仮面ライダーディゴッド世界を救う旅   作:侍魂

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龍騎の世界後編です。ディゴッドの最終形態が出ます。


第十五話戦わなければ生き残れない!

第十五話戦わなければ生き残れない!

 

 

陸は喫茶店に運びこまれ何時間が過ぎ目を覚ます

「大丈夫か?」

 

「城戸さん……すいません」

 

「大丈夫だ気にするなよ!でも神谷これだけは覚えておいてくれ。誰か一人でも倒したらお前は後戻りが出来なくなる」

 

「はい……」

真司はかって一緒に戦った友の事を思い出しながら話す。

 

ドアが開き理沙たちが入ってくる。

「大丈夫陸!?」

 

「大丈夫陸君!?」

 

「あぁ、ありがとう。大丈夫だ 。 ミラーモンスター……」

 

「あぁ!急ごう!」

 

「分かりました」

するとミラーモンスターが現れる音が聞こえ陸と真司は向かおうとする。

「真司受けとれ」

神崎は青色の翼が描かれているカードを渡す。

「これは!?サンキュー!」

陸と真司は向かう。

「僕も行くよ!」

 

「私も行くわ」

理沙たちも追いかけて行った。

 

陸たちが向かっている頃・・・

「姿を見せろ」

 

「流石だね仮面ライダーオーディン!」

神崎が当たりを指すと謎のフードの男が現れた

「お前が神谷が言っていたハイパーショッカーか?」

 

「僕はハイパーショッカーの最高幹部???だよ。じゃぁディゴッドの力を蘇らせる為に協力してもらうよ」

謎の男は神崎が持っていたオーディンのデッキを触るとデッキが光出す。

「お前は?」

 

「仮面ライダーオーディンだ。ライダーバトルを再開させる!」

そう言うとオーディンは消える

「貴様!」

神崎が見ると謎の男は居なくなっていた。

 

真司サイド

「よっしゃー!」

別の場所にミラーモンスターがいたから神谷たちと別れ俺はモンスターを倒す為にミラーワールドに入って行く。そしてミラーモンスターを倒し終わり外に出ようとするとオーディンが俺を攻撃してきた

「いてぇ!おい!士郎何するんだよ!?」

「俺は神崎士郎じゃない」

 

「どういう事だよ!」

 

「カードデッキに意思を宿したのが俺だ」

奴はニヤリと笑いながら言う

「ライダーバトルを始める」

 

「何で他のデッキをお前が持っているんだよ!?」

俺は叫ぶ。あんな思いはもう二度としたくないから

「俺は神崎士郎のデッキから作られた意識だ。だからデッキの作りかたも分かる」

オーディンは俺に攻撃をしてきた。

「変身!」

俺はライダーバトルを止める為に龍騎に変身し更にカードを装填する。

<<サバイブ>>

サバイブに変身してライダーバトルをもう一度起こさせない為に俺は最強のライダーに挑む。しかしオーディンは強かった。

「この程度か?」

 

「俺は諦めない。絶対にお前を止める。蓮、力借りるぞ!」

サバイブ烈火とかっての友のカードサバイブ疾風を絵柄を合わせる様に持つとユナイト風火に変わる。

「変身!」

<<ユナイト>>

「俺は負けない!お前を止めてライダーバトルを起こさせない!

ユナイト風火を装填し、仮面ライダー龍騎ユナイトに変身した。

(待ってるぜ神谷)

 

陸サイド

陸は現実世界に現れたミラーモンスターたちと戦う為に変身しようとするが手が震えバックルを落とす。

「陸君!

ツヴァイは陸を襲おうとしていたミラーモンスターを倒しミラーモンスターを引き付ける。

「陸大丈夫?」

 

「怖いんだ」

 

「戦うのが怖いの?」

 

「違う。戦うのが怖いんじゃない。仲間を傷つけるこの力が怖いんだ」

陸は真司を傷つけた事を思い出しながら言う。

「貴方は私や色々な人を助けて来た。だから絶対に大丈夫」

 

「理沙…」

 

「もし今陸が戦えないなら私が陸を守る」

陸からサモンドライバーを取りミラーモンスターたちを倒していく。理沙は過去の事を思い出す。

 

過去・・・

「……」

 

「あの子のお父さんとお母さん亡くなったらしいわよ」

 

「可哀想よね」

理沙は死んだ様な目をし暗い顔で公園に着く

 

「お父さん、お母さん…」

 

「大丈夫か海東?」

 

「神谷君…」

陸は理沙の事を心配して追いかけてきた。

「元気だしてくれ」

 

「貴方に」

 

「笑顔でいた方が海東のお父さんとお母さんも絶対に喜ぶはずだ」

 

「何が分かるのよ!お父さんとお母さんがいる貴方に何が分かるの!」

 

「分からない」

 

「ふざけないで!」

理沙は怒りの表情でそう言うと公園から出ようとするが陸は理沙の手を掴む。

「何よ!」

 

「だけどお前を放っとけない!今は苦しいかもしれない。でも俺は海東に笑っていて欲しいんだ」

陸は自分の思いを言う

 

「何で私の事を気にしてくれるの?」

 

「友達だからだ」

 

「ありがとう”陸”」

 

「今から家でご飯を一緒に食べよう」

 

「うん!」

陸は理沙が寂しく無い様家に誘う。そしてその後理沙は陸の家で暮らす事になる。

 

「私はあの時からずっと陸に助けられてきた。だから今度は私が助ける番よ!」

ミラーモンスターを倒しながら言う。王蛇が現れカードを装填した

「ならお前から死んでもらう」

<<アドベント>>

理沙にベノスネーカーが襲いかかるが陸がライドセイバーで受け止める。

「理沙ありがとう!でも俺もあの時から理沙に助けられてきた。」

 

「俺の仲間は二度と傷つけさせない」

陸は王蛇に言う

「だったらどうする?」

 

「俺はお前を倒す。それは怒りや憎しみじゃない。仲間を、世界を守る為に俺は戦う!」

 

闇状態に変身する黒色のカードを取り出し持つとカードは白色に変わった。そしてバックルに装填する。

 

<<ファイナルカメンライド・・・ディゴッド>>

ディゴッドは世界の救世主とされるディゴッド光状態に変身した。姿は身体が白色になり黄色がすこし入り。背中には白色の翼が生えている。

「かかって来い」

<<サーティンユナイトベント>>

かって龍騎が戦った十三人のライダーの契約モンスターを呼び出し融合させジェノサバイバーになる。

「ならこれだ」

<<アタックライド・・・シャイニングスラッシュ>>

 

ディゴッド光状態はカードを取り出さずに能力を発動させる。ライドセイバーに光が集まり強化する。

<<アドベント>>

「はぁぁ!」

 

「ギャオオ!!」

ジェノサバイバーを倒し更に必殺技の体制に入る。

「終わりだ」

<<ファイナルアタックライド・・・ディ・ディ・ディ・ディゴッド>>

「シャイニングゴッドディメンションキック!」

ディゴッド光状態は空に飛び上がり翼を広げ十三枚の白いディメンションを突き破りながら王蛇に必殺キックを決め王蛇は変身が解け倒れる。

「終わったか」

神崎から電話がかかってきてオーディンの事を聞くとまたミラーモンスターが一体現れる。

「陸ここは」

 

「僕たちに任せてよ」

 

「二人ともここは任せた。理沙これを使ってくれ」

<<アイテムライド・・・ナイト>>

ナイトのカードデッキを呼び出し理沙に渡すと龍騎の元に急ぐ

「理沙ちゃん一緒に戦おう」

 

「ええ!行くわよ栞!」

 

「変身!」

二人はツヴァイとナイトに変身しミラーモンスターに向かって行く。

 

「良い加減諦めたらどうだ?」

 

「諦めるかよ!」

龍騎はオーディンと互角に戦っていたが時間制限がきてユナイトからサバイブに戻ると追い詰められていた。するとディゴッドが来る

「お待たせしました」

 

「待ってたぜ神谷!」

 

 

「一人増えた所で変わらん。龍騎と貴様がいた所でライダーバトルは起こる」

 

「ライダーバトルは起こらない」

 

「何?」

 

「この人がいる限り。この人は人を守る為にライダーになった。そしてライダーバトルを止める為に最後まで戦った。だからそんな人がいるこの世界は絶対にライダーバトルは起こらない!」

 

「何者だ貴様?」

 

「世界を救いし仮面ライダーだ覚えておけ。真司さん!」

 

「あぁ!一緒に戦うぞ陸!」

 

<<ファイナルフォームライド・・・龍・龍・龍・龍騎>>

ディゴッドが龍騎に触れるとサバイブドラグレッダーに変形する。

 

「かかって来るが良い」

<<ソードベント>>

ディゴッド光状態とオーディンは斬り合い、サバイブドラグレッダーとゴールドフェニックスは攻撃しあう。オーディンはカードを装填し必殺技の体制に入る。

<<ファイナルベント>>

オーディンはゴールドフェニックスを背負い突っ込む。ディゴッドもカードを装填する。

<<ファイナルアタックライド・・・龍・龍・龍・龍騎>>

「ディゴッドファイヤーブレイク!」

サバイブドラグレッダーがバイクに変わりディゴッドが乗ると炎のたまを放ちながら突っ込んでいく。

「がぁぁ!」

必殺技が決まりオーディンは爆発し戦いは終わった。

***

「ありがとなぁ!助かったぜ!」

 

「どういたしまして」

 

「次の世界に行くのか?」

 

「はい。世界を救うために」

 

「またな陸!」

 

「また会いましょう真司さん」

二人は別れ陸は理沙たちと合流し家に帰る。

「やっと終わったね!」

 

「疲れたたわね!」

 

「少し休んだら次の世界に行こう」

三人が家に入ろうとすると謎の男が話しかけてくる。

「力を取り戻したみたいだね陸!」

 

「お前は?」

 

「僕の名は初夏。ハイパーショッカーの最高幹部さ」

 

「変身!」

陸はディゴッドに変身し殴りかかるが受け止められる。

「陸君僕も戦うよ!」

 

「駄目だ!こいつは危険だ」

初夏は大剣を使いディゴッドはライドセイバーで斬り合った。

「お前が色んな世界で起こるはずが無かった事を起こした奴か?」

 

「あぁ!僕が各世界で君の力を取り戻す為にしたことさ」

 

「なんの為に?」

 

「それは力を取り戻してドラスともう一度戦ってもらう為さ。前の戦いは相打ちに終わったからね」

 

「なら今ここでお前を倒す」

 

「今の君じゃドラスは愚か僕にさえ勝てない。だから早く強くなってよ陸」

初夏はそう言うと銀色のオーロラの中に入って行く。

「初夏俺は絶対に負けない」

陸たちは家に入り身体を休める。しばらく休むと絵が変わり写真が現れる。絵はクウガがサムーズアップしていて、巨大なクワガタ虫が飛んでいた。写真は真司がOREジャーナルで笑いながら働いている。

「次はどんな世界かな!」

 

「そうねどんな世界かしら」

 

「クウガの世界…」

陸はクウガのブランクカードを見ながら答える。

 




龍騎の世界はどうでしたか?今回の話ではディゴッドの最終形態、光状態が出ました。光状態は全体のスペックが高くスピードが高いです。



仮面ライダーディゴッド光状態
ディゴッドのファイナルカメンライドのカードを使う事によって変身できるディゴッドの最終形態。昔ディゴッドがドラスを倒し世界の救世主と呼ばれた伝説の形態。ただし陸が力を失っているので変身できない。カードを使わずに翼が背中に生え空中戦が出来る用になった。

能力・・・カメンライド、ファイナルカメンライドを使わずにアタックライドだけで全てのライダーの力を使いこなす。ライドセイバーからカードを抜かずにカードの力を使え、更に同じカードを何回でも使えるまさに最強の能力。

必殺技・・・
シャイニングゴッドディメンションキック
シャイニングゴッドディメンションシュート
シャイニングゴッドディメンションスラッシュ

基本スペック
身長:195cm
体重:85kg
パンチ力:30t
キック力:50t
ジャンプ力:80メートル
走力:100メートルを2秒

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