婀嗟烬我愛瑠〜assassin girl〜魁!!男塾異空伝   作:大岡 ひじき

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5・揺るぎのない気高さを

 絶叫して倒れ込んだ體傑(たいけつ)に、卍丸が歩み寄る。

 背の傷の深さは致命傷に近いものであり、立ち上がる事のできない體傑は、それでも這って卍丸から逃れようとするも、それは無駄なあがきに過ぎない。

 卍丸は足元に這いつくばる體傑を見下ろすと、何を思ったか突き刺さっている龔髪斧(きょうはつふ)に手をかけた。

 

「何をしている卍丸!!

 さっさとそいつにとどめを刺しちまえ──っ!

 そうすりゃ残る頭傑の野郎は、放っておいても極硫酸を頭からかぶって死んじまうんだ──っ!!」

 外道たちには相応しい死だと呼びかける虎丸の言葉に、卍丸は一瞬だけ目をそちらに向けた。

 だがすぐに視線を體傑の方に戻すと、背に突き刺さる龔髪斧(きょうはつふ)を、力任せに引き抜く。

 

「虎丸、まだおまえはわかっておらんようだな。

 こやつらが自ら身を危険にさらし、冠硫双刻闘(かんりゅうそうこくとう)の勝負などを、正々堂々と挑んでくる輩だと思うか。」

 どういうことだと問う虎丸に答えるように、卍丸は引き抜いた龔髪斧(きょうはつふ)を、拘束されている頭傑の方に投げる。

 それは頭傑の頭上のガラス容器を割って、それと同時に頭傑は、その小さな身体で空中に飛んだ。

 龔髪斧(きょうはつふ)が卍丸の手に戻るのと、頭傑が綺麗に着地するのとが、同時だった。

 

「フッ、気づいておったか。

 わしの手錠が、いつでも脱出できる仕掛けになっており、しかも頭上の容器の中身は水だということを。」

「なんだと!てめえ、汚ねえマネしやがって!!

 俺には、どうあがいたって外せねえこんな頑丈な手錠しやがってよ──っ!!」

 ぬけぬけと言ってのける頭傑に、虎丸が憤慨の声を上げる。

 なるほど、こいつのさっきからの余裕はそれだったか。

 

「貴様のような者の考える事はよくわかる。」

 いや、それがわかってて虎丸を人質にしたっていうなら、卍丸も地味にヒドイと思うんだが。

 その卍丸は龔髪斧(きょうはつふ)を髪に戻して、あまつさえ呑気に櫛なんか使って髪を整えているが。

 

「さあ来るがいい、頭傑。今度は貴様の番だ!!」

「七年の歳月は腕ばかりでなく、口の方も達者にしたようじゃのう。

 だがわしを、そこに醜態をさらす體傑と、一緒にしない方がいい。」

 頭傑はそう言って、服の背中から、何やら二本の刀のようなものを引き出…って!

 

「その収納は明らかに物理法則を無視しとるわッ!!」

 これまで何度となく『どっから出した』のツッコミを脳内で止めてきた私が、思わず叫んでしまうくらいの無理っぷりだ。

 隣で男爵ディーノがちょっと驚いた顔をしたが、次には目を逸らして多分見なかったふりをされた。

 しかしその一瞬前に合った目が、なにか残念なものを見るような色を帯びていたのが、ちょっとだけ私の心にささくれを生じさせたがそれはさておき。

 勿論ここでの私の叫びが届く筈もなく、頭傑はその二本の刀をなぜか地面に突き立てると、一旦跳躍してその上に乗る。

 一瞬、P・S(ファラオ・スフィンクス)戦で桃が使ったのと同じ技!?と思ったが、よく見ると頭傑が足を置いている部分はサンダルのような形になっており…つまり頭傑はそれを「履いて」いるわけだ。

 

「見せてやろう、瞑獄槃家(めいごくはんけ)奥義・薙笙斬脚(ていしょうざんきゃく)!!」

 頭傑は片方の足を支点にしてもう片方の足の刃を、回転させるようにして振り回す。

 やってる事はさっきの體傑と変わらないかもしれない。

 というか動きは體傑の方が速いと見え、卍丸の体術はなんの苦もなくその攻撃を躱す。

 

「無駄だ。

 その程度のことでは俺を倒す事は出来ん。

 それとも、チビが少しでも背が高くなるため、そんなものに乗っかってるのか!!」

「なんとでも言うがよい。

 今のはいわば、身体をほぐすための準備運動。

 奥義・薙笙斬脚(ていしょうざんきゃく)の真骨頂はここからにある。」

 そう言って頭傑は、バネのついた兜のようなものを、『多分』ズボンの中から取り出して、それを被った。

 

「そのある種の悟りを開いたような目から推測するにキミ、完全につっこむの諦めましたね。」

 隣からそんな言葉がかけられるが…言うな。

 それはともかく、妙ないでたちになった頭傑の姿に虎丸がバカ笑いしているが、

 

「ぬうっ…まさか、あれは……!!」

「ど、どうした雷電。知っているのか!?」

 と自陣では何やら生きた拳法辞典の解説が始まろうとしているらしい。

 闘場では頭傑が一旦跳躍したかと思うと、頭を下にして落下し、頭につけたバネを使って、更に上空高く飛び上がった。

 落下しながら足に履いた刃を、さっきと同じように回転させ、それで卍丸に襲いかかる。

 

「ワッハハハ!見たか、これぞ奥義・薙笙斬脚(ていしょうざんきゃく)、真の恐ろしさ!!

 貴様に空中から繰り出される、この素早い攻撃が受けられるか〜〜っ!!」

 スピードというよりは変幻自在の動きに撹乱されるようで、さすがの卍丸が攻めあぐねている。

 

「やはり、奴が頭につけたのは、中国拳法でいう跳蚤器(ちょうそうき)……!!」

 雷電が低い声で呟くのが聞こえた。

 

 跳蚤器(ちょうそうき)

 中国歴史史上のなみいる英雄・豪傑の中でも勇名をはせた、東門慶将軍が発明したとされる。

 東門慶将軍は背が低かったがそれを補うため、頭上からの攻撃の有利さと敏捷性を得られるこの跳蚤器を考案し、大いなる戦果をあげた。

 当然のことながらこの跳蚤器を自在に使うには、強靭な筋力と卓越した均衡感覚が必要である。

民明書房刊『中国武具ーその創造と継承』より

 

 あと、強靭な三半規管と頚椎な。

 ちょっとでもバランス崩したら首の骨折るわ。

 良い子は真似しちゃいけません、光お姉さんとの約束だよ!

 それはさておき、跳蚤器(ちょうそうき)薙笙斬脚(ていしょうざんきゃく)は確かに相性がいいようで、その凄まじい攻撃は、卍丸の体術をもってしても、浅い傷を負わされ、あまつさえ弾丸すら弾く筈の鋼胴防の胸元が砕かれる。

 

「確かに貴様は強くなった。

 しかし所詮、実戦に実戦を重ねた我が殺人拳の敵ではなかったのだ!!」

 実戦に実戦を…ね。

 確かに普通の道場破りは、勝負した相手を殺したりしないよな。

 どうやらここに、私以上に手の汚れてる奴らがいたようだ。

 殺した人数はどうだか知らないが、内容的には、確実に。

 そろそろとどめを刺すつもりだろう、頭傑がそれまでとは比較にならないスピードで卍丸に向かっていき、それを正確に目で捉えている卍丸が、またも龔髪斧(きょうはつふ)を髪から引き出して投げる。

 

「これは一度だけの必殺技!!

 その正体がわかっている今、このわしに通用すると思っているのか!」

 だが頭傑は空中で身体を捻った程度で躱し、戻ってくるだろうそれを迎撃しようと、着地点で構えを取って待つ。

 …それは、戻っては来なかった。

 例の無限還(むげんかん)ならば、何度でも戻ってくる筈なのに。

 失敗か、と恐らく誰もが思った事を、虎丸が声に出して呟く。と、

 

「う、動くな卍丸!!七年前の再現だ!!」

 もはや呼吸すら整わぬ瀕死の状態で、倒れていた筈の體傑が、虎丸の首に刃物を突きつけた。

 

「ぐくっ、て、てめえ……!!」

「頭傑、そいつはこれで抵抗できん!

 な、なぶり殺しにして俺の屈辱を晴らしてくれ!!」

 …確かにそこから、卍丸は動かなかった。

 むしろ今、彼は動く必要などなかった。

 

「奥義・龔髪斧(きょうはつふ)大旋曲(だいせんきょく)!!」

 状況を理解して頭傑が、體傑に向かって伏せろと叫んだが、もう遅い。

 

「はへえ──っ!!」

 大きく弧を描いて戻ってきた龔髪斧(きょうはつふ)に、後頭部から胸までもを真っ二つに断ち割られた體傑は、奇妙な悲鳴を上げて今度こそ倒れた。

 手元に戻ってきたそれを余裕の(てい)で、卍丸は2本の指で受け止める。

 

「言ったはずだ……!!

 貴様等外道の考えることはよくわかるとな……!

 これでゆっくりと貴様を地獄へ送れる、頭傑…!!」

 一方、人質に取られていた虎丸は、目の前のあまりに凄惨な光景に泡を吹いている。

 まあ、いくら自分を殺そうとしていた相手とはいえ、頭部から真っ二つにされた死体が自分の間近に転がってるとか、確かに刺激は強いよな。

 この話だけ15禁タグつけた方がいいかもしれない。

 ん?今なんか異次元の思考が入ってこなかったか?

 まあいいやそんなことより。

 

「先ほど申し上げました通り、卍丸様は犯人確保の実績がトップクラスなのですが、それは捕縛術といった技術的な事も勿論ありますが、何より一定状況に於ける犯人の行動を読む事に長けている方なのですよ。

 今のも、この状況になればああ動くだろうと予測して、先に手を打っておいたのでしょうね。

 ホッホッホ、恐ろしい方です。」

 なるほど。

 體傑が虎丸を人質にする事を想定して、先に龔髪斧(きょうはつふ)を投げていたらしい。

 ひょっとして卍丸があのマスクを着けているのは、自分が判るが故の、表情という情報を相手に与えない為の手段なのかもしれない。

 大威震八連制覇の後、治療の為に天動宮へ通っていた時、何度か卍丸の喫煙中の顔を見たが、富樫と似たようなチョビ髭は余計だったが唇の形がちょっとセクシーで、色々勿体無いと思っていたのだがそんな事は今はどうでもいい。

 

「悲しむことはない、すぐに地獄で会える。

 貴様も最期だ、頭傑……!!」

 相棒の呆気ない最期に呆然とする頭傑に、卍丸が気迫を込めて言い放った。

 

 ところで虎丸の頭上の水時計だが、結構な量が溜まっていた筈なのに、今見たらまだまだ余裕のある感じに戻っていた。

 どうやら先ほど體傑が彼を人質にした際、底が抜けて間違って自分に液体がかからないように回していたものらしい。

 

「フフッ、ぬかせ!!俺を地獄へ送るだと……!?

 そんなセリフは、この奥義・薙笙斬脚(ていしょうざんきゃく)を破ってからにするがいい。」

 自失の状態からようやく脱した頭傑が再び、頭のバネで跳躍する。

 

「無駄だ……そんな児戯にも等しい技が、いつまでも俺に通用すると思うのか。

 奥義・龔髪斧(きょうはつふ)襲尟界(しゅうせんかい)!!」

 卍丸は手にしたままだった龔髪斧(きょうはつふ)を手から直接投げ放った。

 それは攻撃に入ろうとした頭傑の脇を抜けて、その周囲を囲い込むように回転し始める。

 

「これでは迂闊に跳ぶことは出来……はっ!!」

 その龔髪斧(きょうはつふ)に頭傑が気を取られた一瞬、卍丸は上空高く跳躍、頭傑の頭上から手刀を打ち下ろす。

 次の瞬間、2人は互いに間合いを取り直していた。

 卍丸が構えと同時に、飛んでいる龔髪斧(きょうはつふ)を受け止める。

 失敗かと虎丸が悔しがるが、卍丸はまたも余裕の(てい)で髪を直している。

 ヘアスタイルにこだわりがあるというのはまんざら嘘でもないのかもしれない。

 …なんか、戦いの最中に桃がハチマキを締め直していた姿を思い出した。

 男とは多分、本人にしかわかり得ないこだわりを個々に持つ生き物なのだろう。

 私がそんな事を思っている間に頭傑が飛び上がって、先ほどまで彼が繋がれていた柱の上に、刃のサンダルを履いたまま器用に乗る。

 

「貴様の力には計り知れんものがある。

 これ以上闘いを長引かせることは、わしに不利のようだ。

 ならばこの薙笙斬脚(ていしょうざんきゃく)、最大の威力にして貴様を討つまで。」

 どうやらあの高さから飛んで、バネの威力を最大限に使うつもりであるようだが…。

 

「おやおや、どうやら気がついていないようですねぇ。」

「ええ、これ形の上では思いっきり自滅ですね。」

 私とディーノが頷き合っている事など当然知るはずもなく、頭傑が柱の上から飛び上がる。

 

「これが貴様に受けられるか!

 これがこの勝負、最後の攻撃だ───っ!!」

 頭を下にして物凄いスピードで落下してくる頭傑に、卍丸が指差しながら言い放った。

 

「そうだ。

 それが最後の攻撃となる…貴様にとってな!!」

 瞬間、頭傑の頭の跳蚤器(ちょうそうき)が、破裂するように砕け散る。

 

「な、なに──っ!!うおおお──っ!!

 お、俺の跳蚤器(ちょうそうき)が───っ!」

 頭から落下する頭傑の、その落下速度を受け止めるものは、もはや自身の頭部しかない。

 

「ぎゃがっ!!」

 打ち付けた頭部をほぼ地面にめり込ませ、悲鳴をあげる頭傑の周囲に、血飛沫が舞った。

 

「やはり最期だったな、頭傑。」

 

 

「し、しかし何故、頭傑の頭のバネは、落下の途中でバラバラに砕けたんじゃ──っ!?」

「フッ、気づかなかったか……?

 卍丸が龔髪斧(きょうはつふ)襲尟界(しゅうせんかい)を仕掛け、頭上からの一撃を放った時、奴の指拳で既に跳蚤器(ちょうそうき)は砕かれていたのだ。

 頭傑のあの素早い動きを封じるには、あれしかあるまい。」

 富樫の問いに、桃の声が答えている。

 どうやら桃も気づいていたらしい。

 あの手刀が打ち下ろされた際、明らかにガチッと金属音聞こえてたからね。

 赤石なら恐らく目視できていただろう。

 

「お、おまえの師匠を殺したことは、本当に申し訳なく思っている──っ!!

 だ、だから、命だけは……!!」

 言いながら頭傑が足元の石を、卍丸に向かって投げる。

 それを卍丸が頭だけ捻って避けたと同時に、頭傑は足から脱げた刃のサンダルを手に持って、虎丸に向かって走る。

 そのままポンと跳躍して、虎丸の頭上の容器の上に乗ると、手にした刃をかざしながら卍丸に向けて叫んだ。

 

「この容器を打ち砕けばこやつは極硫酸を浴びて即死だ──っ!

 こ、こやつの命が惜しければ、己の指拳で自らの命を絶つのじゃ──っ!!」

「いい加減にしてくれや、おっさん。」

 だが、それに答えたのは卍丸ではなく、虎丸の圧し殺した低い声だった。

 

「…卍丸に仇を取らせたいが為、今まで何があっても手出しをせず我慢してきたが…そ、それも、もう限界だぜ。

 こ、こんなものは、いつでも………!!」

 怒りの表情で虎丸が力を込めると、彼を拘束していた鎖が、あっさりと千切れる。

 同時に太い腕が柱を掴み、丁寧に埋め込まれていた柱を地面から引っこ抜く。

 

「そりゃあ、卍丸───っ!!」

 最後にその太い柱をブンと振り回すと、上に乗っていた頭傑が弾き飛ばされ、卍丸の方に飛んでいった。

 それに向かって卍丸が構える。

 

「うおお〜〜っ!!た、たた、助けてく…」

 だが、飛んでくる顔面が捉えたのは渾身の拳ではなく、ただ止める為に突き出された掌底だった。

 勢いを殺されて地面に尻餅をつく頭傑を、見下ろしながら卍丸が吐き捨てる。

 

「貴様のような外道、殺すにも値せん。

 師が残してくれた拳を、ドス黒い血で(けが)さん為にもな……!!」

 …卍丸のお師匠様は、とても優しい方だったのだろう。

 頭傑が放り出されて自分の拳の射程内に迫ってくる短い時間、卍丸は『師ならばどうするか』を考えたに違いない。

 …私から見ればこんな奴、殺した方が世の為にはいい気がするんだけど。ソースは私。

 だが卍丸は迷いなく、倒れたままの頭傑に背を向ける。

 

「行くぞ、虎丸。」

「お、おう、それで正解じゃ卍丸──っ!!

 もうこれ以上、こんな奴のツラは見たくもねえ!」

 その背中に付き従う虎丸の表情もどこか晴れやかだ。

 けど、やはり頭傑にはその温情など欠片も通じはしなかったようで、二人の背中に向かって、その震える手で刃を投げる構えを見せた。

 …まあ、投げたところで彼の今の体力では届かなかったに違いないが、その行為を止めたのは、梁山泊の陣から飛んできた一本の矢だった。

 

「はがっ!!」

 後頭部から額までをまっすぐ射抜かれて、頭傑が地に倒れ伏す。

 

「文句はあるまいな、爺。」

「ウム、それで良い。皆も同じ(はら)じゃ。」

 集音マイクが拾った声に相手側の陣に目をやると、先ほど月光と戦った蒼傑が、(たてがみ)のような蓬髪を靡かせ、例の大きな弓を下ろすところだった。

 …あの男、確か右腕を骨折していた筈なのに、よくあの距離から正確に射抜いたものだ。

 今更ながら、月光はとんでもない相手と戦っていたのだと思い知らされる。

 ああいう正々堂々としたタイプ(まあ、無自覚に自分に有利な勝負とか挑んできたけど)もいれば今の二人みたいな外道もいる、なんというか玉石混交なチームなんだなと思っていると、

 

「誇りある梁山泊の名を貶める愚か者どもよ。

 やはり奴らを連れてきたのは間違いだった。」

 と、先頭の小柄な老人が、やれやれというように呟いたのが聞こえた。

 まあ、卍丸のお師匠様の仇がとれて、結果としては連れてきてくれてありがとうというところか。

 

「…けど、卍丸的に、本当にあれで気が済んだのでしょうか?」

「心の機微の細かいところまでは、本人しか知りようがありませんが…卍丸様は、御自分が納得できないような事はなさらないと思いますよ?」

 私がふと呟いた言葉に、ディーノが少し下手くそなウインクをしながら答える。

 ……そっか。


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