仮面ライダーディゴッド世界を救う旅   作:侍魂

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デート栞編

 

僕たちはアギトの世界を救って次の世界電王の世界に着いた。僕らは今日と明日はゆっくり休むみたいだ。

今日は陸君とのデート♪楽しみだな~

「陸君!早く行こうよ!」

 

「ああ」

 

「陸君の後ろに乗せてよ!」

 

「分かった。しっかり掴まっててくれ」

 

「うん♪」

僕は後ろに座り抱きつく。僕が乗ったのを確認したら陸君はバイクを走らせる。

僕らが水族館に着くと陸君は入場券を買いに行ってくれて僕らは水族館に入場する。

「チケットありがとう!」

 

「全然大丈夫だ」

 

「水族館なんて僕初めて来たよ~」

 

「今日は旅の事を忘れて楽しもう」

 

「うん!今日は楽しもうね!」

水族館なんて初めてだから陸君と来れて凄く嬉しいな♪

 

「あははは!見て見て!変な魚だよ!」

 

「本当だな」

フグを見て笑い、陸くんも僕につられて笑ってた。

 

 

「あのペンギン可愛いね!」

 

「あのペンギン手を振ってるな」

 

「本当だ!ペンギンが手を振ってる!?」

ボクらはある程度見終わり近くの椅子に座りお昼ご飯にする。

「そろそろ昼ご飯にしよう」

 

「ふふん♪見て!お弁当作ってきたんだよ!」

僕は自慢気に弁当箱を取り出す。

「美味しそうだ。食べてもいいか?」

 

「もちろん!」

 

「えっと……?」

フタを開ける。するととてつもない紫色のおかずが入っていた。

「僕の自身作だよ!早く食べてみてよ!」

 

「食べるか。頂きます!」

陸がおかずを一口食べるとガリ、クチャなど様々な感覚が陸を襲う。

「味はどうかな?」

僕は期待の眼差しで見つめる。

(ここで本当の事を言ったら栞が傷つく……)「凄く美味しいよ。作ってくれてありがとう」

 

「本当!?いっぱいあるから召し上がれ!」

陸君は急いで食べる。そんなに慌てて食べなくてもまた作って上げるのにさ~

「そんなに急がなくてもいいのに!」

 

「ご馳走様。凄く美味しかった」

 

「そう言ってもらえたら嬉しいな!」

 

「ごめんトイレに行ってくる」

陸君はそう言うと慌ててトイレに走ってた。

 

「ちょっとだけ付き合ってよ~」

 

「嫌だよ!」

陸君を待ってると男が僕にナンパをしてくる。僕は断ってるんだけどしつこく、あげくに僕の手を掴もうとしてきた。

「俺の友だちに何かようか?」

 

「陸君!」

 

「何だ男連れかよ!」

陸君が手を掴み言うとナンパをしていた男は諦め何処かにいく。

 

「ありがとう。でも前にもこんな事があったね」

 

「オルフェノクに襲われてた時か?」

 

「うん。もし、もしだよ……僕がキミを殺そうとしてたら、人間を本気で恨んでたらどうしてたの?」

僕は怖いけど陸君に聞いてみた。だけど本当に怖い、怖いよ拒絶されたらどうしよう……

 

 

「倒す」

 

「……!?」

だよね……いくら陸君でも倒そうとするよね……あれ?涙が出てきた

 

「でも、栞だから助けたかった。俺は栞だから分かってくれるって信じてた。たとえボロボロになって倒れようと俺は何度だって立ち上がってお前を止める」

 

 

(そんな人だから僕は好きになったんだよ……)

僕はさっきまで悲しくて涙が出そうだった。けど今度は嬉しくて涙が出そう……やっぱり僕は本当にキミの事が好きなんだ//

 

「どうした?」

 

「ううん何でもない//ありがとう陸君!今からもっと楽しもうね♪」

僕は陸君の腕に抱きつき、まだ観てない水族館を観て回わって行く。

 

帰宅する時間になり……

「栞!」

 

「なに陸君?」

 

「弁当ありがとう。これ受け取ってくれ」

陸は小さな紙袋を渡す。

「わぁー!ありがとう陸君!開けてもいい?」

 

「ああ」

袋を開けるとペンギンのキーホルダーが入っていた。

「可愛いーありがとう!」

ペンギンのキーホルダーか~陸君からの初めてのプレゼントだから大切にしたいな♪そうだ!ツヴァイフォンに着けよう♪

「陸君!」

陸が振り向くと栞の顔が近づき頬にキスをした

「栞……?」

「今日のお礼だよ//」

僕は頬を赤く染め笑顔で言いながら走る。

「陸君早く!早く!」

 

「ああ!」

 

 

 

家・・・

 

「はい」

理沙はお茶を渡す

「ありがとう」

 

「だから顔色が悪いのね。本当の事を教えてあげたら良かったのに」

 

「だけど栞の悲しい顔は見たくなかった。それに俺の為に一生懸命作ってくれたのが嬉しいんだ」

 

「ふふっ。陸らしいわね」

 

 

「明日観たい映画決まったのか?」

 

「まだ決まってないわ。だから明日一緒に映画館で決めましょう」

 

「分かった。一緒に決めよう。俺は少し休むよ」

 

「分かったわ!」

時間が過ぎ栞が風呂から出る。

「お先!あれ~陸君は?」

 

「さっき部屋に戻ったわ。デートどうだった?」

 

「凄く楽しかったよ!陸君の事が余計好きになっちゃった//」

ボクは幸せそうに答える。

「理沙ちゃん!僕負けないからね!!」

 

「私だって負けないわ!」

二人は決意を言う。

 

「明日楽しんで来てね!でも約束通り抜け駆けはなしだよ~」

 

「さてどうだったかしら~?」

 

「理沙ちゃん!?」

 

「冗談よ」

僕は理沙ちゃんと仲良く話し初めてのデートは終わる。旅が終わったらまた一緒に何処か出かけたいなぁ~

 

 


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