やはり俺の青春ラブコメは間違っていたのだろう   作:未果南

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すいませんでしたっ!!!
中間と部活の引退試合とで全く時間を取れませんでした…
しかもどちらもボロボロの結果で終わりやる気なくしてました…
相変わらず上達しない…
間違いなどありましたら遠慮なくご指摘ください
眠い中書いたので変なこと書いてる可能性があります…
最後があまりにも八幡らしくないのでちょっと訂正しました


やはり一色いろはもか弱い女の子である

「行ってきます」

 

そんなふうに言って一色が出ていった後。

 

 

布団でも干すかと布団に向き直る

そこで初めて気づいた。この布団さっきまで一色がねてたんじゃねーか。そもそもよく良く考えたら俺一色の隣で寝たの?嘘だろお前。

 

 

急に顔が熱くなっていく。

 

酔っていたとはいえ何やってんだ俺らは…

ま、まぁ何もしてないし?昨日のは一晩の過ちということで…

やだ、むしろいかがわしく聞こえちゃう!

 

…バカ言ってないで片付けるか

 

今日は用事もあることだし。

⭐⭐⭐

片付けを手早く済ませ食事をとる。冷蔵庫にろくなものが入っていないのでコンビニ弁当だ。

 

しかし、休日に1人でコンビニ弁当もそもそ食ってるとちょっと悲しくなるな…。

こんなこと考えるあたり俺も鈍ってしまった。まぁ、昔の俺って今より一層ひねくれてたからな…

 

風呂掃除でもするかと風呂場に行くと、明らかに使用済みの体を洗う用のタオルが放置されていた。

 

これは俺の家のもので俺が普段から使っているものである。よってやましいことなど何も無い

 

一色が使ったであろう俺のタオルを回収する

 

これで一色が体を…

 

はっ!?

 

俺は一体何を考えていた…?

煩悩退散、色即是空、小町、戸塚、空即是色

ふぅ…。煩悩は去った多分三つ目と四つ目が利いたんだろう。流石小町と戸塚である。

 

「しかし、あいつ片付けくらいしていけよ…」

 

手に取ったタオルをそのまま洗濯機にシューッチョーエキサイティンしてからソファに座る。

ふむ…ここで一色が寝ていったわけだが。

 

(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ)

 

「ッ///、ッ///、ッ///」

 

あぁ…っ、何やってんだ俺はっ。なんであの時叩いてでも起こさなかったっ!何故ホテルにでも連れていかなかった!いや、ホテルに連れていくって言うと尚更悪く感じるな

 

などと、1人で誰かに言い訳しつつ床を転がり悶える。

こ、こんな時は上塗りするしかない!

 

説明しよう、上塗りとは過去の黒歴史を思い出すことにより、現在のことなどなんてことないと思うための必殺技である。上塗りした事象は新たなる黒歴史として有効活用される。有効活用されちゃうのかよ。なんてエコなんだ。

 

「よし、夕方まで暇だしデレステやろうそうしよう。」「アイドルマスターシンデレラガールズ」

「今日こそはフルコンしたいところだな…」

「ハタラカナイスベテノモノタチニツゲル!ワレワレハエラバレシモノデアール、ドヤ!」

 

その後指を忙しなく動かす音とシャンシャンいう音だけが鳴り響いた…

 

 

⭐⭐⭐

気づいたら2時になってた…。ソシャゲは時間食うなやっぱり

昼飯を食べるために外へ出る

サイゼはこの辺にないからな…

結局全国チェーンのハンバーガー屋に入る。今の玩具はプリティでキュアキュアな玩具だね!流石ハッピーになれるセットだ。やだ、まるで怪しいお薬みたい!

流石にこの年でハッピーセットなんぞ頼んだら不審者以外の何物でもないので、適当なものを選び席に着こうとした。

 

あれれー?おかしいぞー?

某死神少年のようになってしまった…。さっきまで空きに空いていたのにもう全て埋まっているだと…?持ち帰り用じゃないから家まで持って帰るの面倒なんですけど

 

右を向いてもリア充

 

左を向いてもリア充

 

マズイ、囲まれた!

そんな遊びは置いていおいて早く店を出よう。この際紙袋ぐらい持って歩こう。

 

…と、思った矢先。ドアのすぐ横で肩身が狭そうに1人で縮こまって座っている姿を見かけた。

 

「一色?」

「え、先輩?」

 

しまった、そのあまりにも似合わないその背中に思わず声をかけてしまった…。せっかくの休みなのに…。

ていうか普通に気まずいんですけど

 

「先輩がマックとか似合わないですね」

「お前もな」

 

いや、リア充ばかりな周りを見るといること自体は似合わないわけじゃないのか?

 

「どういう意味ですか、私だってマックくらい来ます」

「それなら、俺だって来ていいだろ…」

 

しかし、どうしたんだろう。今日はなんかあざとさが足りないな。こいつでも気まずいと思ったりすんのか

「先輩もお昼ですか?」

まずいな…。いつものこいつならここで先輩もいっしょにたべましょうとかいいかねん。八幡君は一刻も早くこのリア充空間から出たいのです。

 

「まぁ、そうかな」

「そうですか…、おやすみ楽しんでください」

 

…コイツ本当に一色?偽物だっりするの?いろはすじゃなくてサントリーの天然水だったりしない?

それとも、やっぱり気まずいのか?

 

「おう…」

じゃあなと続けて帰ろうとした。てか帰るつもりだった。

…楽しんでくださいとかいうならそんな泣きそうな顔で下向くなよ。後味悪い

 

「あー…、やっぱゴミ捨てるのめんどいからここで食べていくわ。相席いいか?」

「え…、あ、はい。別に構いませんけど…。」

「そっか、なら遠慮なく」

「ぅして…」

「ん?どうかしたか?」

「なんでもありません。」

「そうか。…一色。これは社畜の先輩として俺からのアドバイスなんだがな」

「はい?」

「気にしすぎんなよ。何があっても」

「…!はい。先輩は本当にあざといですよね」

「ばーか、お前ほどじゃねーよ。」

「先輩?」

「ん?」

「ありがとうございます」

「うむ、苦しゅうない」

「…なんですか、それ」

 

一色はクスクスと笑った。

 

不覚にも一色の笑顔にドキッとしてしまった…。

 

笑顔は大事だな…うん




次こそは早めに挙げれるよう頑張ります!
八幡オンリーはちょっと書きずらいかもなー
お読みいただきありがとうございます

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