ラブライブ!サンシャイン!!〜10人目の輝き〜   作:しゅ〜

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今回は前話に引き続き、零都・千歌・曜・梨子に加え
少しだけマルちゃんも登場します!

よろしくお願いします。


学校にて

バスを降りた俺たち四人は教室に向かって歩いていた。

ちなみに俺は千歌や曜、梨子と同じクラスである。

まぁ各学年一クラスずつしかないのだが・・・。

教室に向かう途中、千歌は梨子と、曜は俺と適当に雑談しながら歩いている。

千歌たちはスクールアイドルについて話しているようだ。

梨子の顔が少し引きつっているのがわかる。おそらく千歌が一方的に話しているんだろう。

 

零「おい千歌、スクールアイドルの話はいいが梨子の話も聞いてやれよ?梨子が困ってるぞー」

 

千歌「むぅ~!わかってるよぉ~!」

 

曜「あははっ、千歌ちゃんってばスクールアイドルの話になると止まらないもんね」

 

零「そうだな。あ、俺、図書室に行ってくるよ。」

 

梨子「図書室?何か用事?」

 

零「あぁ、この間借りた本が読み終わったからな。また新しい本を借りようと思ってな。

 

曜「れー君はよく本読んでるよね?どんな本読んでるの?」

 

零「ミステリー小説とかが多いかな。小説なら全般好きだから」

 

千歌「へぇ~!チカは文字が多いのは苦手かな~・・・。読めないわけじゃないけど眠くなっちゃうから・・・あははっ」

 

千歌は苦笑いをしている。曜と梨子は顔を合わせて笑っていた。

 

零「そんじゃ、行ってくるわ。また教室でな」

 

曜「いってらっしゃーい!」

 

三人と離れて一人で図書室に向かう。

 

 

 

 

 

~図書室にて~

 

図書室に着くと、先に本を返却しようと思い、カウンターに行った。

するとカウンターには見慣れた女子がいた。

 

零「おはよう。花丸。」

 

花丸「あ、先輩!おはようずら~。今日はどうしました?」

 

この子の名前は国木田花丸。Aqoursのメンバーで図書委員にも所属している。

栗色の長い髪が特徴で語尾に「~ずら」を付けたり自分のことを「オラ」と言う

寺育ちの娘。

 

零「この間借りた本読み終えたから新しい本を借りていこうと思ってな。何かおすすめの本はあるか?」

 

花丸「もう読み終えたずら!?確かこの間貸した本は相当ページ数あったはずじゃ・・・?」

 

零「あぁ、面白くてついつい夜通し読んじゃってね。」

 

そんな会話をしながら俺は花丸から本を借りる。時計を見るとそろそろホームルームが始まる時間だった。

 

零「そんじゃ、俺はこれで。また練習で会おうな」

 

花丸「はいずら!」

 

そう言い図書室を出る。俺は少し駆け足で教室へ向かった。

 

 

教室に着き扉を開けるといつもの風景が広がっていた。

教室に入った俺は自分の席へと向かう。

ちなみに俺の席は窓側の一番後ろ。いわゆる隅っこだ。

前は千歌で斜め前は曜、隣が梨子になっている

 

曜「あ、れー君!本は借りてきた?」

 

零「あぁ、借りてきたよ」

 

千歌、曜、梨子の三人はいつもと同じように梨子の机の周りで集まって話している。

 

梨子「やっぱり小説なのね、自分で選んでたりするの?」

 

零「いつもは自分で選んでいるのだけどな。今日は花丸に選んでもらったよ。」

 

千歌「え!花丸ちゃんいたの!?チカも行けばよかった~・・・」

 

曜「まぁまぁ千歌ちゃん、放課後練習で会えるでしょ?」

 

千歌「それもそうだね、早く練習したいなぁ~!」

 

そんなことを話していると教室の扉が開き担任教師が入ってきた。

 

教師「みんなおはよう~。今日は特になにも連絡することないから、このまま一時間目の準備してね~」

 

そういってホームルームは終わった。すごく早かったな。

 

そして授業が始まった。

 

 

 

~~昼休み~~

特に何も変わったことはなく、四時間の授業を終え昼休み。

いつも四人で昼食を食べる。

ちなみに俺の弁当は朝、曜が作ってくれたものだった。

四人で机を合わせ、各々昼食をとる。

 

曜「どう?美味しい?」

 

零「うん、すっごい美味しいよ。いつもありがとね」

 

曜「よかった♪」

 

俺と曜がそんな会話をしていると千歌と梨子がニヤニヤしながら俺らを見ている。

 

零「どうしたんだよ?」

 

千歌「いやぁ~、なんだか夫婦みたいだな~と思って。ね、梨子ちゃん♪」

 

梨子「えぇ、とってもお似合いだと思うわ♪」

 

そんなことだろうと思っていた。まぁ曜には朝起こしに来てもらうことや三食作ってもらうことも少なくない。

そんな風に見えてもおかしくないのかなと思った。

そこでふと曜を見ると

 

零「・・・曜?」

 

曜は顔を赤らめたまま俯いていた。

 

曜「へっ!?どっ、どうしたの?」

 

零「もしかして割と喜んでたり?」

 

少し悪戯気味に仕掛けてみる。

 

曜「べっ、別にそんなこと・・・あるけど・・・///」

 

あるのかよ。と思いつつ苦笑いをした。千歌と梨子は相変わらずニヤニヤしている。

すると千歌が時計を見て

 

千歌「あ、ねぇ!そろそろ昼休み終わっちゃうよ!」

 

全員時計を確認してハッとする。

急いで弁当を食べ終えるとすぐに五時間目の準備を始めた。




変なところで切ってしまいましたw
曜ちゃんにご飯作ってもらいたいなぁ・・・(切実)
そういえばこの作で曜ちゃんがヨーソローをあんまり言ってない気がする・・・w

次回は9人全員出ますよ~!
次回もよろしくお願いします。

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