IS 狂乱に強くなろうとする一夏(ひとなつ)   作:カツ丼親子丼

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うむ.........簪の機体を別のと組み合わせるのに時間がかかった
では、ご覧下さい。どうぞ


最強とは

一夏side

あの後、箒とのタッグを取り消して考えていた

一「箒はダメだ、そしたらセシリアか」

一夏はセシリアとのタッグを考えた、頭の中でイメージした結果

一「セシリアはダメだ、琴との戦いになった時にスグにやられる」

そう考えて、次は鈴だ。また同じ様に考えたが

一「鈴はイケるかもしれないが、あいつの事だ。突っ走ってやられるだけだ」

紙に5人の名前を書いて、そしてバツを付けていく

一「今度はラウラだ」

そう考えて、ラウラはAICがあるが琴の相棒がどういう奴か分からない

一「やはり、シャルかな」

一夏は前のタッグでシャルのことを知っていたのでイケると考えて、自室を出た

 

シャルside

あの時の事が頭から離れずにいた

シャル(もし今度のタッグトーナメント戦で、一夏と琴さんが戦ったらどちらかが死ぬ)

そう考えている時にチャイムがなった

シャル「誰だろう?」

そう言って、扉を開けたら一夏がいた

ラウラ「嫁ではないか」

シャル「どうしたの?」

一「よっ」

ラウラ「どうした?」

一「シャルに用があってな」

シャル「何?」

一「今度あるタッグトーナメント戦の話なんだけど」

シャル「うん・・・・・」

一「シャルとタッグ組みたいんだ」

シャル「え・・・」

ラウラ「良かったではないか、シャルよ」

シャル「何で?」

一「お前と前にタッグを組んだ時によかったからな」

シャル「分かった、タッグを組むよ」

一「もう一つ、頼みがあるんだけど」

シャル「何?」

一「もし、アイツとの戦いになったら手を出さないでくれるか?」

シャル「え・・・・」

一「アイツとは一騎打ちで戦いたい」

シャル「わ・・・・分かった、手は出さない」

一「サンキュー、それだけだから後は俺から織斑先生に伝えておくよ」

シャル「うん・・・・・」

一「じゃ、また明日」

ラウラ「うむ、また明日」

シャル「ま・・・また・・・明日」

そう言って、一夏は部屋を出たのだった

その後、シャルはその場で座り込んでしまった

ラウラ「よかったではないか、シャルよ お前とはもう1度戦いたかったからな」

シャル「・・・・・・・・・・」

ラウラ「どうした?」

シャル「一夏が死んじゃう」

シャルはそう言って、震えだした

ラウラ「おい、大丈夫か」

シャル「大丈夫だよ」

青ざめながらもラウラに大丈夫と伝えたのだった

シャル(一夏が死んじゃう、私は見ていることしか出来ないの…?)

その後、シャルは泣くしかできなかった。ルームメイトのラウラが心配しても、大丈夫しか言わなかったのだった

 

整備室

話は打って変わって簪がいる整備室だった

簪は話をしていた琴と

簪「ありがとう、琴さん」

琴「良いよ、お手伝いできて嬉しいよ」

そう、あの時の言葉がキッカケで簪は琴に整備の手伝いを頼んだのだった

簪「ここがこうだから、あそこをいじれば」

琴「ここもいじれば良いんじゃないかな」

簪「なるほど、じゃあこことあそこをくっつけたら良くないかな?」

琴「良いんじゃないかな」

そんな話をしながら、2人は簪の専用機を完成していく

琴「後ちょいだね」

簪「ここまで、ありがとうね」

琴「良いよ、こちらこそだよ」

2人は笑いながら話をして作っていったのだった

それから2日で完成したのだった

琴「完成したね」

簪「うん!!」

そこにあったのは、黒が全体のメインとなった機体だ

簪「これならやれるかもしれない、この黒気楼(こくきろう)なら」

琴「やれるよ絶対」

簪「あのね、琴さん」

琴「何?」

簪「今度あるタッグトーナメント戦に一緒に出てくれない」

琴「いいの?」

簪「良いよ!!」

琴「ありがとう」

そう言って、2人は握手をしたのだった

 

廊下 一夏side

簪と琴が握手を交わした別の場所では、一夏が何者かに尾行されている事に気づく

一「あのさぁ、誰? 俺を尾行するのは」

???「ありゃ、バレてたか」

一「あんたは?」

一夏は尾行してきた水色髪の女に言った

???「私の名前は更識楯無よ、一応ここの生徒会長でありここの最強よ」

一「その、最強さんがなんか用」

???「貴方を鍛えてあげようかと思って」

一「この3日間、尾行してたろ」

楯無「そうよ」

一「始めっから尾行してるなら分かるけど、三日前からならトレーニングルームで鍛えてるだけだったからな、要らない」

楯無「いいの?最強が鍛えてあげるけど」

一「要らない。俺は今、現一年で最強だから」

楯無「言うじゃない」

一「なら、アンタの得意な競技で戦ってやるよ」

楯無「いいの?負けるわよ」

一「言ってろ」

そう言って、2人は柔道場にきて道着に着替えた

楯無「先に一本取った方の勝ちでどう?」

一「良いよ」

そして、タイマーを五秒にセットして整列した

そして、タイマーが鳴った瞬間に楯無は一夏の服を掴んで一本背負いをした

楯無(勝った)

楯無は勝利を掴んだと思ったのは束の間だった

一本背負いが決まらなかったのだった

今、楯無は一夏を背負っている状態だった

一「どうした?一本背負いをしないのか?」

楯無「なんで出来ないの?」

一「今、お前の服を掴んで俺の方に重心を向けてるから出来ないんだよ」

そしてその瞬間、一夏は重心を更に自分の方にして自分が倒れる形にして楯無を投げた

楯無「キャァァァ!!!」

そして、楯無は食らったのだった

一「俺流の巴投げッス」

楯無「負けたの?」

一「あんたの負けっすよ、最強(笑)さん」

楯無はまだ自分が負けたのを信じられなかった

楯無「信じられない」

一「あんたの負けだ、この勝負俺の勝ちだ」

そう言って、一夏は更衣室に向かった

楯無「まだよ!!もう1度やって」

???「何をしているのです、会長?」

楯無が喋っている最中に扉の方から声がしたのだった

一「お前は?」

???「初めまして、織斑一夏君 私は布仏虚と申します。このバカの使用人であり生徒書記をしている者です」

楯無「う・・・・虚・・・ちゃん」

虚「何をしているのですか、あなたの仕事はまだまだありますよ」

楯無「いや~〜~~〜~」

楯無の目が泳いでいた

虚「生徒会室に戻りますよ、会長」

そう言って、虚は会長を掴んで引きずって出ていったのだった

楯無「虚ちゃん・・・お尻が痛い・・・・・」

虚「知りません」

一「変な人たちだったな、でも俺を熱くしてくれなかったな」

そう言って、一夏は更衣室で着替えて自室に戻ったのだった

 

タッグトーナメント戦

一夏とシャルは第9アリーナで待つように言われて更衣室にいた

一「やっとこの日が来たな」

シャル「うん・・・・・・・・・・・」

一「シャル、どうした?」

シャル「ううん、何でもないよ。頑張ろうね!!」

一「そうだな!!」

2人はハイタッチをした

シャル「あ・・・・トーナメント表が出たよ」

そこに出たのは凄いトーナメント表だった

第1アリーナでセシリア・鈴チーム対5組の2人

第2アリーナで3組の2人対6組の2人

第3アリーナでは楯無会長と虚さんチーム対3年生の2人

第4アリーナでは箒と2組の人対2年生の2人

第5アリーナはラウラ・本音チーム対3年生の2人

第6アリーナでは7組の二人対4組の二人

第7アリーナは5組の2人対一二組の二人

第8アリーナは三四組対五六組の二人

そして、第9アリーナでは琴・簪チーム対一夏・シャルチームとなったのだった

シャル「これは!?」

一夏「最初っから、お前とか竹神ーーーーー!!」

シャルは一夏の顔を見ると一夏の顔は笑っていた、普通の笑い方ではない

狂気の笑い方だった

 

琴side

簪「これは凄いね」

簪は琴の方を見ると琴は笑っていた一夏と同じで

琴(貴方と死合ができる・・・・・・やっとよ)

簪「琴さん?」

琴「何?簪さん」

簪「嬉しそだね」

琴「嬉しいに決まってるわ」

そうよこの日を2人は待ち望んでいたのだから

琴「貴方と決着を付けてあげる」

 

琴・一夏side

琴・一夏「「お前を狩ってやる、この試合でな」」

シャルと簪は2人が物凄い顔でトーナメント表を見ているのに恐怖したのだった

 




今日はあと二つ書きます。
まずは、前からあった機体の説明からです
色々と変更点とかあるのでやります
今回も読んでくださりありがとうございます

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