こうなった。~世界を作ったら~   作:彼是

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2話目ですが・・ここから難産が続きます。


5/8に手直ししました。


第二話 白と黒

世界を作る。

その為には何が必要か?

やる事や企画など気になった事ややりたい事はメモに残す事にしている。

世界を作る為にやる事。

 

 

1環境の回復

2脈の再生(龍脈 地脈 水脈等)

3地形を作る

4魔力を戻す

5生命のサイクルを作る

6オゾン層等星の膜の再生

順番もバラバラだし色々抜けてるがまずはこんなもんかな?

 

 

掃除の基本である上である膜から行きたいがこの場合建築の基本の土台からだな。

星の核はまだまだ大丈夫・・・かな?

「『アナライズ』」

スキル『アナライズ』モノを分析や鑑定等調べる事が出来る。

核等に問題は無かった。ついでに隠している秘密兵器も確認したが問題なかった。

 

 

 

星の核は問題無かったので次の脈の再生と地形をやっていく。

まずは星をぐるっと周り大きさやまだ残っている土地等をメモしていく。

 

 

 

 

ほぼ全ての場所をメモし終わって最後の場所。

 

「うわ・・・これはひどい・・」

 

地球で言う南極点に位置する場所が揺らいで見える上に雷等が歪曲し消えたりいきなり出てきたりしていた。

一部の空間に穴が空きかけ空間が揺らいでいた。

雲も消えては出たり空は多くの色が混ざって絶え間なく色が変化していた。

原因は多分脈等のエネルギーが溜まってぶつかって混ざっているからだろう。

この放置すればブラックホールになるだろう。

 

「どうしようかな・・」

 

このまま脈を再生したらエネルギーが行き過ぎて吹き出す。

 

(それはそれで綺麗そうだが・・)

それをしたなら間違いなく星は吹き飛ぶ。

 

(ん~どうする?これだけのエネルギー勿体無いな)

空間が歪む程のエネルギーだ。

 

(空間か・・・)

 

「そうだ!ここにアレを作ろう」

 

左手を『マイルーム』に仕舞ってあるアイテムを出す。

取り出したのは大きさはダチョウの卵位の丸い透明の水晶だ。

それを二つ取り出し目の前に浮かせる。

 

「『ストレージ』」

 

スキル『ストレージ』はエネルギー等を集めモノに保存する事が出来る。

まずは水晶にエネルギーを保存する。

この水晶【永結晶】と言い簡単に言うと容量無限のタンクだ。

 

【永結晶】特性は 保存 吸収 底なし 丸い 透明

 

特性とは・・・長くなるし後にするか・・

しばらくすると空間の歪みが無くなって雲が出てき色は元に戻り雷は鳴り響く。

 

「これでよし。次は」

 

エネルギーを溜めた水晶に特性を追加する。

その為に幾つかのアイテムを取り出す。

菱形の透明な結晶 小さな人形 黒い瓶 白い瓶 等を浮かせる。

 

「『グラント』」

 

スキル『グラント』はモノに属性を抜き取り別のモノに付与する。

この『グラント』を使える者が混ぜ師と呼ばれる。

 

【永結晶】特性追加 中異界 自動化 片方に 白 もう片方に 黒 

消える特性 透明 

 

これで完成。

二つの水晶の色が変わる。左が白く右が黒くなる。

そしてお互いの水晶から白と黒の空間が交じることなく広がっていく。

まるで絵の具を塗ったように綺麗に左が白、右が黒に染まっていく。

 

「よし。成功したな」

 

しばらくすると俺のいる位置から見える範囲全てが白と黒になった。

後ろはまだまだ元の混沌とした世界だ。

 

「まあ、これぐらいかな?」

 

まずは黒の異界に入って見る。

少し膜の様なモノを破り入る。膜はゆっくりと再生していく。

黒水晶のそばまで行き最終調整をする。

結果はこうなった。

 

【永結晶】特性 保存 吸収 底なし 丸い 中異界 自動化 黒 隠す

 

保存  保存出来ます。

吸収  吸収出来ます。

底なし 底がありません。

丸い  丸い形です。

中異界 中位の異界です。

自動化 自動です。

黒   色は黒です。

隠す  隠します。

 

この特性達の方向性を変えてやって。

黒い丸水晶はエネルギーを自動で吸収し底なしに保存出来る。そのエネルギーで隠れている中異界を作り出せるアイテム。

になった。

 

ややこしい・・・まあいっか。

 

アイテム使用制限をかけておく。ここの使い道は決まってるからな!

白の方も同じ様に付与しておく。

これでここに流れて来たエネルギーはこの二つの中異界の維持エネルギーになる。空間も安定するだろ。

完成した白の中異界から出る。

外から使用制限がある為2つの中異界は何も見えないし触れることもできないが確かにここにある。

俺は入れる。まあ特定のスキルや力があれば入れるがな。

 

 

 

次に脈の再生だ。

脈は簡単に説明するとパイプだ。

水道管や電圧線や排水口だ。このパイプがズタズタだし途中で無くなったりしているのを繋げ、循環等をさせる。

地図に脈をどう張り巡らしたらいいか?次に循環はしているのか?等を書き込み確認していく。

 

「こんなもんかな?」

 

数時間後完成した計画図を広げる。

最終確認は実際に簡易テストをする。

 

魔力 神力 気力 等のエネルギーを使い小さな完成品を作る。

色とりどりの光の線がびっしりと詰まった球体を点検する

 

「ん~いけそうだな」

 

問題なさそうなので作業を進める。

作業が大変なので脈の再生と別に作業できるような手を使う。

まず脈を再生するためにこの星の環境でも働けるゴーレムを作る。

 

 

 

1ゴーレムをアホ程用意します。様々な大きなのゴーレムが数十万から数百万体はいるかな?

2ゴーレムに地図の通りの大陸や島を作らせる。山や海底は超大型ゴーレムの鬼神にやってもらう。

3並行してトンネルを脈の設計図通りに掘らせる。掘削機の様なワーム型も大量に用意する。

4完成したら脈にあったエネルギーをたっぷり含んだ土を詰める。エネルギーは『マイルーム』から用意。

5数十年も経てば脈の再生する。それまでに環境も直してるだろう。多分。

 




説明難し過ぎてお腹痛くなった・・・
わかりにくくてごめんよ・・

5/8に手直ししました。
内容等に変更はしていません。

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