FGOってデータが引き継げないときっとこんな感じ   作:ピリの唄

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1日休んだ。さー書こう。

・・・・・・連日投稿予定はないよ?


特異点の修復方法はどうなる?

 

「あの、イリヤスフィールさん。それで、この特異点の修復方法なのですが・・・・・・」

 

話に一段落着いたことを確認して、マシュが最初に言われたことについて話を戻す。

 

「それなら簡単よ?この世界の正規の聖杯戦争を終わらせること。それがこの特異点を終わらせる方法よ」

 

正規の、ということはイレギュラーなサーヴァントのアヴェンジャーや後から呼ばれたキャスター、カルデア陣営をを抜くのだろう。

 

「ま、まさかイリヤ?」

「ええ、その通りよシロウ。今残っている正規のサーヴァント、バーサーカーを倒すかカルデアに率いれるか。それがこの特異点を直す方法」

「・・・・・・ねぇ、エミヤ。ここのバーサーカーって黒化してるよね?」

 

以前の冬木ではヘラクレスも汚染が酷く宝具なんて無かったも同然だった。

だが、この冬木では黒化していたサーヴァントをランサーとセイバーしか知らない。しかもセイバーは黒化ではあったものの泥による汚染とは違う気がする。

つまり、サーヴァントとして完全版のバーサーカーヘラクレスとの戦闘があるかもしれないのだ。

立香の軽いトラウマである。

残念なことに、触ればゲームオーバーなダビデの箱はない。つまり実力で倒さなければならない。

いや、率いれれば良いのだが、それでも戦闘は避けられないだろう。

 

「それはセイバー次第だな。セイバーが行動していたのなら可能性はあるが・・・・・・」

「いえ、私はこの大空洞から動いていませんが」

 

詰んだ。

not汚染バーサーカー確定である。

もしかしたら聖杯による強化もあるかもしれない。

 

「・・・・・・終わった」

 

確かにサーヴァントは六基いる。

セイバーアルトリア、アーチャーエミヤ、ランサーエリちゃん、キャスターアニキ、シールダーマシュ、アヴェンジャー。

でも記憶にあるヘラクレスを相手にするのにも苦労しそうなのだ。

 

「どうしました先輩?わかったことはいいことだと思うのですが」

 

立香の周りに絶望感が漂うことに疑問符を浮かべるマシュ。

 

「そうだぞ立香ちゃん。相手は一基だけでこちらにはマシュを除いても合計五基の英霊がいるんだぞぅ?負けはないって」

「あ、オレはやらないからな?すぐに殺されるだけだし」

「ええ、私とアンリはここに来る前に一度だけバーサーカーと交戦しました。ですがこちら側の火力が圧倒的に足りませんでした。恐らくAランク相当の攻撃でなければあの英霊に傷をつけることすら難しいでしょう。つまりアンリはただの役立たずにしかなりません」

「なあバゼット?それは事実なんだけど、もう少しだけでもオブラートに包んでくれない?」

「厳然たる事実です。あなたの攻撃は全て身体に弾かれていたではないですか」

 

バゼットさんの言葉に容赦は無かった。

自分のサーヴァントに対する心に傷をつけることも関係なく、事実だけを述べている。

 

「そしてそこの特殊クラスの少女は攻撃が通じることはないでしょう。アンリと違って防御できるだけマシですが」

「そこの嬢ちゃんに話すついでにオレを貶すの止めろよ。確かに盾にもなれないけど、なったら死ぬけど」

 

ステータスを見ただけではわからないがこの中で最も弱いサーヴァント(自称)が彼だ。

ステータスが見えない(生きている人だから)けどもしかしたらエミヤリリィにも負けるのかもしれない。

 

敏捷以外にAランク無し。

いや、エミヤはステータスにAランク無いけど投影宝具があるからね。

 

平均したら多分エミヤが勝ってるから、その気にしないでね?

見せ筋とかも思ってないから。




おにぎりを食べて挑む。金色は聞いた感じカレー味。

どれだけ食べても問題ない。
ぐだ子って腹ペコ王並の胃袋なのか?

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