今回はババ抜き対決の決着です!
大体の人は想像できてますよねw
それではどうぞ!
零「・・・なぜだ。」
俺は手に持っているカードをまじまじと見つめながらつぶやいた。
曜「おやおやれー君?詰みですかなぁ?」
曜がニヤニヤと笑いながら言い放ってくる。
俺の対面には曜がカードを1枚持っている。
千歌と梨子は少し前に上がっていて、今は俺と曜の一騎打ち。
俺の手札にはハートの9とジョーカー。
そして今は曜が俺から引くターンだ。
ここでハートの9をとられたら負ける。負けたら三人の言うことを聞かねばならない。
・・・この場合の「三人の言うこと」って三人が一個ずつなのかそれとも三人で一つなのか。
どのみち俺が罰ゲームなのは変わらない。
・・・いやまて!ここでもし曜が俺のジョーカーをとれば勝てるかもs
曜「こっちかな?」
俺の考えてる最中に曜がひょいっとカードを取り上げる。
俺の手元から離れていくカードにはハートが付いているわけで。
零「なぜだぁぁぁ・・・・」
千歌「やったぁ!私たちの勝ちだぁ!」
千歌曜がハイタッチをする。うなだれている俺に梨子が声をかけてくれる。
梨子「えっと、大丈夫・・・?」
零「・・・大丈夫じゃないかもしれない。」
千歌「さぁさぁ!約束だよれい君!」
曜「私たちのお願いを聞いてもらうよ♪」
零「そのお願いというのは三人でひとつ・・・ですよね?」
千歌・曜「何言ってんの?三人で一個ずつだよ?」
零「ですよね。わかってましたよ・・・」
再びうなだれる俺を背に三人で話し合ってるのが聞こえてくる。
千歌「ねぇねぇ、何にする?」
曜「コスプレして撮影会とかもいいなぁ♪」
梨子「私は・・・何にしようかな・・・」
結局梨子もそっちかぁぁぁ・・・
さっき少し心配してくれてたから希望持ったのになぁ・・・。
零「それで?何をすればいいんだ?」
男に二言はない!
ま、まぁ?言っても女子高生だし?
千歌「チカはね~~~!ん~~~!」
溜めるな。怖いよ。
千歌「思いつかないから後ででいい!!」
なんやねん!あんまり溜めるから
少しだけビビったわ!
零「まぁ千歌は後でってことで・・・二人は何がいいのさ?」
曜「わたしはねぇ~~!今度、れー君の家にお泊まりしたいであります!」
ビシッと敬礼をしながら曜が答える。
あれ、曜も意外と苦じゃない願いだ。
梨子「私は・・・今は考えつかないから後ででいいかな?」
零「あ、あぁ。別にいいが・・・。ってか曜!なんで俺の家の泊まるんだよ!?」
曜「いやぁ~、よく考えたら私がれー君の家に泊まったことってなかったなぁと思ってさ!ねっ、いいいでしょ!」
零「わかったわかった。日付はあとで決めような。」
曜「はーい!!」
零「梨子は今じゃなくていいのか?」
梨子「えぇ。思いつかなくて・・・。」
あれ、ノリノリで千歌と上がった割には何も思いつかなかったのか。まぁ、梨子もそんなにつらいお願いはしてこないだろう。
零「そんじゃ、対決終わったから俺は寝るわ。」
千歌「えぇ!?まだ早いよ!?もっとお話しようよ~!」
曜「そうだよれー君!こういうときは夜通しおしゃべりするんだよ!普通!」
普通とはいったい・・・。
梨子「私ももっと話したい・・・かな///」
・・・梨子さん?なんで顔赤くしてるんですか?
零「まぁ、今日くらいならいいかもな。でも、遅くなりすぎたら俺は勝手に寝るから」
千歌「わかった!れい君寝るまでチカは寝ないよ!」
それから、俺たち4人はおしゃべりを始めたのであった。
いかがでしたか?
今回は少し文字数が少なかった気がします・・・。すいません
次かその次あたりには少しだけ
零都君の過去のことを書こうかな?と思います。
あれ?これって日常系だよね?過去とかいります?
・・・書いてみたいだけです。はい
そろそろ別シリーズも書きたいと思っているので練習のつもりで書いてみます!
それではまた!