FGOってデータが引き継げないときっとこんな感じ 作:ピリの唄
でも不定期だからいいよね?
そして今回のタイトルは過去から?イイエ前回から!
ランキングに引っ掛かっていたので喜びの投稿。
「うふふ、うふふふふ。うふふふふふふふふふふふ・・・・・・・・・。
ようやく、そして再び
み
い
つ
け
た
☆」
仲間と一緒に森に入ったとある人物を見ながら黒と金を基調とした和服を着たサーヴァントが笑いながら呟く。
「・・・・・・やめたげなさいよ、泥沼ストーカー」
それを見たこの特異点に召喚されたドラゴンアイドルは無理だとわかっているが忠告する。
「ストーカーではありません。《隠密的にすら見える献身的な後方警備》です」
ここにいる自分は別の自分のマスターになっている少女が、ここで笑っているバーサーカーに(貞操を)狙われることを知っている。
そして執念でカルデアまで行ったサーヴァントは時が巻き戻っても執念で記憶を引き継いだようだった。
「ハァ、もう逃げられないわね、子ジカ・・・・・・」
知らなかったのか、愛に狂ったバーサーカーからは逃げられない。
**
「!?」
「どうしました先輩?フォウ君と一緒に振り向いて」
「・・・・・・何故か寒気がした気がして。気のせいだと思うけど」
「フォウフォウ」
以前のカルデアで夜這いされそうになった時に感じた寒気だった。
・・・・・・そういえば、この特異点から清姫が仲間入りしたんだっけ。
「ここなら霊脈も近いので問題なく話せるでしょう」
立香の悪寒も関係なく話は進んでいく。
邪魔さえなければスムーズなのだ。
**
「つまり、こういうことね?」
眼鏡をかけて話を纏める凛。
眼鏡、似合ってるなー。
「貴女たちはこの特異点に呼ばれたばかりで、死んだ時代に近いせいでルーラーとして万全ではない。ここまでで間違いは?」
「ありません」
「ま、無理なのはルーラーだけでボクは全力を出せるけどね」
「黙りなさい理性蒸発ポンコツサーヴァント!」
やはり揉める。
「話を進めるわ。現界している知り合いを探しているだけでこの特異点には関係ないのね?」
「ええ、ですが私が蘇ったと言われているので、どうしても許すことの出来なかった別側面というものがあったのかもしれません」
「うん、ルーラーって嫉妬深いもんね」
ウンウンと頷きながらアストルフォは更に続ける。
「ベッドでマスター成分を補給してたら文句を言ってくるし。やる気のためでしかないのにね」
ちなみに、自分からは行かないがマスターが求めてきた場合は何時でもウェルカムである。
「今この場で骨も残らないほど焼き尽くしますよライダー」
「待って!!それ自滅宝具じゃない!?」
怒りによって正常な判断能力が無くなっているジャンヌ。
聖女がそれでいいのか。
「史実ではジャンヌさんとアストルフォさんに因縁など無かったと思いますが・・・・・・」
「マシュ、きっとエミヤとアニキみたいな関係なんだよ」
「立香、少し納得がいかないんだが?」
「ああ、同感だね。さっさと縁が切れてくれないかね」
こちらも犬猿の仲である。
「!事情はわかったが気を付けてくれ!そちらにサーヴァント反応が近づいて来ているぞ!!」
「ここに!?」
以前森で襲ってきたのは動物だけだった。なのに今回はサーヴァント。
「マシュ!」
「はい!遅れはとりません!!」
何が起こるのかわからない。だからこの場にいるルーラーやアストルフォも含めた全員が全力で警戒する。
そして飛び込んできたのは・・・・・・
「ようやくの再会ですね!
ま
す
た
ぁ」
バーサーカー清姫。
それは愛に狂った一人の少女。
「清姫!?」
もう立香は彼女から逃げられない。
既に最終再臨まで突入している彼女の愛は止まらない。
「覚えていたのですねますたぁ。わたくしは言いましたよね?執念深いと。何処まででも、何処に行っても追跡させていただきます、と」
安珍は逃げ出した。
だから燃やされた。
しかし、ますたぁは違う。
わざと逃げたわけでも、嘘をついている訳でもない。
「愛に不可能は無いんですよ?」
「ヒィ!?立香ちゃん?何時何処で彼女みたいなサーヴァントとフラグを立てたんだい!?ヤンデレと言っても過言じゃ無いぞ!?」
前回です。ヤンデレ風味(多分)です。
と言ってもエミヤと立香、清姫以外誰もわからないだろう。
それ以外に説明できないんだけどね。
さーてと?
今回は近況的な報告もかねてー
アポクリファ全巻買いました。これで色々と生かせるぞ!?多分!
そしてFGOの方はーー
オルレアン突入してから初の10連!
聖女の依代がきました。
思わずリアルになんでさ!と叫んでしまった。
そうじゃなくて!!確かに書いてるけどそうじゃなくて!!!
ことごとくが惜しい。つらい。
物欲センサーさん仕事しすぎィ!!!