漸くバトルに入ります。
※ラスト辺り、少し書き直しました。
8月27日。
先日のロキの布告は、その名前を伏せた上でテロリストとして、はぐれ天使、はぐれ堕天使による人間界の寺院襲撃と合わせて、冥界中に発表された。
冥界に緊張感が走る中、若手悪魔によるレーティングゲーム…サーゼクスによって【Next Generation Cup】と銘打たれた第1戦が、開始されようとしていた。
「いよいよ…だね。」
「そうですね。」
VIPルームでは、4人の魔王、ミカエル、アザゼル、シリュー、オーディン、デスマスクの面々。
「ね~☆、グレイフィアちゃんもバラキーちゃんも、立ってないで こっち座ったら~?☆」
「そうだよグレイフィア~?
こっちこっち~♪」
「「……………………………。」」
それにグレイフィアにバラキエルと云った、自分の主の護衛として参じている者達が、もう直ぐゲームが中継されるであろう、巨大なモニター画面に注目していた。
「痛い痛い!グレイフィア、痛いよ!?
肩胛骨固め(オモプラッタ)はマジに止めて!!」
その際、自分の腿をぱんぱんと叩き、まるで その上に座れとアピールしていた様な赤髪の優男が、メイド服姿の銀髪の美女にシバかれていたのは、御愛嬌。
「なぁ紫龍よ、どう思う?」
「そうだな…俺がロキだとしたら…」
その光景を茶請けにしながら話しているのは、シリューとデスマスク。
その内容は言わずもがな、昨日、宣戦布告してきたロキが、何時のタイミングで攻めてくるかな件。
「…しかし、その裏を掻いて……なパターンも有り得ないか?」
「トリックスターだからなぁ…」
あの時にロキの言った、『近日中』とは一体 何時の事なのか?
昨日の今日で、いきなり攻めて来る可能性も有れば、先日襲撃を仕掛けたという、はぐれの天使堕天使が再び行動を起こした時に便乗して来る可能性も。
兎に角、予測不可能な相手で、あらゆる想定をしておく必要性が有った。
「一番ムカつくのは、昨日のアレは実はハッタリで、厳戒態勢を敷かせるだけ敷かせてを、緊張している俺達を見て嗤ってるだけの…」
「止めろデスマスク!本当に そんな気がしてきたぞ!」
トントン…
そんな会話をしている時、部屋の扉がノックされた。
カチャ…
「し…失礼しますぅ…」
入って来たのは、シスター服を着た、金髪の美少女と、
「お、おおお…オーディン様ぁあ~っ!!」
スーツ姿の銀髪の美少女。
「オーディン様!昨日は、朝の7:00に宮殿の正面門で待ち合わせじゃなかったのですかぁ~?!
聞けば、いきなり自室から転移した…って、貴方はアホですかぁ~~~~あっ?!」
「いや~、すまんすまん。
儂も、何か忘れとるな~?…とは、思っておったんじゃよ~。ほっほっほ…」
「あの~、あれは…?」
「…気にするな。」
それはロキ襲来に備えて、最初は人間界で留守番だったが、急遽 喚び出されたアーシアと、やはり(置き去りにされた ついでに)待機予定だったが、同様に改めて喚び出されたロスヴァイセだった。
そして更には それに少し遅れて、
「…失礼する。」
「よっ♪邪魔するぜぇ~ぃ♪」
「失礼します。」
「お邪魔しま~す。」
「我、はー〇んだっつの らむれーずんを所望する。」
アザゼルに喚び出された、ヴァーリ・チームも姿を見せた。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
今回のゲームは、ゲーム運営サイドの意向により、新しいゲームステージやルール等のモニタリングも兼ねていた。
「まるで、万里の長城だな、こりゃ。」
今回のステージはデスマスクの言葉通り、世界最大級建築物とされている、中国の あの城壁を参考にしたかの様な造り。
全長約5㌔、道幅約3㍍、高さ約20㍍の石煉瓦の城壁の両端には、それぞれの陣営の拠点となる砦を配置し、城壁通路の中央部には、約10㍍四方の広い空間が。
「ほほぅ…敵の王(キング)を討つか、相手側の拠点を制圧したら、勝ち…か。」
「へ~?完全に一本道、基本 策も何も無い、単純な数と力での ぶつかり合いか。
スタートと同時に進軍させて、中央の広間をどちらが先に防衛拠点として抑えるかが、勝負の分かれ目ってか?」
「頭の良さそうじゃないゼファードルには、助かるステージだな。」
「ん~、それならサイラオーグも、結構 脳筋な部分が有ったからな~。」
「ルールによると、城壁の上方の制限は無いみたいですが、横方向と下方は、所謂リングアウトとでも言うべきですか?
ある程度 城壁外側に出たり降りたりすると、即失格(リタイア)になる仕組み…ですか。」
「城壁の下から、こっそりと進むってゆうのは、出来ないって事だね☆。」
「それ、るーる説明の為の、めた台詞?」
「「「「「「………………。」」」」」」
「オーフィスちゃん?頭で思っても、口に出しちゃいけない事って有るんだよ?」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ゴォオオオオオオオン!
そしてゲームのステージに、戦闘(ゲーム)開始を告げる銅鑼の音が鳴り響いた。
「…行け!」/「オラ!行ってこいや!」
『『『『『『『『応!!』』』』』』』』
それぞれの王(キング)の号令の下、両陣営共に、女王(クィーン)と数名の下僕悪魔を残し、殆どの下僕悪魔が中央部を目指し、飛び出した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
バキィ!
「…ぅげらぁっ!?」
「こ、このチビ!!」
「…………………。」
中央部で鉢合わせた両陣営が、戦闘を開始した。
まだ序盤だが、どう見てもサイラオーグ側が有利にしか見えない。
「ん~?紫ぃ龍ぅ~?お前の鍛えたってガキ達、全然だな~?www」
喧しいわっ!!
確かにゼファードル眷属は、決して弱くはない…と思う。
俺とアザゼルとで組んだプログラムを、エックスやアザゼルの監視付きとは云え、一応は こなして来たのだ。
しかし それは、嫌々、渋々に取り組んで来たからか、表面的な肉体強化はされているが、身体の内側…内面的な その成果は、殆ど無い様だ。
「………………。」
ドヤ顔なデスマスクとは対照的に、アザゼルも複雑な表情を浮かべている。
ドゴンッ!
「「ぢゅわっ!?」」
『ゼファードル様の兵士(ポーン)1名、戦車(ルーク)1名…リタイアです。』
…そんな中、ゲーム最初の離脱者が。
サイラオーグの兵士である、仮面を着けた少年が、その背格好に不釣り合いな戦斧での一撃を放ち、2人同時に仕留めたのだ。
「…っし!」
自分が教えた者の戦果に、デスマスクが思わず拳を握り締め、小さくガッツポーズ。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
「でぇいやっ!!」
「せぃっ!」
「ぉわっ!!」
「ぐふ…!!」
その後も広間での乱戦は続き、
「覇ぁああああっ!!」
「「「なっ…なな…!?」」」
先程の兵士の少年が、その身を巨大なライオンに変化させ、
「グヮガアァオオオオオォッ!!」
ドシャァッ!!
「「「「ぐげぇっ!!」」」」
『ゼファードル様の兵士(ポーン)2人、騎士(ナイト)1人、リタイアです。』
その爪と牙で、今度は3人の悪魔を戦闘不能(リタイア)させ、この中央部の制圧に成功した。
この時点で、サイラオーグ側脱落者2名、ゼファードル側脱落者11名。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「チックショウォオゥ!
ちぃ、お前等、全員、前に出るぞ!
あの広場、逆に奪い返してやる!!」
怒りの感情に誘導される様に、ゼファードルが待機させていた眷属全員を引き連れ、動き出した。
「よし、お前達は その場で待機!
防衛に徹しろ!
俺達も出るぞ!
俺とクイーシャは中央エリアに。
そして残りの者は、更に全員突撃!
敵の殲滅と、敵砦の制圧に掛かる!
一気に勝負を決めるぞ!」
そしてトランシーバーの様な術式による通話により、中央部の眷属全員に指示を出すと、本陣に残っていたサイラオーグ等も動き出す。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
「クソッタレがぁっ!!」
ぶっちゃけゼファードルは内心、 かなり焦っていた。
約1ヶ月前の、若手悪魔と魔王、元老員の対面の時、サイラオーグには殴り飛ばされ、その八つ当たりとばかり、その正体を見抜けぬ儘にシリューに喧嘩を売り、結果は失禁して気絶。
更に その後、貴族…その自分の『家』を継ぐ次期当主としつの資質を魔王達の前で、公開処刑の如く問い質された。
中でも一番の問題は、シリューに絡んだ際、『家』の名前…『グラシャラボラス』の名を持ち出し、グラシャラボラス次期当主として、喧嘩を売った事。
これにより赤龍帝はグラシャラボラス家を己の敵と公言。
その後、ゼファードルは必死に謝るも、
「愚か者!以前、教会の遣いにも言った台詞だが、俺が赤龍帝と知らなかったから…が、通用すると思ったか!?
貴様も貴族ならば、自分の『貴族』としての発言に責任を持て!」
…と一蹴し、歯牙にも掛けず。
そして翌日のパーティー、ゼファードルの眷属からの報告を聞いた、現グラシャラボラスの当主である彼の父親は、反省の証として自分の息子の頭を無理矢理に丸めさせた上で、共に改めて必死にDOGEZA謝罪。
それで漸く、シリューから その前の日の愚行は水に流して貰った。
しかし、それで彼にとっては それで終わる事は無かった。
息子に次期当主としての資格に、改めて疑問視した父親が、次期当主の座を、自分の弟の長男に継がせようかと本気で考え出したのだ。
そもそも、現グラシャラボラス当主の次男だったゼファードル。
しかし、最初の次期当主だった長男…つまり、彼の兄が事故死した為の、繰り上がりで次期当主となった訳である。
そしてゲームの前日の夜…つまり昨夜に、父親から結果…最悪でも、次期当主としての実力を示さなければ、本当に次期当主の座を取り消すと告げられていたのだ。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
『ゼファードル様の女王(クィーン)、リタイアです。』
「巫っっっ山戯ろよっ!」
バッシュゥッ!
「かっ…!?」
『サイラオーグ様の僧侶(ビショップ)、リタイアです。』
その後、両陣営全員が中央エリアに対峙して、再び大乱闘が始まった。
この時点で、人数に勝るサイラオーグが、下僕の1人2人をこの混戦から抜け出させ、蛻の殻となっている敵砦を制圧すれば、それでゲーム終了だが、彼は敢えて、その選択肢は取らない。
サイラオーグの兵士である巨大な獅子が その爪で、ゼファードルの女王を斬り裂く。
それによるリタイアのアナウンスを聞いたゼファードルが怒りの儘に魔力弾を撃ち放ち、サイラオーグの僧侶を吹き飛ばした。
サイラオーグ側…残り7人
ゼファードル側…残り1人
「クソがぁっ!!
サイラオーグぅ!差しで、勝負しろぉ!!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「差しで勝負しろ」…今更あの男は、何を言っているのだ?
大将同士の一騎打ちで雌雄を決したければ、ゲーム開始直後に宣言すべきだった。
自分の完全不利の中、それを払拭するかの発言は、既に無様な他は無い。
何よりも、この時点での その発言は、今迄 自分の為に戦い散った眷属に対しても失礼な行為だ。
言っては悪いが この男、やはり下を纏める資格は皆無と言って良いだろう。
そもそも、逆の立場で考えてみろ?
この圧倒的優位の中、素直に一騎打ちに応じる様な奴、居る訳が
「ふっ…良かろう!!」
…居たぁあっ!!?
「阿呆か?阿呆ぅなのか?あの男わっ?!
リアス部長に負けず劣らずな脳筋か!?」
「紫龍、落ち着け!www」
ついつい大声で叫んでしまった俺に、デスマスクが笑いながら宥める。
「アイツに出し惜しみするなって言ったのは、この俺だ。
まぁ、黙って見てろって。
面白いモンが見られるぜ?」
……………?
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「レグルス!」
「ガゥ…」
サイラオーグの呼び掛けに、彼の女王と共に、彼の傍らに居たライオンが小さく返事したかと思えば、その身を今度は、ゲーム開始時の人型の時に、その手に持っていた それと同じ形状…しかし それ以上の大きさの、巨大な戦斧に変化した。
ガシィ…
それを、自らの得物とすべく、サイラオーグは手に取り、戦闘の構えを見せる。
神滅具(ロンギヌス)が1つ、【獅子王の戦斧(レグルス・ネメア)】。
それこそが、この兵士の少年の正体であった。
嘗ての所有者が斃れた時も、その神器、魂は無に還る事無く暴走、その仇を討った後、最終的には生きた神器の儘、サイラオーグの眷属となる。
つまり彼は、サイラオーグの兵士であると同時に、サイラオーグの所有する神器でもあったのだ。
「…っの出来損ないがぁ!
得物がデカけりゃ、良いってモンじゃ無ぇぞぉ、惡ぅ羅ァ!!」
ドッドッドッド…
ゼファードルが両掌から、無数の高密度の魔力弾を放つ。
その1つは一直線に正面から、その1つは変化球の様に弧を描き背後から、様々な軌道で前後左右 全ての方向から、サイラオーグ目掛けて魔力の弾が襲い迫る。
「覇あぁっっ!!!!」
バシュゥッ!!
「なっ…?」
しかし それを、サイラオーグが魔力ではなく、生まれながらに僅かな魔力しか持ち合わせかなった故に、幼き日からの鍛錬の末に得た闘氣を身体全身から放出し、其れ等を打ち消した。
「なっ…バカな…?
魔法もロクに使えない、出来損ないが俺の技を…だとぉ?!」
『闘氣』と云う概念が皆無なゼファードルが狼狽える。
自分の必殺技だったのだろう、圧縮された、魔力弾の連打。
それをノーダメージで凌いだサイラオーグを見て、動揺するゼファードルに対し、
「…終わりか?
ならば、次は俺の番だ!
今回のゲーム…我が師より、出し惜しみはするなと言われている!
故に、死んでも怨むなよ?
ゼファードル・グラシャラボラス!!」
サイラオーグが、目の前の相手に、このゲームを観ているであろう魔王や師、そしてリアス達若手悪魔のライバル達に見せつける様に、雄々しく叫んだ。
「禁手化(バランス・ブレイク)!!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「これは…?」
サイラオーグの禁手化(バランス・ブレイク)。
それにより、この男の手にしていた巨大戦斧は、胸部に獅子の顔の造りを施した、黄金の全身鎧へと形を変えた。
それは正に、獅子座の黄金聖衣を連想させる。
「驚いたか?紫龍よ。」
俺の心を見透かした様なデスマスクが、ニヤニヤしながら話し掛ける。
「…だが、本当に面白いのは、この後だぜ?」
「……???」
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
「うおぉおおおお~~~~~~~っ!!」
黄金の獅子の鎧を装着した後も、更に闘氣を高めて放出するサイラオーグ。
…?!
いや、これは、闘氣では無く…!??
「くっくっく…気付いたか?
あれは正しく、今お前が頭で考えている、『それ』だよ。」
…………!!
やはり、そうか!
そもそも俺が、サイラオーグにデスマスクを紹介したのは、あの対面の儀の時の乱闘劇、その時に魔力は まるで駄目だと云われている あの漢の中から、その力の欠片を感じたからだ。
それから約1ヶ月、デスマスクの下による修行の末、サイラオーグは己の内側に宿る力を開花させる事が出来た。
そのサイラオーグが吼える。
「燃え上がれ!我が小宇宙(コスモ)よ!!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
小宇宙(コスモ)の解放。
それが完全に成された時、サイラオーグの黄金の鎧は先程以上に…それこそ彼の小宇宙(コスモ)に呼応するが如く、煌めく黄金の光を放つ。
「デスマスク…お前、自分の血を、あの鎧に与えたな?!」
「あぁ。お前が自分の神器にテメーの血を与えたって話を、参考にさせて貰ったぜ。
そうだ…アレは この俺の黄金の血により、限り無く黄金聖衣(ゴールドクロス)に近い、神器(セイクリッド・ギア)となった!」
血を使い過ぎたのか、少し窶れた顔のデスマスクが、得意そうに話すのだった。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
「は…ハッタリだ、んなモン~~~~!」
ドッドッドッドッドッドッドッド…
その様を見て、ゼファードルは自棄になった様に、先程以上の魔力弾を連続で放つ。
しかし それ等は、小宇宙(コスモ)が創り出す壁(オーラ)により全て弾かれ、
「終わりだ!ゼファードル!!」
サイラオーグが遂に、その小宇宙(コスモ)を宿した拳を振り翳す。
「ひいぃっ!!?」
咄嗟にゼファードルが幾重もの魔法陣の障壁を張るが、
パァン…
「な…」
その抵抗も虚しく拳の一撃で打ち砕かれ、サイラオーグが追撃に放つのは、無数の拳の連打。
その一瞬の内に繰り出された1つ1つの拳の軌跡は、煌めく光の線となる。
その拳にデスマスクが附けた銘。
それは嘗てのデスマスクの盟友、『黄金の獅子』と呼ばれていた漢の代名詞。
「ライトニング・プラズマ!!」
カッ…
「うっぎゃああああああぁ~~~っ?!!」
その全てを受けたゼファードルは、天高く撃ち飛ばされるのだった。
「なぁ、デスマスク?」
「あ?」
「お前、俺がミルたんにカミュっぽい技を仕込んだ時、散々言っといて、アレか?」「………………………。
いや~、今日は良い天気だな~?
富士山が見えるんじゃないか?」
「此処は冥界だ!!」
‡‡‡‡【 次回予告(予定)!! 】‡‡‡‡
「し、シぃリュ~~~~~~~!!」
「部長?」
「あああ…貴方、誰が彼処迄、サイラオーグを強くしろって言ったのよ!!」
「お、俺じゃない!デスマスクだ!!」
次回:ハイスクール聖x龍
『リアスvsディオドラ(仮)』
乞う御期待!!