HRの後には授業…という決まりはありません。   作:飄零

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えー何を書くべきなのか全くわかりません。
あ、最近は風邪とか流行ってるみたいですし皆さんお気をつけてくださいね!
僕はもうすでに若干風邪を引いてますがww

では第3話をどうぞ。


第3話 フェルト村と護衛任務

ある程度の戦闘ならこなせる様になってきたある日。

俺を含め、4人がカルロスさんに呼ばれていた。

 

「全員集まったみたいだな。 今回君たちを呼んだ理由は隣村にて待機している商人を無事リムルーブ城まで護衛して欲しいという事だ。 本来ならば冒険者ギルドにいく依頼だがこちらに流してもらった。無理をしない様にだけ注意して欲しい。 準備ができた者から城門前に来てくれ。そこで改めて説明しよう。」

 

そう言われ4人は別々に準備を始める。

俺以外の人は誰も知らない人たちだったが何故だろうかと疑問に思いながらも剣を背中に背負い他にも腰にポーチを付け傷薬を持つ。

城門前に向かうと他の3人はもうすでに待っていた。

 

「それでは今回の依頼の説明をする。 ここ、リムルーブ城から出て西向きに歩き続けるとフェルト村という小さな村に着く。今その村にいる商人のルーブという者をリムルーブ城まで護衛するという依頼だ。

最近は盗賊がよく現れるということもあって少し危険が伴うが基本的には問題は起きないはずだ。

それと何か問題が発生し依頼の続行が不可能だと感じた場合はすぐにその場を離れ近くの町まで逃げなさい。

君たちに神の加護があらんことを。」

 

そういうとカルロスさんは城に向かい歩き始める。

それとほぼ同時に各自、自己紹介を始める。

近接が得意なマルクとフィン、回復魔法が使えるサーシャの3人だった。

少しバランスの悪いパーティに再び疑問を抱きながらも4人は城を後にしフェルト村に向かって歩き始めた。

 

他愛もない話をしながら草原を抜ける。

森を右手に見ながらまっすぐ歩くこと5分ほどだろうか。

無事フェルト村が見えて来た。

行きに何も起きなかったことに安心し俺たち4人はルーブさんを探し始めた。

流石は商人といったところだろう。

馬車を持ち荷台には金属や香辛料など色々な物が積まれていた。

予想以上にはやくフェルト村に着いたことと馬車での移動という事を考え、夜までにはリムルーブ城に着くだろうという予測から俺たちは宿に泊まることなくフェルト村を後にした。

荷台にある少しの隙間に各自が座り、ルーブさんとの会話を楽しむ者もいた。

しかし突如ルーブさんとの会話を楽しんでいたマルクは他の3人に敵襲を伝えると同時に馬車から降りる。

俺たちもつられる様にして飛び降りると外には盗賊が待ち受けていた。

幸いあたりは見渡しのいい場所で盗賊の数は5人。

こちらは4人に護衛対象が1人という状況。

 

マルクがルーブさんの近くに寄る。

それと同時に盗賊の1人がこちらに喋りかけて来た。

 

「その馬車を置いていけ。そうすりゃ命まではとらねぇ。」

 

そんな良くあるセリフを聞くとと同時にこちらの4人は全員が武器を構える。

それが交戦の合図となったのだろう。盗賊達も動き出す。

ルーブさんを狙い2人の盗賊が駆けつけるのを見るとすぐに俺はマルクの方に向かい盗賊2人を相手にしようとする。

しかし戦える数でいうなら向こうの方が1人多くフィンとサーシャは3人の盗賊を相手にしていた。

圧倒的に不利な状況で俺とマルクは盗賊2人のうち1人を撃退する。

 

「ユウヤ、僕はサーシャ達の方を助けにいく。君はルーブさんを頼む!」

 

その言葉を残しサーシャ達の方へと向かうマルク。

残った盗賊1人と攻防を繰り広げてる間にサーシャ達の見事な連携により状況はこちらが有利となりつつあったそんな時だった。

盗賊の短剣を剣で弾き次の一撃で決める!と思い踏み込んだと同時に身体の自由を奪われ床に倒れる。

何が起きたのかわからなかった。

睡眠系の毒か…?と思いながら背後に目を向けるとそこに居たのは短剣を握ったルーブさんだった。




前書きと同じでこっちも何を書けば良いのか…
とりあえず次回も少し戦闘が入る予定です!

お楽しみに…!

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