クロスアンジュ LIGHTNING EDITION ~天使とドラゴンと五人の巨人使い~   作:ヒビキ7991

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Ep.11/再会と裏切りの我が故郷《後編》

~木枯らし荘 リビング~

 

 

ココ

「う、う~ん…」

 

 

気がつけば、ココはソファーの上で横になっていた。

 

 

「気がついた?」

 

 

隣には秋が座っていた。

 

 

ココ

「・・・あなたは?」

 

「私は木野秋。このアパートの管理人よ。」

 

ココ

「アパート・・・?」

 

「あなた、名前は?」

 

ココ

「えっと・・・ココです。」

 

「ココちゃんね。ちょっと待ってて、ご飯作ってくるから。」

 

 

秋はそう言うとリビングを後にした。ココは体を起こし、辺りを見回した。窓からは太陽の光が差し込み、外ではスズメが鳴いている。

 

 

ココ

「私、助かったの・・・?」

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

~皇殿 地下牢~

 

 

ガシャン!

 

 

一方、アンジュ・天馬・モモカは捕まって早々、武器を全て取り上げられ地下牢へと放り込まれた。

 

 

ジュリオ

「アンジュリーゼ、本日正午より暁ノ御柱の前でお前の断罪の儀を執り行う。それまでゆっくり、仲間との時間を過ごすんだな。」

 

 

そう言うと、ジュリオとシルヴィアは地下牢から出ていった。

 

 

アンジュ

「ごめん、二人とも・・・。」

 

モモカ

「アンジュリーゼ様…」

 

天馬

「気にしないでください。俺も、まさかジュリオ皇帝の罠だったなんて思いもしませんでしたから…」

 

モモカ

「シルヴィア様には裏切られて捕らえられ、ココさんは行方不明。おまけにマナも使えないなんて…」

 

アンジュ

「この牢は《ゲルトニウム》っていう、マナの光を無効化する特殊な金属で出来てるの。」

 

天馬

「・・・みんな、今頃どうしてるでしょうか?剣城とヒルダさんは、お母さんに会えたでしょうか?」

 

アンジュ

「ヒルダ・・・。」

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

~エンデラント連合 アップビレッジ~

 

 

ヒルダと剣城はエンデラント連合郊外にある《アップビレッジ》に来ていた。時刻は夜明け前。外はまだ薄暗い。

 

 

剣城

「ここですか?」

 

ヒルダ

「ああ。ここがアタシの生まれ故郷、アップビレッジさ。」

 

 

ヒルダは街で盗んだ服に着替え、二人は車を降りた。辺りには立派なリンゴの木が何本も立ち、赤く熟れたリンゴをいくつも実らせていた。

 

 

ヒルダ

「この村は、エンデラント連合の中じゃ一番リンゴの収穫量が多いんだ。そして・・・。」

 

 

ヒルダの見つめる遥か先には、一件の家が見える。

 

 

ヒルダ

「あれが、アタシの育った家・・・。」

 

 

プチッ

 

 

ヒルダは近くのリンゴの木からリンゴを二個もぎ取り、一個を剣城に投げ渡した。

 

 

ヒルダ

「腹減ってるだろ?食いなよ。」

 

剣城

「ありがとうございます。」

 

 

シャキッ

 

 

剣城はリンゴを噛り、味わった。

 

 

剣城

「これが、ヒルダさんの故郷で育ったリンゴの味・・・。」

 

ヒルダ

「美味いだろ?アタシはここのリンゴで作る、ママのアップルパイが大好物なんだ。」

 

剣城

「いつ頃から、アルゼナルに?」

 

ヒルダ

「11年前・・・まだアタシが幼かった頃だ。雨の降る中、アタシはパトカーに無理矢理乗せられ、連れていかれたんだ。それから今まで、アタシはママのところに帰るためだけに生きてきた・・・。」

 

剣城

「ヒルダさん…」

 

ヒルダ

「・・・夜通しぶっ飛ばしたから、少し疲れた。悪いけど、ちょっと寝る。」

 

 

そう言うと、ヒルダはR34の運転席に座り眠った。

 

 

剣城

「・・・。」

 

 

剣城も助手席に座り眠りについた。

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

~木枯らし荘 食堂~

 

 

夕方、ココはリビングを離れ食堂にいた。

 

 

「はい、沢山食べてね。」

 

 

秋はココの前に料理を並べた。メニューは白ご飯、野菜炒め、豆腐の味噌汁、沢庵である。

 

 

ココ

「いただきま~す!」

 

 

ココは箸とお茶碗を持ち食事を始めた。

 

 

ココ

(もぐもぐ・・・。)

 

「よく噛んでね。」

 

ココ

「おいしい~♪・・・っ!?ゴホッ!」

 

 

案の定、ココは喉を詰まらせた。ココは味噌汁を飲み流した。

 

 

ココ

「ふぅ…」

 

「大丈夫?」

 

ココ

「すみません、秋さんのご飯があまりにも美味しいもので…」

 

「ありがとう。」

 

 

秋はココの正面の椅子に腰かけた。

 

 

「それにしても、ビックリしたわぁ。変な物音がしたと思ったら玄関にあなたが倒れてたんだもの。」

 

ココ

「そういえば、私どうしてこんなところに・・・。」

 

 

 

 

 

 

「・・・ココちゃん。一つ聞いてもいい?」

 

ココ

「なんですか?」

 

「あなた、もしかしてノーマ?」

 

ココ

「・・・っ!?」

 

 

秋の一言で、ココは箸を止めた。

 

 

ココ

「・・・。」

 

 

黙り混むココに、秋は優しく微笑んだ。

 

 

「やっぱりね。マナで治療しようとしても上手くいかなかったから、もしかしたらって。」

 

ココ

「・・・あの、怖くないんですか?」

 

「ううん、全然。私にとっちゃ、人間もノーマも関係無いの。」

 

ココ

「えっ?」

 

「ノーマでも同じ家で生まれたなら家族。そりゃマナが使えなくて不便かもしれないけど、それ以外は普通の人と変わらないじゃない?」

 

ココ

「た、確かに…」

 

 

秋の発言にココは驚いた。ココにとって、モモカ以外の人間は全てノーマを化け物として恐れ、拒絶していると思い込んでいたからだ。

 

 

「あなた達ノーマが人をどう捉え、他の人達がノーマをどう捉えているのかは知らないけど、私はノーマを拒絶する気は無いわ。人として生まれたのなら、同じ人として接していこうと思うの。ダメ?」

 

ココ

「い、いえ…」

 

 

ココは少し戸惑いながらも少し微笑んだ。秋もココを見て笑顔になった。

 

 

「ささ、早く食べないと冷めちゃうわよ?」

 

ココ

「は、はいっ!」

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

~エンデラント連合 ヒルダの家~

 

 

一方エンデラント連合のヒルダと剣城は、ヒルダの家の前に来ていた。

 

 

ヒルダ

「・・・。」

 

 

ヒルダは玄関のドアに手を伸ばしたが、ドアノブを掴む前で止めた。

 

 

剣城

「ヒルダさん?」

 

ヒルダ

「大丈夫。心の準備がまだだっただけさ・・・。」

 

 

ヒルダはその場で静かに深呼吸をし、玄関を開け、二人は家の中に入った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

~ヒルダの家 リビング~

 

 

二人はリビングに来たが、ここに来るまで家の人には会わなかった。

 

 

剣城

「留守でしょうか?」

 

ヒルダ

「さぁ・・・ん?」

 

 

ヒルダはテーブルの上の小さな木の箱を見つけた。蓋を開けるとオルゴールが動き出し、優しい音が聞こえてきた。

 

 

ヒルダ

「懐かしい…」

 

剣城

「いい音色ですね。」

 

ヒルダ

「小さい頃、このオルゴールの音が大好きだったんだ…」

 

 

すると・・・。

 

 

「どなた?」

 

 

奥の部屋から一人の女性が現れた。女性はヒルダと同じ赤い髪とパープルの瞳をした優しそうな人だった。

 

 

???

「どなたかしら?」

 

 

ヒルダは女性を見て目に涙をうかべた。

 

 

ヒルダ

「ママ…」

 

???

「えっ?」

 

 

彼女の名は《エミリア・シュリーフォークト》。ヒルダの実の母親である。

 

 

ヒルダ

「ママ、アタシ・・・。」

 

エミリア

「ああ、"娘"のお友達?」

 

ヒルダ

「えっ?あ、その…」

 

エミリア

「まぁまぁ、いらっしゃいませ。」

 

 

エミリアはマナの光でカーテンを開け、テラスに通じる窓を開けた。テラスにはティーテーブルと椅子が置かれており、さらに庭には立派なリンゴの木があった。

 

 

剣城

「凄い…」

 

エミリア

「ゆっくりしていって下さいね。あの子、もうすぐで帰ってくるから。あ、そうそう、もうすぐアップルパイが焼き上がるの。あの子の大好物なのよ。フフフッ。」

 

 

エミリアは笑顔でリビングを離れた。ヒルダと剣城は庭に出て、リンゴの木に近づいた。

 

 

剣城

「立派なリンゴの木ですね。」

 

ヒルダ

「あぁ…」

 

 

ヒルダはリンゴの木に手をあて、静かに涙を流した。

 

 

ヒルダ

「アタシ、帰ってきたんだ…」

 

 

剣城はヒルダを隣で静かに見守った。だが、一つ気になることがあった。

 

 

剣城

(お母さんはまだヒルダさんに気づいていない。だがさっき、俺達に娘の友達かと聞き、もうすぐ娘が帰ってくると言った。

 

 

・・・嫌な予感がするな…)

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

~木枯らし荘 食堂~

 

 

その頃、ココは食事を終え秋と話をしていた。

 

 

「ココちゃん達ノーマって、何処で暮らしてるの?」

 

ココ

「詳しくは言えないんですけど、アルゼナルっていう施設で暮らしています。」

 

「もしかして、天馬もそのアルゼナルに?」

 

ココ

「天馬さんのこと、ご存知なんですか?」

 

「ええ。私は天馬の親戚の姉で、この前までここで暮らしてたの。」

 

ココ

「そうだったんですか・・・あっ!」

 

 

ココが何かを思いだし立ち上がった。

 

 

「どうしたの?」

 

ココ

「大変なんです!天馬さんが!」

 

 

「秋、いるか?」

 

 

突然、食堂に数人の男性がやって来た。雷門中サッカー部の監督《円堂守》と、日本少年サッカー協会の会長《豪炎寺修也》。そして帝国学園総帥《鬼道有人》と雷門中サッカー部である。

 

 

「円堂君。それに豪炎寺君に鬼道君にサッカー部のみんなまで。」

 

ココ

「知り合いですか?」

 

「うん、私の友達と天馬の仲間達よ。どうしたの?」

 

豪炎寺

「テレビを見てくれ!天馬が大変なんだ!」

 

秋「えっ!?」

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

~ヒルダの家 テラス~

 

 

その頃、ヒルダと剣城はテラスでアップルパイが焼き上がるのを待っていた。

 

 

ヒルダ

「わからないよね、こんなに大きくなったんだもの…」

 

 

すると・・・

 

 

エミリア

「はーい、お待たせ。」

 

 

エミリアが焼きたてのアップルパイとティーセットを持ってきた。

 

 

剣城

「うわぁ、凄く美味しそうですね。」

 

 

エミリアはアップルパイを切り分け皿に載せ、ヒルダと剣城に一切れずつ渡した。

 

 

エミリア

「さあ、召し上がれ。」

 

剣城

「ありがとうございます。」

 

 

剣城は早速食べ始めた。

 

 

剣城

「美味しい!」

 

エミリア

「フフフッ、ありがとう。」

 

 

エミリアと剣城は笑ったが、ヒルダはアップルパイに手をつけず表情を暗くしていた。

 

 

エミリア

「どうしたの?お腹でも痛いの?」

 

ヒルダ

「あの…その…」

 

 

ガチャッ

 

 

「ただいまー!」

 

 

玄関のドアが開き、一人の少女がテラスに現れた。少女はヒルダと同じパープルの瞳と赤い髪で、髪型はショートヘアーだった。

 

 

???

「ただいま、ママ!」

 

エミリア

「お帰りなさい、ヒルダ。」

 

 

エミリアは少女をヒルダと呼び、二人は驚いた。この少女はエミリアの娘で、ヒルダの妹にあたる人物なのである。

 

 

エミリア

「お泊まり会楽しかった?」

 

ヒルダ(妹)

「うん!あ、アップルパイだ!食べてもいい?」

 

エミリア

「もう、ちゃんと手を洗ってからね。」

 

ヒルダ(妹)

「はーい!」

 

 

すると、ヒルダ(妹)は剣城とヒルダに気づいた。

 

 

ヒルダ(妹)

「ねえママ、このお兄ちゃんとお姉ちゃんは誰?」

 

エミリア

「えっ?あなたのお友達じゃ・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒルダ

「どうして・・・。なんで、なんでその子がヒルダなの・・・?」

 

エミリア

「えっ?」

 

 

ヒルダは立ち上がり、剣城はヒルダを抑えようとした。

 

 

剣城

「落ち着いてください、ヒルダさん!」

 

エミリア

「ヒルダ?」

 

ヒルダ

「そうよ!ヒルダは私!《ヒルデガルト・シュリーフォークト》!11年前に離ればなれになった、ママの娘よ!」

 

エミリア

「っ!?」

 

 

エミリアは驚愕した。11年前に離ればなれになった最愛の娘が、自分の目の前にいたのだから。

 

 

エミリア

「生きていたの・・・?何で、帰ってきたの・・・?」

 

ヒルダ

「何でって、ママに会いたかったからに決まってるじゃない!!」

 

エミリア

「帰って・・・早く帰って!二度と来ないで!」

 

ヒルダ

「ママ・・・?」

 

エミリア

「ママじゃないわ!私の娘は、ヒルダはこの子だけよ!」

 

ヒルダ・剣城

「っ!?」

 

 

ヒルダと剣城は驚愕した。エミリアは既に過去と決別し、ヒルダと同じ名前を持つ妹と新たな家庭を築いていたのだ。

 

 

ヒルダ(妹)

「ママの娘?じゃあこの人、もしかして私のお姉さん?」

 

エミリア

「違うわ!こいつは化け物よ!」

 

ヒルダ

「化け物・・・私が・・・。」

 

 

ヒルダは最愛の母に化け物呼ばわりされ、絶望した。

 

 

ヒルダ(妹)

「化け物・・・まさかノーマ!?」

 

ヒルダ

「ママ・・・。」

 

エミリア

「それ以上近づかないで!」

 

 

ヒルダは足を止め立ち止まった。

 

 

エミリア

「やっと悪夢を忘れて、幸せになれたの。その幸せを奪わないで。」

 

ヒルダ(妹)

「ママ?」

 

エミリア

「ねえ、どうしようもない事って、この世の中にあるわよね?私がノーマを生んだの。あなたがノーマだったの!」

 

 

エミリアは地面に膝をつき、頭を下げた。

 

 

エミリア

「あなたがここに来たことは誰にも言わないわ。だから・・・。」

 

 

ザザザザザザザザ・・・。

 

 

空からまるで、ヒルダの絶望の様な雨が振り出した。

 

 

剣城

「・・・どうして…」

 

エミリア

「えっ?」

 

 

エミリアは剣城の声を聞き顔を上げた。剣城の目からは大粒の涙が流れていた。

 

 

剣城

「どうしてだよ・・・どうして、ヒルダさんを受け入れてあげれないんですか・・・。ヒルダさんはあなたに会うためだけに、11年もの間生き続けたんだ。なのに、ノーマってだけでヒルダさんを拒絶するんですか?最愛の娘だったんでしょ?たった一人の大切な娘だったんでしょ?なのになんで・・・なんで・・・!」

 

ヒルダ

「もういいよ!」

 

 

ヒルダは大声を出し、剣城を止めた。

 

 

ヒルダ

「もういいよ剣城。もう・・・。」

 

 

ヒルダは目から涙を流し、その場から走り出した。剣城は急いで後を追いかけた。

 

 

エミリア

(ごめんなさい、ヒルダ。私、もうあなたを受け入れられないの・・・。)

 

ヒルダ(妹)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

~R34 車内~

 

 

剣城はヒルダを助手席に乗せ、大雨の中急いでアップビレッジを離れた。

 

 

ヒルダ

「うぅ…うぅ…」

 

剣城

「ヒルダさん・・・。」

 

 

剣城はそっとヒルダに左手を差し出した。手にはグシャグシャになった一切れのアップルパイがあった。

 

 

ヒルダ

「剣城、これって・・・。」

 

剣城

「ヒルダさん、結局食べず仕舞いだったでしょ?だから、家を離れる際に一切れ取って来たんです。ただ生憎、握り潰してしまいましたけど・・・。」

 

ヒルダ

「・・・ありがとう、剣城…」

 

 

ヒルダはグシャグシャになったアップルパイを手に取り、静かに口へ運んだ。

 

 

ヒルダ

「うぅ………うぅ………うわあああああ!!」

 

 

ヒルダの泣き叫ぶ声が辺り一面に響いた。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

~ミスルギ皇国 皇殿 地下牢~

 

 

その頃、ミスルギ皇国のアンジュ・天馬・モモカは眠りについていた。

 

 

ガシャンッ

 

 

牢の扉が開く音に気付き、三人は目を覚ました。三人の前にはジュリオとシルヴィアがいる。

 

 

ジュリオ

「時間だ、アンジュリーゼ。」

 

アンジュ

「・・・。」

 

ジュリオ

「さあ、断罪を始めようか。お前という罪の。」

 

 

 

To Be Continued…




~次回予告~


ジュリオ
「ついに来た!皇女アンジュリーゼを始末するこの時が!」

タスク
「ちょっと待て!」

???
「その断罪の儀、アッ意義あぁぁぁりぃぃぃ~!」

シルヴィア
「誰ですか、あなた達は!?」

アンジュ
「あなた、タスク!?」

天馬
「それに、君はもしかして・・・!」

タスク
「次回、《信じ合える者達》!」

ディケイド
「おいおい、俺を忘れないでくれよ?」

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