前編
「今回の話は創造のライダーと始まりの神が出会った話だよ。えっ?お前は誰だって……私の名前はジョン・ドゥという。以後よろしく頼むよ。さて二人の物語の開演と行こうか!」
過去の終焉の世界・・・
ドラス様がやられたぞ!?
何だって!?
初夏様は!?
ドラスと初夏が倒された事によって戦力が落ち
その後守護者によってハイパーショッカーは滅ぼされる。
数日後・・・
「ドラス様……ディゴッド絶対に許さない」
「良いのか?ショッカー戦闘兵よ」
「やってくれ」
「覚悟が決まったのなら良い」
ハイパーショッカーの科学者は
ショッカー戦闘兵に謎の液体を打ち込む。
「ガァァァ!!!!」(絶対に許さんぞ!!!ディゴッド!!!)
苦しみに耐え数時間が過ぎる・・・
「ドラス様の細胞は上手く馴染んだ様だ実験は成功だ!」
ハイパーショッカーほ科学者の喜ぶ声が辺り一面に鳴り響く。
「新たな戦闘兵よ!お主の名は?」
「ハイパーショッカーを守護していた初夏様の名を受け継いだ戦士????ガーディアン」
「これからどうするのじゃ?」
「決まっている復讐だ」
陸が世界を救って数週間……
ディゴッドの世界・・・
<<ファイナルアタックライド・・・ディ・ディ・ディ・ディゴッド>>
「ゴッドディメンションキック!」
ディゴッドは目の前の怪人たちを倒す。しかしまだまだ沢山の怪人がいた。
「何故この世界に怪人がいる?」
「この世界に怪人はいないんだったけ?」
「ええ。この世界に怪人がいるなんてありえないわ!」
ディゴッド、ツヴァイ、ディフェンドが怪人たちを倒しながら話す。
「陸君!後ろ!」
背後から怪人がディゴッドに向け攻撃しようとする。
襲いかかろうとした怪人を突然銃弾が襲い消える。
「助けはいらなかったか?ディゴッド」
「ありがとう。助かったクライム」
二人は肩を並べ話す。
「えっ!?見たことないライダーだよ!ディケイド?ディエンド?どっちにも似てるね!」
「落ち着いて栞!」
「少しお前と話しがしたい」
「ああ。俺もだ」
「だったらこれだな」
<<サモンライド・・・ロードバロン>>
話しをする為にクライムはディエンドライバーに似た灰色の銃型の変身ツール。クライムドライバーにカードを装填した。
駆紋戒斗がオーバーロード化し仮面ライダー鎧武の最強の敵で主人公のライバルであるロードバロンを召還する。
「だったら俺も」
<<ファイナルカメンライド・・・鎧武>>
仮面ライダー鎧武の主人公葛葉絋汰が変身した仮面ライダー、鎧武極アームズを呼び出す。
「戒斗」
「葛葉」
「今は協力しよう」
「足を引っ張るなよ」
二人は怪人たちに挑み倒して行く。
その間にディゴッドたちとクライムは自己紹介をする。
「俺は神谷陸。よろしく」
「海東理沙よ!よろしくね!」
「雨宮栞だよ!よろしくね♪」
「神崎朧だ。よろしく」
自己紹介は終わり情報交換をする。
「神崎は世界を旅しているのか?」
「ああ。無限の世界を旅している。仮面ライダーの世界だったり、五色の色の戦士がいる世界だったり。光の巨人がいる世界だったりな」
「仮面ライダーの世界は行った事あるけど、五色の戦士だったり光の巨人の世界か……何だか楽しそうな世界だね♪」
「そうね。私たちもいつか行ってみたいわね!」
「次は俺の番だ。この世界について教えてくれ」
「分かった。俺たちは世界を救って平和な時間を過ごしていた。だが突然怪人が現れ町を襲い出したんだ。そして俺たちは今戦っている」
「神谷。お前なら怪人が現れた原因は分かっているんだろ?」
「ああ。多分だけど原因はあの変な穴だ」
陸が指を指す方を見ると不気味な穴があり怪人を生み出していた。
「ふーん怪人たちを生み出す穴か。名付けるならクリエイターホールって所だな。閉じれるか?」
「分からない」
「そうか。なら一応近寄ってみるか」
四人は空に浮かんだクリエイターホールに近づこうとすると銀色のオーロラから謎の怪人が現れる。
陸はその怪人を見るとドラスや初夏と対面した時の様な寒気が襲う。
「お前がディゴッドか?」
「ああ。お前は?」
「俺はドラス様の左腕ドラゴンガーディアン。ドラス様と初夏様の仇を討たせてもらう」
「お前にとってドラスは?」
「俺にとってドラス様は尊敬出来る主君だ!落ちこぼれだった俺を大事に育ててくれていた。ドラス様を倒したお前を俺は許さない!」
「そうか。分かった。ドラスを倒した事は後悔してない。でも、俺はお前と向き合わなければいけないみたいだ。来い、勝負だ」
ディゴッドは光闇状態に変身すると立ち向かう。しかし圧倒敵強さに追い込まれる。
「ここは退くぞ!」
クライムは今の自分たちでは勝てないと思い、ディゴッドに退却する事を言う。しかしディゴッドはクライムの言葉を聞かずに立ち向かおうとする。
「お前なら分かってるはずだあいつの強さを。今お前が挑んでも無駄に命を落とすと」
「……」
「お前は悲しませるつもりかこの子たちを。残された奴の事をちゃんと考えろ」
朧は旅立ちの日に残して来た家族を思い出しながら陸に怒る。陸の事を理沙と栞は心配そうな顔で見る。
「そうだな。ごめん理沙、栞。ありがとう神崎」
「ああ」
陸は礼を言う。
「作戦を考えるのはお前の方が上手そうだ。どうする?」
「クライムの能力は分かる。俺はこのライダーを呼ぶ」
<<カメンライド・・・バロン>>
仮面ライダーバロンを呼び出す。
「だいたい分かった。俺はこれだな」
<<フュージョンライド・・・バロン>>
フュージョンライドの効果でロードバロンと仮面ライダーバロンが融合した。光が晴れると仮面ライダーバロンロードアームズに変身する。
「うお!?戒斗と戒斗が融合した!?」
「無駄口を叩くな。行くぞ!」
「おっおう。行くぜ!ここからは俺のステージだ!」
極アームズと仮面ライダーバロンロードアームズはドラゴンガーディアンに挑む。
「今の内に撤退するぞ」
「ああ」
「分かったわ!」
<<アタックライド・・・インビジブル>>
透明になり四人は戦場から離れる。
「何処に行ったー!ディゴッド!!」
鎧武とバロンは倒され残ったのは憎しみに囚われ怒り狂っているドラゴンガーディアン一人だけだった。
陸の家・・・
朧たちは陸の家に着く。
目の前には世界を移動する度に変わっていた絵がある。今はディゴッドとクライムの絵が描かれていた。
「あいつを倒す方法はあるか?」
陸以外の人は考える。そして陸が口を開く。
「神崎まずは何も絵が描かれないクリエイトカードを二枚貸して欲しい」
「陸君や理沙ちゃんが持っているカードとは違うの?」
「ああ。クライムしか持ってないカードだ」
「これで良いのか?」
朧は二枚のクリエイトカードを渡す。
「ありがとう。今度は俺の番だ」
陸はクリエイトカードにディゴッドとクライム、二人のライダーの力を流し込む。そして何も描かれてなかったカードにはディゴッドとクライムの絵が描かれ新たなカードが誕生した。
陸はクライムのカードを朧はディゴッドのカードを持つ。
「これならあいつに勝てるな」
「そうだな。じゃあ行こう」
「ああ」
「ええ!」
「うん♪」
陸たちはクリエイターホールを閉じに向かう。