インフィニット・ストラトス~蒼の天使と紅の騎士 作:武御雷参型
一時間で二話を書き上げる俺………実は、今回の話は書きやすかったのと、フラグを立てたかったと言う思いで書いていたら、書き上げてしまいましたwww
この作品はギャグを入れて来なかったと言う事もあり、福音編の序盤はギャグを取り入れて行こうと思います。出来るかどうかはさておき………
そして、前話を読んで下さった皆様。今回の話も「コイツ誰だ‼」と思いますwww
次回の更新は早ければ今週中に更新できると思います。
セシリアに声を掛けたのはオルガであった。
「貴方は………」
「俺か? 俺はIS学園特殊武装隊二番隊“ドミニオン”所属のオルガ・ザブナックだ」
「オルガさん……」
「さん付けは止めてくれ………慣れてないんだ」
セシリアにさん付けで呼ばれたオルガは、頬を手で掻きながら訂正を求めた。過去の事を知っている者達からすれば、「コイツ、誰だ?」と思われても仕方が無かった。だが
彼らの過去の事を知っているのは特殊武装隊のメンバーだけである。
「ですが、殿方を呼び捨てにするのはちょっと………」
「時間が掛かっても良いから、呼び捨てにしてくれ。それで、さっきの諦めるって、何を諦めるんだ?」
「えっ⁉ い、いえ………その……恥ずかしいので、言えませんわ………」
「ムリして聞く気もねぇから、聞かねぇよ………でも、アークエンジェル隊の隊長の事だろ?」
「なっ⁉ なんで知っていますの‼」
「やっぱりか………」
「………鎌を掛けましたわね?」
「すまねぇ、すまねぇ………でも諦める必要は無いと思うぞ」
セシリアのジト目にオルガは謝るが、セシリアの恋を諦める必要は無いと諭した。
「どう言う意味ですの? まさか‼ 略奪愛をしろと‼」
「誰もそんな事言ってねぇよ‼ 勘違いすんな‼ ………良いか? 人間だれしもが恋をする。それを諦めて進むめるのか?」
「では、どうしろと?」
「当たって砕けろ」
「は?」
オルガの一言にセシリアは「コイツ、何言ってんだ?」と言う表情をする。
「間違ってねぇだろ? 黙って終わらせるよりも、自分の気持ちを曝け出せばいいって事だよ………自分に正直になれよ。お嬢様」
そう言うとオルガはセシリアから離れて行く。
「当たって砕けろ、ですか………フフ。そうですわね‼ ウジウジ考えていても何も始まりませんわ‼ ここは、自分の気持ちをキラさんにお告げ致しますわ‼ 実らないと知った恋でも、後悔するよりマシですわ‼」
セシリアの気持ちは燃え滾っていたのである。
「待っていて下さいね‼ キラさん‼」
そう言うと、セシリアはキラの事を探し始めるのであった。だが、セシリアはこの時、知らなかった。本当に自分が愛する者が出来ると言う事に……………
その頃、シャルロットはラウラと共に散歩していた。
「ラウラ、気持ちいいね」
「ああ、こうやって静かに歩く海も悪くない………」
「どうかしたの?」
「いや………部隊の者達がどうなったのかと思ってしまってな…………」
「そうだね………」
ラウラは元はドイツ軍の特殊IS部隊の隊長を務めていたのだが、VTシステムの所為でドイツ軍の席から外されてしまったのである。副隊長を務めていたクラリッサ・ハルフォーフがのし上がり、隊長に就いている事になるのだが、今のドイツ軍の特殊部隊は色々と可笑しくなっている事にラウラは知らなかった。
「まぁ、優秀な副官が隊長に就いているから安心できるのだがな…………」
「その新しい隊長さんに問題でもあるの?」
「あ、ああ………あいつの思考はマニアックすぎる事が多いんだ……いや、あれをマニアックと呼んで良い物かと言われたら、そうでも無いのかもな…………」
ラウラは一度だけであるが、クラリッサの部屋に入った事があった。クラリッサの部屋はラウラが使っていた部屋よりも若干、狭いのだが…………至る所にグッズやら薄い本等が所狭しと置かれていたのである。ラウラはその当時はそう言う物に対して興味を抱かなかった為、手に取る事は無かったが、もし今でもドイツ軍にいたとすれば、クラリッサの影響を受けていた可能性が高いと思い始めていた。
「まぁ、アイツなら大丈夫だと私は信じている…………多分」
「多分なんだ………」
ラウラの最後の一言にシャルロットは苦笑いをするのであった。
「ところでシャルロット」
「何かな?」
「貴様には想い人と言うのはいるのか?」
「ふぇっ⁉ い、居ないよ‼」
「キラなんかはどうなんだ? アイツには助けられたんだろう?」
シャルロットは確かにキラに助けられた事があった。だが、それが恋につながるとは感じていなかった。
「確かにキラは僕の事を助けてくれたけど……僕にとってキラは恩人と言う思いでしかないよ」
「ほう? なら織m「やだ」………最後まで言わなくても判っていた」
ラウラが一夏の名前を出そうとしたん瞬間、シャルロットは即答で拒否した。
「織斑の事はどうして嫌なのだ?」
「なんか、優柔不断に見えるし、篠ノ之さんや鳳さん達の関係も決めてないじゃん。そんな人を選んでも後悔するだけだよ」
なにかと辛らつなシャルロットであった。
「そう言えば、ドミニオン隊とミネルバ隊も一緒にこの海に来ていたが………どこにいるんだ?」
「さぁ?」
ラウラは思い出したかのようにドミニオン隊とミネルバ隊の面々を探すが、どこにも見当たる様子は無かった。
「ま、どこかで会うと思うよ」
「そうだな」
二人はそう言うと散歩を続けるのであった。
そして、二人も自分がこの世で愛する者を見付けると言う事は、この時、知らなかったのであった。
その頃、シャニとクロトはと言うと…………
岩陰で読書するシャニ。岩を殴って自分の力を高めようとするクロトの姿があったとかないとか…………
誤字脱字、感想、感想、感想、感想「感想、感想ってうるさい。僕と模擬戦する?」ごめんなさい。最近、感想が一人の方しか来なかったりして寂しかったんです。だから、キラ様。その手に持っているシュベルトゲベールを降ろしてください。
「作者がふざけなかったら僕もしないけど………流石にね?」
あっはい。申し訳ありません‼
「それと、楯無さん以外の人とくっ付けようとしたら………判ってるよね?」
は、はい‼ 判っております‼ 大丈夫です‼ そんなことしませんから‼
「や~ん。キラ君。ダ★イ★タ★ン」
「パパ‼ 明日菜の事も忘れちゃダメなのです‼」
「ごめんごめん。大丈夫。この世界で楯無さんと明日菜ちゃんだけしか目に無いから」
誰ですか? あなたは…………
「キラ・ヤマトですが?」(真顔)
あっはい。
では、改めて。
誤字脱字、感想、指摘、質問等ありましたら、どしどし送ってください‼
「僕の新しい剣に期待してね‼ 作者次第だけど」
仰る通りです
「私の事も忘れないでね‼」
誰も忘れないと思います………はい
「明日菜の事も忘れちゃ、ダメなのです‼」
うん、大丈夫。前のコメントで明日菜ちゃんの事を可愛いって言ってくれた読者さんが居たから。
「(*´▽`*)」
顔文字で表現しないで‼ あれ? 締まらないんだけど…………
「じゃぁ、最後に一発、逝っとく?」
え? まさか…………
「うん。ハイマット・フルバースト・オーバーリミットで」(黒笑顔)
そのう………止めると言う選択肢は「無い」ですよね~………サラバダー‼
「遅いよ。ターゲットロック‼ ハイマット・フルバースト・オーバーリミット‼」
ギャァァァァァァァァァァァァァァァァッ‼
じ、次回も………お楽しみに………
「ねぇ、パパ。作者さんのお口から何か出てるよ」
「気にしなくていいのよ、明日菜ちゃん」
「(^O^)/」
「「「次回もよろしくお願いします‼」」」