今回もお泊まり会編書いていきますよ!
そういえば、Aqoursの2ndライブツアーの当落が発表されましたね!
自分の結果は、名古屋1日目と、埼玉2日目が当選しました!
友人と行くのですが、今からとても楽しみです!
少し話がそれてしまいましたね。
それでは本編、どうぞ!
「「「「いっただっきまーす!」」」」
俺たち4人の元気のいい言葉が飛び出す。
テーブルには俺と梨子が作ったカレーライスと簡単なサラダ、コンソメスープが人数分並んでいる。
ちなみにテーブルには俺の隣に曜、対面に千歌と梨子が座っている。
千歌「う~ん!カレーライス美味しい~!これ全部れい君が作ったの!?」
零「そんなわけないだろ。何のために梨子が残ったんだよ?」
千歌「あ、そっか。すっかり忘れてたよ・・・あはは」
それは流石に酷くない?梨子に・・・。
そんなくだらない会話をしつつ俺たちは食事を進める。
曜「でも、ほんとに美味しいよね。まさかれー君が料理できるなんて思ってなかったから」
梨子「えぇ、それにとっても手際も良かったわ。」
なんか料理しただけですっごい褒められてません?そんなに料理できないように見えます?
まぁ、男子高校生で料理できる人ってすくなさそうだしな。
千歌「れい君!おかわり!!」
零「マジかよ・・・。食うの早すぎるだろ・・・。」
千歌から皿を受け取りキッチンの方へ行く。
そこでご飯とカレールーを盛り合わせているときに、ふとテーブルに座る3人を見た。
千歌「それでね!その時曜ちゃんがね~!」
梨子「うふふ、それ本当?」
千歌「本当だよ~!ねっ?曜ちゃん!」
曜「その話はやめてって言ったのに!うぅ~、千歌ちゃんのいじわる!」
そんな会話をしながら笑い合っている3人が見える。
その光景を見ていると少し切なくなってくる。
なんていうかこう・・・。俺がここにいていいのか?みたいな。
元々俺の心はそんなに強いものじゃない。それはまぁ、育ってきた環境とか俺の精神面とかいろいろ理由はある。
最近は考えないようにしてたんだけどなぁ。
そんなことを考えていると、ふと曜と目が合った。
曜「・・・?れー君?どうしたの?」
零「ん?あぁ、なんでもないよ。はい、お待たせ千歌。」
千歌「ありがと~~!!」
千歌はスプーンを手に取ると再びカレーを食べ始めた。
零「おいおい、急いで食べると喉に詰まるぞ?」
千歌「大丈夫大丈夫!」
どっからそんな食欲わいてくるんだ。へたしたら俺より食ってるぞ?
てゆか、それでも太らないってすごいよな。栄養が胸にいってるのかな?
千歌「れい君、今変な想像してなかった?」
零「えっ、気のせいだと思いますよ?」
梨子「なんで敬語なの・・・?」
苦笑いをする梨子と曜。お見通しですかな?
零「さて、と。俺は食器を片付けるか。お前ら、空いた皿から持ってこいよ~」
3人「は~い!」
俺はシンクの前に立ち、皿を洗い始める。
皿洗いも一人暮らしの時にやっていたので手慣れている。
零「これで全部かな。」
シンクの皿も洗い終え、テーブル上の皿も洗い終えた。
三人はテレビを見ながらソファーに座っている。
千歌「あ、そうだ!梨子ちゃんとれい君まだお風呂入ってないよね?今ならお客さんいないから温泉の方に入ってきてもいいよ!」
梨子「えっ!私と零都君が・・・一緒に?///」
零「いや、そんなわけないだろ。普通に別々でしょ・・・」
梨子「・・・そうだよね///」
なんで一緒に入れると思ったのか?でもまぁ温泉に入れるのか。
ここの旅館の温泉はまじで気持ちいいからな~。
零「んじゃ、お言葉に甘えて。入らせてもらうわ。」
梨子「それじゃあ私も・・・」
千歌「うん!私と曜ちゃんはチカの部屋にいるから!上がったら来てね!」
零「わかった」
そう言って俺は荷物を取り、温泉の方に向かう。
温泉に向かう途中で美都さんに会った。
零「あ、美都さん。お邪魔してます。」
美都「あ、れいじゃん!来てたのか!泊まり?」
高海美都。高海家3姉妹の次女あり。今日は旅館の方を手伝っているそうだ。
千歌とはケンカしているのをよく見る。それもまぁたいした内容じゃないんだけどね。
零「やっぱり聞いてなかったんですね。今日は俺、梨子、曜が泊まりますよ。」
美都「あ~、あの二人も泊まるのか~。千歌の部屋狭いと思うけど我慢しろよ~。」
零「はいはい、わかってますよ」
多分この人、別のこと伝えようとしてるよね?
一つの部屋に男と一人と女子高生三人。すなわち・・・。
だからそんなことしねぇって!
俺はペコリとお辞儀をすると、再び温泉に向かった。
~温泉にて~
ガラガラガラッ
温泉の扉を開けると、千歌に言われたとおり、人は誰もいなかった。
俺は、髪・体・顔を洗い終えると湯船に浸かった。
零「あぁ~、気持ちいぃなぁ・・・。」
つい声が漏れる。それほどここの温泉は気持ちがいい。
疲れもとれるから毎日でも入りたいくらいだ。
それから俺はしばらく湯船に浸かっていた。
零「ふぅ~。気持ちよかったな。」
俺は温泉から出て、着替えを終え千歌の部屋に向かうところだった。
ちょうどその時、女湯の方から梨子が出てきた。
零「あ、梨子。今上がったのか」
梨子「まぁね。ってことは零都君も今上がったところね。千歌ちゃんの部屋に行きましょ?」
零「そうだな。」
俺と梨子は千歌の部屋に向かって歩いた。
風呂上がりの梨子はとても艶やかで、綺麗だった。
少し湿った赤い髪に、シャンプーの匂い。その姿は本当に美しく、見惚れてしまった。
梨子「えぇっと、零都君?そんなに見られると恥ずかしい・・・な///」
零「あ、ごめん。梨子が綺麗だったからつい・・・」
梨子は顔を赤くして俯いてしまった。
自分としたことが、本音を漏らしてしまった。まぁ、ほんとのことだからね!
結局そのあとは気まずく、一言も会話することなく千歌の部屋に着いた。
零「おまたせ」
千歌「あ!れい君と梨子ちゃんやっと来たぁ!」
曜「もう!二人とも長いよう!」
梨子「あはは、ごめんね」
零「悪い悪い、ってかなんかするのか?」
千歌の部屋のテーブルにはお菓子やジュース、他にもトランプなどが置いてあった。
まぁ、お泊まりの夜と言ったらこれか。
千歌「そう!曜ちゃんと二人で考えたんだ!」
曜「そうそう!今日はせっかくれー君もいるから、みんなでたくさん遊ぼー!ってね!」
なるほど、それでトランプか。定番と言えば定番かもな。
零「・・・まぁ、今日くらいはいいんじゃないか。明日の練習は休みだし。」
梨子「そうね。ところで何をするの?」
千歌「ふっふっふ。それはねー!」
千歌・曜「ババ抜き対決です!」
零「・・・対決?」
曜「そう!ただ普通にババ抜きするだけじゃつまらないから!対決して、負けた人は勝った人三人のいうことを一つだけ聞く!面白そうでしょ?」
零「あー、そうだな。やるからには負けないからな!」
梨子「ふふふ。張り切ってるね。私も負けないように頑張らなきゃ・・・」
千歌「それじゃ、ババ抜き対決!」
「「「「スタート!!」」」」
いかがでしたか?
またまた微妙なところで止めてしまいましたw
次回は何かが起こる予感・・・!?
感想・評価などお待ちしてます!
次回もよろしくお願いします!
それではまた!