ミーナに喜んで貰ったコーラが5ポイント。
他の物はどうだろ?
・・・米食べたい。
【生米1キロを20ポイント消費で出しますか?】
・・・え?高くない?
なんで?コーラは5ポイントだぞ!?
生米がなんでこんな高いんだよ!
「どうした?」
「米が食べたくて生米を出そうとしたら20ポイントだった・・・」
「マジか!?」
「高すぎだ・・でも食べたい」
どうする?米は食べたい。
でもポイントは高い。
「米ってなんですか?」
「米と言うのは・・硬い種?水で蒸すと柔らかくなるんだ」
「種ですか」
「種?種か・・・」
【コシヒカリの種100粒を10ポイントで交換しますか?】
「キター!!」
「うわっ!いきなりどうしたんだ?」
嬉しさのあまり叫んでしまった。
ミーナも驚いて二人共ビックリしてた。
すまんな。
「ごめんごめん。生米は無理だったのに種としては100粒10ポイントだったんだ」
「つまり植えるのか?」
「ああ。これで米が食えるぞ!」
「・・・田んぼを作って?」
「あ・・・」
「田んぼってなんですか?」
「田んぼは畑に水を張った特別な畑の事かな」
「水を張った畑ですか・・・」
「米食べれると思ったのに・・」
「えっと・・・元気出して下さい」
「・・・なんとかなるかもよ?」
「え?」
「クロのやる気次第だが」
「どういう事だ?」
「俺のチート能力はネットを使えるんだ。だから田んぼの使い方や米の育て方は調べられる」
「ネットって・・」
「こんな感じ」
そう言うと将太の目の前に薄い青色の板の様な物と透明のキーボードが出てきた。
「ショウタさんすごいです!」
「ありがとう。これで言ったように調べられるぞ。どうする?」
米を育てるかポイントで買うか・・・
ポイントなら1キロ20ポイント
育てるらなクソ大変だがうまくいけば、毎年収穫出来る。
後は・・
「育てるならここの村に住む事になりそうだな」
「?住んでるだろ?」
「えっとな。村長に言ってるんだが旅に出るかもってな」
「旅か・・・」
「永住するか旅に出るかでお前が来るまで迷っていてな」
「ここに住んでたまに旅すればいいんじゃね?」
「・・・お前流石だな」
やはり天才か。
むしろ何故思いつかなかったのか。
ここに住んで旅の準備をして開拓していく。
「ここに住んで準備をしてたまに旅する」
「いいんじゃないか?」
「じゃあクロさん達はここにずっと住んでくれるんですね!」
「うん。これからもよろしくね」
「クロ共々よろしくね」
「はい!!」
ミーナは俺たちがこの村に住む事が嬉しくて俺がわかるぐらいに笑顔だ。
ん~不思議だ。
ウサギの人形が動いている感じに既に違和感は無い。
もうある程度、表情もわかるぐらいだ。
「?どうかしましたか?」
「いや。何でも無いよ」
嬉しそうにしているミーナを見ているとこう親?の気持ちがわかる。
まあ向こうの方がこの世界を知ってるけどね。
「じゃあまず村長に話をしにいくか」
「そうだな。そういえば狩りから帰って挨拶も何もしてない」
「そうなんですか!?」
「ああ。将太がいるかもって聞いたらつい・・」
「ちょっとギルイットさんに謝ってくるのと話をしてくるよ」
「俺もついて行こうか?」
「あ~いや。とりあえず一人で言ってくるよ」
「わかった。ミーナちゃんと待ってるわ」
ギルイットさん怒ってるかな?
怒ってるだろな・・
結局の所書きたいことは
色々なアイテム
色々な種族
色々な魔物
色々な作業
を書きたいんですよ。
何かを育てたり物を作ったり調べたり。
なんでこの能力にしました。
完全に自己満足です。