咲夜~。私にも肩を貸してくれない?」

 

「仕方ないわね。随分よろよろじゃないの、大丈夫?」

 

「あまり大丈夫じゃないわね。早く博麗神社で一休みしたいわ。」

 

 闘い終わったホウレンの元に悟空たちの歩み寄ってきた。

 

「ホウレン、よく頑張ったな!オラ見ててワクワクしたぞ!」

 

「まったく、グズグズしやがって。」

 

「はは、悪いな。でもこれで話は聞いてもらえるぞ。」

 

「ええ、ちゃんと聞かせてもらうわ。……でもその前に……魔理沙、それにパラガスもいつまで隠れてるつもり?」

 

「パラガスだって!?」

 

 予想もしない名前が出たことによりホウレンたちは動揺し辺りを見渡した。すると少し離れた場所にあった岩陰から長髪でウェーブのかかった金髪にリボンのついた三角の帽子、いかにも魔女といった恰好をした少女とそしてどういうわけかパラガスが出てきた。

 

「なんだよ、私たちに気が付いてたのか。」

 

「だから言っただろう。もっとも、他の連中は気づいていなかったようだがな。」

 

「パラガス!な、なんでお前までここにいるんだよ!?」

 

「それはオレのセリフだ。なぜおまえたちがこの幻想郷にいて、しかも霊夢と闘っているんだ?」

 

「それは今から説明するところで…ってかおまえいつからこの世界にいるんだ?」

 

「オレがこの世界に来てしまったのは一年ほど前だ。……ブロリーと共にな。」

 

「ブロリーも来てるんか!おめえたちもホウレンと同じで迷っちまったんか?」

 

「まあそういうことだ。詳しくはまた後で話そう。」

 

「なによ、あんたたちパラガスと知り合いだったの?まあいいわ。それじゃあ、もう一人にも出てきてもらおうかしらね……紫いるんでしょ?出てきなさい。」

 

「紫?」

 

 霊夢が呼びかけると霊夢の背後に不気味な目が現れ、中から金色の長髪に毛先をいくつかリボンで結んでいてナイトキャップを被り、日傘を差した女性が出てきた。

 

「うふふ、やっぱり私のことも気づいてたのね?」

 

「当たり前でしょ?まったく人が本気で闘ってるってのにみんなして呑気に見物なんかして。」

 

「そう言わないでよ。貴方と本気で戦える人なんてなかなかいないんだから見物もしたくなるじゃない?」

 

「私も同じだぜ。見てて楽しかったぞ!」

 

「そりゃどうも……。」

 

 ホウレンはその三人の会話を聞きながら横目で妖夢を見ていた。

 

(この世界は不思議なやつばかりだな。妖夢みてえに突然斬りかかってくるやつもいるし。)

 

「?なんですか?」

 

「……なんでもねえよ。」

 

「さ、ホウレンっていったわよね?話を聞かせて頂戴。」

 

「おう。じゃあ悟空、説明頼む。」

 

「わかった。実はオラたちは界王様に頼まれてこの世界の霊夢と八雲紫っちゅうやつを探しに来たんだ。」

 

「あら。八雲紫は私のことよ。」

 

「ほんとか!ラッキー!それでさ界王様の話だとおめえたちに頼んで最近出来たっていう歪みってやつをなんとか直してほしいってことなんだけど、出来っか?」

 

 悟空の話を聞いた霊夢と紫はそろって暗い顔をした。

 

「……ごめんなさい。界王様のお願いごとだし何とかしたいのは山々なんだけど、この問題は私たちにはまだどうすることもできないの。」

 

「どういうことだ?」

 

 悟空の問いかけに霊夢が答える。

 

「貴方たちと闘う前に私は異変を解決しようとしてたのは知ってるわよね?恐らく貴方たちが言っている歪みっていうのは私が今解決しようとしているものと同じものだわ。……この異変が発生してからかれこれ一年くらい経つけど、未だに解決の目途すらたっていないのよ。」

 

「そうなんか…参ったな。」

 

 腕を組んでどうするか考え込む悟空にピッコロが一つ提案をしてきた。

 

「ここで悩んでいても仕方あるまい。一度元の世界に戻り、再び界王様とこの件を話し合うべきだ。」

 

「お父さん、ピッコロさんの言うとおりです、ここは一度帰りませんか?」

 

「……そうだな。じゃあ霊夢、紫、どううやったら元の世界に戻れんだ?教えてくれ。」

 

 悟空の言葉に二人は更に顔を俯かせた。その様子を不思議に思いホウレンは声をかける。

 

「どうしたんだよ。あんたたちの力で元の世界に戻れるって俺は聞いたが?」

 

「……無理よ。」

 

「え?」

 

「いつもだったら確かに紫の力で元の世界に帰すことが出来るわ。でも今は状況が違う。」

 

「最近の境界の歪みは私の手に負える代物じゃないの、だから下手に手を出せば違う時空に飛ばされてしまう可能性が非常に高いの。だから貴方たちを元の世界に帰すことはできない。」

 

「そ、そんな……。悟空、俺たちこれからどうすりゃいいんだ……?」

 

「やべぇな。チチにめちゃくちゃ叱られっちまうぞ……。」

 

「そういう問題じゃないですよお父さん……。」

 

「チッ、面倒なことになってきやがったぜ。」

 

 それぞれが困り果てているとトランクスが霊夢たちに質問をした。

 

「霊夢さん、紫さん、オレたちが元の世界に戻るにはどうすればいいか、わかりますか?」

 

「……そうね。ひとつだけ方法があるわ。」

 

「ほんとか!?」

 

「ええ、それはね。この異変を解決することよ。」

 

「「「異変を解決?」」」

 

 声を揃えて聞き直したホウレンたちに紫は続きを話し始めた。

 

「そう。この異変を解決させることさえ出来れば、貴方たちを外の世界へ帰すことが出来るようになるのよ。」

 

「でも簡単なことじゃないわよ?まだ元凶すら掴めてないし、どれくらいかかるかも分からないわ。」

 

「……みんな、どうするんだ?」

 

 ホウレンはみんなを見渡して問いかけた。みんなは少し考えるとすぐに答えを出した。

 

「オラはやるぞ!その異変っちゅうのが解決したら界王様のお願いも終わらせられるし一石二鳥ってやつだ!」

 

「ボクもお手伝いします!みんなで頑張りましょう!」

 

「オレもだ。こうなっては仕方あるまい、最後までやらせてもらうぞ。」

 

「オレもやります。父さんはどうしますか?」

 

「協力するしかないだろう。さっさと終わらせてしまうぞ。」

 

「みんな賛成みたいだな。霊夢、俺たちにもその異変の解決を手伝わせてくれ!」

 

「だそうだけど。どうするの?霊夢。」

 

「はぁ……わかったわよ。好きにすればいいわ。」

 

「よし!よろしく頼むぜ、霊夢!」

 

「それはそうと、貴方たちどこに泊まるわけ?」

 

「え……?」

 

「言っておくけど、ウチはこんな人数泊まれないからね。」

 

「あ~……。」

 

 どうしたものかとみんなを見渡すが誰もそのことは考えていなかったようで押し黙る。

 

「……まずは寝床探しからだな。」

 

 これで幻想郷最初の闘いが終わった。果たしてこれから先ホウレンたちは異変を解決し、元の世界に戻ることは出来るのであろうか……。




これで第一章は終わりです!次回は番外編としてパラガスとブロリーがなぜ幻想郷にいたのかを書きますのでそれを書いたら第二章が始まります!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。