気にせずスルーしてください。
俺が書きたいのはもっと別の話なのですが気になったので書いてしまっただけです。
第十一話 であってます。
俺が書きたいのは いろんな種族やアイテムなんだよ!
面倒な性格なんですが気になる事は書いてしまいますので許してください・・
『次は環境の件です』
リーンはカラットの方を向く。
『環境は基準値に達し魔力も十分満ちています。
リーンを協力し植物も大変多くの種類が生まれ昆虫や動物等も含めた環境サイクルも問題なく
このまま新しい種族を配置しても問題は無いです』
カラットの御つきのピンク色のポニーテールのアルファが手を動かす。
円卓の地球儀が消え地球儀を二つに割った断面図が映る。
『鉱物 油田 温泉等の地下資源は用意しました。星のマントルや核のへの循環等も問題ないです』
「鉱物はどれ位のレベルを用意した?」
『現在はアマダム ギアカ金属が最高レベルです。鉱石ワームを用意したのでこれからは不明です』
アマダム ギアカ金属はベータの元になった素材程ほどのファンタジー鉱石だな。
鉱石ワームの見た目は土色の猫サイズのミミズで口は掘削機の様になっている。
習性が特殊で土等を食べ地中に巣を作る。巣は食べた土等を自分の体内で体液と融合させる。それで巣をコーティングするワームだ。
確かに鉱石ワームがいれば新しい鉱物が生まれる可能性は高いか・・・
「鉱石ワーム以外にジェムアントも用意してくれ」
ジェムアントの見た目は兵隊蟻は1cmにも満たない黒い普通の蟻だ。
しかしコイツの特徴は土を持ち帰る。それを女王蟻が気に入った場所だけを体に蓄積させる。
女王蟻は巣によって見た目や大きさは違うが中くらいで5cm程の大きさの鉱物を持つ。
巣は地下深くにある事が多く穴は小さい。採取するのは大変だ。
ジェムアントは合金だったり見たことも無い鉱物が出やすいが当たり外れが大きい。
『わかりました』
カラットが返事をするとピンクのアルファが一礼し姿が消える。
『次は輪廻転生です』
リーンがそういうとメビウスが動く。
『輪廻転生はクロ様が指示された通りの方法を取ります』
メビウスの隣にいたベータに似た紫色のアルファのモノアイが更に光る。
円卓の断面図が消え長い表が出てくる。
輪廻転生はポイント制にした。
まずこの世界の生き物には魂がある。
この魂とはそのモノの情報だ。
魂はその肉体に入ってはいない。メビウスの中に入っていてつながっている。
プラナリアという生き物がいる。この生き物は細かく切断しても各自再生して別固体になるという生き物だ。
この場合プラナリアが切断されるとメビウスの無いかのプラナリア固体の魂も分離する。
再生して別固体になった時、メビウスの中の分離した魂も別固体として保管される。
人の場合もし腕を切られたら、メビウスの中の魂情報では腕を切られたと認識。
腕に回復呪文を使い再生させるとメビウスの中の魂情報も再生したとなる。
即死魔法や即死スキル等はメビウスに繋げ直接魂を攻撃するのでは無く相手に自分からメビウスに死んだという情報を送る能力だ。
死んだ魂を回収するスキルや魔法が出てきたらそれは魂では無く肉体に残る魂のバックアップであり正確な魂では無い。
話を戻すが輪廻転生のポイントとは何か?
生き物は何かを食べたり殺して生活するモノだ。
俺は動物は殺してはいけない。
でも植物はいいなどは意味がわからんタイプの考えをしている。
全てのモノに魂がある世界をわざわざ作ったんだ。
そら人生?不幸なヤツや幸せなヤツもいる。
例えだが人を食い物にし尽くしたヤツが次の人生でも幸せに生きるとか許せるか?
俺は無理だな。
はじめは怨みや負のエネルギーを集めてる量で決めようとしたが無実の罪のなすりつけ等があったら酷い事になると判断した。
ポイント制では俺が作る事をやめた。
俺が指示したのはポイント制にしろと言っただけ。
詳しくは三紳に任した。
俺は良くも悪くも人間だ。完璧や矛盾の塊だ。
しかし三紳は莫大な力を持った新たな神と呼べる者だ。
この世界の神はこの三紳だ。
こいつらに任す。
俺が作るより遥かにマシな物になるだろう。
『以上がポイントの振り分けになります』
何も聞いていなかったが問題は無いだろ。
「それでいい」
『ありがとうございます』
以上かな?これで初めに書いた
1環境の回復
2脈の再生(龍脈 地脈 水脈等)
3地形を作る
4魔力を戻す
5生命のサイクルを作る
6オゾン層等星の膜の再生
これも全て終わった。今思えば1と6は一緒だったな。
『最後にこの白い異界と暗い異界の報告です』
?暗い?
「ちょっと待て。暗い?黒いの間違いか?」
『いえ。暗いですが・・』
ん?何でだ。黒い異界なのに暗い異界?まさか・・
「まさか黒色が認識出来て無い?」
『いえ!そのような事は無いです!』
「ならどうして?」
その言葉にみんなが目配せする。
『・・クロ様の名前が入っています色なので・・』
「嘘だろ・・」
こいつら何?俺のあだ名が入ってるから黒色使わなかったの?てかだから新しいアルファの色も黒色がいないのか!
「・・・俺の名前は正確には黒須 黒夜だ。クロはあだ名だ。黒色は好きに使ってもいいしこれからはクロスとでも呼んでくれ。こんな事で色が使い難い方が面倒だ」
『『『わかりました。クロス様』』』
三紳は少し?いやかなり動揺した様子だったがはっきりとそう答えた。
「では進めてくれ」
『ハッ』
『この二つの異界は白い方が天使、くら・・黒い方が悪魔を配置しています。現在はベータさん達やゴーレム種と交友があり問題ありません』
円卓が祭りの様な雰囲気の村の映像に変わる。
その映像には天使と悪魔がベータ達と交友している姿が映っていた。
・・・ラグナロクかな?羽の生えた光る輪を持つ白い女性と山羊の立派な角が生え黒い翼に赤黒い肌で尻尾が生えた男性とモノアイで植物や鉱物で出来た体を持つ巨人が踊っていた。
(うわ・・・思っていたよりすごい光景だ)
映像はぐるっと村の周りを一周する。
その中には植物のゴーレムと黒い翼の美しい美女がロマンチックにキスをしていたり、顔が山羊の悪魔が白い天使をナンパしている光景などが映っていた。中にはピカピカに磨かれたゴーレムの周りに天使や悪魔の子が集まっていちゃいちゃしているのを悔しそうに見ている天使の男の姿も見える。
(・・・)
俺は周りを見る。
左には満足気に頷く仮面。正面には体を少し動かすきれいなお魚。右には動いていないがこちらに視線を向ける輪っか。
ブルーの無表情でアホは親指立ててるし。
(めっちゃ気まずい・・・)
誰かこの家族でテレビを見ていたらベットシーンが映った雰囲気をなんとかしてくれ。
と心から叫んでいた。
『こ、こんな所ですかね!』
カラットが少し噛んだがそう発言してくれる。
「そうだな!以上かな?」
俺はカラットの評価を上げた。
ブルーは眉が動いていた。
ブルーの評価は下がった。
あいつこの数年で慣れたのか仲良くなったのか気まずさは無くなったが いい性格 になったな。
『はい』
「これにて最終確認は終了!このまま続けてくれ!」
『『『ハイ』』』
魂とかより種族やアイテムを書きたい!
鉱石ワームは設定的には鉱物ワームなんですが
鉱石ワームの方が語呂がよかったのでこちらにします。
鉱石ワームやジェムアントや天使達書くの楽しすぎ!!
わかりにくかったらごめんなさい・・
クロさんからクロスさんへ変更です。
理由は黒色使えないからね。
キャラの考えで物語を作ったらこうなった。
もう少しで世界をつくり終えるのでこの作った世界がどうなって行くのか書いていきます。
次の話から配置された種族達の話に入って実際に世界を歩きます。
そこで主人公を一時交代させるかも?