仮面ライダーディゴッド世界を救う旅   作:侍魂

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守護者編はこの話で終わりです。


十話 幻の守護者

これは陸しか覚えていない十二人目の守護者の物語である

 

 

 

 

???の世界・・・

この世界は魔法が存在する世界……

 

この世界では人間と魔物が存在する。

 

ある町では処刑が進められている。

 

処刑されそうになっているのは見た目は普通の女の子である。

しかし実は魔物と人間の娘でハーフの女の子であった。

 

この世界では人間と魔物の子供は禁忌と言い伝えられ災いを呼ぶとも言い伝えられている。

人ではない異形の女の子は火に油れそうなっていた。

 

「遂に化け物を殺せる!」

 

「これで村は平和に!」

 

(何で私は殺されなきゃいけないの? 誰か助けて)

 

 

「お前が助けを呼んだのか?」

 

銀色のオーロラから陸が現れ縄を解き助ける。

 

 

 

「貴様!! その化け物を返せ!!」

 

「断る」

女の子を殺そうとしていた村人たちは陸が女の子を助けたので襲いかかる。

様々属性の魔法を使い陸に攻撃する。

女の子は迫り来る魔法に恐怖して目を閉じた。

 

「大丈夫。絶対にお前を守るから」

 

<<ディフェンスライド・・・バリヤー>>

 

陸はそういうとサモンドライバーにカードを装填しバリヤーを使い全ての魔法を防ぐ。

 

「アタックライド・・・ブラスト」

 

そしてアタックライドブラストを使い、砲撃を放ち村人たちを怯ませその隙に銀色のオーロラを使い逃げ出した。

「私なんかが生きていいの?こんな化け物の私なんかが……」

 

「自分の事を化け物とか言うな。お前も一つの命だ。たとえ怪人だろうと関係ない。お前は生きて良いんだ

それに……」

 

「それに?」

 

「何処からどう見ても可愛い女の子だよ」

 

「ッ// 名前……」

 

 

「どうした?」

 

「貴方の名前教えてよ!!」

 

「俺は陸」

 

「私は……摩耶」

 

 

 

 

 

終焉の世界・・・

摩耶が仲間になり長い年月が流れる……

十二人の人間と沢山の怪人がその世界に立っていた。

 

「終わりだ、ショッカー!」

 

「変身!」

陸が叫びそして他の仲間たちが変身と叫ぶ。

変身が終わると、十二人の戦士が立っていた。

陸たち守護者が変身した十二人の仮面ライダー

 

陸が変身するディゴッド

 

海里が変身するディフェンド

 

空が変身するクウガ

 

翔が変身するアギト

 

龍が変身する龍騎

 

紅星が変身するファイズ

 

剣が変身するブレイド

 

武が変身する響鬼

 

昇が変身するカブト

 

進が変身する電王

 

奏が変身するキバ

 

そして魔人と呼ばれる十二人目の守護者、摩耶が変身したライダー、仮面ライダーマジシャン

真っ白なローブを羽織り魔法を操る仮面ライダーマジシャン。

そして手には専用武器である杖型の武器、マジシャンロッドを装備している。

 

 

 

 

 

 

陸はドラスを倒すが、全ての力を使いきり息を引き取る

「ごめん」

 

「謝らないで!! 絶対に助けるから!!」

しかし海里の願いは虚しく陸は目を閉じこの世を去ってしまう。

 

「嫌!!」

海里の悲鳴が当たりに鳴り響く。

仲間たちも陸の死を悲しんでいた。

しかし直ぐに動き出す人物がいた。

 

(陸様が居ない世界なんてどうでも良い)

 

摩耶は紫色の魔法を泣き崩れていた海里に当て、海里は意識を失い倒れた。

 

「摩耶何を!?」

 

「私はもう戦わない。お前達には忘れてもらう」

そして次々と仲間に紫色の光を当て仲間たちは意識を失い倒れて行く。

 

「ごめんね」

 

そして摩耶は陸が亡くなった近くに魔法の杖を突き刺し、いつか陸に会えます様にそう願い……自分を封印して眠りに着く。

その後守護者たちの記憶から摩耶という人物の記憶が消える。

摩耶の事を覚えているのは陸だけであった。

 

 

 




守護者編を読んでいただきありがとうございます!
次からは三部作の話を書きます。
最初は栞編です!

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