IS 狂乱に強くなろうとする一夏(ひとなつ)   作:カツ丼親子丼

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本当にサブタイトルが意味をなさない
本文だなぁ〜
ですが、見てもらえると幸いです
今回は琴のISの登場です
それではどうぞ


弱者とは

倉持重工 琴side

琴「神谷さん、私のISが出来たって本当ですか?」

神谷「本当だよ!!」

この人は倉持重工で、私のIS設計者の神谷照(かみや ひかる)さんだ

琴「見せてください!!」

神谷「分かっているよ。では、ご覧あれ」

神谷はそう言ってタブレットを操った、そして下から出てきたのは全体的な赤を強調したISだった

神谷「これが君のISだよ」

琴「これが・・・」

私は自身のISの前に立ち、ISに触った

神谷「君の要望どうりの機体にしているよ」

琴「ありがとうございます」

私はお辞儀した

神谷「今から初期設定や第一形態にするから乗ってくれる?それから機体の話をしていくよ」

琴「分かりました」

琴はそう言って自分の機体に乗った

神谷「今から初期設定と第一形態の設定に入る」

神谷は一人で設定をしていく

神谷「今から機体の説明していくよ」

琴「はい」

神谷「その機体は左右の腕が武器となっている。左右の手には輻射波動を搭載している。」

琴はそれを聞いて両腕を見た、メカメカしい感じがしたがそういう事かと思った

神谷「言っておくが輻射波動はシールドエネルギーを削って使うから用心してくれ、そしてその腕はBTシステム化しているから取り外し可能だ」

神谷は更に初期設定を終わらして第一形態の設定に入りながら喋り出した

神谷「更に両肩に腕を搭載している」

琴「腕ですか?」

神谷「そうだ、自立可能の腕だ」

そう言われて、琴は両肩に意識を移すと両肩から腕が出てきた

琴「これですね」

神谷「流石だね、もし輻射波動の腕が使えない場合に使えるって訳だ」

琴はなるほどと思った

神谷「更に、これは嫌だったんだけどつける方が得策と考えて付けた」

さっきまでとは打って変わって鬼のような顔となった神谷がそこに居た

琴「神谷さん・・・」

神谷「これは、私が嫌いな鏑木の立案で取り付けられたからね(●`з´●)」

そう言ってから更にブツブツと神谷は言った

琴「話してください」

神谷「分かったよ、背中にはエナジーウィングが搭載している」

琴「エナジーウィング?」

神谷「エナジーウィングとは、ISのスピードを更に超えるためのものだが、琴さんの機体のエナジーウィングは攻撃可能となっている」

琴はエナジーウィングを展開した

琴「これの事ですね」

神谷「そうだよ」

琴「綺麗ですね」

神谷「赤色の機体には赤色の翼が一番ダネ」

そう言って、神谷は第一形態の設定が完了したのか次はタブレットから武器を出した

神谷「これが君の武器だ」

そう言って二つのライフルが出てきた

神谷「これは両肩の腕に取り付け可能だ」

琴はそれを聞いて両肩の腕を取り出してライフルを持たせた

琴「こんな感じですか?」

神谷「そうだね」

そして、神谷は輻射波動腕の説明に入った

神谷「琴さんの本両腕の輻射波動の説明をするよ」

琴「はい!!」

神谷「輻射波動はさっきも言った通りシールドエネルギーを使ってできる技だ、輻射波動はビームライフルのように撃つことも出来るし、敵を捕まえて発動して敵のシールドエネルギーを0に出来る代物だが危険があるからやたら無闇に最大で攻撃しないこと」

琴「分かりました」

神谷「それじゃあ、練習がてらダミーISを倒してみようか」

琴「はい、あ、そう言えばこの機体の名前は?」

神谷「そうだった、そうだった、こいつの名前は覇天極聖・紅焔(はてんきょくせい・こうえん)だ」

琴「覇天極聖・紅焔」

琴は呟いて目を閉じた

琴(これから宜しくね)

???(こちらこそよろしくお願いします)

琴は声がした気がして目を開けて左右を見たが何も無かった

神谷「どうしたんだい?」

琴「何も無いです」

神谷「それじゃあ、練習がてらダミーISを倒しに行くか」

琴「はい!!」

そう言って、神谷はタブレットを操作して琴の乗ったISを倉持重工のアリーナに届けた。そして、目の前にダミーISを10体出した

神谷「琴さん、これを倒してみよう。一応は弱くしてるから」

琴「いえ、強くしてください」

神谷「え・・・いいのかい!?」

琴「練習になりませんから」

神谷「分かった・・・健闘を祈るよ」

琴「はい」

そう言って琴はブザーがなるまで目をつぶった

そして、ブザー音がなり始めて琴は目を開けた

そして、始まった

先に仕掛けたのは2体のダミーISだった

ダミーISはマシンガンをコールして、琴に目掛けて撃った

それを避けて、琴は2体のダミーISの顔面を掴んで輻射波動をお見舞いした

その間に、他のダミーISが琴目掛けてマシンガンをぶっぱなした

それを予測していた琴は両肩の腕を展開して更にライフルをコールしてマシンガンを撃ってきたダミーISに撃ったが当たらず

琴「クソッ」

呟いて、さっきの感覚を思い出して軌道修正して撃つ、今度は直撃をして他のダミーISから攻撃を受けないように下がった

琴「あとを6体」

そう言って、考えていることを辞めてエナジーウィングを展開した

琴(こっからは殺戮だ)

琴は心で呟いて、怖い笑みを浮かべた

そして、エナジーウィングを展開した直後ダミーISの攻撃を避けて輻射波動をライフル状にして撃った、ダミーISは攻撃を避けたがその隣に琴がいた

琴「捕まえた」

不敵な笑みを浮かべて左手の輻射波動腕で攻撃してダミーISを潰した

その後、残り五体のダミーISをエナジーウィングの攻撃で残り一体にまで削った後は最後のダミーISを両手で掴んで輻射波動を両手で発動して倒したのだった

 

神谷「琴さん、練習は終了だよ」

琴「ハァハァ、分かりました」

琴は顔の汗を脱ぐって神谷の所に向かった

神谷「今からISをアクセサリー状にするから待ってね」

そう言って、神谷はタブレットを操作した

瞬間、紅焔は羽状の首飾りになった

琴「これが待機状態ですか?」

琴は神谷に言うと首で頷いた

琴「綺麗な羽ですね」

さっきまでとは違い、可愛らしい笑顔で言ったのだった

 

倉持重工前

あの後、色々あったが全て終わらした時には何故か琴と一夏は一緒に帰ることになってしまったのだった

一「まさか、お前と帰ることになるとはな」

琴「私だってそうよ」

2人はグチグチ言いながらバスに乗った

一「お前のISはそれか」

一夏は琴の首飾りを指さした

琴「そうよ、そういうあなたも首飾りなのね」

一夏は前のガントレット状の待機状態ではなくドックタグ状の待機状態になっていた

一「前は違うかったが、今はこうなっただけだ」

それからは2人とも何も話さずにIS学園に着いたのだった

 

 

一夏と琴が自身のISを取りに行ってから二日経った

一夏はあれから放課後、夜遅くまでダミーISを200体出して戦った

琴もそうだ一夏とは違うアリーナでダミー200体を出して戦った

そんな2人をアリーナの観客席で見ている者がいた

 

一夏side

一「そんなに見たって何も無いよ、千冬姉」

千冬「貴様がどれだけ強いISを手に入れたか見たくてな」

少し怒り気味な口調で言った

一「嘘ついてごめんって」

千冬「もう良い、過ぎた事だ」

千冬は一夏がISをさらに乗りこなすだけでなく、千冬自身以上に強くなったと見ていて思ったのだった

千冬「もうすぐしたら、タッグトーナメント戦だが誰と組むのだ」

一「まだ決めてないし、時間もあるからスグにじゃなくてもいいだろ」

千冬「それもそうだな」

2人はたわいもない話をした後、一夏は更にダミーISを出そうとした所また千冬に叱られて出すのをやめたのだった

 

琴side

琴(今日はこれくらいで良いかな)

琴はダミーISを消して更衣室に向かおうとした時に

???「ねぇ」

琴は声がした方を向くとシャルがいた

琴「貴方は、あの時の」

シャル「シャルロット・デュノアです」

琴「竹神琴よ、よろしく」

シャル「こちらこそよろしく」

2人は握手した

琴「で、何か用?」

シャル「今度あるタッグトーナメント戦に出るんだよね」

琴「そのつもりだよ」

琴は普通に対応していく

シャル「ってことは、一夏と当たったらまたあの時の続きをするの?」

琴「そのつもりよ、あっちもそのつもりみたいだから」

シャル「辞めてって言っても聞かないんだよね」

琴「これは私とアイツの死合だから」

琴は表情を変えずに対応していく

琴「それに織斑と戦うと心が昂ぶるし熱くなれるから」

その瞬間、琴は不敵な笑みを浮かべた

それを見たシャルは青ざめたのだった

琴「話は終わり?だったらシャワー浴びたいから帰らして貰うわ」

また、シャルの横を通り過ぎたのだった

シャル(あの子も一夏かも怖い)

シャルは体の震えが止まらなくなりながらも自分の部屋に戻ったのだった

 

翌日 教室 一夏side

一(次の授業の用意をしておこう)

そう思って、用意していると別の組や自身の組の女の子たちからタッグトーナメント戦のパートナーになるように進言してきたが

一「ごめん、少しだけ待ってくれるかな」

そう言って、一夏は乗り越えているのだった

一(本当に決めないとダメだな)

一夏は考えていると箒がきた

箒「一夏よ、私と組むと思って紙を書いて出しておいたぞ」

一「何やってるんだよ」

箒「何とはなんだ何とは」

一「自分で選ぼうと思ってる時に、何で強制してんだよ。頭おかしいだろ」

箒「うるさい、決まったものはしょうがないだろ」

一「今から職員室に行ってくる」

箒「何!?」

一夏 「勝手に決まったものを取り消して貰うためだ」

箒「そんなこと、許さんぞ」

その瞬間、一夏は切れた

一「黙れ、箒」

箒「ヒッ」

一「俺が決めてないことを強制的に決めてんじゃねぇよ」

そう言って、一夏は職員室に向かった。箒は青ざめて立ち尽くしたのだった

 

琴side

琴は自分の教室に向かう途中、考えていた

琴(タッグトーナメント戦のパートナー、どうしたものか?)

そう考えている時に人とぶつかった

琴「ごめんなさい、よそ見してたわ」

???「こちらこそごめん・・・・・・」

琴は彼女が落としたものを拾って渡した

琴「竹神琴よ」

???「更識簪・・・」

握手をした

琴「更識さん、ごめんなさい本当に」

簪「良いよ、それより更識って言わないで簪でお願い」

琴「分かったわ、簪さん。それってISの設計図だよね」

簪「そう、、、、」

琴「良かったら、手伝っても良い?」

簪「何でそんな事言うの?」

琴「急いでいる時にぶつかったからかな」

琴はほっぺを掻いた

簪「心だけ貰っておく、ありがとう」

そう言って、簪は急いだのだった

琴「何かあったら4組にいるから話しかけてーーーー!!」

大きい声で言ったら、遠いところでお辞儀してくれたのだった

 

そして、時間は流れてタッグトーナメント戦が始まる一週間前になったのだった

一夏はシャルに声をかけてタッグを組んだのだった

そして、琴は簪とタッグを組むことになったのだった

タッグを組む話は次の機会にそしてタッグトーナメント戦で一夏と琴の

死合だけでなくとんでもない出来事が起きるのは誰も予測していないのだった

 




はい、今日はここまでです
琴のISが出てきましたね
コンセプトとしてコードギアスの紅蓮聖天八極式と鉄血のグシオンリベイクフルシティを組み合わせたISになりました
名前は覇天極聖・紅焔です
名前の由来は一夏の機体名である聖天極覇・白式と対になるようにしたかったのでこうなりました
ここまで読んで下さりありがとうございます

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