カブトの世界・・・
カブトの世界に着き理沙と栞は直ぐにひよりが働くビストロ・サルに向かう。
「姉ちゃん!兄ちゃん!」
「お久しぶりです!ひよりさん!新さん」
「栞。それに理沙、戻って来たのか?」
「久しぶりだな!二人とも!」
店では栞が姉と慕うひよりが働いていて、兄と慕う新が定食を食べていた。
「どうしたんだ?この世界に戻ってくるなんて?」
「うん!総司君に頼みたいことがあって!」
「天道ならそこにいるけど」
天道は普段通りひよりのまかないを食べに来ていた。事情を説明すると……
「事情は分かった。陸に伝えておけ!自分で何とかしろと」
「天道!?協力してやれよ!」
新は怒鳴りひよりは天道が食べているまかないを下げる
「何のつもりだ」
「天道……もし栞に協力しないなら僕はもうまかないを作らない」
「……それは困るな。世界一美味しいひよりシェフのまかないが食べれなくなるのは。しょうがない協力してやる」
総司はは協力を約束し理沙たちは総司を連れて次の世界に向かう。
電王の世界・・・
陸の家とデンライナーが繋がる。
「ここはデンライナー?陸の家と直接繋がるなんて……」
「電王の世界だね~」
「この世界に来るのも久しぶりですね」
「夏美ちゃんたちはこの世界に来た事があるの?」
「ああ。前に九つの世界を救う為に来た事があるんだ!だけど酷い目にあったよ」
士たちはこの世界に来たようだ。しかしユウスケにとっては災難な世界であったみたいだ。
「じゃあ行きましょうか」
理沙たちは良太郎たちがいる車両にはいる。
「お久しぶりです!良太郎さん!みなさん!」
「久しぶり!みんな!」
「久しぶりですね!」
「久しぶりだな!」
「キミたちは!久しぶり!」
「おめえらは!理沙!栞!それにディケイドの仲間!またこの世界に来たのかよ?それに陸の野郎はどうした?」
「実は……」
ハイパーショッカーとの決戦と良太郎たちの力を借りたい事を伝える。
「怪人たちとの決戦か!みんなを守る為に僕たちも協力するよ!ねっ!モモタロス!みんな!」
「しょうがねえな後輩の頼みだ助けに行ってやるよ!行くぜ良太郎!おめえら!」
「うん行こう!/うん/行くでえー/わーい戦いだ!」
イマジンたちや良太郎は戦う気満々だった。
「分かりました。でも、条件があります」
「条件は?」
「良太郎と陸で必ず世界を救って下さい!」
「分かりました!」
理沙たちは良太郎とイマジンたちを連れて次の世界に向かう。
キバの世界・・・
絵はキバの世界の絵に変わる。理沙たちは洋館に行く。
「お久しぶりです!渡さん!」
「理沙ちゃん!久しぶりだね!」
「僕は雨宮栞!陸君の仲間だよ!よろしく!」
「私は光夏美です!本当にそっくりですね」
「何がそっくり何ですか?」
「俺は小野寺ユウスケ!ごめんキミが俺たちの知っている人で渡にそっくりな奴がいるんだ」
「そうなんだ。……理沙ちゃん、僕も戦うよ。自分のバイオリンを作る為に」
「どう言う意味ですか?」
「えーっと……色んな人たちが陸君を助けに来てくれるんでしょ?」
「はい!」
「僕の夢は父さんを超える事なんだ。だから色んな人たちの戦う姿を見て自分だけのバイオリンを作りたいんだ!戦う理由があんまり良くないかも知れないけど」
「そんな事ないです!自分だけのバイオリン良いですね!渡さん!力を借して下さい!」
「ありがとう。うん。喜んで協力するよ!」
渡は理沙たちに着いていく。そして違うライダーの世界に向かう。
ダブル世界・・・
理沙たちはダブルの世界に着く。
「ここがダブルの世界ですか」
「大きい風車だな」
「風が気持ちいね♪」
ユウスケと栞が言う様に風都では巨大な風車があり町のシンボルになっていて気持ちいい風が吹く町と言われる。
「それじゃあ行きましょうか」
理沙が案内をして鳴海探偵事務所に着く。
鳴海探偵事務所・・・
「それはそこに置いといてくれ!」
「分かった/はいっす!/分かりました」
忙しく書類の整理をしていた。
「フィリップ!お前も手伝えよ!」
「すまない。翔太郎。僕は今検索をしていて手が離せない」
「全くお前は……」
理沙たちは鳴海探偵事務所に入る。
「お久しぶりです!」
「お前は!理沙!それにお前らは確かディケイドの仲間!」
「はい。私はディケイド。士君と旅をしている光夏美です。あの時はお世話になりました」
「俺は小野寺ユウスケ!よろしく!あの時は助かったよ!」
「俺はハードボイルド探偵の左翔太郎だ。ライダーは助け合いだろ?」
「そうですね」
「そうだな!」
「それに俺たちは依頼を受けてお前らを助けただけだ」
「誰から何だ?」
「海里とか言ったけな?その女性からお前らの事を頼まれた。そう言えば理沙に良く似ていたな」
「私にですか?」
世界の守護者である海里は大ショッカーとの戦いでは世界を守る為にダブルに依頼をしていた様だ。海里が奏や生まれ変わる前の陸の仲間である事はこの時点では理沙たちは知らなかった。
「そんでこっちがダブルの片割れで俺の相棒の」
「僕はフィリップ。よろしく」
ディケイドたちは何度か翔太郎とフィリップ。仮面ライダーWに助けられた。そして改めて自己紹介する。
「お前は?」
「僕は陸君のガールフレンドの雨宮栞だよ♪」
「陸の野郎!もうガールフレンドを作ったのか!?」(てっきり理沙と引っ付くと思ってたのによー!)
「こら!栞。嘘つかないの!」
「良いじゃん。どうせ直ぐに僕のボーイフレンドになるんだからさぁ♪」
「ずるい!それだったら私も……お久しぶりです皆さん!私は陸の彼女の海東理沙です//」
「あー!ずるい!」
「貴方から始めたんでしょう!」
「そうだけどさぁ!真似しないでよ!」
「自己紹介を初めからやり直しなさい!」
「ちぇー分かったよ。ごめんごめん嘘だよ♪新しく仲間に加わった雨宮栞だよ!よろしく♪」
「何だか面白い奴だな」
「そうだね。理沙と栞。修羅場が起こりそうな感じがするね」
「陸。凄くモテるみたいだな」
「あら?夏はモテたいのかしら?」
「いや、俺は雪だけいてくれたらいい」
「夏//」
(夏さんたちは相変わらず仲良いな)
パンパン
翔太郎は手を叩き空気を変える。
「とにかくよ!お前ら俺たちに何か用があるんだろ?」
「忘れてたよー全く理沙ちゃんは~」
「また栞は!まあいいわ。翔太郎さんたちにお願いがあります」
事情を説明する。
「そう言う事か。悪いが断るぜ」
「どうしてですか?」
「俺たちが行くとこの町を守る仮面ライダーがいなくなる」
翔太郎は自分たちが離れた時の風都を心配して行けない事を言う。
「翔太郎。この町には半人前だけど僕たちの弟子がいるだろ?弟子を信じて陸たちを助けに行こう。それにいざという時はこの町から離れている照井竜を呼べばいい」
「そうだな。分かった。協力するぜ!」
「ありがとうございます!」
「夏、雪、春、この町の事頼むぜ!」
「ああ」
「分かりました」
「はいっす!」
「翔太郎、ライダーを集めているならあのライダーを忘れてはいけない」
「あのライダー?そうか。あいつがいたなぁ!」
二人がいうそのライダーにルナドーパント戦では助けてもらい、仮面ライダーコアとの戦いでは共に協力して戦った。更に後々そのライダーとは白い宇宙ライダーと一緒に戦う事になる。
「私たちも最後にそのライダーに会いに行こうと思ってました!」
翔太郎とフィリップは理沙たちに着いて行く。世界を移動せずに風都から離れた町に向かう。
オーズの世界
タカ・トラ・バッタ。タトバ、タトバ、タトバ!
「セイヤ!」
オーズタトバコンボはヤミー二体と戦う。ダブルが現れる。
<<ジョーカー!マキシマムドライブ!>>
「ジョーカーエクストリーム!」
ダブルは必殺技を決めヤミーは爆発する。
しかし一体まだ残っていた。
<<エクシードチャージ>>
「翔太郎君そこにいると危ないよ♪ツヴァイランス!」
[翔太郎。背後を気をつけたまえ]
「どうしたフィリップ?うおっと危ねえ!おい!栞危ねえだろうが!」
「ごめんね♪危ないって言ったんだけどね」
分裂する槍がダブルとオーズを器用に避けながら敵に当たる。そしてヤミーは爆発した
「久しぶだな映司!今度は俺たちが助けてやったぜ!」
「久しぶりだねー映司」
「貴方たちは!お久しぶりです。翔太郎さん。フィリップさん!助かりました!」
「理沙ちゃんも久しぶり!」
「お久しぶりです!」
「所でキミは?」
「僕は雨宮栞。陸君のガール……」
「栞!」
「ごめんごめん。新しく仲間に加わった雨宮栞。よろしくねー」
「俺は火野映司!よろしく!助けてくれてありがとう!」
自己紹介も終わり……
「陸を助ける為に映司さんの力を借りたいんです!」
「陸君を助ける?どういう事?」
「実は……」
「分かった!喜んで助けにいくよ!」
「映司!何言ってやがる!メダル集めはどうするんだ!?」
「アンク!ライダーは助け合いだろ?それに陸君には借りがあるだろ?」
「そんな事知るか」
「分かった。お前は来なくて良いから、メダル貸してくれよ!」
アンクを激しく揺らす。
「ちっ!しょうがない。お前に死なれたら困るからな。持ってけ!」
メダルが入ったケースを投げる。
「サンキュー!アンク!」
「お前が駄々をこねられるとめんどくさいからなー メダル一枚も無くすなよ!」
こうして映司も仲間に加わり陸たちが巡ったライダーは全て仲間に加わった。
陸の家・・・
「これで全員揃ったね♪」
「ええ!」
二人が言う様に陸の家にはクウガ~オーズまでの変身者が揃っていた。
「へーこんなに人の笑顔を守ってる人たちがいたんですねー俺五代雄介よろしく!クウガです!」
雄介はサマーズアップする。
「俺は津上翔一です!アギトです!四号に会えるなんてびっくりだなー」
「えっ!四号って……キミも俺と同じ世界出身なの!?」
「そうみたいですね~俺はアンノウンと戦ったんだ!」
「アンノウン?聞いた事ないな」
アギトの世界では過去にグロンギの脅威からクウガが守った。しかしそのクウガは雄介ではないクウガだった。
「俺は城戸真司!よろしくな!」
「乾巧」
「俺は剣崎一真!よろしくな!」
「ヒビキです!よろしく! 」
「おばあちゃんが言っていた。天の道を行き全てを司る男、天道総司」
「よろしくな!みんな!」
「お前、加賀美に似ているな」
「俺と加賀美っていう人に似ているのか?」
「ああ。馬鹿な所がな」
「何だと!」
「まあまあ」
「落ち着けって青年!」
真司が総司に掴みかかり、一真とヒビキがなだめる。
「僕は野上良太郎!よろしく!」
「俺の名前はモモ……」
「怪人か!?」
真司が騒ぎモモタロスの自己紹介は中断された。
「この怪人は僕の仲間で大丈夫ですよ」
「騒いでごめんな!モモタロス!」
「分かれば良いんだよ」
真司の世界では人間をモンスターが捕食していたのでモモタロスを警戒するのは無理ないだろう。
「僕は紅渡です!よろしく!」
「俺はハードボイルド探偵左翔太郎だ。よろしく頼む!」
「僕はフィリップ。よろしく」
「俺は火野映司です!よろしくお願いします!」
「自己紹介も終わった事ですし皆さん!行きましょうか!」
こうして理沙たちは陸と士を助ける為にディケイド以外のオリジナルライダーたちと共に終焉の世界へと向かう。