IS 狂乱に強くなろうとする一夏(ひとなつ)   作:カツ丼親子丼

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今回は一夏対琴の対決です
それではどうぞ


破壊とは

第9アリーナの両ピットでは、一夏とシャル、簪と琴がいた

 

一夏とシャルside

シャル(この戦いは、辞めさせるべきなのに止めれない)

シャルは心の中で自分の無力さを実感した

一「シャル、前に言ったこと覚えてるか?」

シャル「うん・・・・・覚えてる」

一「ありがとうよ」

一夏はシャルに礼を言って前を見た

シャル(言わないといけないのに)

シャルは心の中で一夏に辞めるように言いたいのに言葉が出なかった

シャルは心から好きな人が死んじゃうんじゃないか

その事が頭から離れずにいた。そして、勇気を振り絞って言おうとしたら

アナウンス「第9アリーナの対戦を始めます」

一「良し、行くか!!」

シャル「あ・・・・・・うん」

一「来い、聖天極覇・白式!!」

シャル「来て、ラファール・リヴァイヴ・カスタムIV」

2人はISを展開してアリーナに向かうのだった

 

琴と簪side

簪「頑張ろうね!!」

簪は琴にガッツポーズで言った

琴「うん!!」

2人はハイタッチをして気合い引き締めた

琴「簪さん、さっきの事お願いね」

簪「分かってる、琴さんは織斑一夏と戦いたいだったよね」

琴「そう」

簪「分かってる、負けないでね」

琴「うん!!」

そうこうしている内に

アナウンス「第9アリーナの対戦を始めます」

簪「行こ!!」

琴「うん」

2人は拳を当てて言ったのだった

簪「行くよ、黒気楼」

琴「やるよ、覇天極聖・紅焔」

2人はアリーナに向かうのだった

 

アリーナ

アナウンス「両チーム、所定の位置に」

アナウンスからそう言われて二チームは並んだ

簪は琴のことを見ると琴は一夏の方を見ていた

琴(あの続きがしたくてしょうがなかった)

一(お前の本気見せてみろ)

一夏と琴は笑った

その事を見ていた簪とシャルは心の中で(2人が笑ってる)っと感じていた

そして、アナウンス音のあとランプが点灯した

2人が笑いながら睨み合う内にランプが緑から赤に変わり対戦が始まった

 

始まると同時に一夏と琴はエナジーウイングを展開して上昇した

それを見たシャルは簪を見て戦いを挑んだ

一夏と琴は上昇と同時に戦いが始まった

先に仕掛けたのは一夏だった、両腕の羅刹を琴に目掛けて射ったが琴は余裕で躱して今度は琴が輻射波動を一夏目掛けて射った、それを一夏はエナジーウイングで防御して躱す

その後、一夏は雪片と雪麗を呼び出して突っ込んだ

それに便乗して琴も突っ込んだ

右の輻射波動腕と雪片が激突する

激突したあと、一夏は一旦琴から上に離れようとした時に琴は左肩の腕を展開して一夏の右足を捕まえて琴の方に引きずりそのまま両腕の輻射波動腕で攻撃してきたがそれを雪片と雪麗で止めて背中の雪牙を展開して琴の頭上から攻撃した

それを予想したのか琴は左肩の腕を離して回避した

そして、そのまま両肩を展開して焔玉と爆龍を呼び出して両肩に装備して一夏に撃った

一夏もそれを回避して追撃する

琴も同じように追撃する

そんな中で第9アリーナに来ている観客は唖然するしか無かった

それもそうだ、一夏と琴の戦いは普通の戦いの2倍早いスピードで戦っている。それを見ようとしたからだ

そんな事を知らず、一夏と琴は戦い続ける

そして、一夏と琴はエナジーウイングを閉まって地面に着いた瞬間走り出した

一夏は武器をしまい雪牙を展開して拳で殴ろうと用意を始めた

琴も同じ様に両肩を展開して輻射波動腕と両肩の腕で殴る用意をした

そして、2人が激突した

一夏は右腕で琴の顔面を殴り、琴はお腹に右の輻射波動腕で殴った

そして、一夏は雪牙を右から左に振り回したが琴の左肩の腕に止められた

琴は右肩の腕で一夏の顔を殴り、一夏は左足で琴のお腹を蹴った

そんな2人は二分間、両者後ろに引かず殴りあった

そんな中でも、2人は笑った

一「おもしれぇーーーーーー!!」

琴「楽しいわ!!」

2人は同時に下がって武器を展開、琴は両肩の銃をぶっぱなした

それを一夏は雪片と雪麗で切り落として、琴に近づく

琴も負けじと、銃だけでなくエナジーウイングを展開してエナジーウイングでも攻撃した

それでも両者一歩も引かない状態だ

だが、2人はは笑った

一琴「「お前を潰すーーーーーー!!」」

そして、一夏は零落白夜を発動して地面を蹴った

琴も両腕の輻射波動を前に出して地面を蹴った

そして、2人が激突した

 

シャルと簪side

シャルも簪も2人の戦いを見てしまっていた

シャル(あんな戦いするなんて)

簪(凄い!!)

シャルは心で祈ることしか出来なかった

シャル(死なないで一夏)

簪も心で祈った

簪(勝ってそんな奴に負けないで琴さん)

2人は戦うことをせずに一夏と琴の戦いを祈っていた

そして、2人が地面を蹴って一夏は零落白夜を発動した

琴も輻射波動を構えて応戦する形で向かった

そして、激突したが一歩手前で止まった

空から得体の知れないものが落ちてきたからだ

簪「何、あれ」

シャルは簪が言った方向を見ると全面的に黒くゴツイ武装をしたISがいた

シャル「あれは何?」

2人は固まったのだった

 

一夏と琴

一「ありゃあん時の」

琴「貴方が初めて戦った時に乱入してきたISに似ているわね」

一「だが違う」

琴「え!?」

琴は

一夏の方を見た

一「前のISではあんな後ろに尻尾が付いて居なかった」

琴「それって」

琴はそれを聞いてもう1度、ISを見た

その時

千冬「聞こえるか、全アリーナで戦っている諸君」

織斑先生がオープンチャンネルで回線を開いた

一「千冬姉、見えてるか」

千冬「織斑先生だ。ああ、見えてる」

一「観客の避難が最優先だったな」

千冬「そうだ、前とは違いレベル4の状態ではないからスグに避難完了だがそれまで戦えるか」

一同「了解!!!!!」

一「織斑先生、第9アリーナは俺とこいつでイケるからシャルと更識さんを別のアリーナに回してくれ」

千冬「やれるのだな?」

一「俺は織斑千冬の弟だぜ!!」

千冬「ふっ、分かった。死ぬなよ」

一「了解」

そう言って一夏は二人のところに行った

 

アリーナ内

一「シャル、お前は別のアリーナにいけ」

シャル「僕もここで戦うよ」

シャルも自分も戦うと言った

一「ここは俺とこいつで食い止める。他のアリーナに行って先輩やラウラ達を助けろ」

琴「簪さんも同じよ」

シャル「でも・・・・・・・」

一「大丈夫だよ、負けねぇから」

シャル「・・・・・・・・・うん、分かった」

簪「私もわかった」

そう言って、2人は別のアリーナに向かったのだった

一「お前も別のアリーナに行って良かったんだぜ?」

琴「貴方が別のヤツに負けるのは嫌なのよ」

一「俺もお前が負けるのは嫌だぜ、こんなにも楽しい戦いが出来る奴他にいねぇ」

琴「なら、やりましょ」

そう言って、構えた

琴「後それと」

構えた瞬間に琴は一夏に言った

一「なんだよ」

琴「お前やアイツ何かで呼ばないで私には竹神琴って名前があるから」

一「分かったよ・・・・・・・・・行くぞ、琴」

琴「最初っから下の名前で・・・まぁいいわ」

そして、2人は構え直して九本の尻尾を持つ無人機に向かったのだった

 

アリーナ内

九本の尻尾を持つ無人機を相手にするからには対策をしながらいく

一「琴、エナジーウイングで飛びながら遠距離射撃だ」

琴「分かった」

2人はエナジーウイングで大きく上昇して無人機に遠距離射撃をした

一夏は羅刹で琴はエナジーウイングと焔玉と爆龍で

そして、2人は相手が煙で見えなくなるまで攻撃した

一「これでどうだ?」

琴「これでやれたかしら」

そう言って2人は煙が消えるのを待った

そして、2人が見たものは

一夏 「!?」

琴「!?」

そこにあったのは尻尾で防御する無人機がいた

一「そんなのありかよ」

琴「ホントに」

2人は少しビビったのだった

 

第1アリーナ

ここはセシリアと鈴が戦っている場所

ここにも尻尾の無人機が現れた

鈴とセシリアは先に対戦相手を避難させて無人機を見た

だが、一夏達の戦っている無人機と違い尻尾は1本しか無かった

鈴「やるわよセシリア!!」

セシ「ハイですわ」

2人は様子見で遠距離射撃した

そして、煙が晴れた瞬間

鈴とセシリアは目を疑った

そこにあったのは砂で覆いかぶさった無人機だった

鈴「砂で攻撃を防いだの・・・?」

セシ「有り得ませんわ」

2人は突撃をしたのだった

 

他の所も同じ様なものだ

第2アリーナでは二本の尻尾が付いた無人機で青い炎を扱っていた

第3アリーナは三本の尻尾の無人機で高周波と霧で戦ってきた

第4アリーナには四本の尻尾の無人機が灼熱の溶岩で攻撃してきた

第5アリーナは五本の尻尾を持つ無人機で体から湯気を出して突進してきた

第6アリーナは六本の尻尾の無人機で泡を操って攻撃を回避した

第7アリーナは七本の尻尾の無人機で鱗粉で攻撃を回避してアリーナにいる選手を混乱させた

第8アリーナは八本の尻尾の無人機で墨で攻撃してきた

全アリーナはほぼ混乱状態であり苦戦状態だった

勝てる見込みがあるのか

 

 

 

 

 

 

 




今回ははここまでです
最後の無人機はNARUTOの尾獣を引用しました
一夏達にもっと強くなって欲しいからです
ここまで読んでくださりありがとうございます
次回、タッグトーナメント戦&尾獣無人機戦終わりです

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