今回から2年生組とのデート回です!
最初の数話は全員登場で、後々個人デート回にしようかなと思ってます!
それでは本編どうぞ!
千歌「ほら~!れい君!早く早く~!」
零「待てって、今行くから」
千歌たち3人が玄関の前で手を振っている。
俺は洗い物を終えたあと、千歌たちの準備はまだ終わらないだろうと思い
リビングのソファで少し眠ろうと横になった……はずだった。
横になろうと体を傾けた瞬間、見慣れた声が耳に響いた。
千歌「れいく~ん!みんな準備できたよ~!」
零「・・・早くね?」
俺はと言うと、着替えてはいるがその他何も準備していない。
俺は急いで洗面所に向かって歯を磨き、バックに財布やら携帯やらを入れて
玄関に向かった。もちろん3人はすでに準備が完了していた。
曜「も~。れー君遅いよ~。女の子をこんなに待たせるのはどうかと思うよ~?」
零「いや、それは俺も悪かったけどさ。なんでお前らそんなに準備早かったんだよ?」
梨子「別に普通じゃないかしら?零都君が遅いだけじゃない?」
そういうものなの?女子って
俺が洗い物終わるまで特別時間がかかったわけじゃないし…
まぁいいか。
零「そんじゃ、行こうか。」
千歌「うん!そろそろバスも来るよ!」
十千万を出て、4人で談笑しながら近くのバス停に向かう。
バス停で待つこと数分、バスが来て乗り込む。
一番後ろの席は他の人が座っていたため、適当な場所に乗る。
ペアは千歌と曜。その前に俺と梨子ってことになった
これはまぁ乗った順だからしょうがない。
後ろからは元気な声がふたつ聞えてくる。
沼津につくまでもう少しあるし梨子と話して時間を潰す。
零「そういえば梨子は、沼津でなんか買うものとかはあんのか?」
梨子「特に何もないけど…洋服でも見ようかなと思っているわ。」
零「へぇ~。やっぱり梨子は後ろの2人より女の子って感じがするよな」
梨子「どういう意味?それ」
梨子がクスッと笑いながら聞いてくる。
零「普通に考えて、初対面の男にでも話しかけられる女子なんてそうそういないだろ?後ろの2人みたいに」
梨子「まぁ確かに・・・。でも、私も慣れれば男の人と話すことはできるわよ?零都君とも話せるし」
まぁ、そりゃそうだ。
ちなみに千歌や曜とは1年ほど前から知り合ってはいるが、梨子とは4月からのつきあいだ。
それは梨子が東京から内浦に引っ越してきたから。会った頃話しかけられても簡潔な言葉でしか返答してくれなかったしなぁ
そう考えると梨子の成長すごいよな、うん。
千歌「ねぇねぇ梨子ちゃん!れー君!そろそろ沼津つくから降りる準備ね!」
こんなことを考えていると後ろから千歌が話しかけてくる。
ってか、もうつくのか?早いな
するとバス内にアナウンスが流れる
「次は沼津駅前~。沼津駅前~。」
しばらくしてバスが止まり、扉が開く。
俺たち4人はバスから降りる。
千歌・曜「とうちゃ~く!」
零「千歌はともかく曜は沼津の方に住んでんだろーが?」
まぁ、俺も曜の家の近くだから沼津に近いけどね
曜「私は一人で駅前とかに来ることないからね~!だから今日は楽しみであります!」
ビシッと敬礼する曜。その敬礼癖はなんなのかね?
零「・・・まぁいいや。つか、最初はどこいく?」
千歌「んー、どうしようか」
零「そういえば梨子、洋服見たいって言ってなかったか?」
梨子「確かに言ったけど・・・別に最初じゃなくてもいいんじゃない?」
千歌「どうせ行くところないし行っちゃおうよ!荷物増えたられい君が持ってくれるから!」
零「俺を荷物持ちみたいに言うんじゃないよ。」
曜「まぁまぁ!それじゃあ洋服を見に!全速前進ヨーソロー!」
俺に拒否権はないそうです。
ってなわけで梨子の服を見に行くことにした俺ら。
いかがでしたか?
めーっちゃ中途半端なところで止めましたw
眠気に勝てなかったんですごめんなさいぃぃ
そんなことは置いといて…
やっとデート章ですねぇ!
個人回を書くのがほんとに楽しみなんです!
それではまた次回!