こうなった。~世界を作ったら~   作:彼是

3 / 44
書いた小説を見直すともっと描きたいや等で進みません。
みなさんはどうしてるのかな?

5/8に手直ししました。


第三話 植物とゴーレム ~作る一号待機の二号~

次はオゾン層等星の膜の再生を治す計画を立てる。

まあ、やる事はほぼ無い。

出来ない事もないがその場合、星の核だけ残してそれ以外を再構築するという今までの努力が無駄になる。

なので違う方法をやる。

 

まずこのクソみたいな星で生きられ更に環境を整える植物を作る。

まずはほぼ全て裸地になるだろう。

裸地とは簡単に説明すると、植物が生えて無く非常に育ち難い土地だ。

ここには コケ植物と地衣類 がいいだろう。こいつらはすごい植物だ。

ちなみに地衣類とは菌類で苔に似ている。よく木にへばり付いている苔っぽいやつだ。

この二種類は身体構造のシンプルで色々な種類がいる。砂漠や水中や一部の南極でもいるぐらいだ。

 

「『グラント』」

 

【コケ植物】特性追加 生命力特大 繁殖力特大 環境適応特大 魔力放出 突然変異大 毒無効

 

生命力特大  生命力に溢れています。

繁殖力特大  ものすごく繁殖します。

環境適応特大 宇宙でも環境適応します。

魔力放出   魔力を出します。

突然変異大  リュウゼツランレベルです。

毒無効    毒になりません。

 

これで凄まじい勢いで増え突然変異しやすいどこでも生える魔力を放出するコケ植物になった。

【地衣類】特性追加 生命力特大 繁殖力大 環境適応特大 浄化効果 突然変異大 毒無効 

 

浄化効果 汚れたモノを綺麗にします。

 

こっちは魔力では無く浄化の方にした。これにより空気もそうだが土や水も綺麗にしてくれるだろう。

 

突然変異しやすいから代を重ねる事に変異して別の種になっていくだろう。

変異することで特性が変わるからこの特性はある程度繁殖したら消えるだろう。

予想ではこの種達が世界を覆い。そこから突然変異し世界に色々な種で溢れるだろう。

ゴーレムと植物この二つを並行して進行する。

ゴーレムに作った植物を持たせ各地にばら蒔かせる。

この間に色々なモノを作らねば。

種族 建物 装備品 精霊 兵隊 等言ってたらキリがない。

とりあえず『マイルーム』に戻りゴーレムから手を付ける。

 

 

『マイルーム』に戻った俺はまずゴーレムを作る為に『マイルーム』を拡張し改造する。

真っ白な空間を創ってそこにあるゴーレムを作る。

素材はアマダムとギアガを混ぜた合金 大きめの魔石 スライムの欠片 等を用意し作る。

ギアカは硬いがしなりのある金属、アマダムは非常に硬い金属だ。

見た目は気にしない。理由は誰も見てないし今後見ることはないからだ。

腕が6本とキャタピラで動ければいいんだよ・・・跳躍ユニットも付ける。

完全にタンクです。武装の無い作業用タンク。

出来たゴーレムに特性を付ける。

 

作業用ゴーレム 自動化 知能小 壊れにくい

 

知能小   少し知能があります。

壊れにくい 丈夫で壊れにくいです。

 

このゴーレム(一号)に自分と同じ物を作らせる。

素材はアホ程出しておく。居ればいるほど作業がはかどる。

 

「頼んだぞ」

 

 ウイーン

 

取って付けた様な頭で頷き作業に入ってくれる。

出来た物から特性を付与する。

一号が付与出来たらいいんだが無理だからな・・

 

 

数時間でどれが一号かわからないぐらいのゴーレムが出来た。

多分300体位かな?

 

「半分はそのまま。もう半分はこっちへ」

 

半分の1号には継続して作業をしてもらい、もう半分は違う作業をしてもらう。

 

環境回復ゴーレムは溶けない 劣化しない 壊れにくい をコンセプトに作る。

ゴーレム基本特性 環境適応中 壊れにくい 腐食耐性 自動化 吸収 自己防衛 知能小 浄化効果

 

環境適応中 ある程度環境に適応します。

腐食耐性  腐食しません。

自己防衛  自分を守ります。

 

基本は壊れにくくある程度の環境でも勝手にエネルギーを吸収して動いてくれるゴーレムにした。

これと大きさ別に色々特性をつけたりする。

小さいのから海底や山を作る用の様々の大きさのゴーレム1体づつ用意する。

このゴーレムの見た目は気にする。もし違う惑星から見られたら恥ずかいいからな!

 

素材はギアカ 魔石(大きさ様々) スライムの欠片 等ほぼ1号と一緒だ。

違う点は合金にせずギアカのみで作る点だ。

ギアカだけなら安上がりだし、一号にはこれからも働いてもらうからね。

見た目は二足歩行のスラットした体に目はモノアイ。

足には跳躍ユニットも付けて高い所でも作業出来る様にする。

カラーは緑!と言いたいがアホ程作るので色は素体の色の黒。

ワーム型は掘削用と土の循環用に分けて作る。

出来た様々なゴーレム(二号)を一号に大量に作らせる。

本当は超大型二号を作る予定だったが昔作った鬼神なるゴーレムがいるしそいつに大まかな作業はやらせる。

さあここからが地獄だ・・・

 

 

一号達に付与する

二号達に付与する

飯を食べる

一号達に付与する

二号達に付与する

仮眠

一号達に付与する

二号達に付与する

一号達に付与する

二号達に付与する

一号達に付与する

仮眠

二号達に付与する

飯食べながら風呂

一号達に付与する

限界が来る

 

 

無理だ・・・もうおしまいだ・・・

俺は二号達を放置してぐっすり寝た。

もう何体付与したかわからん・・・

魔法でチャチャっと出来たらいいんだが何しろ俺は混ぜ師だからな。

付与したほうが長持ちするし愛着も沸く。

とりあえずまとまった数ができるまでは二号達は待機だな。

後何体か分からないが頑張るか。

 

俺はその時気づいていなかったが既にこの時には一号達の中からサボる個体がいたそうだ。

この時に気づいていれば世界は大分変わっていたのだろう。




ワーム型ゴーレム以外に昆虫型とか出したかった・・・

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。