IS 狂乱に強くなろうとする一夏(ひとなつ)   作:カツ丼親子丼

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それではどうぞ


大切さとは

シャルside

琴が帰って来た時、私はびっくりした

ずぶ濡れで帰って来たのだ

シャル「琴さん、ずぶ濡れじゃない」

琴「ごめんなさい、ありがとう」

シャルはすぐにタオルを取りに行って渡したのだ

シャル「どうしたの?」

琴「ううん、何でもない」

そう言って、琴は自分の部屋に行ったのだった

シャルはその後ろ姿を見ることしか出来なかった

 

琴side

私は部屋に入ったあと、ルームメイトに大丈夫と言われたがありがとうと言うことしか出来なかった

その後、濡れた服を洗濯機に入れてシャワーを浴びた

シャワーの暖かさで冷えた体が温まっていく

そんな中、私は今日あったことを思い出していた

そして、唇に手を当てた

琴(また、したいな)

そう思って嬉しくなった

その後、パジャマに着替えて寝たのだった

 

生徒会室

夢来「それではこれとこれは私がやります」

シャル「ありがとう」

ファイ「では、この決算もやっときます」

シャル「じゃあ、これで議題はほとんど終わったね」

夢来「お姉ちゃん、終わったよ」

琴「・・・・・・・・・・・・・」

夢来「お姉ちゃん?」

琴「・・・・・・え」

夢来「議題、ほとんど終わったよ」

琴「じゃあ、今度あるタッグトーナメント戦についてやろう」

シャル「じゃあ、去年みたいにはならないようにしないとね」

琴「うん、だから今回は4人の協力者と前生徒会長を使おうと思う」

夢来「どういうこと?」

琴「今回は前みたいに九アリーナ全部使うことは無いの」

ファイ「それで」

琴「一つのアリーナで戦うわけだから、警備を厳重にしたいの」

シャル「前みたいに無人機が攻めてこないとも限らないからね」

琴「うん、それだけじゃないの、生徒会のメンバーでも出場するかもしれないから」

夢来「なるほど」

琴「それで、私とシャル、夢来とファイでペアを組んで両ピットに配置する」

シャル「うん」

琴「避難に手伝ってもらうために4人の協力者」

夢来「うんうん」

琴「私たちが対応している時の代理で前生徒会長が指揮を執る感じ」

シャル「もし、織斑先生が指揮できない場合でしょ」

琴「そう」

夢来「じゃあ、そういうことで宜しくね。ファイちゃん」

ファイ「よろしくなのだ」

シャル「そういうことで、私が織斑先生に伝えに行くね」

琴「ううん、私が言っておく」

シャル「大丈夫?」

琴「大丈夫だよ、それに織斑先生に言いたいことがあるから」

シャル「分かった」

琴「それじゃあ、言ってくる」

そう言って、琴は生徒会室から出た

夢来「今日のお姉ちゃん変だよ」

ファイ「うむ、一昨日はあんな感じでは無かったしな」

シャル「うん、多分大丈夫だと思うよ」

夢来「そうですよね」

シャル「琴の弱いところは私たちがカバーしたらいいし」

ファイ「はい」

夢来「はい」

生徒会室の中では団結するかのように手を組んだのだった

 

職員室

琴「失礼します」

千冬「どうした?竹神」

琴「織斑先生、話があります」

千冬「ここでは話せない話か?」

流石と言うべきだと思ったのだった

琴「はい」

千冬「分かった」

そう言って、二人は屋上に行くのだった

 

屋上

琴と千冬は屋上に来たのだった

そして、生徒会で話したことを話したのだった

千冬「なるほど、分かった」

琴「ありがとうございます」

千冬「それで、協力者とは?」

琴「二年の国家代表候補生に」

千冬「セシリア、鈴、ラウラ、簪か」

琴「はい、一番強いのもありますから」

千冬「分かった、こちらで4人に話しておこう」

琴「ありがとうございます」

千冬「それだけでは無いな」

琴「え!?」

千冬「そんな話だけでここには来ないだろう」

琴「はい」

そして、琴は昨日あった話をした

一夏と出会った事までは話したがキスの事は言えなかった

織斑先生は目を見開いていたが黙って聞いていた

琴「です」

千冬「なるほどな、やはり生きていたか」

琴「はい、もう戦いにしか自分の存在理由を見いだせなくなっていました」

琴は下を向いた

琴「そして、去年の文化祭で戦った敵を殺す事しか考えていなかったです」

千冬「分かった、今回のことは誰にも言うな」

琴「はい」

千冬「もし、もう1度出会ったら言っといてくれるか」

琴「え!?」

千冬「お前が一番出会う確率がでかいからだ」

琴「はい」

千冬「このバカ弟がって言っといてくれるか?」

琴「はい」

そう言って、千冬さんは海を見た

千冬「一夏はお前のことを気に入っていた」

琴「はい」

千冬「そして、同時にお前の全てを知ろうとしていた」

琴「はい、私もそうだったのかもしれないです」

琴は自分の指にある指輪を撫でた

千冬「それは」

琴「一夏に出会った時にポケットに入っていたものです」

千冬「お前を選んだのか」

千冬は娘を見るような目で琴を見た

そして、千冬は琴を抱きしめて撫でた

琴「織斑先生?」

千冬「竹神、一夏を頼む」

琴「はい」

そうして、二人は屋上から出て分かれたのだった

 

琴side

琴は久しぶりにトレーニングルームに来ていた

琴は一夏と出会った事を思い出していた

琴「ここで、出会ったんだよね」

そう言って、琴はさらに奥に入った時

何かが部屋にいたのだった

琴「なに?」

琴はケータイの電気で明かりを照らすと

そこに居たのは人形の猫だった

 

 




今回はここまでです
そして、機械説明です
今回はヴァルケンリッタードライです
操縦者は織斑マドカ
元ネタはまどかマギカの悪魔ほむほむの羽で
前と同じライン・ヴァイスリッターの胴体です
さらに武器はライン・ヴァイスリッターの銃を使います
そして、ワンオフアビリティー「魔王来襲」です
能力の説明 スピードとパワーを向上させる
こう言った感じです
今回は短いですが最後に出てきた猫が次の鍵になります
それではありがとうございました

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