IS 狂乱に強くなろうとする一夏(ひとなつ)   作:カツ丼親子丼

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お待たせしました
リア充をバイト中に何回も見て
爆発しないかなって思いました
それではどうぞ


恐怖とは

琴side

あれから一年経った

私が目覚めたのは一夏が学園から消えて三日後に目を覚ました

私はあの時の男の言葉に翻弄されて一夏がいなくなったのではないかと思った

一夏がいなくなってからは色々と変わった。私の体が戦いに向かなくなった

あの戦いで体の至る所が複雑にやられて運動をすることが困難に近くなったが五分という猶予がある

五分間だけ戦えるようにはなったけど昔以上の戦いができなくなってしまった

だけども、簪や倉持重工が手を差し伸べてくれたからIS・覇天極聖・紅焔・快が出来た

他にも変わったことがあった、私達は二年生になってからは生徒会長が変わった

私がなることになったのだ

理由として前の戦いの功績もあるらしい

それだけでなく、クラスも変わり1組に私とシャルさんが一緒のクラスになった、セシリアさんや鈴さんやラウラさんとも仲良くなった

(セシリアと鈴が4組、箒が3組、ラウラと簪が2組になった )

それ以上は何も変わらなかった

琴「ふぅ〜、こんなものかな」

シャル「そうだね」

???「会長、これでいいですか」

琴「見せて」

琴はプリントを見た

琴「これでいいよ、夢来」

夢来「良かったです」

私が生徒会長になってからはシャルに副会長を

そして、1年生の思葉 夢来(ことは むぎ)を書記に推薦した

夢来とは施設が一緒で姉妹の様な関係です

???「ごめんなさい、部活から戻りました」

シャル「遅いよ、ファイさん」

ファイ「ほんまごめんやわ」

この人は夢来と同じで一年生でラウラから推薦で来たドイツ人の軍人らしい、名前がファイ・クロニクスさんだ 会計をしてもらっている

琴「いいよ、頑張ってるみたいだね。部活」

ファイ「はい!!もう少ししたら新人戦ですから」

ファイは水泳部で泳ぎが得意な子で主にバタフライがいいらしい

琴「そうなんだ、頑張ってね。応援に行くから」

ファイ「ありがとうございます、会長の前で負ける訳には行きませんから」

ファイはガッツポーズをした

シャル「それじゃあ、議題があるからやっていくね」

生徒会ではいつもの議題や生徒の要望、何かも組み立てながら頑張っている

夢来「今日はこれ位でいいんじゃないですか?」

琴「そうだね」

ファイ「じゃあ、部活から予算の提示があるのでやってから私は帰ります」

夢来「一人は大変でしょ、私も手伝うよ」

ファイ「ありがとう!!」

ファイは夢来に抱きついてお礼を言った

夢来「じゃあまたね、姉ちゃん」

琴「うん、また明日」

そう言って、シャルと琴は生徒会室から出た

 

生徒会室前の廊下

シャル「今日も多かったね、議題が」

琴「しょうがないよ、前の会長がやってなかったから」

琴は明後日の方向を見ると楯無の顔が浮かび上がりテヘペロしたのだった

琴「あんな人が生徒会長だったのが不思議だよ」

シャル「そうだね」

シャルは下を向いた

シャル「あれから一年経ったんだね」

琴「そうだね」

シャル「また、一夏の賞金が上がってたよ」

琴「そうなんだ」

そう、あのあと織斑一夏がIS学園からいなくなり行方不明となってからは各国が総出で探すが見当たらなく賞金が掛けられた。最初1000万だったのが今じゃあ一億五千万円になっている

琴「多分、一生見つからないね」

シャル「ふふふ、そうだね」

琴「それじゃあ、明後日の生徒会お願いね」

シャル「わかってるよ、命日だもんね」

琴「うん」

シャル「私は大丈夫だから、色んな事話しておいでよ」

琴「ありがとう」

そう言って、二人は自分達の部屋に分かれたのだった

 

IS学園前

明後日となり琴は花とお線香を持ってIS学園の前にいた

皆は授業中だが先生に事情を話したら許可してくれた

(余談だけど先生は織斑先生だ)

琴「前は一夏の運転するバイクで行ったんだよな」

そう言って、前に一夏が来た道を見た

そして、モノレール乗り場に行くのだった

 

墓地

琴「ふぅ〜、やっと来れた。時間かかったけど何とかなった」

墓地の前で一息着いてから琴は空を見た

琴「雨降りそうな天気だな」

そう言って、カバンの中を覗いた

琴「折りたたみの傘があるし大丈夫」

カバンを自分の肩に直して歩き出した

そして、お母さんとお父さんのお墓の近くまで来た

琴「誰かいる?」

お墓の前には黒い服を着てタバコを吸っている男がいた

お墓にも二本のタバコの煙が出ていた

琴は近くまで行き気づいてしまった

その男の腕に付いている組紐に

琴(あれは、嘘だよね)

そう思って声に出してしまった

琴「い・・・・・・・ち・・・・・か?」

琴は掠れた声で言った

そして、男は首だけを琴に向けた

そこには、紛れもない織斑一夏が立っていたのだ

琴「一夏なの?」

一「・・・・・・・・・・・・」

琴は近くまで行き、一夏の顔を見た

一夏の顔は前とは違った、目には光がなくどす黒い目になっていた

それだけじゃない、顔の至る所に切り傷が沢山あった

琴「・・・・・・・一夏でしょ?」

一「琴は今まで何をやって来たんだ?」

一夏の第一声を聞いて驚いた

琴「前とは変わったよ、生徒会長になって色々と頑張ってる」

一「そうか」

琴「戻ろ・・・・・・一緒にIS学園に」

琴はお墓に花を置き、一夏に手を差し伸べた

一夏は横を向き、差し伸べられた手を見た

一「ごめん、俺は戻らない」

琴「なんで?」

一「あのIS学園のぬるま湯に浸かっていたら俺は弱いままだ」

琴「そんな事ないよ」

一「あるんだよ、あの戦いで思い知らされた」

琴「・・・・・・・・」

一「だから、俺はIS学園から消えた」

琴「・・・・・・・」

一「強くなるために」

琴「一夏は前から強いよ、私なんかよりも」

一「それは琴が思っているだけだ」

琴「そんな事「そんな事じゃないんだよ」!?」

一「だから、あんなぬるま湯よりももっと強いヤツのいる所に行ったんだ空白を殺すために」

琴は震えた、前の一夏とは全然違うと

そんな時、雨が降り出した。雷の音もあった

一「ここに来たのは、お前との初めての場所であり俺がお前を好きになったと思う場所だからだ」

琴「!?」

琴は赤らめた、一夏から自分が好きであると言われたからである

一「俺と来い、俺にはお前が必要だ」

一夏は琴に手を差し伸べた

琴は差し伸べられた手を見て震えながら手を出した

だが、琴は手を後ろに下げた

琴「私は一夏がIS学園に帰って来てくれるならその手を掴むよ」

琴は両手を胸の近くで握りしめた

琴「そうじゃないんなら、私はその手を掴めない」

一「そうか」

一夏はそう言ってお墓の方を向いてから手を合わせて目をつぶった後

そこから立ち去ろうとした

琴「待って」

琴は一夏の服を掴んだ

琴「行かないで一緒にいてよ」

一「・・・・・・・・・・」

琴「他にも方法があるでしょ」

琴は一夏の服を掴んだまま首を振った

琴「行かないで、行かない、行かないで」

琴は雨の中涙を流した

琴の言葉は雷以上に、大きかった

そんな時

???「まだそんなところにいたか」

琴は涙を拭きながら言葉のした方を見た

そこに居たのは傘を指しながらタバコを吸う白衣の女性がいた

一「なんて事は無い、すぐに行く。待ってよファントム」

ファントム「貴様の指図は聞かないと言ったが」

一「今は待ってろ」

一夏はファントムに怒りの入った言葉で言った

ファントム「怖い怖い、分かったよ五分待ってやる」

そう言ってファントムは来た道を戻った

琴「今の人は?」

一「ただの協力者だ」

琴「あの人のところに戻るの?」

一「ああ、あいつの力は必要だ」

そう言って服を掴む手を払い除けて一夏は琴の方を見た

そして、唇にキスをした

琴は何が起こったか分からなかった

だが、すぐに分かった

琴(これはキス)

そう思った時に唇が離れた

琴「あ・・・・・・・」

琴は物足りないような目をして一夏を見た

一「お前が本当にこっちに来た時にもっとしてやる」

一夏は琴の頭を撫でてから琴の前から消えたのだった

琴は雨の中通り過ぎていく一夏の後をずっと見ていたのだった

 

一夏side

ファントム「本当に罪な男だねぇ〜」

一「何が言いたい」

ファントムを一夏の後ろに乗せてバイクで移動していた

ファントム「お前の呆れっぷりにだよ」

一「あっそ」

ファントム「もうすぐお前のISができる頃だろう」

一「遅すぎるんだよ」

ファントム「ふふふふ、早く見たいものだ、聖天獄覇・白夜を」

一「ふっ」

そう言って二人は山の方に登る形で姿を消したのだった

 




さて、今回で一夏と琴が両思いになるようにしました
そして、なんとなんとお気に入り登録数100人越えしました
本当にありがとうございます、ありがとうございます
そして、今回から後書きでISの情報をします
初めに空白のISであるヴァルケンリッターツヴァイをご紹介します
ヴァルケンリッターツヴァイの元ネタはモンスターストライクの
ルシファーです
さらに機械ぽくするためにスーパーロボット対戦OGのライン・ヴァイスリッターです
翼をルシファーで体が全体がライン・ヴァイスリッターです
さらに空白の頭にルシファーの頭飾りを使用しています
そして武器として刀を二本とワンオフアビリティー「悪魔歌」(あくまか)があります
ワンオフアビリティー「悪魔歌」
自身と同じ体をの人間が無数に出現させる
仮面ライダーエグゼイドのデンジャラスゾンビに似ています
ですが本体よりも攻撃力は弱い

このような感じになっています
誤字脱字がありましたら報告お願いします
こんな話ですがお付き合いよろしくお願いします(土下座)
それでは次の機会にありがとうございました

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