コジマティック・ストラトス   作:禿げ眼鏡(三十路)

5 / 33
相変わらずの駄文です。今回は大帝様の出番ありません。

大帝「なんだと・・・」

エンペラー『ウソダドンドコドーーン!』

マジです。


レイレナード社の百合夫婦と娘とコジマと

ドイツ シュトゥットガルト

 

土曜日

 

ドイツ時間

4:40

 

箒「ん~・・・よく寝た。」

 

 

私は箒・S・ボーデヴィッヒ。レイレナード社の専属パイロットだ。

 

チュッ

 

箒「んっ」

 

クロエ「おはよう、箒。」

 

彼女はクロエ・ボーデヴィッヒ、私の愛する夫。彼女もレイレナード社の専属パイロットだ。

 

箒「ああ、おはようクロエ。」

 

クロエは相変わらず綺麗だ。15のときは私より小さかったが、17になってからかな?私の身長を追い越したのは。

 

クロエ「箒、早く起きたけどもう一回寝る?」

 

箒「いや私は朝食の支度をしてくる。」

 

クロエ「あら、残念。ラウラが寝てる間くらい楽しい時間を過ごしたかったのに。」

 

箒「まぁ、そう言うな。」

 

クロエ「・・・」

 

ん?どうしたのだ?

 

クロエ「箒との素敵な時間くらい欲しいのに・・・ちょっと寂しい。」

 

か・・・可愛いじゃないか。

 

箒「そうだ!折角だし三人で何処か行かないか?」

 

出かけるなら公園か。ならお昼の支度もしとこうか。

 

ラウラ「う~・・・」

 

む?ラウラが起きたか。

 

ムクッ

 

ラウラ「おはよ~」

 

「「おはよう、ラウラ。」」

 

この子はラウラ。私が産んだ二人の愛の結晶。私とクロエの愛する大事な宝だ。

 

ラウラ「箒ママ、クロエママおはよ~。」

 

ふむ、やはりラウラは可愛いな・・・流石私達の娘だな。

 

クロエ「ラウラ、お昼からお出かけする?」

 

ラウラ「お出かけ!行く行く!」

 

箒「三人で近くのレストランに行くか?」

 

ラウラ「レストラン!やったー!」

 

ふふ、朝から元気だな。あ、朝食を作らなきゃ!

 

 

 

 

 

その頃の我等の大アクアビット

 

「やはりふつくしい・・・」「コジマの光がギュインギュイン唸るぅぅぅぅぅ!」

 

束『ドレッドノート・コジマのぉぉぉぉぉぉぉぉ!』

 

「「『ダブルコジマブラスタァァァァァァァァ!』」」

 

ズドォォォォォォォン!

 

※ドレッドノート・コジマのテストは束自らやってます

 

束『いぃぃぃぃやっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉう!』

 

「「社長さいこぉぉぉぉぉぉぉぉう!」」

 

束『大アクアビットの科学力はぁぁぁぁぁぁぁ』

 

「「『世界一ィィィィィィィィィ!』」」

 

束『コジマに不可能はなぁぁぁぁぁぁい!』

 

変態は行く~よ~ど~こま~でも~。

 

 

 

 

10:30

 

今から三人で近くの公園に行くことにした。近くにレストランもあるから、ラウラも喜ぶだろう。

 

ラウラ「お出かけお出かけ~♪ママ達~とお出かけ~♪」

 

クロエ「ほらほら慌てちゃダメよ、ラウラ。」

 

ラウラ「はーい!」

 

慌てなくても公園は逃げないぞ、ラウラ。ふふ・・・やはり子供は元気が一番だな。

 

箒「戸締まりもガスもOK。行こうか。」

 

クロエ「ええ。」

 

ラウラ「おー!」

 

 

 

その頃のトーラス

 

「アルギュロスが完成しました!」「よくやった!」

「よし・・・アサルトキャノンを取っつけるか!」

 

「「「yes!yesyesyes!」」」

 

「緑色に染めるか!」

 

「「「yesyesyes!」」」

 

「いっそのこと、我等の大帝と同じカラーリングにしちゃうか!」

 

「「「yesyesyes!」」」

 

「我等のコジマは!」

 

「「「「世界一ィィィィィィィィ!」」」」

 

トーラスは緑色のアルギュロス、その名も真コジマ爆撃機、コジ☆ギュロスを完成させたそうな。

 

 

 

 

 

11:00

 

今日は晴天、見晴らしの良い場所だ。今の時期はいろんな花が咲き乱れ、ラウラも夢中になるほどの綺麗な景色が広がる。

 

ラウラ「わ~スゴくきれ~!」

 

クロエ「ええ、本当にね。」

 

花も綺麗だが、二人も綺麗だ。ラウラは向日葵のように明るく、クロエは薔薇のように可憐だ。

 

ラウラ「箒ママ!ぽっぽさん乗りたい!」

 

あの子供サイズの機関車か?

 

箒「三人で乗る?」

 

ラウラ「ママ達と乗りたい!」

 

クロエ「じゃあ一緒に乗ろう。」

 

ラウラ「わーい!」

 

可愛いなぁ、もう。なでなでしちゃいたい。

 

ラウラ「ママ達とぽっぽさ~ん♪」

 

今日は良い1日になりそうだ。

 

 

 

16:55

 

ラウラ「スゥースゥー・・・んぅ・・・」

 

元気いっぱいあそんだな。さすがにラウラも疲れて寝てしまったな。ラウラは私がおんぶしている。

 

クロエ「ふふ、箒お疲れ様。」

 

箒「クロエこそお疲れ様。」

 

クロエ「ラウラの笑顔が私達の活力だもの、これくらい苦にもならないわ。」

 

箒「そうだな、私達二人が守るべき家族だ。」

 

私達の大事な娘、私達の大事な命だ。

 

 

 

19:40

 

家に帰ってからラウラを部屋のベッドに寝かせてから少し遅い夕食を取っている。

 

「「お疲れ様」」

 

カチン

 

箒「ラウラは?」

 

クロエ「ぐっすり寝ているわ。」

 

そりゃそうだな、あれほど遊んだからな。

 

クロエ「ご飯の後はどうする?私と一緒にお風呂?それとも・・・」

 

さ・・・誘っているのか・・・

 

ラウラ「ママ~・・・お腹しゅいた~」

 

ラウラ、起きちゃったか。

 

箒「一緒にご飯食べる?」

 

ラウラ「うん・・・」

 

クロエ「ご飯食べたら一緒にお風呂入ろう。」

 

ラウラ「入るぅ」

 

一緒にご飯食べて、一緒にお風呂に入って、一緒な時間を過ごす。いずれ終わりは来るだろう。だけど私達の大事な家族と過ごす日々・・・

 

 

とてもいとおしく、そして幸せだ。

 

 




相変わらずのコジマ。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。