【完結】聖闘士DxD   作:挫梛道

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正式サブタイトル考え中。
 



リアスvsディオドラ(仮)

『ゼファードル様、戦闘不能によりリタイアです。

王(キング)のリタイアによって、この度のゲーム、サイラオーグ・バアル様の勝利とします。』

 

サイラオーグの高速…光速の拳で天に撃ち上げられたゼファードルは、最高点に迄達すると、今度は石畳の地面に急降下。

頭部から垂直に激突すると、ピクリとも動かなくなる。

それにより、サイラオーグの勝利を告げるアナウンスと共に、今日のレーティングゲームは終了した。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「な…何なのよ…アレ…?」

「彼、確かに『こすも』と言いました。

つまり彼は…神崎君と、同じ力を?」

「今の技…『光』…なのですか?」

 

俺達、若手悪魔の控え室。

この広い部屋で、サイラオーグ様とゼファードル様とのゲームを観ていたソーナ会長、グレモリー先輩、ディオドラ様、シークヴァイラ様と、その眷属達。

決着打となったサイラオーグ様の技を見て…その強さ以上に、普通に考えて(多少の例外は有るが)、『悪魔』には成し得ない筈の、『光』の拳を繰り出した事に驚愕する。

 

「ちぃっ!あの裸ドラゴン先輩、本当に余計な事をしてくれてやがりました。」

「小猫ちゃん?サイラオーグ様が師事したのは、ベッロさんだよ?」

「いや、聞いた話では、あの鬼畜おっぱいドラゴンが、サイラオーグとベッロ爺ちゃんを会わせたらしいにゃ。」

「確かに その時点で、余計な真似には変わりありませんわ!!あの乳龍帝様は!」

お~ぃ、神崎~?

お前、本人が居ないの良い事に、身内から好き放題言われてるぞぉ…?www

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「シリュー君?ベッロ殿?今の技は…?」

「はい、説明だよ☆!」

サイラオーグの光る拳に驚きを隠せないのは、魔王達も同様だった。

 

「いや、別に大した事じゃない。」

それに対して、やれやれ顔で口を開いたのはデスマスクこと、ベッロ・カンクロ。

 

「単純に光速の動き…それによる空気摩擦の何たらで静電気が放電起こして…この辺りは、俺も実は完全に理解出来ていないんだが、兎も角、それで光って見えるんだ。

確かに殴った際、その光に相当する熱や電気のエネルギーはダメージプラスされるだろうが、それもアンタ達の弱点…天使堕天使や その遣いが使う様な、光や神氣の類じゃ無ぇよ。」

「そ…そうだったんですか…」

「ほっ☆…」

多少アバウトな説明では有るが、とりあえずは聖光の類では無い事だけは解り、安堵の顔を見せる魔王達。

 

「俺は、神器にアンタ等『せいんと』の血を与えたらパワーアップするってのに、興味が有るな?

どうだい2人さん?少しだけで良いから、献血してみn「「断る!」」

そして狂科学者気質な堕天使の総督は、聖闘士の血に、関心を持ったみたいだった。

尤も その研究協力の要請は、正しく光の速さで拒否されたが。

因みにだが、神器に聖闘士の血を与えたとしても、その神器の遣い手が小宇宙(コスモ)に目覚めていなければ、何の意味も無い。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「シぃリュぅ~~~~っ!!

貴方は、貴方わぁ~~~~~っ!!?」

「あゎわ…部長、ちょ…落っ着いて?」

かっくんかっくん…

 

…今日のゲームが終わり、また魔王達と少しミーティングを行った後、俺とアーシアは、一足先にグレモリー邸へと戻ったリアス部長の処へ遊びに…コホン…明日のゲームの激励に、アーシアと一緒に足を運んだのだが、其処で俺を待っていたのは、

「あ、丁度 良かったわ、シリュー。

貴方と、OHANASHIしたい事が有ったの。」

「…何だか字が、違くないですか?」

リアス部長の尋問だった。

 

 

「誰が彼処迄、サイラオーグを強くしろと言ったのよ~っ!!?」

「違…俺じゃない!デスマスクだ!!」

「貴方が あの人を、サイラオーグに紹介したのでしょ?!同じ事よ!!」

かっくんかっくん…

両肩をホールドして前後に揺さぶりながら、夜叉の如くな形相で問い詰める駄肉姫。

ライバルであるサイラオーグの度を過ぎる程な強化に、『己は一体、誰の味方だ?』的な理由で御立腹の様子だ。

見れば小猫やレイヴェルも、ジト目で こっちを睨んでいるぜ。

 

 

…確かに、サイラオーグの内側(なか)に、小宇宙(コスモ)を見出したのは俺。

だからこそ、本当は俺が指導したかったのだが、公用私事諸々で手が足りなかったので、デスマスクを逢わせてみると、ヤツもサイラオーグに才能を感じたのか、師事にノリノリとなったのだ。

しかし まさか俺も、1ヶ月其処等で あの漢の小宇宙(コスモ)を、第七感(セブンセンシズ)…黄金聖闘士(ゴールドセイント)の域迄引き上げたのは、流石に想定外。

せいぜい白銀(シルバー)止まり程度だと思っていた。

確かに修行初日に眷属諸共、積尸気送りしての自力生還を強要したと云う鬼畜っ振りを聞いた時、そして眷属全員が其れをクリアしたと聞いた時には、或いは…とは思ったりしたが。

サイラオーグ以外の眷属達が、小宇宙(コスモ)に目覚めなかった分、リアス部長達(支取先輩や匙達も そうだが)はラッキーと思わなければ。

尤も、その修行の甲斐有って、魔力や精神力は大幅にアップしたらしいが。

デスマスク曰わく、

「お前に解り易く言えば、アテナが聖域(サンクチュアリ)に降臨された頃の俺と同等の実力を、既にアイツは持ってるぜ。」

…だとか。

つまりは、黄金聖闘士(ゴールドセイント)としては、まだまだ なりたての ひよっこだと言いたいらしい。

それでも完成された、白銀聖闘士を相手に無双する実力は充分に有る。 閑話休題。

                  

                  

「分かった!分かったから!!

新学期が始まったら、オカ研の皆、俺が鍛えるから!!」

「よぉーっし、言質は録ったわよ!」

ふぅ…漸く解放されたぜ。

しかしながら俺の見立てじゃ、オカ研メンバーで小宇宙(コスモ)に目覚めそうな者は、残念だが居ない。

リアス部長や朱乃先輩、レイヴェルにギャスパーは完全な魔力特化。

木場とミルたんは一見、それぞれスピードとパワーに特化した近接戦闘タイプだが、実は其れも、魔力補正による物だ。

つまり2人も魔力寄り。

既に ある程度、魔力に秀でている者は、小宇宙(コスモ)に目覚めるのは難しい。

サイラオーグは だからこそだったのだ。

強いて言えば、小猫は可能性が有るには有るが、それでも黄金聖闘士の域には達しない…せいぜいが青銅(ブロンズ)を脱して、白銀(シルバー)の域に至れるかが微妙…な処だろう。

何より小猫は今、黒歌指導による仙術修行の真っ最中。

その時期に、更に小宇宙(コスモ)を目覚めざるみたいな掛け持ち修行は、最終的には両方が中途半端な形で終わるのが目に見えてるので、お勧め出来ない。

…従って、俺がオカ研メンバーを鍛える内容は、各々の持ち味を十全に活かし天井を引き上げる方向になるが…先に言っておくけど、俺は厳しいですよ?部長?

 

え?黒歌?アーシア?

黒歌も既に、魔力と仙術に特化している。アーシアも魔力寄りだし、それ以前に彼女の場合、運動神経的に問題外ですから…

                  

≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

「…処で、朱乃先輩は?」

「…………………………………。」

俺の質問に、黙りになるリアス部長。

そうなのである。

この部屋、グレモリー眷属が屯ってる中に、朱乃先輩の姿が見当たらない。

夏休み、冥界での修行開始初日に、俺とアザゼルとで組んだ課題に云わば逆ギレした朱乃先輩。

あの時、その感情其の儘に、『修行はする。ゲーム前日には戻る』と言って、皆の前から去って行った朱乃先輩が、未だ戻っていない様なのだ。

 

「「「「「……………………。」」」」」

そして連鎖する様に、他のメンバー達も黙り込む。

 

「それ今、地雷だにゃ。

シリュー、デリカシー無ゃいにゃ。」

「う…」

黒歌に まさか、デリカシー云々を言われるとは、尚更ショック…って、言っている場合では無い。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

翌日―8月28日の朝。

所変わって、アスタロト城内の、ディオドラの寝室。

30畳の大部屋の床一面が全て、ベッドとなっている、正に寝室。

 

「う…うわぁあああぁっ!!?」

目を覚ますと同時に、比較的寝付きの良いディオドラは絶叫する。

                  

「「「「すやすや…」」」」

何故なら自分の両腕両脚に、全裸の美女美少女美幼女、総勢4人が、がっしりと しがみついていたのだから。

更には自分の周りを見れば、やはり生まれた儘の姿の美女美少女美幼女達が、静かに寝息を立てている。

いや、これは別に、驚く事では無い。

心当たりが有り過ぎるのだから。

                  

「はぁ…」

王である自分自身。

女王。

戦車2人。             

騎士2人。

僧侶2人。

兵士5人。

この、自分と眷属達、総勢13人が一緒に寝れる様にと、特別に作った部屋。

単に寝るだけなのか?…かどうかは察し。ディオドラの絶叫の理由…それは、何も身に纏っていない、自分の眷属である彼女達に対し、自身は一応、下に一枚、トランクスだけは履いていた筈だったのだが、何故だか それが、片足は完全に、もう片足も足首迄ずり下ろされていたのである。

自分が熟睡した時に何が有ったのか、概ね理解出来たディオドラは、深い溜め息を1つ零した。

                  

「今日はゲームだから、体力温存しておこうって言ったじゃないかぁ…ハァ…」

右腿に抱き付いている赤い髪の少女、左脛に顔を押し付けている金髪の少女。

右腕に しがみついている幼女…正確には、幼女体型のピンクブロンドの少女、そして左腕に抱きつき、それを自らの胸に埋めている銀髪の少女。

未だ目を覚ます気配の無い、揃いも揃って艶やかな顔をした彼女達を見て、ディオドラは もう1回、今度は小さな溜め息を吐くのだった。

                  

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

カチャ…

「どうも。」

「失礼しますぅ。」

「にゃ!」

AM11:35

昨日と同じく、ルシファー城のVIPルームに入ったシリュー達。

 

「やっほ~☆」

「やぁ~♪」

「こんにちは。」

「「よっ♪」」「……………。」

「どうも。」「……(ペコリ)」

既に部屋にはセラフォルー、アジュカ、ファビゥムの魔王。

更にはデスマスクにアザゼルとバラキエル、ミカエルと その秘書天使、そして、

「…神崎様、お疲れ様です。」

「やあ、シリュー君…って痛い痛い痛い!

ごめんグレイフィア、謝るから!」

「「「…………………。」」」

一体 何が有ったのか…

サーゼクスと、この紅髪の魔王にSTFを仕掛けている、グレイフィアが居た。

 

「…………………………………。

オーディンは、まだ来ていないのか?」

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

…………。

まあ、サーゼクスさんがグレイフィアさんにシバかれているのは平常運転として、見えない振りをしておく。

気にしない気にしない。

因みにヴァーリチームは、今日は来ないらしい。

 

カチャ…

「おぉ、皆 揃っとるか。」

「…皆様、お疲れ様です。」

そんなこんなで、セラフォルー達と会話している中、オーディンがロスヴァイセさんと一緒にやってきた。

 

≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

「今日のステージは、城内か…」

 

AM11:50。

室内に置いて有る、巨大モニター。

レヴイアたんプロデュースだという特撮番組を観ている途中、画面が突然切り替わり、今日のゲームのステージとルールの説明が始まった。

 

リアス部長と、あの露出男(ディオドラ・アスタロト)のゲームのステージは城の中。

大きくエリア分けすると、リアス部長達の拠点と云うか、スタート地点がある北エリア。

ディオドラの拠点がある南エリア。

南北のエリアの間の中央エリア。

そして中央エリアの地下に位置する迷宮エリア。

勝利条件は、

 

・敵の王(キング)の撃破

・敵拠点の制圧

・中央エリア最上階の"王の間"の制圧

 

…の、何れかである。

さしあたって、互いが どの勝利条件を選択して動くかで、戦況が違ってくる…って処か。

 

≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

ルール説明の後、画面は2分割され、リアス部長とディオドラ、スタート地点で待機している、それぞれの様子が映し出された。

画面左側は、駒王の制服を着ている男女が5人、メイd…滅威弩服を着た漢の娘が1人、そして巫女さんが1人。

…朱乃先輩、戻ってきたんだな。

 

「……………朱乃!」

朱乃先輩が画面にアップで映し出された瞬間、熊男みたいな堕天使が、画面に喰い憑いた。

そして画面右側。

「ライザー・フェニックスか!?」

「し、シリューちゃん?」

つい、突っ込むが如く叫んでしまったが、仕方有るまい。

ディオドラ・アスタロトの眷属悪魔、全員が恐らくは女性で構成されているのだ。

1人、禍々しい造形のガスマスクを被った、傍目には性別認識不可な小柄な人物が居るが、どうせ女だろう。

正に あの、ライザー・フェニックスの如くなハーレム構成。

この前の魔王様ゲームの時、確かに女性眷属が多いとは感じていたが、まさか全員が女だったとわ…

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ゴォォオオオオオオオオン…

 

PM0:00。

城内に、ゲーム開始を告げる、壮音な鐘の音が鳴り響く。

 

「よ~し!皆、頼んだよ!」

「「「「「「「は~い♪」」」」」」」

 

「さぁ、行きなさい!」

「「「「「「はいっ!!」」」」」にょ!」 

互いに王(キング)と女王(クィーン)が拠点であるスタート地点に残り、残りの者達は、中央エリアの"王の間"を目指して走り出した。

 

≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫

タッタッタッ…

聖魔剣を帯刀した木場を先頭に、中央エリアを目指し走るグレモリー眷属。

 

「よし、あの扉の向こうは中央だ!

これから先は、何が有るか、何が起こるか分からないからね!

皆、気を引き締めて行くよ!!」

「「「「はい!」」」にょ!」

 

ギィイ…

その大扉を開け、全員が中央エリアに足を踏み入れた時、

バタン!

「………!!?」

大扉は いきなり、大きな音を起て勝手に閉まり、

カチャカチャ…

「あ…開かないにょ?!」

ガシャガシャガシャ…

「む…」「きゃぁっ!」「ひぇ?!」

直後、長い廊下の左右の壁に並べ配置されていた甲冑の全てが突然、まるで意思を得たかの様に襲い掛かってきた。

 

「こ…これは…敵の仕掛けた罠(トラップ)ですか?」

「いいえ、ゲーム開始迄、中央エリアへの出入りは出来なかった筈ですわ!」

「つまり、これはゲーム制作スタッフの作った、プログラムの1つって訳だね!」

ズバアッ!

そう言いながら、鋼造りの鎧を、まるで紙の様に斬り裂いた木場が推論。

 

ドガァッ!!

「つまり、コイツ等を全滅させないと、前進も後退も出来ない…と?」

そう言いながら、小猫が仙術で練った氣を纏わせた拳で、鎧の胸元を貫く。

 

ガン!

「ひぃいっ!!」

鎧の大振りな剣を、ギリギリで躱したギャスパー。

しかし その攻撃に思わず腰が引け、尻餅を搗いてしまう。

 

ボン…

「え…?」

そのギャスパーが座り込んだ床に、魔法陣が展開かと思えば、

「う…ぅゎわわわわ!?」

「ギャー君?」「ギャスパーさん?!」

シュゥン…

何処かに転移したかの様に、ギャスパーは この場から姿を消した。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

中央エリアの地下に位置する迷宮エリア。

 

パタパタパタ…            

この光の届かない暗闇の空間を、1匹の小さな蝙蝠が彷徨う様に飛んでいた。

                  

「小猫ちゃ~ん…祐斗先輩~…

グスン…怖いよぉ…部長~ぉ…」

転移魔法陣の罠(トラップ)で飛ばされたギャスパーである。

超音波を発し、その壁の反射を感知する事により、迷宮のマッピングは既に終了。

恐らくは中央エリアに繋がっているであろう、階段の位置も確認していた。

後は、ランダムエンカウントするモンスターを避け、地上を目指すだけ。

                  

「…!な…何か、居る?

また、モンスターさんですかぁ!?」

ずもももも…

「ひぃい…!?」

そんな中 現れたのは、ギャスパーと体のサイズが そう変わらない、スライム型のモンスター。

暗闇の中、視覚聴覚嗅覚も必要とせず、獲物の生体反応だけに反応する この巨大原生生物は、『餌』と認識したギャスパー目掛け、襲い掛かってきた。

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ギャー君が消えた後、あの鎧の集団はミルたんが新必殺魔法『ビッグバン・ミルたん波』で掃討しました。

ギャー君が少し心配ですが、リタイアのアナウンスが流れていないから、多分 大丈夫でしょう。

城内を4人で進んでいると、別れ道に。

ここで祐斗先輩とレイヴェルさん、私とミルたんの組みに別れて進む事に。

その途中、ミルたんもギャー君同様に、転移魔法陣の罠(トラップ)に引っ掛かり、仕方無く私1人で立ちはだかるモンスターを蹴散らしながら、最上階を目指していましたが…

 

「こんにちは♪」「どどど…どぅも…」

ちぃ、遂に運営サイドが用意したモンスターでなく、ディオドラ様の眷属悪魔…敵さんと鉢合わせです。

しかも、2人。

1人は私と大して…いえ、多分 私より背が低いですね、

凶悪なデザインのガスマスクをしていますが、声からして女の子。

そして もう1人は

「あなたって確か、リアス・グレモリー様の戦車だった子ね!

同じ戦車同士、あなたは私が相手するわ!

ハナカちゃん、手出しは無用よ!!」

「は…はい…」

右手に3本爪の鉄甲を装着、独特な形状の三角帽子を被り、赤茶色いセミロングな後髪をカールに巻いた女の子。

…って貴女、登場する小説を間違えてないですか?

 

 




‡‡‡‡【 次回予告(予定)!! 】‡‡‡‡
 
「ん?今、何かした心算にょ?」
「う…うるさいうるさいうるさい!!」
 
 
「ケケケ…何、心配するな…
痛いのは最初だけ…少しだけ、チクッとするだけだからよ♪
その後は、痛みも何も感じない…思いっきり(ジュル…)、弄ってやっからよぉ…」
「うわぁあっ?! い、嫌だあぁっ!!」
 
 
次回『リアスvsディオドラ②(仮)』
乞う御期待!!
 

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