IS 狂乱に強くなろうとする一夏(ひとなつ)   作:カツ丼親子丼

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今回は一夏が無双するお話です
お待たせしました。それではどうぞ


一騎当千

アリーナ内

部分展開した一夏が琴の前に立っていた

琴「何で?」

一「亡国企業を探っていたらここを襲撃することが分かって飛んできた」

そう言って一夏は白銀無人機を足蹴りして吹っ飛ばした

一「良く頑張ったな、猫」

一夏は後ろにいた猫を撫でた

一「もう少しだけ琴を守ってくれるか?」

ロポア「にゃ!!」

一「そうか、ありがとう」

また、一夏はロポアを撫でた

そして、一夏は琴の方に行きお姫様抱っこしたのだった

琴「キャ!!」

一「壁際まで行くぞ」

琴「うん」

琴は頷き壁際まで行った

一「ここで待ってろ、千冬姉に救援要請出しとけ」

琴「一夏は?」

一「俺はあいつを倒す」

そう言って一夏は白銀無人機の方を見た

白銀無人機は立て直すのに時間がかかったのか、今立った

一「さてと、テメェら準備は出来てるんだろうな!!」

かなり怒り気味で無人機に言った

そして、一夏は上半身の服を脱いだ

一「行くぞ、春雷!!」

春雷「グルガーーーー!!」

その瞬間、春雷がIS化していった

一「行くぞ」

一夏は白銀無人機に目掛けて走った

白銀無人機「ピーピピピピピピーピーピー」

無人機は何かを呼ぶような音を鳴らした瞬間、また天井から無人機が数十体降りてきた

一「やらすと思うか燐月!!」

一夏の手から弓が出てきて降りてくる無人機目掛けて打った

一「ルディ!!ルクス!!」

目掛けて撃った矢が無数に増え無数の無人機に当たり破壊していく

だが、何十体もの無人機が地上に降り立った

一「換装!!天邪鬼」

春雷「ガウ!!」

弓から今度は両槍が出てきた

そして、一夏は目の前にいる無人機に向かって攻撃を仕掛けて

一「消えろ」

無人機を真っ二つにして次に向かう直前

後ろから無人機が現れて攻撃するが雪牙が自動で無人機の頭に刺さり

そのまま下に切り落として真っ二つにした

そして、一夏はさらに二体の無人機を両槍を回転させて切り落とした

一「しょうもないな」

一(めんどくさい、ワンオフアビリティーを使う)

そう思った瞬間ワンオフアビリティーを発動した

一「ワンオフアビリティー発動!!「天邪鬼・天女」」

そう言った瞬間、腕の防具から煙が発生して羽衣になった

一「さっさと終わらしてテメェの所まで行ってやるよ」

一夏は白銀無人機を指さして言った

そして、六体の無人機が一夏を襲おうとした瞬間

一「天女は清らかな戦いを描く」

そう言った瞬間、一夏は軽く飛び両足を曲げて天女のポーズをして両槍を振り回して無人機を切った

一「弱いよ」

そのまま一夏は白銀無人機に向かって走り攻撃した

だが、白銀無人機は攻撃を避けること無く腕の防具で防いだ

一「チッ」

一夏は後ろに下がりワンオフアビリティーを解除した

一「初手を防がれるとめんどくさいな」

だが、天井の穴からはまだまだ無人機が降りてくる

一夏は攻撃をしてくる無人機を避けては破壊していく

後ろからの攻撃は雪牙で3機同時に壊す

更には腕の武器、羅刹を回転して左右の無人機を破壊していく

一体一体確実に壊していく

一夏の立っている地面には無人機の残骸が無数にある

そして、無人機が降りてこなくなった

一「何だ、終わりか?呆気ないな」

一夏は天邪鬼を地面に刺して腕を伸ばした

一「お前だけになったな」

そう言って一夏は白銀無人機を見た

白銀無人機は一夏を見て武器を出した

一「戦いは始まったばかりだ、もっとやろうぜ」

一夏はそう言った瞬間、天邪鬼が三節棍になった

そして、一夏の構え方が変わった

左腕を伸ばして右腕を曲げた。そして、左足を前に出して右足を曲げた

構えになった

その瞬間、一夏は右足を深く蹴り走り出した

そして、上から下に切るようにして斬りかかった

それを諸共せずに白銀無人機は躱してハンマーを振り回した

一夏も同じようにして躱していく

躱した瞬間、一夏の足が無人機の手に捕まった

一「チッ!!」

一夏は手を壊すが目の前の白銀無人機の攻撃を避けきれなかった

一「めんどくせぇ!!ワンオフアビリティー!!「天邪鬼・鬼神」」

そう言った瞬間、鬼の様な威圧を放ち白銀無人機の腕を切り落とした

一「鬼神は荒ぶる魂で戦いを描く」

一夏は三節棍の双剣で切り刻んでいく

無人機は避けきれずに攻撃を食らっていく

そして、無人機がよろけ出した頃には無人機の胸パーツが破壊されて

ISの心臓が出てきた

白銀無人機「ビビビビビービビ」

一「わめくな」

一夏は無人機を切った

一「おいおい、これで終わりかあーん」

一夏は三節棍を両槍に戻して収納した

一「これで楽にしてやるよ」

一夏は指を真っ直ぐにして心臓を破壊した

一「つまらないな」

そう言った瞬間、天井からビームが放たれた

一夏に当たるか当たらないかの所で一夏は避けて上を見た

一「あれは?」

天井から来たのは無人機と同じISだが、今度は有人機だった

そして、地面に降り立った

一「誰だテメェ!!」

???「初めまして、織斑一夏様 私はクロエと申すものです」

一「そのクロエとやらが何の用だ」

クロエ「こちらの無人機の回収をしに来たのです」

一「返すと思うか」

クロエ「一夏様にはある情報を持ってきたので、これを条件にしてもらいたいのです」

一「どんな情報だよ」

クロエ「では、これをご覧ください」

クロエと名乗った女はスクリーンを指で出して一夏に見せた

一「これは!?」

そこに映し出されたのは空白だった

空白「よお、一夏 久しぶりだな」

一「空白!!」

空白「そう、カッカするなよ」

一「テメェを殺したくてずっと探してたんだよ」

空白「こっちもお前と戦いたくて心が踊ってたんだよ」

一夏と空白はスクリーン越しに睨み合った

空白「今回はお前に宣戦布告しておこうと思ってな」

一「何!?」

空白「一年前に戦ったあの日あの時間にまた、戦おうぜ」

そう言った瞬間、スクリーンが砂嵐になった

クロエ「これは空白様に渡してくれと言われたものです」

一「分かった、今回はお前らにこれを渡してやる」

そう言って一夏は白銀無人機の前から数十歩離れた所まで下がった

クロエ「ありがとうございます」

クロエは深々とお辞儀して無人機を担いだ

一「質問していいか?」

クロエ「答えられる範囲ならば」

一「今回の亡国企業が仕掛けた襲撃は篠ノ之束が絡んでいるな」

クロエ「はい、お母様は空白様を偉く気に入りまして亡国企業に援助してもらってこの襲撃を企てました」

一「そうかい、そうならばもう一つ」

一夏はクロエが纏うISに指を指した

一「お前がしているISは誰から貰った?」

クロエ「これはお母様から頂きました」

一夏はクロエの目を見てからため息をついた

一「分かった」

一夏は手を下にして降った

クロエはそれを見てお辞儀して飛んでいったのだった

その瞬間、教師部隊が入って来て

この出来事に終止符が打たれたのだった

 

病院

琴や他のメンバーのほとんどは病院送りになった

各々が一個部屋に収容されて療養している

琴「あれから一日経ったんだよね?」

一「そうだな」

琴「戻って来てくれることになったの?」

琴は横でリンゴを剥く一夏に問いかけた

一「奴らを殺すことが俺の役目だからな、今回は戻っただけだ」

一夏は皮を半分に切った後、うさぎにして琴に渡した

琴「可愛らしいね」

兎を見て笑った

一「お前は笑ってる方がいい、あまり無理をするな」

琴「今回は私たちが考えた、行動が裏目に出ちゃったからこうなっただけ」

琴はうさぎを食べていく

琴「二つ聞きたいことがあるんだけど?」

一「何だ?」

琴は目の前で楽しそうにじゃれ合う二匹を見た

琴「一つはあのライオンは一夏のIS?」

一「そうだ、名前は春雷だ」

琴「そう、もう一つ。この子達は貴方が私にくれた物?」

一「そうだ、お前を守る奴は近くにいる方がいいだろ」

そう言って一夏は琴の頭を撫でた

琴はそれをされて少し赤くなった

琴「一夏・・・もう何処にも行かないで」

琴は一夏を見て言った

一「奴らを殺したらもうどこにも行かない」

琴を撫でるのをやめてハグした

一「あいつを倒すことが俺の役割だから大丈夫だ」

一夏はハグをやめて琴のおでこと一夏のおでこを重ねた

琴「よかった」

琴は一夏の前で涙を流した

一夏はその涙を拭って唇と唇を重ねたのだった

そして、一夏は琴を押し倒した

一「いいか?」

琴「うん」

そして、一夏は琴を抱いたのだった

 

 




今回は無双プレイを見せました
そして、一夏と琴の一線を超えさせました
18禁なのでやろうか迷ってますが
やると思います
そして、次は一夏が戻ってきたIS学園の話です
激しい戦いの後は平凡があるのが良いですよね

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