こうなった。~世界を作ったら~   作:彼是

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お待たせしました。
まずは今回でクロスさんの書きたい事は終わりました。

かなりはしょりました。
何でかって?早く旅がしたいんだよ!
どうせ建造物やアイテムの説明回で出てくるだし!
なので次回から主人公交代しそっちがメインになります。

5/8に手直ししました。




第十二話 クロス旅立ち。

色々あったが遂にひと段落付いた。

 

・・・本当に色々あった。

最終確認の後更にフェアリー種についてもう一度調整した。

 

フェアリー

俗に言う妖精だ。

こいつらは自然に関係するように調節した。

炎や水何度の4元素等、鉱石や花等の細かい種類はその4元素のフェアリーに強い種を作る。

でそいつに作らせる。

つまり妖精王を作る。

 

火 水 土 風 闇 光

 

この6体が妖精王になる。

妖精王は他の種とは違う。

この世界は 元素 魔力 気 マナ 等色々ある。

 

元素 元の世界の様に科学的な酸素や酵素等がある。

 

魔力 MPと呼ばれるモノで魔素等様々の事と言われるが正確には新しい元素だ。MPとは変化しやすい元素だ。魔法はこの魔力を変化させその現象を起こす。

 

気  HPと呼ばれるモノで魔力やマナを体に取り込み自分の物にする。その自分のエネルギーを気と呼ぶ。主にスキルや身体強化に使われる。

 

マナ 世界を構成するモノで運や世界の壁を構成するのもだ。マナは簡単に説明すると世界だ。

運がいいヤツっているだろ?そいつは持っているマナが多いから自分の好きな未来を手繰り寄せれる。

 

ちなみに三紳はマナ100%、妖精王はマナを核に後は魔力で作る。

他の種は全部混ぜだ。

 

 

 

 

 

 

 

次はリベア関連だ。

最近よくササリが来る。

・・・本当によくな・・・

先日は土産だとお菓子を持ってきた。

表情も柔らかくなったしよく喋るようになった。

 

そんな事は重要じゃない。

問題はリベアだ。

調べた結果リベアはヤバイ。

 

神と呼ばれる世界を持つ存在はかなりの数いる。

もちろん数が集まれば派閥が起きる。

 

攻撃派 相手の世界に侵略し自分の力を強める。

防御派 自分の世界だけでは無くみんなの世界を守る。

自分派 自分の世界に引き篭もり自分の世界だけで完結している。

見物派 自分や相手の世界を見ているだけで基本的に何もしない。

 

この攻撃派の派閥の中でもヤバイのが【インベイドズ】

こいつらは本気でヤバイ。世界を侵略し眷属化し蹂躙する。

快楽 力 欲望等が大好きな奴らだ。

【第六】と呼ばれる6人の化け物達。

リベアは最近一人を倒し第六になった。

 

そんなんに目を付けられた俺・・・

 

 

 

 

リーン カラット メビウス この三紳にはそれぞれもう一つ頼みごとをした。

この俺が・・・俺達が作った世界を守る為の準備だ!

 

三紳には分体を作ってそれには俺の世界を担当してもらう。

本体はリベア対策として世界を侵略する兵隊 隊長 将軍等の部隊。

マナが足りないからそれを増やす為に他の世界と交渉する。

秘密兵器のアレを相手が持ってない可能性は0じゃない。

 

 

俺はこの世界を守る。作る前なら別にどうでもよかった。だが俺達は作った世界だ。

絶対にやらせん。

 

 

 

世界は出来た。だが旅をするのはまだまだ先になりそうだ。

でも作りたての世界だ。リーン達に任したが俺が作ったものも多い。

世界は可能性に満ちている。後100年もしたら生き物も爆発的に増えるし新しい文化なども出来る。

 

『主。準備が出来ました』

『マスター。こちらも準備できました』

『クロス様』

 

三紳の本体が俺を迎えに来た。

 

「ああ。じゃあ少しの間出かけてくるか」

 

『行ってらっしゃいませ』

『マスター待ってます』

『この世界はお任せください』

 

三紳の分体に見送られ俺はリベアに呼ばれ会いに行く。

 

まず交渉し無理なら戦争か・・・実はちょっと後悔してる事がある。

この世界を作った事だ。はっきり言って面倒だし今すぐ逃げて引き篭もりたい。

しかし・・

 

「いってきます」

「いってまいります」

『留守を頼んだぞ』

『任せたよ』

『何かあれば直ぐにつなげてください』

 

俺 ブルー リーン カラット メビウス 

俺が創った子供達。

逃げたいといえばお供してくれるだろうし。

もし死ねと命じたら喜んで死んでくれるだろう。

冗談じゃない。

俺は世界を作り生命を遊んだクソ野郎だ。

だが・・・

 

「どうしましたか?」

 

ブルーが俺の目線に気が付いて話しかけてくる。

コイツには苦労させられたが今では友人みたいに接せれる。

 

『主?』

リーンは仮面ながら表情がわかるようになった。一番頼りにしている。

 

『マスター?』

カラットは少し子供っぽいが頼りになる。かわいいヤツ。

 

『クロス様?』

メビウスは気にしすぎの所があるが褒めるとものすごく喜ぶ。

 

 

こいつらが誰かに攻撃される?俺達が作った世界を攻撃する?

そんなヤツは俺が許さん。

 

 

「帰ったら世界を回るか」

「いいですね。ベータ達もどうなるか気になります」

『我は種族ですね』

『私は海がどうなるか気になります!』

『私はクロス様の建造物ですかね?』

 

俺達はいつか戻ってくるだろう。

100年後?1万年後?わからない。でもわかってることはある。

 

戻ってきたらこの世界の変わりように俺はこういうだろ。

 

「ただいま」

 

 

 

 

 

 

 

XXXXX年後

 

「・・・・・・・」

 

あの時の俺を殴りたい。別に後悔とかはない。

みんな生きてるし後遺症もない。世界も壊れて無いし襲われても無い。

でもどうして・・・

 

ほっといた世界は

 

こうなった。

 




一応幕間がいくつかあるのでまた間間に入れます。

・パーフェクト一号
・リーンの一日
・カラット大作戦
・メビウスは甘えたい
・ブルーの本気
・龍の巣
・乙女の盾
を考えてます。

こうなった。 ですが別に作ってこっちには説明
別の方に旅の方を書くかも・・・てか修正するかも?


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