FGOってデータが引き継げないときっとこんな感じ 作:ピリの唄
力任せで勝てる。
ワイバーンこれ以上増えないし。
「いい?これから私たちがやることは単純で簡単なことよ」
立香が気絶している間にある程度は話し合っていたのか落ち着いた状態で作戦会議が始まった。
・・・・・・どうやってあの混沌した状況から落ち着きを取り戻せたの?とかは聞いてはいけない。
きっととても面倒な話になる気がするから。
具体的には、無駄に3話ほど使う気がする!
ちなみに司会をしているのは眼鏡をかけた凛。
目覚めたばかりの立香の脳内には何故か選択肢が表れる。
1 そんなことより凛さん、眼鏡似合ってますね。
2 やることが単純ってどういうこと?
選ぶのはもちろん、
「そんなことより凛さん、眼鏡似合ってますね」
これ以外に選ぶ言葉はない。
例え会議が止まっても仕方ないんだ!
「あの、先輩。今は真面目な話ですので・・・・・・」
「ますたぁの趣味は眼鏡ですか。・・・・・・マシュさん。その眼鏡を私に渡してくださいません?」
結果としてきよひー暴走。
マシュから目をそらす立香。
その、マシュ、ごめん。
止めれない。
**
「それじゃ、続けるわね?私たちはこれ以上戦力を増やす必要は無いわ」
以前の立香はファブニールを倒す為に竜殺し、ジークフリートを探した。
そして見つけたジークフリートは呪われていたため、その呪いを解ける聖人を探しだした。
それから呪いを解いて移動して、オルレアンに殴り込んだ。
しかし今回は?
聖剣や邪剣などの複数開放によりファブニール既に退場済み。
ジークフリートの出番がなくて本当にすまない。
相手の戦力を知っているオルタちゃんそのものがこちらにいる。
そして以前に比べてもサーヴァントの数が多い。
この特異点の敵陣営よりもサーヴァントの数もこちらの方が多い。
・・・・・・もしも、もしもこの特異点に召喚されたはぐれサーヴァントたちまで仲間になった場合、ルーラーオルタちゃんが泣く。きっと泣く。
「・・・・・・戦力、充分だね」
むしろ過剰過ぎて苦笑いしかでない。
「でしょ?だから私たちは戦力を二つに分けようと思ってるの。まず、真正面から敵を引き付ける囮役。そして裏から入って逃がさないようにする予備枠ね」
真正面から圧倒できるから逃がさない為に二つに分けるのか。
なるほど。
「それでも逃げられるほどの速さだったならそこのランサーとかワイバーンが追いかければ良いのよ」
「なるほどなぁ」
「きしゃっ!?」
アニキはヤル気充分で、ワイバーンのルドルフは驚いたのか悲鳴をあげている。
あわれなり。ルドルフ。
**
「えっと潜入チームはイリヤに桜、遠坂にセイバーと俺。アーチャーとランサーか」
「既にオーバーキルだよね・・・・・・」
あれれ?囮役だけで勝てるのでは?
だって囮チームはそれ以外ですよ?
涙目になってもおかしくないね。
「それじゃ、蹂躙しましょうか!!」
逃げて!ルーラーオルタちゃん超逃げて!
いや、逃げられたら困るけど。
『何て言うか、こちらが悪役なのかな?って思うほどの戦力だね』
ロマニ、やめて、言わないで。
「そう言えばドクター、先程は所長が居たと思うのですが?」
『ん?ああ、皆に軽く指示を出して、少しデータの誤差を修正をしてから、エネループを幾つか持って自分の部屋に戻ったよ。イヤー、幼女になっても優秀さは残ってたみたいで安心したよ』
そっか。所長、少し落ち着いたん・・・・・・
ん?エネループ?それって記憶に間違いがなかったら電池だよね?
日本のゲームコントローラーによく使われているアレだよね!?
「ロマニ!所長、絶対にゲームしてる!!」
立香も、自分の部屋のスクリーンでゲームをしたいと思っていたのだ。
スイッチで発売される月の陣取り戦争をスクリーンでしたい!
初期の方のPSPで出てたゲームもアニメ化するしVita版で出してほしい!
マシュも出てほしい!
・・・・・・あれ、何の話だったっけ?
『いや、それは無いんじゃないかな。彼女、ゲームとかやらなかったし。それに僕の部屋以外にゲームは無いと思うしね』
ゲームを持ち込んで堂々としているトップがそこにいた。
そしてモニターから目をそらす何名かのスタッフも居た。
『ん、それなら私が渡したよ?』
『レオナルド!?』
大丈夫ですか、ここのカルデア?
この作品のキャラは増えすぎました。
なので、一話ごとに視点を変えようと思います。
主人公ズも合計四人いるしね。
エロゲ主人公、ノベル主人公、ソシャゲ主人公、RPG系主人公。
近況報告ー
ネロ祭の聖人行進。ここのカルデアで組めるんですよね。
天草四郎もいるし。
ネロ祭のボックスは既に11回は過ぎました。
あ、ガチャ爆死。以上!