鴻上ファウデーション
陸達は鴻上ファウデーションに着く。すると真面目そうな男が近寄ってきた。
「お久しぶりです後藤さん!」
「来たか火野、アンク。お前が神谷陸か?」
「はい。貴方は?」
「俺は後藤慎太郎だ。よろしく頼む」
「こちらこそよろしくお願いします」
後藤に案内してもらい陸たちは鴻上のいる部屋に向かう。
「ハッピーバースデー神谷陸君!キミの初めての世界にようこそ!!」
鴻上はディゴッドの顔が描いてあるケーキを陸に渡す。
「ありがとうございます」
「鴻上さん早くあのグリードの説明をお願いします!」
「そうだ早くあいつの説明をしろ!」
「では、説明しよう。幻獣グリードは先代のオーズが全てのコアメダルを吸収して暴走した時に突然生まれたまさに幻獣種だ。その暴走の時に戦い、その状態でさえ戦いは引き分けに終わった様だ。後はアンク君たちと同じ様に封印されていたみたいだね。しかし……」
「封印されていた幻獣グリードの封印を誰かが解いたと?」
「その通りだよ!」
(俺が封印されていた後の話か。だから俺は奴の事を知らなかったのか。さてこれからどうするかな~)
アンクは疑問が解決しこれからの事を考える。
鴻上が幻獣グリードの説明を終えると男が入ってくる。
「会長!幻獣グリードが人を襲っています!」
男は鴻上に場所を伝えると仕事に戻っていく。
「幻獣グリードには今の君たちじゃ勝てない。それでも行くのかね?」
「はい。世界を救う為に」
「それでも皆が困っているから俺は行きます!」
「めんどくさいが俺も手伝ってやる」(幻獣グリードがいたんじゃメダル集めするのにも邪魔だからな)
陸と映司は自分の思いを言いアンクも思惑があるが協力することを言う。
「そう言ってくれると思っていたよ!後藤君、君も映司君達と一緒に行きたまえ!」
「はい!行くぞ火野、アンク、神谷!」
四人は幻獣グリードがいる所に向かった。
「来たか。オーズ、ディゴッド」
「お前を倒しに来た」
「キミを倒しに来た」
「もう少しで完全に復活する。その間こいつと遊んでいてもらおう」
幻獣グリードは赤色の身体をしたヤミーフェニックスヤミーを生みだし陸たちに襲わせ何処に向かう。
「火野、神谷ここは俺に任せてくれ!変身!」
後藤は仮面ライダーバースに変身しフェニックスヤミーに向って行く。
「お願いします後藤さん!アンク!神谷君!今の内に追いかけよう!」
「ありがとうございます!はい。追いかけましょう!」
「ああ」
三人は幻獣グリードに追いつく。
「追いついてきたか。だが、まだ俺の力は戻っていない。時間稼ぎをさせてもらおう」
幻獣グリードは沢山のクズヤミーを生みだし陸たちに襲わせる。
「行きましょう火野さん!」
「あぁ!」
「変身!」
<<カメンライド・・・ディゴッド>>
<<<タカ・トラ・バッタ!タ・ト・バ!タトバ、タ・ト・バ!>>
二人はライダーに変身しクズヤミーに立ち向かう。
オーズサイド
<<スキャニングチャージ>>
「セイヤー!」
オーズは必殺キックのタトバキックをクズヤミーたちに決める。
「映司!」
「サンキューアンク!」
アンクがメダルを投げ受け取るとすぐにメダルを入れ替え。コンボチェンジをする。
<<ライオン・トラ・チーター!
ラタラター!ラトラーター!>>
<<スキャニングチャージ!>>
「セイヤー!」
ラトラーターコンボにコンボチェンジし必殺技ガッシュクロスを当てクズヤミーを倒す。
「次はこれだ!」
「ああ!」
受け取るとすぐにメダルを変えコンボチェンジする。
<<サイ・ゴリラ・ゾウ!サゴーゾ、サゴーゾ!>>
<<スキャニングチャージ!>>
「セイヤー!」
サゴーゾコンボにコンボチェンジするとクズヤミーたちを重力で引き寄せサゴーゾインパクトを当てクズヤミーたちを倒す。
「アンク!最強コンボで行こう!」
「そうだな~倒れるなよ映司!」
様々オーズのコンボの中でも最強と言われるコンボにコンボチェンジした。
<<クワガタ・カマキリ・バッタ!
ガータガタガタキリバ、ガタキリバ!>>
<<スキャニングチャージ!>>
ガタキリバコンボになると五十体に分裂する。そして必殺ワザのガタキリバキックを全てのクズヤミーに決め全てのクズヤミーを倒した。
ディゴッドサイド
<<アタックライド・・・スピード>>
「はぁぁ!」
ディゴッドはスピードの効果で超スピードで動くとライドセイバーでクズヤミー達を斬る。スピードの効果が切れると新たにカードを装填する。
<<アタックライド・・・ミラージュブラスト>>
「くらえ」
サモンドライバーで数発クズヤミー達に撃つとミラージュブラストの効果で銃弾が分裂し大勢のクズヤミーに当たる。
<<アタックライド・・・イリュージョン>>
イリュージョンの効果でディゴッドは五人に増えそしてサモンドライバーにカードを一枚装填した。
<<ファイナルアタックライド・・・ディ・ディ・ディ・ディゴッド>>
「ゴッドディメンションシュート!」
五人が必殺技ゴッドディメンションシュートを決め全てのクズヤミーは爆発した。
「全てのクズヤミーを倒した様だな」
「あぁ」
「お前を止めさせてもらうよ」
「俺は完全に復活した。さぁディゴッド約束通り戦うぞ」
ディゴッド達は立ち向かって行くがやはり幻獣グリードは強くディゴッド達は倒れる。ディゴッドは起き上がると聞く。
「何でお前は人間を襲う」
「人間なぞ欲望の固まりだ。それにオーズが暴走し世界を破壊するなら同じ事だ。」
「確かに昔のオーズは暴走し世界を破壊しようとした。でもこの人は絶対に暴走しない」
「何故そう言い切れる?」
「この人は困っている人がいたら必ず手を差し伸べる!そういう優しい人だからだ!だから暴走はしない!」
「ディゴッドお前は一体?」
「世界を救いし仮面ライダーだ覚えておけ!」
バックルからオーズ関係のカードが飛び出してきて力を取り戻す。
「行こう映司さん!」
「行こう陸君!」
「ふん!」
幻獣グリードは火の球をディゴッド達に放つ。
<<ファイナルフォームライド・・・オ・オ・オ・オーズ>>
「変われ」
「何だこれ!俺タカになった!?」
「これが俺と映司さんの力だ!」
ディゴッドがオーズの背中を触ると巨大な赤いタカ、オーズタカに変わり幻獣グリードの攻撃を防ぐ。そしてカードを装填した。
「とどめだ」
<<ファイナルアタックライド・・・オ・オ・オ・オーズ>>
「ディゴッドプロミネンス!」
オーズタカが巨大な炎の形固まりになりディゴッドが幻獣グリードに向け放つ。必殺技ディゴッドプロミネンスを放つ。
「がぁぁぁぁ!!」
そして幻獣グリードは爆発した。
***
「行くの?」
「はい。世界を救う為に。また会いましょう」
「ああ!またな!」
陸は理沙を迎えに行き家に帰って行った。二人はご飯を食べゆっくりしていると写真が現れ、絵が突然変わる。そして二人は違う町に移動した。写真は映司、比奈、アンクが仲良く手を繋いでいる写真だった。絵は大きな風車が回っていて、緑と黒のライダーの周りにUSBメモリーが描いてある。
「ダブルの世界か・・・」
オーズの世界の話はどうでしたか?次の話はWの世界の話です。ダブルの世界とオーズの世界は同じ世界の設定です。なので陸たちは世界を移動したのではなくてダブルたちが住む風都に移動しました。